ずっと愛してます5
羅衣 作
第42話　萌衣３


　龍聖は峰ホールディングスへの怒濤の納品ラッシュをほぼ終えて、今日の３件立ち会い設置を終えれば完遂という段階までこぎ着けたのだ。
　まさに嵐の３ヶ月間であった。
　今回の超大型案件獲得という功績を評価されて異例の「常務取締役」への抜擢も内定したのだった。

　そんな彼をもはや懐かしいと思わせる再開劇が待っていたのだった。

　今回の納入先である峰ホールディングス建設「総合祭典施設」の廊下を取引担当である大田と納品設置立ち会い確認するべく一緒に歩いていたところ、不意に背後から若い女性に声を掛けられるのだった。

　懐かしい声に戸惑いなから振り返った龍聖。

「部長　お久しぶりでぇぇぇす　あはぁ♪♪」

　龍聖はグレーのビジネスタイトスカートに身を包んだ荒木萌衣が小走りに駆け寄ってくる姿に一瞬息を飲む。
　相も変わらず可愛い、いや前に増して美しくなっている気がするほど美女ぶりが凄い。

萌衣　「また会えましたね」
龍聖　「おお　お久しぶり　元気そうで嬉しいよ」
萌衣　「会社　退社の際に　あいさつ出来なくて」
　　　「申し訳ありませんでした」
　　　「あの頃　部長の顔見る勇気無かったんです」
龍聖　「過ぎたことだよ」
　　　「こうして　再会できたし」
　　　「それにしても　どうしてここにいるんだい？」
　　　「納品見に来たの？」
萌衣　「あはぁ　それもあります」
　　　「そう言えば　わたくしの選定品」
　　　「採用率は　結局どうでしたか？」
龍聖　「もちろん100パーセント君のが採用されたよ」
　　　「俺の完敗だw」
萌衣　「うふっ　そう言えば」
　　　「常務取締役に成られると伺いました」
　　　「おめでとうございます　二階級特進ですね」
　　　「あはぁっ　また惚れそう　うふ」
龍聖　「ありがとう　だけど全て君のお陰だよ」
萌衣　「違いますよ」
　　　「２年目の私を抜擢したのは」
　　　「部長じゃないですか」
　　　「あっ　大田さん忙しいのに」
　　　「お待たせてごめんなさい」
大田　「いえ　荒木様のご用件が最優先ですので」
　　　「私のことは　お気になさらないで下さい」
龍聖　「？？」
萌衣　「ありがとう」
　　　「部長　わたくし今のお仕事こうなりました」

　萌衣は名刺を龍聖に差し出した。
　名刺には「峰ホールディングス統括秘書」とあった。

龍聖　「えっえぇぇぇぇぇ」
　　　「荒木さん　峰ホールディングスに入ったんだ」
萌衣　「はい　恋様にお誘い頂いて」
　　　「初めは　恋様専属秘書だったのですが」
　　　「しばらくして達也様の秘書もお任せ頂いて」
　　　「今では峰ホールディングス１０３社」
　　　「社員数3348人を統括補助する」
　　　「お役目させて頂いております」
龍聖　「統括？？」
萌衣　「会長ご夫妻のスケジュール管理しつつ」
　　　「ホールディングスグループ会社とご夫妻との」
　　　「全てやり取りを」
　　　「わたくしが　一括交通整理するみたいな」
龍聖　「それは凄いなぁ大番頭みたいな感じなのかな」
萌衣　「はい」
大田　「荒木様が　お越しになってから」
　　　「我が峰ホールディングスの効率が」
　　　「目に見えて上がっております」
　　　「収益も２割ほど　既に上がっておりまして」
　　　「我々は会長ご夫妻が荒木様を招聘して」
　　　「下さったこと　感服しております」
萌衣　「大田さん　大げさよ」
大田　「とんでもない　我ら達也様とがむしゃらに」
　　　「これまで走ってきましたが」
　　　「荒木様のお陰で」
　　　「全力で実務に専念できるようになりました」
　　　「とても仕事しやすいです」
　　　「行政関連の調整　面倒な手続きなど」
　　　「全て　あっという間にやって下さる」
　　　「荒木様は　我らにとって　女神様です」
　　　「いつも　ありがとうごさいます」
萌衣　「あはぁはぁ　でもありがとう」
　　　「さてと　部長　後ほどお時間頂けますか？」
龍聖　「はい　後ほどお名刺の携帯番号に」
　　　「ご連絡すればよろしいですか？」
萌衣　「はい」

