ずっと愛してます4
羅衣 作
ゆりあ３


　由梨は化粧技術を身につけて、神戸三宮の最も大きい人気のキャバクラに現れる。
　まだ未成年であったが抜群の容姿でプロ歌手に匹敵する歌唱力を武器にあっという間に人気を獲得していく。
　数年来、交流を続けていた音楽プロデューサーも未だ彼女の才能を諦められないから、いつの間に彼女の顧客になっていく。
　その噂は夜の街に広がっていくと、彼女見たさの来店も増えていく流れになる。
　そして気がつけば圧倒的な売り上げNo.1だ。

　月収数百万円を超える収入は彼女の人生を一変させていくし、周囲にいる男達の質も変わっていく。
　日々の生活費を思い悩んでやり繰りしていた状況は嘘のように解消し、母親の医療費も問題にならなくなっていく。
　彼女にすり寄ってくる容姿抜群の男達が現れるが、母親の経験が共有している彼女は慎重だ。
　そんな周囲の変化に左右されず、彼女は更なる高みを目指す為に、自分自身の肢体への投資も怠らず、歌唱力の武器を強化すべくYouTubeも始めていくのだった。

　次なるステップに進みたいと、着々と動き出している頃に彼女の人生を左右する出会いがあったのだ。
　神戸の夜で最も有名なホステス由紀ママ（悠希）との出会いだ。
　由紀ママ（悠希）は元北新地の超有名ホステスで、神戸に移ってきて今では「神戸の女帝」と呼ばれるほどの存在だ。
　その彼女にゆりあ（由梨）は気に入られて、可愛がられていたのだ。
　実際、キャバクラ店サイドも、由紀ママ（悠希）に引き抜かれると恐れていたに違いないが相手が悪すぎる。

　たった１人で不毛な社会を生きて戦ってきたゆりあが初めて心を開いて、いろいろ相談出来る存在となったが由紀ママ（悠希）だったのだ。
　水商売あるあるだが居住する場所も自由にならない状況があったのだが、彼女が紹介してくれた極太客となった克也が全て解決してくれた。
　父親という存在を全く知らない彼女にとって、克也の存在は日に日に大きくなっていく。

　克也は顧客を超えた存在だ。
　紳士的でお金払いも破格だが、彼女に対する要求やお願い事も一切無いし、それでいて娘に接するように色んなことを支援してくれるし、実際守られていると感じる場面も数え切れない程だ。
　いつしか克也と逢うのが楽しみになっている自分の気持ちに気がつく。
　そして自分は初めて大人の女として恋をしていると自覚するのだった。
　思えば彼女が求める男性像は、克也そのものだった。

　ただ彼女も母親の教訓を意識している。
　克也には奥さんも居るし子供居る男性だから、自分の気持ちは報われないと理解していたのだ。
　だから彼との関係は今のままで良いと封印する方向で努力していたのだ。
　そんな彼女の心情を一変させる出来事が起きる。

　克也の妻、優衣との出会いと交流だ。
　直接的に克也との関係を話し合った訳ではないが、ゆりあが望むような関係を優衣は寛容する状況だと理解したのだった。
　その理解は驚きであったが、ゆりあ自ら越えたい壁を越えるパートナーは克也しかいない心に決めて動き出してしまうのは避けられなかったのだ。
　もちろん妻である優衣への敬意は怠らないし、立場をわきまえて出過ぎた立ち振る舞いは注意するのは最低限の礼儀だと理解していたのだ。

　ゆりあは後生大事に処女を意識的に守ってきた訳ではないし、高校生時代にさっさと経験しておけばと良かったと後悔すらしていた程だ。
　社会人になってまず望ましい出会いがないし、キャバ嬢になってからは肢体にとどまらず彼女の人生そのものまで土足で踏み込んできそうな男達ばかりで、身の危険を感じてここまできてしまったのが正直なところだ。
　ただ経験が無いという現実が、周囲の女性達に起きる出来事とのギャップの大きさに、ますます一歩踏み出すのが怖くなってしまうのだ。

　そして、あの手この手とアプローチして、克也を誘惑しようと頑張ったのだ。
　疑似恋愛、匂わせテクニックを極めてキャバ嬢として成り上がったが、リアルとなると相手が紳士的で自制していると悪戦苦闘してしまう。
　やっぱり大人の女としての経験値が足りないのだ。
　正にそれがゆりあ自身が成長したいのに、前に進めない高いハードルになっていたのだった。
　女の子から女に、そして悠希のようなオンナに成長するには避けて通れない儀式だった。

