ずっと愛してます4
羅衣 作
第37話　　ゆりあ２


　ゆりあの北新地移籍は大成功だった。
　移籍イベント２日間での売れ上げも軽く億越えして、ロケットスタートしたといって良い。
　同地域競合店からの移籍ではなく、ローカル地域からの移籍なので異例なイベントを許してくれたキャバ嬢社長への感謝は言葉では足りない。
　彼女との年齢差も６歳と極めて近く、現役のまま有力１店舗の社長に登り詰めたことにリスペクトしかないから、姉のように慕っていた。
　ゆりあは以前は友人も持たず、一匹狼的なキャバ嬢だったのだが、彼女の元に来てから一変していたのだ。

　ゆりあにしてみれば、初めて出会った伝説級のキャバ嬢が彼女だったのだ。
　彼女を目標に追いつくことが自分が夢見た世界に辿り着くと確信したから、彼女に帯同して全てのことを学んで吸収したいから、信頼して貰い可愛がって貰うことを移籍後の最優先にしたのだ。
　それにはキャバ嬢として彼女が認めるほどの売り上げを上げる存在であることを証明するのが大前提だ。
　そのチャンスを異例な判断で許してくれた彼女に全力に応えて結果を残せたのだ。
　ゆりあがここまで余裕ある行動が出来たのも、克也の存在だった。

　もともとキャバ嬢社長は既に売り上げ競争には不参加のプレイングマネージャーでもあったが、現役の子達は彼女の売り上げ記録を抜いた子はいない存在であった。
　彼女として自分の記録を抜かれないことは自慢ではあったが、経営者としては後継者不在はゆゆしき問題でもあったのだ。
　まだ彼女自身も２６歳と若く、グループ内でもなにも言われない状態ではあったが、彼女としては更なるステップアップを望む野心家だから足元である自店は固めたかったのだ。
　そうはいっても自分自身のような資質溢れる野心的なキャバ嬢はめったに現れないのが現実だ。

　決して今いる子達が優秀ではないという訳でなく、自分やグループシンボルになっている「伝説のキャバ嬢」の様な突き抜けた存在になるには人から教えられない資質、才能があるのだ。
　そこに現れた「神戸ゆりあ」こと西田由梨は、自分の若い頃を彷彿とさせる女の子だった。
　なにより人柄が秀でてる。
　バックヤードの１人１人の名前も数日で覚えて、彼らとのコミュニケーションも抜群で、ちゃんと目を見て返事もするし、挨拶も欠かさないから彼らからの人気もすこぶる良い。

　店内の役割分担でも、皆が敬遠するものでも彼女が真っ先に手を挙げてやってくれるから社長として大助かりだ。
　彼女は既に店No.1になっているが、新参であり、外様だからと礼節も見ていて気持ちが良いくらいだ。
　もとからいたキャバ嬢達のマインドも確実に良い方に変わっていると感じるほどだ。
　彼女が来た頃は、贔屓だ、特別扱いし過ぎ、など嫉妬する声も多かったが、あっという間に圧倒的にNo.1を奪われた挙げ句、彼女の人柄に完敗してしまったのだ。
　結局、キャバ嬢の序列は売り上げという競争社会だ。

　キャバ嬢社長も若くして店責任者になった故に、苦労も多いし、プレイングマネージャーといっても懇意にしている顧客も大事だから時間に余裕も無いのが現実だ。
　ゆりあは上昇志向が強くキャバ嬢としての仕事に止まらず、勉強したいからと積極的に同行してくれるようになったのだが、初めは戸惑いがあったのだが常に傍にいてくれるから実にいい相談相手になっていたのだ。
　もう姉妹のようだと周囲から言われるようになるほどに、気がつけば多くのことに帯同するようになる。



