ずっと愛してます5
羅衣 作
第52話　やっぱり妻が好き３


　晶子はステージに上がった途端、萎縮した。

　一気にフロア全体から自分に視線が集まっている圧を感じたからだ。
　怯んで自らガウンを脱ぐ勇気が出ない。
　そんな彼女を龍聖が背後から優しく抱きしめる。
　キュンとして、たちまち夫への愛情が溢れ出す。
　晶子にとって彼はかけがえのない大切な存在で心の拠り所なのだ。
　夫の体温が心地良くたちまち先程感じた視線の圧がスーと楽になっていくのだ。
　ただ優しい夫は彼女の意図に関係なくジェントルマンだった。
　背後からガウン紐を緩めると、いとも簡単に背後からガウンを脱がしてしまうのだった。

　ハッとした時には全て手遅れで秘部を拭うチャンスは失われてしまった。
　スポットライトで白い晶子の裸身が眩しいばかり映し出されるが、両脚がお漏らししたみたいにテラテラ光っていたのだった。
　察しの良いフロアの観衆は彼女が大洪水だと気かついてニヤついていたのだった。
　レアな美女の美しく淫靡な裸身に感嘆の反応がフロアに広がる観客のボルテージが上がってしまう。
　離れていた席の者達も何組かもっとよく見える前の席への移動し始める。
　躊躇している晶子の首筋に龍聖が顔をうずめてキスしてきて囁く。

「俺たちもシックスナインしよ」
「あん～?　　エッ！！」

　夫は股間をギンギンに立てて楽しそうに仰向け寝そべる。
　不承不承、彼女は応じるしかない。
　恥ずかしいが、もはや観念して夫に大洪水を晒すしかないのだ。
　エイヤーと夫に覆い被さり股間を晒す。
　するとフロアから微かに声が聞こえてくる。

「おお　凄い　大洪水じゃないか」

　ハッとなると丁度達木夫妻とは真逆の体勢でフロア席側に彼女の股間をモロに晒す状態だったのだ。
　明らかに皆が彼女の秘部を覗き込んでいると感じる。
　火が出るほど恥ずかしくてカッと熱くなる。
　皆に蜜壺の大洪水を大公開してしまったのだった。
　人生最大の恥辱であり、あまりのショックに晶子は逃げたしくなるが、夫にがっしりお尻を掴まれてしまう。
　その刹那夫が秘部にむしゃぶりついてくる。
　お豆ちゃんを舌先で絶妙な加減で転がされた瞬間、軽く逝ってしまう。

　いつも気持ち良くて至福で大好きな夫のクンニだが、この時ばかりは困惑でしかない。
　超恥ずかしくて、丁寧に太モモまで舐めてジュルジュル派手な音を立てて蜜壺を吸ってくれるのだが、もう肢体は準備万端だから熱くて硬いの入れて欲しい。
　とはいえ夫のクンニ好きは筋金入りでいつも彼女自身がもっとしてとお願いするので、こんな時に限って切り上げてって言えない晶子であった。
　おまけに夫は観客が居るせいか妙に張り切っていて舌が乱舞していて次第に晶子は再び限界点を迎えそうになっていた。

「だめっ！！　あぁぁっくぅ　逝っちゃう♪♪」
「あなたぁぁぁぁぁぁぁ　ひぃぃ　いくぅぅぅぅぅ」


　龍聖は眼前に広がった妻の股間がドロドロだったから感動していた。
　妻は場の雰囲気で秘部を大洪水にする淫乱な雌なんだと思うと可愛くてしかたない。
　妻の蜜は三度の飯より大好きな好物なので、勿体ないと太モモから丁寧に舐め上げていく。
　口内に妻の味がパーッと広がる。
　最近は堂々と朝から舐め舐めしてから出勤したいと我が儘言っても、朝は忙しいのにと文句言いながら１０分くらい開脚して舐めさせてくれるから幸せなのだ。
　今では妻公認で妻の使用済み下着を洗濯場から持ち出して持ち歩いているのだ。

