| ずっと愛してます３ 羅衣 作 |
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| 第34話 奈落３ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ 「あん いやぁあん」 「いやん あん あんあんあん あん」 パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪ 「はぁん いやぁん はずかしいぃ」 「あん あん そこぉ いい」 「あん おかしくなっちゃう あんあん」 パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪ 六甲山にあるファッションホテルの１室で、軽快な協奏曲が鳴り響いていた。 成熟した白い裸身が後背位で押さえ込まれて、若者に思うがままに突かれていた。 彼女は漏れてしまう声が恥ずかしくて、必死でたぐり寄せた枕に顔を埋めて堪えようとしていたが、経験したことのない打ち込みに屈服しつつあった。 意識も何度も跳んでいて記憶も途切れ途切れであったが、凄まじい快感が彼女を引き戻す。 極太のそれは彼女の内臓全てを引き出さんばかりの破壊力で彼女を支配していた。 ズゥゥゥゥンという衝撃は、彼女の肢体奥底に眠っていたオンナを揺り動かしていた。 突かれても突かれても、肢体が勝手に次の打撃を心待ちにして腰が勝手に動いてしまう。 弥生は、若者を甘く見ていたことを思い知った。 このデカマラを味わったら絶対に引き返せない。 これほどのイケメン男子に、この逸物、まさに卑怯な騙し討ちだと自身の運命を呪った。 僅かに残された意識の中で自身の境遇を考えていたのだが、もはや彼女にはなにも残されていなかった。 若者のセックスパワーに圧倒されて、完膚無きまでに屈服させられていたのだ。 健二に抱かれた若き日、女のアクメを垣間見て怖さを知っていた筈なのに、自ら再び近寄ってしまったのだ。 突かれた度に、彼女の中にあった理性も母親としての尊厳もなにもかも溶けていく。 「わたし 女なのね」 「あん あん 気持ちいいぃ あん もっと」 武史は郁美の配慮に感謝していた。 弥生は彼の経験の中でもダントツに美味しい年上女性であった。 なんといっても経産婦ならでは肢体的余裕が素晴らしく、遠慮無く彼の持ち味である超弩級極太デカマラを振るうことが出来るのだ。 そして肢体の感度が目を見張るほどであった。 彼の腕の中でキャリアウーマンと母親という鎧を脱ぎ捨てて、貪欲なオンナに生まれ変わっていく。 無意識だろうが突けば突くほどに、より深く受け入れようと蜜壺が変化しているのが手に取るように分かる。 「ひょっとして」 「弥生は 郁美姉さんと」 「同じタイプの女性なのかもしれない」 パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ 「はぁん あん あん あんあんあん あん」 「あんあん あん」 パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ 「あん あん いい あん」 「いい いっちゃう あん だめぇぇぇ あんあん」 パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪パフゥパン♪♪ 何度もこみ上げてくる射精感をねじ伏せて、一気に突いて突いて突きまくる。 彼女のわずかばかり残っている年上意識を完全に打ち砕いて、我がデカマラの奴隷にしてしまうのだ。 郁美は彼女を我がものにしてはいけないとは言わなかった。 間もなく環は妻として来る予定だが、成美も同じく２人はまだまだ若すぎる。 もちろん郁美が身近にいれば、そんな欲望は皆無であるが、やっぱり年上女性の良さは別物である。 弥生は偶然にも近くに住んでいることを知ったし、その肢体は極上だ。 ならば偶然を装って、彼女を夢中にさせて不倫妻にしても問題だろうと考えていた。 正直なところ日に日に急速に膨れあがる精力が爆発寸前で、持て余し気味で環が嫁いでくるまで抑制することは困難で困っていたのだ。 弥生は既に意識も途切れがちで、ほぼ白目を剥いていた。 枕に突っ伏して両腕は力なく投げ出されて、お尻だけ武史に引っ張られて高く持ち上げているだけであった。 突き上げるビックウェーブに抗うように、両手がシーツを引き裂けんばかりに掻きむしってバリバリという音をたてていた。 口元から泡と化した涎をだらしなく垂れ流していた。 