　ゆりあは現実的だし、利発な女の子だ。
　だから素直に克也にロストバージンしたいとダイレクトにお願いすれば、彼が応えてくれるはずだと理解していたのだ。
　それなのに回りくどく、しきりに無駄な努力をして誘惑して目的の達成を企てたのは理由があるのだ。
　彼女の中には父親という存在がポッカリ抜け落ちているから、根本的に親しい男性への甘え方を知らなかったのだ。
　彼女の知る男性像は、物心ついた頃から感じていた自分への肢体へ向けられる肉欲に満ちた視線だった。

　ただ結果的に父親のように見守ってくれて狼にならない克也の態度は、ゆりあの欠けていた父親像を育む機会を与えていくことになる。
　その過程を克也の妻、優衣は実感している。
　ゆりあの笑顔が明るく自然なものになり、年齢相応の感情起伏を見せるようになっていく。
　目敏い顧客達は気がついていただろうが、皆がますます美しく眩しく感じていたはずだ。
　そして頑なに自制していた克也すら揺らいでいくことになるのだ。
　それを優衣はほくそ笑んで見ていたのだった。


　悠希は克也から聞いて優衣の介入を知る。
　正直、彼女はゆりあが北新地に移籍するのを心配していた部分もあったのだ。
　もちろん彼女がキャバ嬢として成功することには心配していなかったが、神戸に比べて金満の顧客が多いだけに稼げる金額が十数倍になるだろうから、それで金満に慣れてしまい彼女が間違った方向にいかないか懸念していたのだ。

　クラブだと銀座が聖地として有名だが、それに次ぐのが北新地だ。
　キャバクラだと、有名な地域は各地にあるが、やはり歌舞伎町そして北新地が突出している。
　その中でクラブ、キャバクラなどが全て群雄割拠している競合地域が北新地であり実は一番激戦地なのだ。
　形態同士の競争もあるが、それだけ幅広い夜蝶が集まるから、その中でNo.1を取るのは並大抵のことではないし、男が内閣総理大臣に登り詰めるに匹敵する難易度なのだ。
　
　優衣は「会」関西地区では女王様的存在であるが、それはそのまま夜の町への影響力に直結している。
　悠希も北新地時代に、優衣の影響力を目の当たりにした１人なのだ。
　ある意味、優衣は最強な後見人ともいえる。
　悠希が凌ではなく克也を頼ったのは、実は優衣の存在を意識したからだし、ゆりあには父親的な存在感のある克也が最適だと考えたからだ。
　悠希が期待したとおり、ゆりあは優衣のお眼鏡に適って進化する階段を登り始めたのだった。


　ゆりあが男達の魔の手から逃れてきた理由は、生い立ちなのか、母親からの継承なのか、天性なのか、実に男性が企てるの挙動への予知能力が抜群なのだ。
　経験の無い女の子なのに一方的な受け身ではなく、キスひとつとっても能動的なのだ。
　本当に経験無いのかと感じるが、実際ディープキスして舌を絡めていると、彼女が背伸びして見よう見まねで頑張ってくるのが伝わってくるから経験が無いのだと実感するのだ。

　それにしてもキスが魅惑的な子だ。
　ほのかなフェロモンが絶妙で、あの郁美を連想するような味わいだ。
　改めて悠希が彼女に固執する理由を知ったのだ。
　克也は継続的に肉体関係のある女性はリアルに１００人を超えるが、この印象を持った存在は郁美ただ１人だったのだが、遂に２人目を発見したことになる。
　そんな原石の開封の儀を担うことに成ったのは、幸運のなにものでも無い。


　前戯はやや過剰なほどたっぷりしたし、もうすっかり彼女の状態はリラックスしてトロンとしているし、バスタオルは２枚重ねで敷いて準備も万端だ。
　儀式を予定してなかったから潤滑ローションが無かったのは残念であるが、それは経験値で補い前戯を頑張った成果でカバーする。
　しっかりコンドームを装着すると、たっぷり愛液にまぶすように愛棒を擦りつける。

　挿入を予期し彼女の肢体が強ばることも計算済みで、優しく彼女の両脚を愛撫して決して焦らない。
　そうは言っても、もう愛棒はご馳走を前にして、痛みを感じるほど猛狂っている。
　息子である徹はバージンキラーに成ったと聞いているから、一日の長を見せないと父親の沽券に関わっているので別人格で荒れ狂う愛棒を根性でねじ伏せる。

　落ち着いて、深呼吸して、と声をかけても彼女の肢体は未知の侵入に身構えてしまっている。
　まあこのままゆっくり挿入するのが普通だろうが、年長者としてはそれは無策だと思ったのだ。
　ということで挿入急がず、個人的に趣味に走って彼女を惑わすことにしたのだ。
　ねっとり彼女の足指舐めだしたのだ。


