７．

　実際に親父の部屋に入ると鏡に照明が反射し異常な感覚になる。
「周りを見てみなさい。今、自分がどんな格好で立たされているのか…。」
　四方八方にＴシャツ一枚で、チンチン丸出しの俺が映っている。
「隠しちゃだめよ。さぁ、そのＴシャツも脱いで、もっと恥ずかしい格好になりないさい。」
　ユミさんが本当の女王様に見える。なんか、この部屋にいると体がユミさんの声に勝手に反応してしまうし、ものすごく興奮する。
「もう、俊は本当にＨな子ねぇ。もう、大きくなってきてるじゃない…。」
　だって、すごく興奮するんだもん…。
「これから、俊をもっと気持ち良くさせてあげる。今までに経験したことがないほどに…。」
「あっ！な、なに？」
「じっとしてなさい。」
　アイマスクをされた…。何も見えない…。
「怖い？それとも緊張する？」
　緊張はするけど怖くはない…。むしろ、これからどんなことされるのか、期待のほうがはるかに大きい。
「今、すごく緊張してるでしょ。俊の心臓の鼓動が聞こえる…。」
「えっ？今、俺の手に何かしてる？」
「なにもしてないわよ…。」
「手が上に引っ張られる。なんだぁ？なに？」
「落ち着きなさい。俊の両手に手錠して天井から吊り下げただけよ…。」
「ちょ、ちょっと止めてよ。ユミさん！！」
「えっ？今度は足？なに？」
「もう、おとなしくなさい！！」
「うわぁ！！両足が…。両足が引っ張られる！！」
「俊、なかなかセクシーな格好よ。両手を万歳して…。こんなに大きく足を広げて…。」
「ねぇ、俊はこんな恥ずかしい格好なのに、興奮してるの？オチンチンこんなに大きくして…。」
「あっ。」
　あぁぁ…、今、ユミさんにチンチン触られてるんだぁ…。
「今、私も裸なのよ。ガウンを脱いじゃったの…。」
「えっ？見たい。見たいよ、ユミさんの裸！！」
「だめよ。さっき、私の恥ずかしい姿を見たでしょ。」
「そ、そうだけど。まだ、見たいよ。あっ…。」
　胸にオッパイの感触…。オチンチンに感じるのは、ユミさんのお腹かな？ユミさんが、俺に抱きついてるんだぁ！！
「わかった？私が全裸になっているのが…。」
「うん。でも、やっぱり見たい。」
「そう。ちょっとまってなさい。」
　やったぁ！！アイマスクを外してもらえるのか？
「うきゃぁっ！！痛てぇ〜〜！！」
　バシっという大きな音と共に、背中に激痛が走った。
「私の裸が見たいですって？あんた、なに勘違いしてるの！！」
「い、痛い！！、止めて。痛て！！痛い、痛いから止めて。もう、止めろよぉ〜〜！！」
　体中に激痛が走る。これは鞭か？親父にステッキで殴られた上に、この激痛はたまらない。
「や、止めろよ。俺はユミさんみたいに、こんなんで気持ち良くならないよ！！」
「なんですって？私だって痛いだけよ。こんなもので本当に気持ちよくなれると思ってるの？パパの手前、演技してるだけじゃないの！！」
「うぎゃぁ〜〜！！。も、もう止めて。本当に止めて。」
　俺の一言が、さらにユミさんを怒らせたのか容赦なく連打してくる。
「それなのに、パパったら。女から電話があったら急用が出来たって。いったい私は何なのよ！！」
　もう、ユミさんは我を失っている！！親父のことで、俺を叩くな！！
「な、なに言ってるんだよユミさん！！。止めて、痛いから止めて。本当にいい加減にしろよ！！ギャアァァァ〜〜！！」
　チ、チンチンにもろ当たった…。俺の本気の悲鳴でユミさんもやっと叩くのをやめてくれた。
「俊！！、大丈夫？」
　ユミさんは直ぐにアイマスクを外してくれた…。うわぁ〜〜。鏡に映る自分の姿を見て驚いた。背中、胸、太腿、お尻に鞭の痕がすごい。皮膚が裂けて出血しているところもある。
「大丈夫じゃないよ。早く、手足を自由にしてよ。」
「う、うん。」
　我に返ったユミさんのほうが慌てている。両手が自由になった瞬間、痛さで立っていられない。親父にステッキで殴られた痛さとユミさんに鞭で叩かれた痛さで頭がおかしくなりそうだ。
「ごめんねぇ、俊。私どうかしてた。でもしょうがないでしょ。パパは他の女の所に行っちゃうし…。それに、ちょっと酔ってたし…。」
「しょうがないって…。そんなの理由にならないよ。今日は、ユミさんおおかげで、親父には殴られるし、ユミさんには…。」
「ごめんなさい。本当にごめんなさい。」
「でも、なんで、ユミさんは親父にあれだけ鞭で叩かれて傷一つないの？それに、こんなに痛いのに、なんで我慢できるの？」
「それは…、鞭の種類が違うから。パパが使った鞭は派手な音がするだけで実際は痛くないの。でも、これは…。」
「だったら同じ鞭を使ってよ。なんだよそれ！！」
「だから、なんでこんな鞭を持ってるかも、わからないって言ってるでしょ。しょうがないじゃない。」
「もう、訳わかんねぇ〜よ。まぁ、とにかく肩をかしてよ。一人じゃ歩けないよ。」
「うん。」
「ちょっと、ガウンなんか羽織らないでいいよ。そんなタオル地の布が傷に触れたら痛いでしょ。」
「そんなぁ、このまま裸で肩をかせっていうの？」
「痛いよぉ〜〜。体中が痛いよぉ〜〜。だめだ、ユミさんのせいで死んじゃうよぉ〜〜。」
「もう、わかったわよ！！」