健二に教えられた気持ち良さは、まだまだ普通のセックスの延長だったと思う。 若者底無しのパワーはそんな生易しいものではない。 もはや陵辱ともいえる圧倒的なセックスであった。 経験したことがない激しい快感に飲まれてしまい、もはや生きた女肉に墜ちてしまっていた。 「あん すごい すごい」 「あん すごい すごい すごい すごい」 「あん あん すごい すごい あん」 「すごい すごい あん」 「あん すごい すごい あん」 「あん こんなに気持ちいいなんてぇ 死んじゃう」 薫は今まで初恋らしいものも無く男性が好きだと感じたことなかったのだが、今蕩けそうなキスをしている徹のことが大好きになってしまった。 ひょっとしたら、彼女にとってこれが初恋なのかもしれない。 今日初対面で、車中の短い時間での会話しかなかったのだが、彼の素敵な笑顔だけで十分であった。 今にして思えばずっとドキドキときめいていたのだ。 唐突にエッチしたい、セックスさせて、というあり得ないアプローチが、彼には許されるのだ。 それで彼女は意識してしまい、あっという間にベットに横たわっているのだから、自分はそんなに貞操感緩い女だったのだろうかと呑気に考えていた。 彼の手が這いずり回って、感心する手際で彼女の衣類を脱がしていく。 今頃、彼女はビジネススーツで来てしまった自分の無粋な行動を恥ずかしいと反省しきりであった。 大人の女性としての遊び心というものがなさ過ぎて、以前から瑠璃子からアドバイスされていたのに、結局真剣に受けとめてこなかったツケであった。 見つめ合って彼の澄んだ瞳が、彼女を切なくさせてしまう。 弥生が夫から再び女として見て貰えるように努力している姿から、なにも自分は学んでいなかったのだ。 だから初めて好きな男性が現れたというのに、女を封じ込めるための鎧であるビジネススーツとは残念な状態で迎えてしまったのだ。 気がつけばブラウスの裾がはだけられていて、彼の右手が侵入してきて素肌を愛撫される。 唇は重ねられて舌が絡み合っているから声を発することは出来ないが、男性にそのように愛撫された経験が無いだけに、腫れ物のように敏感になってしまう。 プチンという音共に、あっという間にブラを外されてしまう。 乳首を触られた途端、全身に電気が走った。 自分がそんなに敏感だっとは知らなかっただけに、動揺してしまう。 蜜壺は既に蕩けそうになっていて、違和感があってモゾモゾと両脚を摺り合わせてしまう。 無意識に甘い吐息を吐いていた。 男性とこんなに長く抱き合って、愛を確かめ合った経験は初めてであった。 初体験も、それが目的であっけない痛みしか記憶にないものであったし、何度か経験したセックスもされたレベルで全く快感とは程遠いものでしかなかった。 だから弥生が、女としてのセックスに固執する意味が分からなかったのだ。 今頃になって、自分が経験したものはセックスごっこに過ぎず、男と女が愛し合って交わすセックスとは別物なんだと知ったのだ。 急速に徹へ気持ちが傾いていく。 温和なイケメンマスクとは裏腹に、彼がとても筋肉質でマッチョなボディの持ち主なのだと知った。 その腕に抱きしめられて、今まで味わったことがない安らぎを感じていた。 男勝りに生きてきた薫が、初めて彼の庇護なら受けたいと願ったのだ。 抱き合って彼に身体を触られても、全く違和感ないし嫌悪感もなく、真逆に大事にされて愛されているという幸福感に満ちあふれていた。 彼にならば、自分の素を見せて、肢体が感じるまま溺れてみたいと思う。 徹 「肩のチカラ 抜いてよ」 「硬くなりすぎ あはぁっ」 薫 「だってぇ こういうの慣れてないの」 「ごめんねぇ」 徹 「なになに 謝ることじゃないでしょ」 「大丈夫だよ」 薫 「あはぁぁん あん」 「もう そこ敏感なの あん」 「もう ねぇ あん」 徹 「あはっ 可愛いな」 「とっても 良いよ その笑顔」 薫 「はずかしぃ からかわないでよ」 徹 「あのさ 薫って 今まで」 「人生を共にしたいって思った人って」 「いたのかな？」 薫 「えっ まあ いたら 今１人じゃないわよ」 「それに 仕事誰にも負けたくなかったし」 徹 「そっかぁ 良かった」 薫 「良かった？ それって どういう意味？」 徹 「僕と出会うために 薫は生まれたってことさ」 薫 「えっ・・・・・」 ギュッと逞しい腕に抱きしめられて、薫は真っ赤になってしまった。 「わたし 本気で 彼のこと好きになってる」 「こんな気持ち 初めて」 見え透いた嘘だと分かっているのに、男社会で片意地張って生きてきた彼女のドストライクの口説き文句であった。 