ずっと愛してます4
羅衣 作
第20話　　夫婦交換


　小林美咲が働き始めて、はや２ヶ月近くが経とうとしていた頃に、祐司をホッとさせる出来事があった。
　
　美咲が生理を無事迎えたのだ。
　その報告に祐司は笑顔なのだが、美咲は妙に不機嫌で場の雰囲気は微妙になる。
　女心は難しいと感じた祐司だったが、今回ばかりはゴメン許しての一言だ。

　新妻、彩佳との間にまだ子作りしていないだけに、祐司的には助かったとの思いが強い。
　しかしこの手の話で女心を見誤ると恐ろしいことになると経験的に知っている彼は必死にフォローする。
　見え透いた手を使っても、彼女ほど経験がある女性には余計に機嫌を損ねるだけと知っているから正面突破でいくしかない。

祐司　「今回ばかりは　身勝手だって自覚してる」
　　　「美咲のこと　大事に思ってるのも本気」
　　　「ただ彩佳を誰より愛しているんだ」
　　　「だから　こういう生活しながらでも」
　　　「守るべきこと　あるんだ」
美咲　「・・・・・・・・・・・」
祐司　「それに大輝君を裏切るわけにもいかない」
　　　「美咲と大輝君との家庭に波風立てたくないし」
美咲　「うっ・・・・・うん　確かに」
　　　「わたし・・・わたしこそごめんなさい」
祐司　「良いんだよ　悪いのは全部俺」
　　　「こういうこと　嬉しそうにすること自体」
　　　「俺の器量が ちっちゃい証拠」
美咲　「いやん　そんなに言わないで」
　　　「ちっちゃくない　おっきいよ」
祐司　「え？」
美咲　「これっ！！　ちょうだい！！」
祐司　「マジで？　あっ！！　ととと」

　祐司は事務椅子に座ったままで、股間を弄られファスナーをいきなり下げられてしまう。
　簡単に桃亀を取り出され、パクッといかれてしまう。
　祐司が思っていた当初のイメージとはかなりのギャップがある、かなりのセックス好きだ。
　あまりのエロさに、やや前のめりに彼女の肢体に溺れていく自分を自覚するが踏み止まれない。

　枕話で彼女がエロくなった理由を知った時に胸騒ぎがしたのだが、妄想が膨らんで興奮が増幅して踏み止まれない。
　大輝はかなりの大人のおもちゃフリークらしく、妻の身体で色んなものを試したらしい。

　形や機構が凄いものが最近多いが、彼女曰く結局はローターや電マなどシンプルな振動系が好きらしい。
　バイブもいろいろ有って気持ち良いのは確かだけど、結局は極上のホンモノに優るものはないし、バイブ使うとゴム製や樹脂製なので膣内が擦れて傷つきやすくて結果的にホンモノ時に痛みを感じやすくなるから個人的には好きでは無いらしい。

　祐司はその手のおもちゃを使わない派だがら、彩佳がおもちゃで責められたらどうなるのかと不安になる。
　想像しただけで興奮してくる祐司。
　ふとおもちゃで乱れる妻の姿を見たくなってくる。
　真面目に大輝にオススメのローターを訊いてみたら、彼はどう答えるのだろうと興味が湧いてくる。

　身勝手な考えだが、美咲ほどの女に惚れられて夜の夫婦生活も彼女を満足させる器量は秀でていると認めざるを得ない。
　「会」に入って数百組の夫婦を見てきたが、「美あんず」の夫達を除けば大輝に匹敵する夫は指で数えるほどしかいないだろう。
　かなりの面食いな男らしいが、美咲を疎かにして失ったら彼は一生後悔するだろう。
　
　実は祐司は美咲が凄い気に入っていて、彼ら夫婦に隙があるなら楔を打ち込み彼女の心を奪ってしまおうとの危険な感情を初めの頃は持っていたのだ。
　彼の財力を持ってすれば、彼女の人生を豊かでHIGH SOCIETYに満ちたものに余裕で出来るし、彼女の大切な子供達もどんな人生も送ることをサポートすることも出来る。

　実は祐司のような男が寝盗られ願望の男達にとっては最も危険な存在なのだが、祐司本人も「会」の雰囲気に毒されつつあり、本人は自覚していないが寝盗られ願望気質を芽生え始めており、少々倒錯した言動や行動を見せ始めていた。


　美咲は妊娠していなかったことが不満であった。
　彼女にすれば夫の願いに従って浮気をし、そして祐司という凄い男性と肉体関係を持ってしまったのだ。
　彼とのセックスはもう忘れられないし、彼は彼女が願ってやまないHIGH SOCIETYの生活を提供してくれる存在なのだ。