　ゆりあは優衣に出会って感銘を受けていた。
　もう女としてのランクが違うし、さすがは憧れの克也の奥様だと思ったのだ。
　所作に漂う色香と話す言葉に漂う女としてのパワーが圧倒的であり、今の自分では全く太刀打ちできないと感じていたのだ。
　ゆりあは、ただそれで退散する程の女でないところが他と違うところだ。
　むしろ積極的に彼女の良さを吸収しようと、交流しようとするのだ。
　ゆりあの目的は、克也が自分自身を女として見てくれるように成長することだ。
　それには妻である優衣から学ぶことに他ならない。


　優衣にすれば、ゆりあの意図を見抜いていたが、そんな逞しい女の子に出会えたことを嬉しく思っていた。
　そして羨ましくも思う。
　自分自身が彼女の年齢の頃は、ただの我が儘女子大生だったし、合コン三昧だった記憶しかない。
　正直、優衣がオンナとして開花したのは克也と出会った時で、２０代半ばまで無為に過ごしてしまったとの後悔があった。
　だからこそ郁美の登場はショックだったのだ。
　しかし今回は自分が次世代のオンナを育ててみたいと密かに企てつつあった。

　優衣の唯一の懸念は、我が息子徹のように夫克也が優しすぎて女の子を食べ尽くしてしまうことだった。
　夫は未だに女性受け抜群の男性であるのは、否定しようがないのが現実だ。
　優衣が「会」への参加を同意したのも、経営する会社の女性達を守る意味もあったほどだ。
　モテる夫を持つ妻も大変なのだ。

　良いのか、悪いのか、その素質を１００％受けついた息子は郁美と出会い、もう母親も心穏やかでないモテ男子に成長してしまった。
　息子がしでかした女子高生３人食べ尽くし事件に、未だに後悔の念しか無い。
　自分が郁美に対する蟠りに躊躇しているうちに、まだ若い郁美に先輩としての情報共有が遅れてしまい、息子のやらかしを防止できなかったからだ。
　彼女達は愛娘である環の同級生達で、母親として責任を痛感する。

　優衣はゆりあがまだ男性経験が無い処女だと見抜いていたから、夫が彼女食べ尽くさないように制御するのが妻である自分の責務だと考えていた。
　女にとっては初めての相手は良質であればあるほど良いのは否定できないし、その後のセックス観も左右しかねないから、そう考えると夫や息子は理想的すぎるのは事実なのだ。
　彼女も気に入ったゆりあを他の低レベルの男に託したくないとの思いもあり、夫との関係を許容したのだが、その制御に内助の功として気苦労が絶えない今日この頃だった。


　ゆりあ移籍ちょうど３ヶ月目に、３ヶ月連続No.1お祝いに豪勢に彼女の店で祝杯を上げて、そのままアフターでゆったりとお茶して彼女を自宅マンションに送ってきた克也はいつになく駄々をこねる彼女に困惑していた。
　マンションの１階ロビーで彼女を宥めて、落ち着くのを待っていたのだが、いつになくなかなか収まらない。
　先月から彼女が酔うと、凄く甘えてきて困っていたのだ。
　自重しているが、彼女と二人っきりで一室に入ったら正直自信は無い。
　彼女はまだ若いけど、男を惹きつける魅力は違った意味で妻や郁美に匹敵するレベルだ。

　悠希から頼まれた金の卵のような女の子だし、既に妻も存在を認知している子だ。
　郁美との一件で、妻に無用な心配をかけたとの反省もあるから、ここまで自制してきたのもある。
　優衣が彼女の店に現れてから、ゆりあの様子が違ってきてやたら自分を誘惑する頻度が増えた気がするのだ。
　ゆりあを宥めながら、先日の妻の言葉が脳裏に蘇る。
　数十分やり取りしたが、隙間風があるロビーに長居は彼女が風邪引いてしまうと考え根負けしてしまう。