超イケメンの彼が言えば、ホントに絵になる。 俄然、積極的になっていく薫であった。 徹は、とても楽しかった。 今まで経験したことのない、大人の熟した薫りが彼を惹きつけた。 それも余計な男の色がついていない、純粋な色香がとても新鮮であった。 まだ彼女自身が、その魅力に気がついていないのだろうが、それが徹には良かったのだ。 更に社会で頑張っている女性像は、徹にとっても憧れでもあったのだ。 そんな女性を紹介してくれた郁美に感謝していた。 「郁美 僕は薫さんと一緒に成長するよ」 「そして期待に応えてみせるよ」 「彼女は 素晴らしい」 貪るようなキスをしながら、抜かりなく徹の手は活躍を始めていた。 スルスルとスカートのファスナーも下ろしてしまう。 ブラウスのボタンもドンドン外してしまう。 首筋に顔を埋めて、首筋にキスをして責める。 その反応を見ながら、彼女のポイントを探っていく。 首筋はまだくすぐったい領域のようなので、今は反応著しいバストを責める路線に変更した。 唐突に彼女の胸元に下がっていく。 薫 「いやぁん 汗臭いよ 待って お願いぃ」 徹 「そんなことないよ」 薫 「もう蒸れ蒸れよ」 徹 「えっ 凄いこと言うなぁ」 「じゃあ 一緒に お風呂入ろ」 「それが条件！！」 薫 「・・・・・・・それは無理」 「それは 絶対 嫌！！」 徹 「じゃあ このまま クンクン クンクン」 薫 「ひぃっ 意地悪 そうきたのね もう」 徹の経験上、この二択でお風呂を選択しない女性は希だと知っていたゆえの誘導であった。 冷静に考えれば「一緒に」の根拠が無いのに、そこに食い付く女性はいない。 そもそも女性の汗など大好物の徹であったが、ここでお風呂を選ばない女性は逆に退くであろう。 渋々一緒に入ることを了承する彼女の姿が可愛く思えた。 そうとなれば彼女が迷う時間は与えないのが肝要なので、ワザと、はしゃぎつつ彼女を浴室に誘導する。 そして自身が真っ先に真っ裸になって、フルチンで浴室を一気にセッティングして回る。 薫は想像以上に鍛え上げられた逆三角形の徹の上半身を見て、惚れ惚れとして見とれてしまっていた。 決してボディビルダーのような作った筋肉ではなく、アスリートの鍛え上げた肉体美であった。 彼女は後で知ったのだが、彼は空手師範の腕前を持つ達人であった。 まさに、この瞬間に年下の男の子から憧れの男性になったのかもしれない。 彼がジェットバスなどを整えて脱衣スペースに戻ってきた時にも、彼女は下着姿で立ちつくしていた。 そもそも明るい場所で、男性に裸身を晒したことがないだけに手が止まってしまう。 そして戻ってきた彼の下半身に視線は釘付けになってしまった。 彼女に、それは大蛇に見えていたことであろう。 彼女が過去体験あった男性器と比較にならない巨根が大蛇の鎌首をもたげて存在していたからだ。 思わず後ずさりしてしまう。 あの鍛えられた肉体に備わった大蛇は、彼女には凶器に見えた。 以前、瑠璃子に同行して、ヌーディストクラブで外人男性のものを見た以来の衝撃であった。 あんなもの無理と内心ビビっていた彼女は、瑠璃子の前では冷静さを装ったものだ。 それを彷彿とさせるものが、彼女に迫っていたのだ。 普通なら悲鳴を上げて逃げ出したであろうが、徹の顔を見た途端、警戒心が緩んでしまう。 彼は、そのルックスと笑顔で女達を落としてしまう、類い希なる色事師なのだと納得の思いであった。 一瞬にして彼の腕から逃げ出そうという気持ちが消失してしまう。 彼の表情がやや不機嫌に口が尖っているのに気がつき自分の失態に気がつく。 慌てて視線を落とすと、自分はブルーと黒を基調とした上下お揃いのお気に入り下着姿のままであった。 徹 「あれれ ズルいよ まだ脱いでないじゃん」 「僕だけ スッポンポンなんて」 「約束違反 貸しイチだな」 「そもそも ブラ また着るなんて」 「イカン それはイカンよ」 薫 「ごめんなさい」 「ちょっと逞しすぎて見とれていたの」 徹 「ずっと 股間ばかり見てるじゃないか！！」 「結構 薫って エロいんだね」 薫 「えっえぇぇぇぇ違うよぉ はあぅっ」 あっという間に壁際まで追い詰められて、唇を奪われてしまう。 そうなると彼とのキスにのめり込んでいってしまう。 無抵抗となった彼女をよそに、徹はブラのホックを外して脱がしてしまう。 露わになった左の乳首を唐突に人差し指でクイと押して、こねるように弄ぶ。 敏感な彼女がくぐもった声を漏らすと、突如として彼女のパンティを一気に足首まで下ろしてしまう。 