　フロアから美人なのに毛深いねぇ、凄いドロドロじゃん、初めてなのに大胆なカップルだね、など観客のつぶやきが聞こえてくる。
　そう自分たちは多数の見ず知らずの他人眼前でハレンチなことをしているのだ。
　思いっきり蜜壺に舌を少し差し込みつつ吸い付くと、ドロッと蜜が口内に流れて込んできて美味しくて嬉しくなる。
　口を離すと蜜壺の口が微かに開いているから、妻はかなり興奮しているのが感じ取れる。
　妻の奥深くを晒したくて両手で思いっきり押し広げるとサクラピンク色の膣が露わになる。
　妻の隠された大事な部分が皆に視姦されていると思うだけで大興奮だった。
　テンションアゲアゲでいつになく舌の動きが滑らかであり、一気に妻を責め立てる。



　いつもとは比較ならないほどキンキンに硬くなった桃亀ちゃんの逞しさにキュンキュンが止まらない。
　彩佳はもう我慢の限界だ。
　咥え込もうと身をよじると夫に制止される。
　焦らされると余計欲しくなるのが女の欲望だ。
　祐司の合図で男性スタッフが動き出す。
　彼らは４～５人は座れそうなチャコールグレーのソファーを運んでくる。
　夫の悪趣味な意図を察するが、今回の意図は晶子を沼らせることにあるからまあ良いかと許しちゃう彩佳も相当な好き者であった。

　案の定、おっ立てたままソファに深く座る夫をトロンとした目で追いかける。
　両股を軽く叩いて彩佳に来いと誘っているのだ。
　やっぱりと思うが、もう熱くて硬いのが欲しくて堪らないから吸い寄せられるように近寄って行ってしまう。
　正対で跨がろうとすると、背面で腰掛けるように桃亀ちゃんを咥え込むように促されてしまう。
　戸惑いながらも桃亀ちゃんを蜜壺に宛がいエイヤーと腰を沈めていく。
　何度咥え込んでもパチパチに押し広げられてゴリゴリと音がしそうな程の存在感抜群な体内への侵入なのだ。
　

　いつもならリビングソファなどで正対の形で愛し合うので、背面で咥え込むのは初めであったがいつにない角度で敏感なとこを擦られて想定外に感じて変な喘ぎ声を漏らしてしまう。
　そんな快楽の狭間にいる彩佳の視線の先には、ステージ床で正対座位の体位で繋がってる真っ最中の須藤夫妻の姿があり、たまたま晶子と視線が合った。
　晶子は夫に跨がって妖しく腰をくねらせて快楽を貪りながら、視線は桃亀ちゃんに釘付けなのだ。
　晶子は夫に抱かれながら違う男、いや桃亀ちゃんのことを考えていて興味津々でオンナの本性を覗かせていたのだった。

　そんな彩佳の意識は肢体を突き上げ貫いていくピンク色の衝撃波が脳を激しく揺さぶられて途切れ途切れになっていく。
　今ではすっかり桃亀ちゃんに馴染んだ膣道が強烈な女だけに許された甘美な交響曲を奏だすと、彩佳という人格は崩壊してただの雌と化し喘ぐしかなくなっていく。
　両脚を引っ張られて彼の両脚に完全に乗っかる体勢に誘導されてしまう。
　意図を察しかねて戸惑うが背後から彼の両手が伸びてきておっぱいを揉みしだかれると、それどころでなくなってしまう。

　ピンピンに鋭敏になってる乳首を転がされると、それだけで肢体に痙攣が走る。
　その度に深く桃亀ちゃんは彩佳の女芯を突き上げる。
　とうとう彩佳は甘美な性感に飲まれて壊れていく。
　他人に見られているとか意識が跳んで盛大に喘ぎ声を上げ始めてしまうのだった。
　その刹那、祐司は両脚を左右に思いっきり開くと自然と彩佳も大開脚になってしまう。
　結合部がモロ見えの体勢だ。