　娘のような女の子に自宅に引き込まれてしまう流れに自分の未熟さも感じる展開だ。
　もとよりここは彼が保証人になって借りたタワーマンションだし、なぜか合鍵を彼女に託されているのだ。
　引っ越しも手伝ったりしたから、既に何度も出入りはしているとはいえ、こんな深夜に来るのは初めてだ。
　部屋に行くと、先程が嘘のようにキャッキャッとコーヒーを作り始める彼女に降参だ。
　若い女の子からここまでされて、逃げるのは男として筋が通らないと観念した。

　コーヒーを飲みながら、彼女のこれまでの頑張りを褒めてあげる。
　彼女はわざわざ真横に座ってきて、彼の言葉に嬉しそうに頷いている。
　ここまで来たら年長者として余計なことは訊かない。
　会話が度切れた瞬間、素早く唇を奪う。
　不意に彼にある種の不安が浮かぶ。

克也　「えっ？　由梨　まさか経験無いの？」

　無言で頷く彼女に驚く。
　そこで優衣の言葉を理解した。
　ポリポリと頭を掻きながら、体制の立て直しを図る。
　星の数ほど女性経験がある彼だが、実は処女は初めてだったのだ。
　とはいえ予備知識は一応あるし、今更狼狽えるような若造でもないから余裕をかます。
　彼女はお酒の力を借りて思いっきり背伸びしているに違いないから、なにはともあれ彼女をリラックスさせるのが一番大事だ。

克也　「そっかぁ　じゃあ今日は泊まっちゃおうかな」
　　　「ゆっくり話そうか」
由梨　「うん」
克也　「それならシャワー浴びようかな」
　　　「このスーツ　たばこ臭いし」
由梨　「はい　着替え用意しますね」
克也　「えっ？」
由梨　「スウェットですけど　あるんで」
克也　「なるほど　よろしく」
　　　「てかぁ　一緒に入る？」
由梨　「ええ　それは・・・」
克也　「あはぁ　冗談　冗談」
由梨　「・・・・・・」
克也　「じゃあ　入ってくるわ」

　正直、彼女が浴室に来なくて助かった感じだ。
　もう我が息子は臨戦態勢でギンギンだったからだ。
　年長の余裕を演じたいところだが、プライベートモードのゆりあ（由梨）の素は可憐な女の子に戻った姿でオジサンの壺を直撃する。
　高校を卒業後、ずっと水商売で３年近く過ごしてきて男を全く知らずにきたことも信じられないが、名だたる海千山千の男達と疑似恋愛を勝ち抜いてきたことにも驚きが隠せない。
　洗面所に並ぶ備品やコスメも女の子モード全開で、確かに男の気配すら無い。
　有るのは克也がプレゼントした備品くらいのものだ。

　いそいそとシャワーを浴びて上がると、黒いスウェットが置いてあるが明らかに新品だ。
　部屋に戻ると彼女がスチーマーで克也のスーツを整えている真っ最中だ。

克也　「おお　ありがとう　だいたいで良いよ」
　　　「助かるよ」
由梨　「はい　多分たばこの臭い取れたと思います」
克也　「なるほど」
　　　「て　このスウェットは？」
由梨　「うふふ」
　　　「こないだ」
　　　「ヴィトンでお揃い買っておいたの」
　　　「やっぱり　ピッタリ」
克也　「そうなんだ　あっ　シャワーどうぞ」
由梨　「はい」
　　　「ビール出してますので　ごゆっくり」

　克也は彼女を見送ると、一気にビールを流し込んだ。
　あまりにしっかりしている彼女に戸惑うが、彼女は自分に嘘を言うような子ではないし、優衣の言葉から考えても真実だろう。
　明らかに彼女は、自分を初めての相手として意識して準備し計画を練っていたのだ。
　彼女も間もなく２１歳、確かに初めてはむしろかなり遅いくらいだし、彼女の更なる成長には不可欠な儀式なのは間違いない。
　妻も黙認しているから、ここは素直に役得で美味しく頂くのが男の本分だろう。