観念した彼女が脚を上げて、脱ぐのを協力したのを見届けると、再びハイテンションになってはしゃぎ出す。 彼女が恥ずかしがる隙を与えない、彼流の雰囲気作りであった。 シャワーを浴びだすと、どうしても恥ずかしくて彼に背中を見せてしまう薫であった。 彼は眩しいほどの完璧なイケメン男性であって、自分はちょっと行き遅れた三十路女であり、どうしても引け目を感じてしまう。 肢体も普通レベルと自覚しており、彼のお眼鏡に適うかなど自信は皆無であった。 そんな彼女を背後からグイと抱きしめてくれる逞しい存在に、彼女の心は蕩けてしまう。 後ろから首筋にキスされる。 そこで今更、男性と一緒にシャワー浴びているんだと実感する。 瑠璃子は闘牛士気取りで健二に復讐していた、いや、つもりであった。 自分ほど女を放置して違う女に走るなんて、という身勝手な焼き餅であった。 それなのに郁美こそが健二に相応しいと認めていたのだから、矛盾した話であったが、女にとってはそれはそれ、これはこれであったのだ。 会話はなかったが、郁美も瑠璃子の心情に共感して協力してくれた。 彼が唇を奪おうとする時の癖ともいうべき、僅かな肩の動きを気をつければ不意打ちでのキスは回避出来る筈とアドバイスくれたのも彼女であった。 一緒に話を聞いていた亜紀と敬子が驚くのも無理もない。 郁美はもはや健二の全てを知り尽くした女性なのだ。 その効果は絶大で女が崩されてしまう不意打ちキスを封じてしまうと、さすがの健二も手を焼くのだった。 健二は、ムキになってチャンスを作り、瑠璃子との距離を縮めようとしていたが空振りばかりであった。 女という生き物が考えることは、つくづく分からないと思う。 郁美は明らかに容姿と家柄が最上級である瑠璃子に嫉妬している。 だからこそ彼女と健二が上手く行かないようにと、彼女になにかしら入れ知恵している。 悔しいが、そのアドバイスは適切で、彼の作戦はこれまでのところ通用していない。 しかし、そもそも健二の昔からの瑠璃子への想いを知った上で、今回のようなチャンスをお膳立てしてくれたのも郁美なのだ。 矛盾した行動であったが、それが女という生き物なのであろうと漠然と考えていた。 １人のオンナとして、妻としての２人の感情が共存させているのが郁美なのだ。 郁美も本質的に嫉妬深い女という生き物である。 それが麻輝と美帆を許容して、見事な協調体制を構築してみせた女であった。 本来は徹底排除に動いても致し方ないところであったが、彼女は健二の妻として見事に自身の感情と立場を両立した。 これは麻輝、美帆達では、絶対果たし得ないものであったし、なにより瑠璃子にはあり得ない資質でもある。 一時は亜紀にもそのような部分を期待したこともあったが、セックス以外の部分は妻としての立場を占有して圧倒的な女ぶりを発揮するのを見て、やはり郁美は別格なのだと思わされた今日この頃であった。 その郁美の妻としてのアドバイスが健二に光明を与えることになるのだった。 健二は、まず冷静になろうと努めた。 そして彼女をエスコート、見守る姿勢に徹することにした。 普段であれば弥生と薫がそばにいて瑠璃子を守ろうとするのだろうが、彼女達は郁美が遠ざけてくれていた。 そうすると不思議と瑠璃子の行動は隙だらけであることが見えてくる。 当然といえば当然だ。 彼女のそばには、ハイエナのような男達は存在し得ないので経験が無いのだ。 いつもなら彼女に害をなす者は、ＳＰ達に容赦なく排除される。 今日もそこら中にＳＰ達が居ることは想像に難くないが、もはや彼らでは健二に手出しすることは出来ない。 それだけの地位を健二は既に手に入れたのだ。 もちろん瑠璃子の方が健二より上位者ではあるが、命に関わる事態でもない限り、彼女の指示が無ければＳＰ達は動けない。 健二が口説くことに、なんら障害は無い。 そう健二は、遂に瑠璃子に手を出せる地位まで登り詰めたのだった。 様子の変化に不安を感じた瑠璃子が、自ら不用意に近づいてきて顔を覗き込んでくる。 相変わらず、可愛い、美しい澄んだ瞳をしてるなと思った瞬間、健二は彼女を捕捉した。 瑠璃子は、あっという間に抱き寄せられてしまいキスをされてしまう。 その瞬間、彼女の叶えられることがなかった恋心が弾けた。 「健二さん 好きぃ！！ 好きなのぉ！！」 つづく |
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| 2020年9月9日掲載 |
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