　夫への愛は変わりないが、既に男の子２人生んでいて妻としての仕事は最低限果たしたと思っていた。
　ならば祐司との繋がりを盤石にするのは彼の子を産むことに優るものはないと、極めてオンナ的な行動ベクトルを隠そうともしてなかった。
　オンナの最強武器は子供を産むというチカラなのだ。
　そのチカラで一体どれほどの数の男達が絡め取られていったことであろうか。

　オーラルセックスも夫に徹底的に躾けられた果てに、今では大好きになってしまった
　それにしても桃亀は凄くて、今ではフェラチオするのが楽しくて仕方がない。
　経験的に男達は中出しへの誘惑に脆いのは知っているから、虎視眈々と祐司を誘惑しようと狙っていたのだ。
　もう２人も出産経験があると、もう妊娠への戸惑いは一切無いし、欲しい遺伝子を狙う本能が目覚めてより女は動物的になる。


　祐司は大満足の日々だ。
　夜は若妻とセックス三昧だし、朝も寝覚めの一発。
　そこで体調全開になり、他人妻が仕事という名目でやって来て暇さえ有ればセックスしている状況だ。
　もう極楽と言って良い状況だが、唯一の不満が若妻の日中での動向が見えないことだ。
　彩佳は美咲の夫、大輝をずいぶん気に入っているようだが、全く進行状況の話が入ってこない。
　ある意味、旦那の身勝手な典型的思考パターンだ。
　そして若妻の乱れっぷりを直接見たくなってくる。


　その夜、祐司は彩佳に驚きの提案をする。
　美咲大輝夫妻を自宅に招き、ホームパーティーを開こうというのだ。
　彩佳は瞬時に夫の悪趣味な意図を察した。
　祐司は彩佳と大輝の関係が進行していると決めつけていたが、実際は大輝が行動に慎重になっているので、特に進行していなかったのだ。

　大輝は極端な寝盗られ願望症候群気質であり、美咲の動向ばかり気になっていて、数年に及ぶ夫婦生活ですっかり美咲の魅惑の肢体と淫乱気質に魅せられどっぷり妻への愛情で占められていたのだった。
　結婚までの極端な浮気気質も、結局彼がのめり込む女性に出会えなかっただけで、彼にすれは美咲はまさに理想の女性だったのだ。

　救いがたい性癖ではあるが、１人の女性を愛するという真っ白な姿勢は第三者の女目線から見れば好意的な感情しか抱かせない。
　彩佳は彼が誘惑に乗ってこないので当初は戸惑っていたが、彼の純真な思考回路が分かると、ますます彼が気に入ってしまった。

　彼ほど妻を日々細部まで見て、常に思いやっている夫はそうそう居るとは思えない。
　妻が５ミリだけ髪を切ったとしよう。
　すると即日に気がつける夫はいるだろうか？
　彩佳から見て「美あんず」の夫の中で唯一気がつくのは間違いなく徹しかいないと思う。
　その徹に匹敵する妻のことを察するチカラが大輝は有しているのだ。

　だから大輝が動かないことを彩佳は温かい気持ちで見つめていたのだ。
　既に今の状況でも「会」方面の勧誘による秘密保持のの目的は十分満たしていたのだ。
　大輝は決して美咲を手放したりしないし、彼女を傷つけたりする行動には出たりしない。
　むしろ逆にそのような動きを決死の覚悟で阻止に回るはずだと彩佳は判断していたほどだ。

　そこに夫の強引な提案だ。
　呆れる気持ちと共に、男達の寝盗られ願望という思考回路はどうなっているのかと興味が湧いてくる。
　気がつけば夫の祐司も、明らかにその気質を見せ始めているし、自分が他人に抱かれている情景を見たがっているという現実があったからだ。

　既に彩佳祐司夫妻は、何度か郁美健二夫妻と夫婦交換のホームパーティーを開いている間柄で、祐司に自身が健二に抱かれる情景を見られた経験がある。
　その夜の祐司とのセックスは彩佳が翌日腰が抜けたように歩けなくなるほど激しいものであった。
　普段でも情熱的な夫のセックスに満足しているし、これ以上は正直過剰すぎて胃がもたれる気分なのに、夫は寝盗られ願望を肥大化させていく現実に戸惑う。

　郁美に相談すると真顔で言われる。
　夫が妻を愛すれば愛するほど、その先には寝盗られ願望症候群が必ず現れる。
　そしてそういう性癖は女の私たちでは止められない。
　むしろなにかしようとすればするほど加速、過激化させる結果しか生まないと言われる。
　それより女の私たちの気持ちが大事。
　男がなぜ寝取られて興奮するのか理解できないけど、それ以前に女には自分の男がよそ見すること、浮気することに本能的に拒絶感があって殺意すら抱くことを制御するのが大事だと諭される。