「階段、足元、気をつけてよ。」
「うん、分かってる。」
「それから、どさくさにまぎれて、オッパイやお尻を触るの止めなさいね。」
「痛いよぉ〜〜。痛いよぉ〜〜。こうなったのは誰のせいだよぉ〜〜。」
「…。」
　ユミさん、触っても何も言わなくなった…。
「いつまで触ってるの。ほら、部屋についたわよ。もう、ベッドまで一人で行けるでしょ。」
「え〜〜。信じらんない。俺を一人で寝かせるの？普通、心配だから、俺が寝るまで横で添い寝して、頭を撫でながら見守るだろう、普通！！」
「なに、バカ言ってるの？」
「痛いよぉ〜〜、いた…。」
「わかったわよ。うるさいわね！！」
　俺が騒ぐ前にＯＫを出してくれた。そう、ユミさんって自分が悪いと思ったら素直だもんねぇ。
「俊、手がふさがってるからドアを開けて。」
「うん。」
「ちょっと、やだぁ。何で電気までつけてるのよ。もう、遅いし、寝るだけなんだから消しなさい。」
「やだよぉ〜〜、暗い部屋はお化けが出るから怖くて寝られないよぉ〜〜。」
「なにが、お化けよ。私の裸が見たいだけでしょ。」
「痛いよぉ〜〜。痛いよぉ〜〜。」
「うるさいって言ってるでしょ。」

「早く、早く。ユミさんここに寝て。早くぅ。」
　先にベッドに転がり、自分の横をバンバン叩いた。
「本当にするのぉ？」
「痛いよぉ〜〜。」
「はい、はい。もう、今日は降参。添い寝してあげるけど、おとなしく寝るのよ。」
「うん！！」
　ユミさんは本当に横に寝てくれた。そして、体を横にして俺の頭を撫でてくれる。
「俊、今日は本当にごめんね。」
　このユミさんなんだよ。俺が大好きなのは！！
「なんか寒いよ。ユミさん。」
「エアコン消す？あああ、わかった。体で暖めろってこと？」
　うん、うん、うん。俺はブルンブルン首を縦に振った。
「はい、はい。ほら、俊もこっちにきなさい。」
「うん！！」
　ユミさんのオッパイに顔を埋め、背中に両手を回して、これ以上ない位、ユミさんに密着した。
「ちょっと…。」
　速攻で乳首にむしゃぶりついた。
「お、おとなしく寝るんでしょ！！」
「やだ。」
　そんな気もうとうない。それに、俺から離れようとしても、もう遅い。俺の両手はユミさんの背中でがっちり決まっている。
「だ、だめ…。」
　足をユミさんの股間に割り込ませようとしても必死に足を閉じている。あまい！！背中に回した片手でユミさんを逃がさないようにして、片手をお尻の方からユミさんの股間に割り込ませる…。
「ちょ、ちょっと。そ、そこは…。や、止めなさい。」
　止めるわけがない。
「足を開くまでお尻の穴をさわりまくっちゃうよ。」
　ほら、足が開いてきた！！間髪いれずユミさんの股間に足を割り込ませる。
「あぁぁ…。」
　おお！！、ユミさんも感じ出したのか？さて、足が開いたら攻撃するところは、ただひとつ！！
「あっ。」
　まずは、指でゆっくりと…。
「あぁぁぁ…。そこ、だめ…。」
　背中を仰け反らせるほど気持ちいいの？
「ユミさん、濡れてるみたい…。」
　おお！！、ユミさんも俺のチンポを握ってきた…。あっ、そのしごき方。それ、気持ちいい。
「ユミさん、指、簡単に入っちゃう…。」
「はあぁぁぁ、だめ、いい。あぁぁぁ…。」
「そんなに指マンがいいの？」
「う、うん。俊、お願い。もっと、もっとかき回して…。」
「あら？僕にお願いしてるの？」
「はぁぁぁぁ…。だめ、だめ。あぁぁぁ…。もっと、もっと…。」
　どっちだよ！！
「俊、ちょうだい…。この硬くなったオチンチン…。」
「いいの？やっちゃっていいの？」
「いいわよ。パ、パパだって浮気してるんだもん。私だって一番タブーな俊と浮気してやるわよ。だから…、だから、早く、早くちょうだい。俊だって、もう止まらないでしょ。」
「で、でも、ゴム、ゴムがないよ！！」
「そんなものいいの。だ、だから、早く、早くちょうだい！！」
　な、生でユミさんの中に入れられるのか？し、信じられない。
「入れるよ。本当に生で入れるよ！！」
　もう、自分から足を広げている。緊張する…。ユミさんとの初ＳＥＸ…。
「はっはぁぁぁ…。」
　は、入った。チンチンがユミさんのアソコに入っていく。
「う、動いて…。俊、沢山動いて！！」
「うん！！」
　もう、若さはパワーだ。両足を抱えてガンガン突きまくる！！
「あっあっあっあっあっあっあっあぁぁぁぁ…。」
　腰の動きに合わせてユミさんが首を振りながら声を出している。嬉しい！！俺がユミさんを感じさせている！！
「はぁぁぁ…。はぁぁぁぁ、あっあっあっ！！あぁぁぁぁぁ。」
　えっ？ユミさん、背中仰け反らせて…。も、もしかして、もうイっちゃった？す、すごい。アソコがチンチンを締めつける…。
「俺、まだだから。ガンガンいっちゃうよ！！」
　更に、腰の動きを早くする。
「あっあぁぁぁぁ…。だめ、すごい。あぁぁ、すごい！！」
　ちょ、ちょっと。声が大きすぎるんじゃない？それに、顔をかくしちゃやだよ。
「あん…。はぁぁぁぁ、あっあっあっ。」
　両手を顔から引きがさすとユミさんが一瞬、俺を睨んだ。でも、すぐに首を激しく振りながら声を出している。
「ユミさんがイくときの顔…、ま、また見せてもらうからね。」
　押さえつけてる手に力を入れてくる。顔を隠したいの？だめ、だめ。
「やっ…。はぁぁぁ…。はぁぁぁぁ。」
「ほら、ユミさん。イっちゃえ！！」
「あっ、やだ。だめ…。だめ…。イ、イく。あっあっあっ！！あぁぁぁぁぁ。」