　龍聖は萌衣に再会できて純粋に嬉しかったし、元気そうな顔を見られて安堵したのだ。
　彼女が会社を去ったのは自分が傷つけたと感じていたからだ。
　あの出来事の後、彼女の言葉を思い出し振り返って今更気がついたことがある。
　それは彼女が自分に対して好意を持っていてくれたということの気づきだった。
　それを踏まえて今から考えると、自分は妻がいるにもかかわらず彼女の想いに応えることが出来ない存在なのに彼女の弱みつけ込んだ最低の男でしかないのた。

　それにも関わらず彼女は一方的に身を退いて何ごとも無かったようにしてくれたのだから、償いの代わりに彼女にとって１番の応援者であるべきなのだと考えだした途端、彼女がいなくなってしまったことは悲しかったのだ。
　そしていつしか彼女の存在に自分は安らぎを感じていたのだと思い知らされて、失って初めて知る自分自身の本当の気持ちだったのだ。

　龍聖は用件が済み早々に彼女に連絡した。
　もう純粋に話したかったのだ。
　施設の本部ビルラウンジコーナーで、彼女の会社退社後どうしていたのか教えられ驚く。
　彼女はいわゆるヘッドハンティングされていたという驚きの事実、そして退社前に秘書課に転属したのは他ならぬ龍聖に迷惑をかけない様にするためだったと知る。
　あのやり手の恋会長夫人は、彼女を初めて同行してプレゼンに来社した時に彼女才能を既に見抜いていたというのは驚きしかない。
　なにより恋夫人の実父が都市銀行頭取なのだが、萌衣の父はその銀行の現役行員でその頭取派の１人だったそうで、そのルートで転職の打診がきたという裏話も聞かされて驚くばかりだった。

萌衣　「えっと今日は博多に泊まられるのですか？」
龍聖　「はい　明日午前中に」
　　　「マジックミラーAIシステム最終動作確認を」
　　　「立ち会いしまして」
　　　「それで今回の契約は完納とさせて頂いて」
　　　「明日大阪に帰りたいと考えております」
萌衣　「はい　お疲れ様です」
　　　「あと　今後の弊社での担当窓口ですが」
　　　「特例として　部長が担当窓口される限り」
　　　「私が担当いたします」
　　　「うふっ」
龍聖　「えっ？　かなり忙しそうだけど」
　　　「大丈夫なのですか？」
萌衣　「だって　まだまだ逢いたいだもん」
龍聖　「・・・・・・・・・」
萌衣　「私に通常取引は決裁権限があるので」
　　　「部長を超贔屓しちゃう感じ　うふっ」

　龍聖はふとその時思ったのだ。
　上司と部下の関係から立場が逆転して、超優良取引先担当者と納入業者担当者ということは、自分は彼女に対して接待しなくてはならないという現実は漫画のようだと思ったのだ。
　ただなにやらエロい空気感が漂い、心のどこかで期待してしまう自分もいるのだった。

　夕食は１人でいつも行く焼き鳥屋で済ました。
　正直、今回は３泊４日の出張は、かなりハードで本来なら部下担当とアシスタントと手分けして対処する規模であったが、特殊事例に加えてたった１人の部下だった萌衣がいなくなってしまったので１人で全て対処するしかなかったのだ。
　コンビニでビール数缶つまみを適当に買い、早々にビジネスホテルに戻り有線アダルトビデオでも見るかと思ったのだった。