　想定外の行為に、ゆりあは翻弄される。
　当たり前だが足指を舐められたことも無いし、その感触に困惑するが、なぜがキュンとしてしまう。
　同時に敏感なお豆を優しく擦られるから、不意に軽く逝ってしまう。
　ハッとした時には股間に巨大なモノが侵入していてビックリするが、もう手遅れだ。
　ブチッという衝撃が体内で走り、股間が裂けたと思うほどの鋭い裂傷の痛みが襲いかかってきた。

　思わず彼に抱きついて痛みに抗う声を上げてしまう。
　無意識に涙が溢れてきて、視界がぼやけていく。
　予備知識で見た処女喪失ＡＶよろしくピストンされることを予想するから、肢体を無意識に固くして身構えてしまう。
　しかし一向に予期したピストンはされず、優しく抱きしめられて頭を撫でられる。
　ホッとして力を抜くと、メリメリと音を立てながら巨大なモノがそのまま侵入してきて、もう串刺しされたような感覚で屈服してしまう。

　生理痛と同じような痛みかと勝手に予想していたが、全く異質で大事なアソコが裂けたような怪我を負ったような痛みで予想していたものと違い、はっきりと痛い。
　生理痛はそれはそれでかなり辛いのだが、あれは下腹部での鈍痛の延長線上にあるタイプで、今回の破瓜の痛みは異質の股間をナイフで切られた様な感覚に近い。
　そんなものは慣れない、我慢できない、痛いものは痛いと言いたい種類のものだ。
　その結果、両脚に力が入らず、痺れたように脱力してしまう。

　もう彼女には抱きついている彼しか頼るものはないから、必死でしがみつくしか意識の逃げ場が無い。
　やがてヒリヒリはしているが、痛みが落ち着いてくると熱く太くて硬いモノを咥え込んでいる感覚に戸惑う。
　次第に男性と結ばれるとは、こういう感覚なのだと感動のような不思議な感情が溢れてくる。
　気持ちが落ち着いてきて目線を上げると、優しく微笑んでいる克也と目線が合う。
　彼の顔が近づいてくる。
　ゆりあを一生忘れられない長いキスが包んでいく。


　克也は、どうかこうにか破瓜を果たした達成感で感動一塩だ。
　キツキツの秘肉が初めて向かい入れた男根に、ヒクヒクと脈打つ感覚が堪らない。
　愛棒はピストンしなくてもピクピクとしてしまう程よい締まり具合が極上品だ。
　若い女体には何物に代え方無い価値を感じてしまうのは自分がオジサンになった証なのかと思わないでもないが、自分が今小鼻膨らましてご満悦に浸っていると自覚があるから溢れ出る笑みが抑えられない。

　急ぐつもりはないが、ある程度愛し合って肉棒に慣れて欲しいから仙人になった気持ちで愛棒に気合いを入れ続ける。
　次第に彼女の様子が落ち着いてきて肢体の緊張が緩んでくるチャンスを見逃さない。
　まだ愛棒は半分しか入ってないから、一気に腰を沈めて完全合体を果たしてしまう。
　深い挿入に反応して女体がヒクつく様子が男だけに許された征服感を満たしてくれる瞬間だ。


　ゆりあは痛みが落ち着いてくると、克也のことを考える余裕が出てくる。
　自分のために、彼は普段ではしないだろう自制的な行動をしてくれると理解している。
　初めてだけど、彼にも気持ち良くなって欲しい、満足して欲しいとの気持ちが芽生えてくる。
　彼に巻き付けた両腕で彼の腰から背中にかけてを愛撫して、彼に遠慮しないでと合図を送る。
　まだ恥ずかしくて言葉に出せないが、彼への切ない気持ちをアピールする行動だ。


　克也は正直かなり頑張ったのだ。
　柔肉への衝動を数十分間も我慢するのは、忍耐力と共に想像以上の精力を要求する。
　それもこれも腕の中で処女喪失の痛みに翻弄されて、左右に首を振って髪を振り乱す娘のように可愛く思っている由梨が愛おしい気持ちが原動力だ。
　同時に由梨と男と女の関係に発展してしまったことへの複雑な思いがある。
　肉体関係出来ると不思議と距離が近くなるし、ここまで年齢差があると男は無力になる。

　そうこうするうちに彼女も落ち着いてきたのか、誘うように腰から背中にかけてをさすってくる。
　この瞬間は経験豊富な克也でも経験したことがない感動がある。
　つい先程まで男性を知らなかった女の子が、もう立派な女としてセックスに前向きな仕草をするのだ。
　女の進化は早いとは何度も実感させられていたが、確かに愛娘の環の変化に実の父親でありながらドキドキしたのは１度や２度ではないのだ。
　思えば由梨こと「ゆりあ」は、約３年間ほど男と女の疑似恋愛の真っ只中を生きてきたのだ。