　このあと、バックで１回して、最後は中だしで発射した。あれほど、ゴムをしろと言ってたユミさんが中に出していいと言うから出しちゃったんだけど…。
　翌朝、ユミさんは機嫌が良くて、ユミさんも学校の担任に呼び出されているから俺を車に乗せてくれて一緒に学校に行ってくれた。っていうか、それから行き帰りは、体が痛くてバイクに乗れない俺を毎日、車で送り迎えしてくれた…。
　もっとすごいことは、毎晩、ユミさんとＨしていること…。店から帰ってくると、寝ている俺に被さってくるし、チンチンまで咥えてる…。

「ねぇ、ユミさん…。ちょっと聞いていい？」
　今夜もユミさんとＨし終わって、僕の胸に顔を乗せて静かにしてる…。
「なあに？まだしたいの？」
　顔を上げたユミさんは甘えたような表情で見つめてくる…。
「ち、違うよ…。毎晩、ユミさんの中に出しちゃってるけど大丈夫？」
「…。」
　えっ？なんで？ユミさんがチュウしてきた…。
「私、子供ができにくい体なの…。出来ないことはないけど、出来たら奇跡って医者に言われたわ。昔、中絶が原因で…。」
「ご、ごめんなさい…。変なこと聞いちゃって…。」
　だから、ゴムをしろって言うのかぁ…。
「パパはこのことを知ってから、私にめったに会いにこなくなったし…。」

「まだ、なんか私に聞きたいの？」
「えっ？な、なんていうか…、そのぉ…。」
「なによぉ？言いなさいよ。」
「だから…、な、なんか最近、ユミさん俺に優しいけど…。」
「優しくしちゃいけないの？」
「そ、そうじゃなけど…。」
「俊が毎晩、私に優しくしてくれるから、私も俊に優しくしてるんじゃない…。」
「…。」
　なんか嫌な予感がする。ユミさんが優しいときは必ず何かがある…。素直にユミさんの言葉を信じると必ず痛い目にあう…。
「なに黙ってるの？私はもう、とっくに俊の虜になってるのに…。」
「えっ？な、なんて言ったの？」
「もう…。何度も言わせないで。私は俊がいなくちゃ生きていけないって言ったの…。」
「はい？」
「もう…。私は俊に征服されたってこと…。年上の私を言いなりにできて嬉しいでししょ。」
「な、なんか、喉が渇いた。ちょっと麦茶を飲んでくる。」
　ユミさんの信じられない言葉の連発で本当に喉が渇いてくる。
「俊、待って。これからは、『ユミ、麦茶。』これだけでいいのよ。」
　ガウンを羽織ってキッチンへ麦茶を取りに行った…。えっ？なに？絶対、何かある。絶対に裏があるよぉ〜〜〜。

（続く）