　グチュルプゥゥゥグハァッ！！グチュルプフゥ♪♪
「ぬはぁあん♡　あんあぁぁぁいっいいあっあん♡」
　グチュルプフゥ♪♪グチュルプゥゥゥグハァッ！！


　夫の肉棒で喘ぎ乱れているはずなのに、晶子は達木夫妻の情景が気になって見入っていた。
　そして眼前で凄まじい迫力のセックスが始まった。
　メガマラが華奢な彩佳の肢体を貫かんと蜜壺に突き刺さり肢体が上下に躍る度にメリメリと聞こえそうなほどめり込んでは引き戻されるのだ。
　晶子は他人のセックスを生で見た経験が無かっただけにその衝撃は小さくない。
　晶子は真也と達也もかなりのデカチンで受け入れるとあり得ないほど押し広げられて、圧迫されて息苦しいほどなのだ。

　明らかにそれを超えるメガマラは亀頭が異様に大きく太くて引き裂かれそうで恐怖を感じるのだ。
　しかし彩佳は同性の晶子ですら恥ずかしくなるほど感じまくっていて既に何度も達しているのだ。
　皆が言うように一度経験したら忘れられなくなるというのは分かるような気がして、次第に見ていて目が潤んできてしまうのだった。
　そしてハッとなる。
　自分は夫龍聖に抱かれている最中にも関わらず、他人夫のメガマラのことを考えていたのだ。
　なんという不貞行為だろう、ある意味本当の浮気ではないかと自問自答してしまう。


　龍聖は彩佳を見てハッとなる。
　抜群の容姿に加えて受け答えの反応がウェットに跳んでいて素敵で強く惹きつけられる女性であった。
　萌衣との出会いで彼はあることを自覚した。
　自分は妻や萌衣のように頭の回転が速くて利発な女性が大好物で、その彼女たちが快楽負けてエロく堕ちていく姿に強く惹きつけられるのだ。
　妻から「会」の話を聞いているだけに思わず眼前の彩佳も淫らになるのだと思うと堪らないのだ。

　実は妻晶子に話せていない自身の変化がある。
　萌衣の肢体を知ってしまって以来、女体への興味が日に日に膨らんでいたのだ。
　それが妻の肢体を毎日に求めるようになった真相であり、決して急に夫婦愛に目覚めて絶倫になった訳ではないのだ。
　もちろん萌衣との経験で彼女を傷つけたとの反省が強くあって、もう二度と未婚女性に手を出さないと強く自制していたし女性の味方であれをモットーに生きていく決心を固めていたほどだ。

　そんな彼に妻は夢のような話をしてくれるのだ。
　夫婦交換、スワッピング、という免罪符が彼には魅力的に聞こえたのだ。
　妻が他人棒で喘ぐ姿を見られるだけにとどまらず、なんと自分は魅力的な他人妻を公認で抱けるというのだ。
　妄想しがちな彼にとって彩佳がドレスからチラ見せする四肢、腋、二の腕はご馳走としか思えないのだ。
　彼も仕事柄各地の倶楽部やキャバクラを接待で利用するがホステスなどの女の子を抱けるなんて考えたこともないし、夜職の女性と個人的に親しくなかったことも無いのだ。
　その彩佳が眼前で彼女の夫祐司と淫らにセックスしているのだ。

　祐司のメガマラに唖然となる。
　彼は間違いなく寝盗りの帝王だと本能的に感じた。
　娘のような若妻がメロメロになるのは納得だ。
　晶子だけでなくスタッフのバニーガールですら頬を赤らめて口元に手をやって物欲しげにしている様子に妙に興奮してしまう。
　晶子にも経験させたいと本気で思ったのだ。
　間違いなくメガマラは妻の本性を容赦なく引きずり出すはずだし、妻にまだ残っているタブーへの自制する殻を脱ぎ捨ててもっとエロい妻に進化して欲しいのだ。