由梨　「お待たせしました」
　　　「えへへ　メイク落としちゃったぁ」
克也　「おっおぉぉぉ　へっ？　可愛さ増してる」
由梨　「幼くなるでしょ　ちょっとコンプレックス」
克也　「いやいや　普段くっきりメイクだから」
　　　「そうかもだけど　いやー」
　　　「ナチュラルにした方が　もっと人気出るよ」
由梨　「そうかな」
克也　「保証する　少なくとも　倍に太客増えるよ」
由梨　「うふふ　ありがとうございます」
　　　「でも　おだてても解禁しません」
克也　「えっ　お世辞じゃないよ」
由梨　「いつもは　ゆりあ　なの」
　　　「化粧落としたら　由梨　になっちゃう」
克也　「仮面って感じにしてるの？」
由梨　「そう　由梨を見せるのは特別な人だけ」
克也　「・・・・・そうきたのか」
由梨　「うふっ　だから」
　　　「克也さんは　初めての特別な人」
　　　「由梨は　克也さんが大好きなの」

　可愛く、ストレートに抱きついてくる由梨に克也は応える。
　彼女は身長が高いので目線が近いのもいつもと勝手が違うのが新鮮で見つめ合って、ゆったりとディープキスでお互いを確かめ合う。
　ギュッと抱きしめると壊れてしまいそうな華奢な女の子だし、ゆらゆら光が揺れる彼女の瞳に、心を奪われそうになる。
　首筋に顔を埋めてキスすると、その反応が初々しくて楽しくなる。

　ソファから彼女を引き起こすと、寝室に移動する。
　彼女はすっかり身体を預けて抱きついてきてくれるから、余計な言葉がいらない。
　もともとここのレイアウトは分かっているから、全く困らないことに苦笑いだ。
　彼女をベットに座らせると、彼はバッタのように走り出す。
　まず浴室に走り目星つけていたバスタオルを２枚持ってくる、続いて自分のバックから避妊具を取り出して戻ってくる。

　キョトンとしている彼女を尻目に、バスタオルをセッテイングすると、エイヤーと彼女に跳びかかる。
　小さくキャッと叫ぶが、もうお構いなしで押し倒す。
　キツく抱きしめつつ、たっぷりキスを再開して一気に彼女を盛り上がることに全力を注ぐ。
　もう長年磨きに磨き上げた創意工夫とテクニックを総動員する。
　初めての女の子には、性急なデリケートな部位へのタッチは逆効果だと考えているから、まずはキスを軸に組み立てる。

　初めてということは、異性からデリケートな部位を触られたことも見られたこともないのだから、心だけでなく肢体もゆったりするまで抱きしめてあげるに限る。
　次第に控えめであった彼女の舌がチロチロと動き出して、彼女の腕が巻き付いてくる。
　それは彼女が没頭してきて、心だけでなく肢体も潤ってきたことの証だ。

　偵察よろしく彼女のスウェットに右手を侵入させる。
　張りがあって滑らかな柔肌が超気持ち良い。
　予想通り彼女は下着無しだ。
　バストトップに到達するとビクッとする彼女が超可愛いし、遠慮なく人差し指で軽く転がす。
　触発されたように彼女の舌の動きが激しくなる。
　一気に彼女のスウェットを全て脱がしにかかる。
　自分も脱ごうとすると彼女も手伝ってくれる。
　ダウンライトでも彼女の白い裸身が眩しい。

　不意に愛娘の環のことが頭の片隅でよぎる。
　自分は娘と同年代の子の初めてを奪おうとしているのだということを意識してしまう。
　散々、若い郁美達を楽しんでいたのに、処女だと思うといろいろ意識してしまうのだ。
　さっきまで大胆に行動していたのに、お互い全裸になってしまうと恥ずかしいのか、しっかり抱きついてくる彼女が可愛すぎる。
　緊張で身体が強ばっているのが伝わってくるから、改めて冷静になる。