　健二には麻輝と美帆という愛人が居て、郁美は誰よりも夫の浮気行動に寛容な女性だと皆に思われているが、実は夫に殺意を感じるほど激しい怒りを感じているという告白に驚く。
　そして郁美は正直な気持ちを日常的に健二にぶつけていると聞かされる。
　女は男を愛すれば愛するほど独占欲が強くなり排他的になり攻撃的になるのが本質で、それが女の業なのだ。
　だから自身だけでは精神的に女は絶対破綻するから、郁美は感情の起伏を容赦なく夫にぶつけるようにしているらしい。
　そもそもは妻がそうなるのは夫のせいでしょと。

　その話に彩佳は共鳴した。
　彼女のモヤモヤした気持ちが一気にクリアになった気がした。
　郁美は夫の浮気相手ではあるが、夫の姪であり、彩佳にとっては初めて出来た真の親友でもあるし、同じ女として初めて凄いと思った存在でもある。
　彩佳祐司夫妻はお互いの浮気行動を容認する夫婦関係であったが、夫は嬉々として楽しんでいたが妻は実はストレスを溜め込んでいたのだった。
　そんな彼女を救ったのが郁美の言葉だった。

　彩佳は即実行に移した。
　祐司は若妻の突然の爆発に相当驚いたことだろう。
　彼にすれば末娘と同じ歳という可愛い若妻だ。
　彼女が精神的にストレスを感じているとの訴えに驚いたが、そこは大人で余計な反論はせずに全て受け止めて聞き役に徹した。
　女は言葉で解決したいわけではなく、ガスがたまって噴出しただけだ。
　祐司は本能的に理解して、なにも言わず若妻を思いっきり抱きしめてベットでたっぷり愛した。

　彩佳は一夜にして元気になって、ますます自由活発になった。
　祐司は一安心。
　郁美は笑顔で彩佳を見守っていた。
　すると女は摩訶不思議。
　美咲の夫、大輝への興味を肥大化させて、自ら動き出したのだった。
　その結果、祐司は美咲を自宅に引き込むことの容認を引き出したのだった。


　彩佳は夫の提案にあっさり同意した。
　やっぱり容姿が好みど真ん中の大輝への興味は捨てきれないし、美咲ばかり良い思いしているというやっかみがある。
　美咲大輝夫妻の隙間に入り込むには、やはり夫だけに任せてはいけないとの女意地もある。

　ただホームパーティー言えば料理だ。
　シェフを呼んで用意するのは簡単だが、細かいオードブルとか、場に合ったレシピというものがある。
　彩佳は一応家庭料理程度できるし毎日食事は作ってはいるが、基本的にそういう要領の良さはないと自覚している。

　彩佳はあっさり郁美を頼った。
　いつもホームパーティーの料理は郁美が作るのが定番で、誰もが納得の出来映えだからだ。
　郁美は妊娠中にもかかわらず笑いながら快諾した。
　郁美にしても過剰に病院住まいにされて、退屈していたのだ。
　作り始めると彩佳は助手に徹する。
　応援に麻輝と徹の彼女である麻里と直子の２人がやってくる。

　彩佳は彼女たちのチームプレイにいつもながら惚れ惚れとする。
　郁美がメインディッシュを、麻輝がオードブルを、それぞれ主導に作るのだが、麻里と直子の２人がテキパキとサポートしていく。
　麻里と直子の２人は郁美の元で料理の腕磨き、既に彩佳真っ青の手際の良さだ。
　彩佳には洗い物する位しか入り込める余地がない。

　僅か１時間ちょっとでホテルラウンジかと思うほどの料理が整ってしまう。
　調理の後片付けも手際が良い。
　出来た！！の一言で、あっという間に彼女たちは去って行く。
　彩佳は思う。
　彼女たちはプロ中のプロ、達人だ。

　そこにノコノコやってきた祐司は、うっかり余計な一言を言ってしまう。

　妻が敗北を認めて、精神的に再起動しようとしているデリケートな時にだ。
　祐司はつい郁美の手際を褒めてしまう。
　言った瞬間、祐司はしまったと思ったことだろう。
　女の前では他の女を決して褒めてはいけない、という大原則を祐司は知っていたのにやらかしてしまった。
　微妙な空気になり、祐司は焦って逃げ出した。


　ホームパーティーは楽しく始まった。
　なにより美咲がハイテンションだ。
　初めての妊娠以来飲酒を控えていたという彼女だが、まだ授乳期間だけど少し飲みたいとワインを飲んだのだがケラケラ笑って楽しげだ。
　美咲にすれば夫も祐司も日常的に肉体関係がある状態なので、もうボディタッチに遠慮が無い。
　次第に露骨に祐司にしな垂れ掛かる。
　そしてチラチラと夫の様子を伺っている。