　軽くシャワーを浴びてパンツ一丁になり、缶ビールを喉に流し込む。
　染み渡るような喉ごしに癒やされる。
　そして出張前の晩に気がついたことを振り返る。
　いつものように洗濯場から妻の使用済み下着を拝借して、最近病みつきになっている寝盗られ系アダルトＡＶをオカズにして妄想疑似体験で欲望の解消をしようとしてあることに気がついてしまったのだ。
　妻の下着から漂うのは明らかな精液臭で、思わずクロッチの部分を拡げて見てクンクンと嗅ぐ。

　少しネラッと黄色っぽい粘液が未だ乾かず筋のように付着しているが、それはたまにある妻の下りもののとそれほど見た目は違和感が無いのだが、ほんのりいつもでは感じない臭いがするのだ。
　迷うことなくいつものの様に、クロッチの部分をペロペロと舐めてみる。
　舌先がピリピリとするいつもの酸味とほんのり香るイカゲソぽい匂いに紛れて、明らかに鼻腔を擽るあの精液独特の香り。
　ついに気がついてしまった妻が浮気しているという決定証拠であった。

　妻は務めている会社が変わってしばらくしてから、なんとなく物腰が変わったと感じていたし、気がつくと自分をボーと見つめていることが何度かあったのだ。
　その時感じた違和感、それを１年間ほど放置していた代償が今こうして現実化したのだ。
　今、思う。
　あの時、妻は自分に引き留めて欲しい自分を見て欲しいと訴えていたのではないかと今更気がつくのだった。

　急に妄想が現実化したのだが、不思議と妻への怒りの感情全く無く妻は他所の男とセックスする女なのだということへの感動が大きかったのだ。
　思い出しただけで肉棒は狂ったように猛狂っている。
　まさにそんな時にビジネスホテルの扉を叩く音がするのだった。
　戸惑い不承不承反応する。

　コンコン♪♪　コンコン♪♪

龍聖　「はい　どなたですか？」

「こんばんは　私ですぅ」

　？？？？？

　突如する若い女性の声に動揺するが、ここはビジネスホテルでデリヘル嬢が間違って訪ねてきたんだろうと思い至ったのだった。
　ただ違うと断るのは簡単だが、ちょっとどんな子か見たいという欲望が上回ったのだ。
　慌ててガウンを羽織ると扉を開けた。

龍聖　「えっ？」
萌衣　「うふっ　来ちゃった」
龍聖　「・・・・・・・・」

　グイグイ中に入ってくる彼女は押しが強い。
　そして突然指摘する。

萌衣　「あれっれ　ここ大きくしてるぅ」
　　　「まさか　自分でしたの？」
龍聖　「いや　違うよ」
萌衣　「どうだか　そんなの勿体ないよ来て良かった」
龍聖　「どういうこと？」
萌衣　「わたし　ずっと　ずっと我慢していたんです」
　　　「でも部長の顔見たら　無理って自覚しました」
　　　「シャワーお借りしますね」
龍聖　「おいおい」
萌衣　「あら　お嫌なの？」
龍聖　「・・・・・・・・・・・」

　そう言いながらタイトスカートをストン落とす彼女。
　上目遣いでこちらを見ながらブラウスのボタンを外していく彼女が醸し出す色香は二十歳そこそこの女の子のものとは思えない。
　躊躇無くブラウスを脱ぐとガン見してる龍聖の視界を遮るようにそのブラウスを投げて寄越す。
　久しぶり鼻腔を擽る香水の香りが心地良い。
　フラッシュバックする封印していたはずのあの晩の記憶。


