| 第三話 リュウタのアパート 二人は裸。 汗に濡れて、てかてか光っている。 「はっ、はあっ、はっ、はあっ、リュウタ、は、早く入れてってばっ。」 ここはリュウタが住んでいる木造アパートの二階の一室。 机の隣には木製の古いベッド。梅雨の長雨でシーツはじっとり湿り気を持ち、閉められた窓とカーテンを通して雨天の鈍い光が差し込んでいる。 リュウタはサキのカラダの上に乗っている。 サキが求めているものを突っ込まないで、両側のビラビラを亀頭で弄んでいるのだ。 「ねえっ、いじわるしないでさあ、ああん、ああん、入れてよっ、ねえっ、入れてええってばああ。」 甲高い声。 汁気の多いサキの体内から益々熱い粘っこい液体がどくどくあふれ出てきてシーツを濡らす。 リュウタは右手で亀頭部を握ったまま、それを左右前後に動かしてサキをじらせ、周縁の花弁を愛撫し続けている。コンドームを着けいるとはいえ、亀頭部でサキをシゲキしているので、射精したくなってくる。 コンドームの内部は、ガマン汁でぬるぬるになっているのだ。 「ふんっ、んっ！」 肛門を閉めて射精をこらえる。 「ねえっ、いやあん、はやく、ちょうだいっ。」 「へへ、まだやらねえぜ。」 亀頭部を入り口で待機させたまま、リュウタはサキに覆いかぶさって、右の乳首を舌で舐め上げる。両乳首がピンピンに突起してくる。 サキはたまらず、リュウタにカラダを押し付けてくる。するとリュウタは息を吸い、下腹部を引いて亀頭を後ろにずらすのだ。 「いやあん、いじわるう、いやあんてばあ。」 「くださいって、いうんだよ。」 「くださいって、は、はやくくださいってえ。」 「何を、なにをほしいんですか、サキさあん。」 「いやあん。」 「いえよ、リュウタさんのおっきなチンポがほしっすって。」 「いやあん」 「いわねえと、やらないっと。」 「いやあん、りゅ、リュウタさんのおっきなチ、・・・」 「きこえねえよ。」 「リュウタさんのおっきな、チ、チンポがほ、ほしっす。」 「へへ、このドスケベ女、ドヘンタイ！」 「やあん、リュウタ、サイテーオトコ！！」 会話の間にも、リュウタはずっとサキの乳房を舌で愛撫しながら、右手で亀頭を支えて、それをサキの敏感な部分に押し当て、こねくり回す。ますます、どくどくと熱いジュースがサキの奥から溢れ、シーツを汚す。 「え、で、チンポをどこにいれてもらいてえんだって。」 「サ、サキのだ、大事なとこに・・・」 「大事なとこってどこさ」 「だからあ、やああん、もう、やあんてばあ。」 「サキの、オナニー好きで濡れやすいマ○コだろーが。１６歳でオトコのちんちん食べつくした、やらしいマ○コだろーが。」 「ばっきゃろーー、いえねえよお。あたし、アイドルなんだからねっ。」 「へっ、アイドルが聞いてあきれるってよ。あんな布っきれみてえなビキニで尻くねくねしやがって。おまけにあのブルマーのシーンなんか、まるでAVじゃねえか。おめえのDVDで、もうどんだけチンポマッサージしたかって。」 「ちっくしょう！クソやろーー。」 サキは全力を振り絞ってリュウタの右手を左手の長い爪で掻き毟ると、リュウタの手を引っ込めさせた。 「い、いってええ。」 リュウタの右手に鋭い爪あとが長い数本の直線となって残り、一本からは 血がにじんでいる。 「いってええ、やりやがったなっ、食らえっ。ふううんっ！」 右手でリュウタはいきり立ったそれを掴んで一気にサキの中へ押し込み、体を密着させる。 奥まで突き刺せとばかりに、下からサキの膣深く突き上げる。 ふんっ、うーーーーーんっ、んーーーー、ふーーーーんっ、 「はあん、ああん、いいっ、リュウタっ！」 サキの乳房が前後に激しく揺れる。いつもの右側から,リュウタは口いっぱいに乳房を口に含むと、舌で乳頭をころがす。そして口をすぼめて乳頭を吸い上げ、引っ張るように愛撫する。 ハっ、ハっ、ハっ、 ちゅっ、ちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、 長い前戯の後だけに、サキのラブジュースがたっぷり付いた結合部はいやらしい音を立てる。 サキは快感を得ようとして、Ｍ字に開いた両脚を交互に動かしてリュウタを奥へ奥へといざなう。そして一番奥まで到達したと分かるとカラダを激しく前後運動させる。 「リュ、りゅーったっ、お、おくを、奥を突いて、お、もっと奥をつ、突っついて、」 「サキちゃん、い、いいぜっ、。」 「リュウターっ、あっ、あっ、あっ、お、お、奥が、突っつき、突っつきまーーっすう」 「サキっ、お、おまえ、ほ、ほっんと、名器ってか、し、しまりがいいっ、いいっ。」 「じゃ、こーやってえ、も、っもっと、締めてやろうか。」 サキは好色な舌なめずりをしながら、鼻腔をひくひくさせて、名器といわれるそれの内部を締める。 「さ、サキっ、き、キクゼ！、」 リュウタのカリが出っ張って、サキの道筋を広げるように刺激する。その快感がたまらない。 そういえば、弟のもリュウタに形や大きさが似てる・・・・。 腹筋の締まったところや、小さく形のいい尻もそっくりだ。 弟のを食べてみたい・・・・。触った感じはリュウタのよりもっと堅そうだ・・・。そんなことを考えていると、奥からもっといやらしいジュースがあふれてくる。 じゅくっ、じゅくっ、じゅくっ、 ピストン運動の度に、なんていやらしい音がするんだろう・・。 あたしって、こうも淫乱なんだろうか。 リュウタは今度は気が狂ったように、サキの唇を求め、サキの中へ舌を入れてくる。サキはそれに答えるようにまるで蛇のように舌を絡み合わせる。 弟もきっと、こんなだわ、あいつも激しい性格してるから・・。 ああ、浩平としたいっ、浩平に激しく抱かれたいっ。 リュウタと絡みつつも弟の逞しいカラダを欲している自分。 でも、それはイケナイこととして、リュウタに逃げたい自分。 いったい、自分が飲み込んでいるのは、リュウタのソコなのか。 この生暖かいジュースは、浩平に捧げているのではないのだろうか。 罪悪感はいっそうの欲望となって、サキのカラダを焼き尽くす。 「あたし、やっぱ、異常かも・・・で、でも、でもっ、カラダに、イイっ、」 激しく求めるサキだった。 つづく。 |
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| 2010.6.19掲載 |
| パルっくさんの他作品（2010.1.9現在） | |||
| 『マムシ酒の宿 女子大生 七発三日』 | 『桃色医院変態診療』 | ||