　その様子を見ていて彩佳は美咲も夫に対して似たような心境を抱いていることを知る。
　男達は女をもう少し疑って不安に思った方が良いし、女は男が思うほど性的なことには強くないし脆いと知るべきだと思う。
　女は凄い男に抱かれるとあっさり全て乗っ取られてしまう生き物なのだと女の彩佳は実感がある。
　夫婦交換など危険な火遊びだし、夫が負けない凄さで抱いて引き戻してくれなかったら女は自力では戻れないことを認識すべきだと思う。

　多くの女達が、夫婦交換やスワッピングに最後まで否定的なのは、貞操感とかそんな単純な理由でない。
　よく知らない、そして愛してもいない男に肢体を乗っ取られたくないだけだ。
　夫が引き戻してくれるか確証が無い限り、妻は怖いが本心だ。
　女が男を愛しているという感情は人格として抱いているが、女の性感はそれすら飲み込んで吹き飛ばすパワーがあり、もう人である前に動物的な深いものだ。

　よく官能小説やＡＶで女が快楽墜ちしていく姿は決して妄想の世界だけではない。
　男に走ったあげくに、大事な我が子を死なしたり、殺傷事件の当事者になる女が後を絶たないのも現実だ。
　女の性感は人格を破壊するほど凄いことを男達は知らなすぎるのだ。
　そして女の本質は欲張りで業が深いし、必要とあれば冷酷で残酷になれる。

　１度肢体で覚えた性感は忘れられなくなる。
　もっともっともっと凄くとエスカレートしていく。
　行き着く先は深淵。
　普通の女は教えられなくても本能的にそれが人でなくなる領域と知ってるから、踏み止まろうとするし近寄ろうとしない理性がある。
　男達の寝盗られ願望は、その女の背中を押してしまう行為なのだ。

　彩佳は不本意だが、そういう面では夫、祐司を信じている。
　彩佳の目から見て大輝も頑張っているが、普通の男性達はどうだろう。
　間違いなく妻を夫のような男に完全に奪われてしまうと思う。
　正直、彩佳はよく知らない、そして愛してもいない夫達の面倒は見切れないし自業自得だと思っている。

　大輝は恐らくは美咲を引き戻すだろうと予想しているが、彩佳は個人的な気持ちで大輝を加勢しようと思っているから、大輝は幸運な方なのだ。
　結局、女の好き嫌いの気持ち次第で事態の行方は変わってしまい男の思惑など微々たるものだ。



　もう美咲は大胆にも祐司とキスして抱き合っている。
　１度踏ん切りつけた女は大胆だし、遠慮が無い。
　大輝は、妄想していた妻の裏切りが眼前に繰り広げられて、息を止めて見つめていた。
　彼の大好きな肉感的な唇を他人に吸われるという現実がリアルになった瞬間だ。

　料理の一件で彩佳もまだ不機嫌だから、夫への当てつけに大胆に動く。
　突然、皆をプレイルームに誘導する役割を演じる。
　プレイルームのソファに大輝を座らせる。
　彼はオドオドしている。
　彼は経験が無いのだ。
　いきなり彩佳にキスをされる。

　大輝は驚くが、彩佳の良い匂いに包まれると訳が分からなくなる。
　可愛い舌が分け入ってくるから、男の本能として思わず応えてしまう。
　彼女は大胆にもそのまま正対して膝の上に跨がってくる。
　ふと視線を下げると全開になった両脚の付け根デルタ地帯に白いパンティ丸見えだ。

　急激な刺激的展開に大輝は一杯一杯だ。
　その目の前で遅れて部屋にきた美咲と祐司がそのままベットに向かう。
　美咲が祐司を誘っているようだ。
　身勝手な話だが、大輝の血が沸騰する。
　愛する妻が違う男をベットに誘う風景を見せつけられたからだ。

　「やめろ」の一言が発せられるかどうか、だけなのだが、寝盗られ願望の男はその一言が出ない。
　実は妻達はその一言で止まれるのだ。
　美咲も彩佳も、大輝がどうするか様子を伺っていた。

　そんな妻達の配慮など、祐司には関係ない。
　お構いなしに美咲の弱いところを責めまくる。
　急激に意識が遠のく美咲。
　やっぱり夫は止めてくれないのだという失望が彼女の最後の理性を壊していく。

「あっあぁぁぁん　あぁん♡」

　大輝は思わず彩佳をギュッと抱きしめていた。

「あぁん♡」

　女にとって強い抱擁は幸せモードのスイッチだ。
　彩佳の瞳が瞬時に潤ってしまう。
　大輝にすれば、焼き尽くすような嫉妬の炎が駆け巡り目の前にある女体を抱きしめなければ発狂しそうな崖っぷちの精神状態だった。


つづく
【前頁】/【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2021年8月21日掲載
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