　ゆっくりベットに倒れ込むと、キスをして優しく抱きしめてあげる。
　頭も撫でてあげる。
　目線が合うから鼻と鼻がぶつかりそうな距離まで顔を近づけて、瞳と瞳で直接愛を会話する。
　ゆりあは漫画に出てきそうなくらい目が大きいから、魂が吸われそうな魅力があり、それが男を強く惹きつけるのだ。
　克也もここまで至近距離で見つめるのは初めてだし、そもそも彼女を娘のように思って女として意識しないようにしていた部分もあるから、１度その心の鍵が外れてしまうと正直引き返せないのが本心だ。

　我が息子も狂わしいほどいきり立っているが、敢えて気にせず彼女の下半身に押しつける。
　そうして彼女に自分が欲情しているんだと伝えて、じっくりと覚悟と準備を促すのだ大事だと考えていた。
　もう遠慮なく両手で愛撫しまくり、彼女がずっと守ってきた肢体を自由にして楽しむ。
　吸い付くような肌だし、ムダ毛の処理もしっかり行っているのが男の彼でも分かるほどだ。

　首筋に顔を埋めて耳たぶを甘噛みで翻弄する。
　彼女が深く息を吐くから、愛しい気持ちが急激に膨らんでくる。

「由梨　とっても綺麗だよ」

　優しく耳元で囁くと、克也はエンジン全開だ。
　彼女の両手に手を重ねると、指と指を絡めて、再び唇を重ねると深く舌と舌を濃厚に絡めていく。
　戸惑いながらチロチロと舌を動かす彼女がとってもカワイイ。
　いつも接している彼女とは同一人物とは思えないほど後手後手な感じが初々しい。
　これでよくもまあ海千山千の男達から誘惑をかわし続けたものだ。
　ただ直ぐに克也はその回答を気がついたのだ。


　由梨の学生時代は一言で言えば荒んでいたが、金銭的な部分で中学生時代からアルバイト一色であったので楽しい青春時代とはほど遠い生い立ちだ。
　婚外子で水商売のシングルマザーという環境は、想像以上に数々の社会的差別に晒されるものだ。
　それでも由梨は学業成績優秀で教師からは進学を勧められる程であったが、その彼女の人生観を一変させる出来事が高校２年生の時に起きる。

　彼女がアルバイト先の会社行事に参加してカラオケで歌った時に、参加者の１人が動画撮影したのだ。
　その動画が巡りに巡って、とある音楽プロデューサーの目にとまったのだ。
　その音楽プロデューサーが彼女を訪ねてきてから人生の流れが激変していく。
　抜群の容姿を持つ彼女が披露する歌唱力は音楽プロデューサーを魅了し、デビューすることを勧められる。
　音楽プロデューサーに紹介された音楽事務所も直ぐに契約をしないかと持ちかけてくる状況だった。

　しかし彼女はその誘いを断る。
　もうその当時には彼女の母は体調が悪化しており、もう今日明日の生活に追われる状況で辛うじて高校を通うことが出来ているギリギリの状況だったのだ。
　デビューに向けて半年から１年の準備期間という悠長な話に乗れる状況になかったし、そもそもだが歌うことは大好きだが曲を作ったりするアーティスト指向は一切無かったから夢を感じなかった部分も大きいだろう。
　ただ自分には歌唱力という才能があるんだという認識が初めて芽生えた出来事であった。

　ただそういった出来事は、本人には関係なしに周囲から広まっていくものだ。
　そこに抜群の容姿が加わる。
　身長も１６６㎝と高めでモデル級のスレンダーながら巨乳なボディラインが突出している。
　あっという間に高校で一番有名な女子高生になってしまうし、通学途中が騒がしくなっていく。
　ハンバーガーショップのアルバイト先も盛況になる。

　その後も芸能事務所数社からも勧誘が続いたのだ。
　学生生活は騒々しく終えると、彼女は自分が持ち得た容姿と歌唱力を武器にリアルマネーを確実に稼ぐ為に、母親と同じく水商売の世界に進んでいくのだった。


つづく
【前頁】/【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2022年3月18日掲載
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