　龍聖は学生時代はそれなり性春を謳歌したしたが、晶子に出会ってそんなよそ見をするような気持ちは消失してしまった。
　晶子の容姿にとどまらずその肢体は彼にとって理想を超えるものであった。
　当時から晶子はアンダーヘア事情も自然派でアナル付近までしっかり生えている毛深いタイプであり、龍聖の性癖ど真ん中だったのだ。
　当時、晶子にずっとこのまま自然派でいて欲しいと懇願したほどで、もし自身への愛が無くなったときには意思表示として処理すればそれで面倒な説明はいらないからとまで話していたくらいアンダーヘアへの執着は強いのだ。

　性癖というものは表面上では人々は隠したがり、正面から捉えて考察することは少ない。
　しかし性癖は人のあらゆる社会生活において行う、行動、言動、判断など全てにおいての根幹を占めていることを認識してそれに基づいて意識している人は極めて少ないのだ。
　妻となった秘部へ執着する気持ちが実は妻に対する倒錯した愛情の根幹なのだ。
　いつの間にか遠くなってしまった妻の熱帯雨林、そして最近現れた密猟者の存在が刺激的過ぎて荒れ狂う嫉妬の炎。

　そんな彼の前に、２人目の熱帯雨林女が現れたのだ。
　晶子の出会った頃にまったく見劣りしない可憐な容姿にもかかわらず、大胆に乱交してしまうエロを肯定的に捉えて行動できる女の子。
　その股間はアマゾンなのだ。
　急激に新しい熱帯雨林に惹かれて彼女を自分のものにしたいという欲望が膨らんでいくことが抑えられなくなっていく。

　女性がパンティストッキングを脱ぐ姿も性癖を強く刺激する。
　そんな視線の意味を既に理解している彼女はもはや立派な大人の女性なのだ。
　男たちが彼女の肢体にどれほど興味があるか、どれほど劣情をぶつけたいと思っているのか、そしてどれほど食べ尽くしたいのか、その男たちの欲望を思うがままどのように誘導すれば良いか見透かしているのだ。


　萌衣は自分の肢体が男たちにとってはご馳走にしか見えていないことは高校生時代には気がついていた。
　初体験した中学生時代には決して胸も大きくなくてお尻もそんな取りたてて大きくも無かったのだ。
　しかし男性経験と共に急速に性的成長を刺激されたのか、高校１年生の頃に立派な肢体に成長を遂げたのだ。
　１６５㎝という恵まれた身長に加えてＦカップという巨乳を持ちながら可憐な容姿を持つ、まさに正に最強女子高校生という称号を欲しいままにしてきたのだ。

　もう街を歩けば同年代に留まらず大人の男性からも絶えず言い寄られる毎日。
　高校３年間は男、男に明け暮れた性春であった。
　短大生時代はキャバクラアルバイトなどしながら派手なキラキラしたドラマのような恋愛に包まれた２年間であった。
　その頃には彼女は既に男というものを見透かしたようなところがあったのだ。

　社会人になって１人の男性に出会った。
　彼は彼女が経験してきた男たちが持っていないものをたくさん持っていて、それらが彼女が欲しいと思っていたものだから自ら近寄っていた。
　妻帯者とは知っていたし不倫がしたい訳でもない。
　ただ女として色恋に関しては恐ろしいまでの自信があって、いざとなったら欲しいものは実力で奪うことに迷いは全く無いタイプなだけだ。

　彼女は自ら動く時は自信があるだけに正面突破型だ。
　初めは強引にお茶くみ女子に化けて接近を図る。
　あの手この手で彼に忍び寄っていく。
　そして彼の魅力が本物だと確認したのだ。
　その頃には仕事において非凡なところを発揮して、次第に多くの先輩達を凌駕する働きをしていく自分にだんだん楽しくなっていくのだ。
　あっという間にアシスタントチームリーダー女子１０年先輩を圧倒していく。

　彼女の場合、察しの良さが際立っており物事の要約が得意であらゆる情報を統合して纏め上げて取り扱う能力が際立っていたのだ。
　そして女性には珍しく新しい物好きで会社に入ってくる新製品情報や企業情報に暇さえあれば目を通していたのだ。
　結果、いつの間にか彼女は物産商社において無敵なデータベースとして活躍し出すと、気がついたらアシスタントチームのリーダーのような状態に留まらず営業部中核社員となっていくのだ。