　実は彼に夢のような提案が持ちかけられていたのだ。
　倶楽部の手洗いで、所用で偶然一緒になった祐司からの提案だった。
　アフターでも一緒に飲まないかという提案と共に、達木家の正式なスタッフとして龍聖自身も「会」に関わらないかという話だった。
　龍聖は妻晶子から「会」の話は聞いていて、もしよろしければお言葉に甘えて参加したいと快諾してしまったのだ。
　大喜びの祐司からならばと本日タイミングが合えばお近づきの印に妻を交換しようと提案されて、良いですねえと同意まで既にしてしまっていたのだ。

　そんな流れで祐司のメガマラは驚きでしかないが、まさにＡＶで妻を寝盗られる惨めな夫に自らなってしまったことに感動してしまう。
　彼がそそるられるのは妻の反応であった。
　雌としての本性を次第に隠せなくなりつつある妻はメガマラから目線を外せなくなっているし、絶対秘部を濡らしているに違いないのだ。
　ステージに向かう際の妻の物腰は怪しく明らかに股間の状態が気になっている様子があって可愛くて仕方ないのだ。
　
　そして妻の両脚内側が濡れていることを見つけて確信する。
「やっぱり　妻は 雌なのだ」
「もっと　エロくなって」
「美味しい蜜をたくさん出す女になって欲しいんだ」
「舐めたい　俺は　その蜜をもっともっと舐めたい」

　彼女がガウンで蜜を拭い去り誤魔化そうとしている行動を阻止して背後から抱きしめる。

「その蜜は　俺のもの」
「勿体ない　俺が舐めるんだ」

　彼の顔に救いがたい寝盗られ願望の闇に堕ちた笑みが浮かんでいたのだった。

　倒錯した欲望の渦の中で美しい彩佳の蜜の味にも興味津々であり、１度萌衣というご馳走を堪能したことで女体体液マニアという本性が頭をもたげつつあったのだ。
　妻と違う味を楽しめば、ますます妻の味が美味しく感じるという変態的事実に気がついてしまったのだ。
　かなり派手な彩佳の喘ぎ声と激しい肢体同士がぶつかる音がするから何度か振り返ってチラ見すると凄いことになっていたのだ。
　そこで腕の中にいる妻が彼らに反応している事実に気がついてしまったのだ。

　明らかにメガマラが彩佳を突き上げるタイミングで妻の締め付けがキツくなったり緩んだりしているのだ。
　確認のためにわざと自分の腰の動きを止めてみて様子を伺うが彼の予想は的中なのは明らかだった。
　今咥え込んでいる夫の肉棒より他人棒メガマラに意識が向いていて妻は妄想しているのは間違いなく、なんとも言いがたい妻の裏切り行為だろう。
　妻は次第に本性を見せていることに遠慮しなくなっていることに驚きつつ感動もあるのだが、その先行きに不安を覚えたのも事実だった。

　嫌という程、ＡＶで寝盗られ願望男の憐れな末路を見てきたが、所詮は作り話と思っていたのに、絵を描いたように自分の眼前にリアルで展開しているのだ。
　ＡＶを見てあそこで踏み止まらない夫が愚かなんだよという俯瞰視線が分かっているのに、いざ自分がそのような状況に晒されてもなにもアクションできず流されていく自分がいたのだ。
　萌衣からも何度もアドバイス貰ったのに、メガマラで逝き乱れる妻の姿を見たいというドス黒い欲望に負けてしまうのだった。


　何度目か晶子は達して夫に抱きついて余韻を楽しみながら微睡んでいた。
　今日の夫は凄くて硬くて良いところにガンガンに当たって逝きまくってしまったのだ。
　いつの間にか人前でセックスして興奮する自分に戸惑いもありこのままでは転落すると怖かったのだが、今では夫がいてくれるので安堵し実は病みつきであった。
　晶子という人格は龍聖という存在に固執し嘘偽りなく愛しているのだが、肢体を支配する雌としての本性は日に日に貪欲さを増しつつあり、それを煽るようなセックスをする真也と達也への傾斜が止められないのだ。