　肢体は男を知らなかったかもしれないが、それ以外では男というものを知っていなければ生き抜いてこれなかったのかもしれない。
　だから男の欲望を知っているから、彼女は健気に克也を満たそうと背伸びしているんだと理解したのだ。
　年長の男性として、彼女の思いに応えなければいけないと素直に思う。
　実際に彼女の肢体、特に肌が吸い付きそうな抱き心地で、あの郁美を連想させるものなのだ。
　知ってはいたが、今両手で楽しんでいるバストは妻である優衣に匹敵するくらいの爆乳なのだ。

　克也は正直、郁美に出会ってビックリした男の１人だった。
　確かに自分が息子の徹のように若かったら、心の全てを持っていかれたかもしれないと思うほどだ。
　だからこそ優衣は、他の女性には無反応だったのに郁美には露骨に嫉妬心を見せたのだと理解していたのだ。
　その優衣が由梨を容認した意味は重い。
　優衣が由梨の魅力に気がつかない筈がないからだ。
　それが数日前の妻の言葉に集約されているのだ。
　年長の者としてミイラ取りがミイラになるな、との警告なんだろう。

　既に郁美との関係を大人の関係として楽しむことが出来る器量を身につけた自負があるから、美味しく初物を楽しんで最高の思い出共に彼女の心に住み続ける権利を行使するのみだ。
　もちろん今回は彼女の肢体への負荷を考慮して、あくまでもソフトにネットリ楽しむのだ。
　腰のストロークも普段の半分程度にセーブする。
　それでも若くて魅力的な肢体はヤバすぎる。
　大人の余裕なんてものは、たちまち食い尽くされていくのだ。

「ヤバいぞ　やっぱり凄い名器だ　くぅ」
「これって」
「初めて出会ったぞ」
「これが噂のミミズ千匹ってやつ？！」
「あかん　これはマズイぃ　俺撃沈されそう」
「どっどうする・・・・・はぁはぁはぁ」
「うわぁぁぁ　マズイ　ほんとに逝きそうだ」
「ぐっはぁ　うおぉっはぁ！！」

　年長者のプライドは虚しく散った。

「くぅぅぅ　はぁはぁはぁ　出てしまった・・・」

　克也は想定外の暴発でかなり落ち込んだ。
　賢者タイムで娘のような由梨に甘えてしまう始末だ。
　予想だにしない克也の落胆ぶりに、由梨はロストバージンしたばかりとは思えない行動に出る。
　克也に教えて貰いながらお掃除フェラしたかと思うと続けて再戦を彼におねだりして見せたのだった。
　彼が歓喜して大復活して、彼が満足できる奮戦が出来たのは言うまでもない。

　由梨にすれば、初めて見る彼の弱さだった。
　もう女の本能だろうが、完璧で自信満々の彼が失敗して落ち込む姿のギャップにキュンキュンして、正直身体は初体験終えたばかりでしんどかったが、処女喪失ＡＶで得た知識で彼を励ましたくて頑張ったのだった。
　彼女にすれば、今まで全てのことに対する全霊の恩返しでもあった。

　ただこの出来事が彼女に凄い自信を与えることになるのだった。
　初体験で究極の色事師と知られる克也を暴発させたなど、もはや武勇伝とも言えるレベルだ。
　もちろんこの時は自分の肢体、秘部が特異体質だとは知るよしもなかったが、後日に克也から教えて貰って本人もビックリしたのだった。

　ロストバージン直後なのに、彼女が得た女としての自信は大きかった。
　それはキャバ嬢としての接客態度にも現れてくる。
　疑似恋愛ゲームだが、処女で怖いという自分を意識するから男達の誘いから早々に逃げるようなところがあったのだが、それが彼女の客層を拡大することを阻むようなところがあったのだ。
　それが由梨が自覚していた、女としての壁だ。

　キャバ嬢は女を武器に顧客達から遊興費を引き出すのが仕事だから、肝心の女のところに弱みがあったら限界があるのは避けられない。
　由梨は真の「ゆりあ」に変貌して、躊躇なく女を効果的に行使し始めていく。
　もし誤って抱かれてしまっても、そうなったら相手を更に骨抜きにする自信が芽生えたのだから、その心の余裕は計り知れない。
　由梨は「伝説」の階段を一歩遂に上がったのだった。


　克也も初めてお手合わせした名器「ミミズ千匹」を堪能して、ワクワクが止まらない。
　経験豊富の彼ですから正直ビックリの気持ち良さであり、これに天性の資質が開花したら男達はみんな食われると思ったほどだ。
　とはいえ当面は独り占め出来そうだから、ニヤニヤしてしまうエロ親父と化してしまったのだ。


　そんなこんなで一夜にして、次世代の夜蝶は孵化したのだった。


つづく
【前頁】/【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2022年4月3日掲載
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