　その彼女がとあるＡＩアプリの導入を会社に提案して皆を驚かすが、会社は億円に達する高額ソフト投資は認めなかったのだ。
　ある意味、入社２年目になったばかりの女子社員による越権行為なのだが、営業部長であった龍聖が彼女の後ろ盾になり寵愛し庇ったのだ。
　しかしそのことで異彩を放つ彼女の存在が社長に認知される出来事となったのだ。
　社長は相当驚いたことであろう。

　元々は受付担当とイメージして採用した可憐な短大卒女子新入社員が入社後に営業部門を希望してきて丁度欠員があったから配属したという経緯があったから、その彼女が才能に溢れていることに驚いたのだ。
　ただ容姿は抜群で受け答えは男好きする彼女にまだまだ年功序列が色濃く残る会社には異端児過ぎて、正直才能を持て余し気味だったのかもしれない。

　龍聖にとっては彼女は若く美しすぎて眩しすぎた。
　結果、彼女の才能を伸ばそうとしながら、温かく見守り多くの圧力から守っていたのだった。
　そしてあの峰ホールディングスの案件が入ってきたのだ。
　丁度その頃、龍聖は自らの性癖を自覚し始めて妻の様子が気になり始めた時であった。
　夫婦生活は途絶えて１０年近く経ってしまったどこにでもいる夫婦であったが、いろいろと起きる周辺環境の変化でその夫婦関係に変化の兆しが起きつつあった。

　案件の情報収集という建前で萌衣と共に夜の街に繰り出した２人であったが、あの夜の出来事が上司と部下の関係から男と女の関係に変えてしまったのだった。
　そして龍聖の性癖が萌衣の肢体への執着を引き出して本気で愛して食べ尽くしてしまったのだ。
　萌衣は経験豊富を自負していたのに、自分が知らなかったセックスの究極の形があるということ体験してビックリしたのだ。
　萌衣はあっという間に龍聖に本気になった。

　同時に萌衣は彼の妻との全面対決を予期したのだ。
　妻は間違いなく龍聖の魅力に惹かれているし執着して独占したいと考えているに違いないと察したのだ。
　ただの愛してる愛してない不倫がどうこうという痴話話なら、萌衣は相手を圧倒する自信があるが男の価値を理解して妻になっている女はかなり強敵なのだ。
　間違いなくドロドロの争いになり、結果的に萌衣も愛している龍聖が傷つくことになる流れは避けたい。
　それは本意でないからグッと我慢して後発の身分を甘んじて受け入れたのだ。

　恋に誘われて彼女の秘書になると、どっぷり「美あんず九州」の活動に関与するようになる。
　そこで龍聖の妻、晶子の動向を偶然知ることになるのだ。
　萌衣にすれば１度諦めた龍聖のことにチャンスがあるということを知ったことになる。
　俄然仕事に力が入る萌衣。
　そしてあっという間に恋の多忙なスケジュールを調整して効率を上げて彼女のプライベート時間を豊富に作り出して、どんどん恋の影響力を拡大していくのだ。

　萌衣の働きぶりに驚いたのが達也だ。
　もともと達也は優秀な秘書が欲しくて晶子が欲しいと企んでいたが、紗弥の会社所属で二の足を踏んでいた。
　峰家の場合、「会」九州支部設立、「美あんず九州」を抱えていたから優秀だからといっても誰でも良いわけでないのだ。
　女性の場合、「美あんず九州」メンバーでも主軸になりうる資質が求められるのだ。
　恋が見つけてきて自らの人脈で抜擢してきた若干２２歳の女の子は達也が会ったことない才能の化け物だったのだ。


つづく
【前頁】/【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2025年2月22日掲載
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