　恋からもっと視野を広げないと自分自身が苦しくなるとアドバイスされていたが、やっぱり龍聖のことを考えると踏み切れないまま今日に至るのだ。
　そして本音は祐司に興味津々で桃亀ちゃんに惹きつけられるのだが、本能的に女として彩佳が怖いのだ。
　それが彼女の心に引っ掛かるブレーキだった。
　彩佳は自分と同じ匂いのする女性過ぎて龍聖が惹きつけられ過ぎると女の本能が警報を鳴らす存在なのだ。
　それは一緒に仕事すればするほど実感するのだ。
　彩佳には絶対的な祐司という夫がいて彼女が揺らぐなんて心配はないのだが、アラフォー女子としては年下女子には警戒心が抑えられないのだ。

　もちろん晶子は年下女子への対抗心だけでなく自分自身のバージョンアップの努力も怠りない。
　自慢の肢体は出産の負の痕跡はほぼ解消し、まだまだ２０代女子には負けないとの自信もあるのだ。
　それなのに萌衣という存在は彼女にとって衝撃だったのだ。
　夫との関係が揺らいだ隙に、目敏い若い女の子が夫に近寄ってきたという事実は重い。
　晶子は龍聖の魅力を誰よりも知っているし誰よりも愛している。
　夫の関係を疎かにすると若い女に奪われるとの危機感は彼女の覚醒に繋がったのは間違いない。

　紆余曲折して夫との関係を取り戻したが、今度は彼女自身の変化が後遺症として残った。
　夫の性癖に応えることは後遺症が後遺症ではなくてどんどん悪化の一途を辿ることになった。
　どんどん貪欲になっていく自分に戸惑う。
　公認浮気とは同時に自身の感情と相反して自己矛盾に直面するが、頭ではなく肢体的欲求に負けてしまうことも繰り返すとどんどん流されていくのだ。
　それはたった今夫に何度も逝かされて余韻の真っ只中なのに桃亀ちゃんが気になってチラチラ見ている自分を自覚して動揺してしまうのだ。

「わたしって・・・・・・・・・・」


　彩佳は心配していた晶子が環境を立て直したことで安堵していた。
　男たちは女の事情にはお構いなし容赦なく女の肢体に縋り付いてくる生き物だ。
　晶子はあらゆる意味で才女だが、真っ当に生きてきた一般女性であり「会」男たちの勝手な基準でアラサーだから経験豊富だと思われて言い寄られてしまったことが悲劇の始まりであった。
　まあそれだけ彼女が美女でご馳走過ぎたのだが、あまりの急展開に「美あんず」は慌てた。

　真也は軽率にも彼女にのめり込んで挙げ句の果てに彼女を本気で寝盗ろうとしたのだ。
　それは紗弥が妊娠安定期を迎えるまでの女として身体的にもっとも不自由なタイミングであり一番精神的に不安定な時期であったから、それは彼女の感情を逆なでするものであった。
　当たり前だが「美あんず」は皆紗弥に同調する。
　結果、真也は晶子との距離を引き剥がされてしまうのだった。
　恋が介入して事態は沈静化したように見えたが、今度は達也が晶子の可能性にそそられて不埒なことを企み始める。

　しかし恋は冷静だった。
　初めから夫達也が彼女に横恋慕すると予想済みだったのだ。
　恋は萌衣という才女を抜擢しつつ達也の一歩先一段上の策を講じて、晶子が不安定になっている根幹である彼女の夫婦関係に一石を投じて見せたのだ。
　結果は理想的な形で進行したし、ストレスから解放された晶子は一気に明るくなり美しく輝きだしたのだ。
　今現在は自身の肢体に起きる覚醒に戸惑っている段階であるが、彼女の秘められた資質が発芽する日は近いと思われるのだ。

「晶子さん　ようこそ　歓迎するわ」
「決して　後悔させないから」
「一緒に　オンナであること　満喫しよ♡」


つづく
【前頁】/【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2025年8月10日掲載
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