禁断

秋水 作
63.


　本間 陽一は31歳、システムエンジニア、２年前に裕里と結婚、忙しいながらも楽しい結婚生活を送っていた。

　裕里は美麗の28歳だったが少々病弱で、まだ子どもには恵まれてなかった。


　この日は裕里が風邪をこじらせ、妹の木戸 愛が家事の手伝いに来ていた。

「愛、悪いわね、ゴホッ・・・・」
　2LDKのマンションの一室で裕里が熱を出してベッドに伏せていた。

「大丈夫よ！お姉さんは早く治すことだけ考えればいいの。主婦業の見習いだと思って、お姉さんの代わりをするから・・・・」

　愛は広告デザインの仕事をしている26歳の独身、会社には所属していたが、仕事はパソコンでしていたので、在宅勤務の形態をとっていた。


「悪いね、愛ちゃん」
　リビングに戻った愛に陽一が声を掛けた。

「お義兄さん、安心して仕事に専念して。少し治りに時間が掛かりそうだけど、お姉さんの代わりはわたしに任せて・・・・」
　愛は裕里に薬を飲ませて眠らせ片づけを始めていた。

「明日は会社も休みだから、そんなに手間は掛けさせないよ。愛ちゃんも仕事があるのだから、そこのテーブルにパソコンを置けばネットには繋がるから・・・・」
　陽一は愛の仕事のことを気にしていた。

「ありがとう。パソコンは持ってきてるので後で・・・・」
　愛はノートＰＣのバッグを指差した。

「愛ちゃんはそこの部屋で寝てくれる？」
　陽一は自分の部屋を愛に提供した。

「でも、それだとお義兄さんが・・・・お姉さんの部屋だと風邪がうつるといけないし・・・・」
　愛は困った顔をした。

「僕はそこのソファをベッドにして寝るから・・・・そんなに長い間じゃないし、充分、ベッドになるから」
　陽一が示したソファは背もたれが平らになりベッドにもなるタイプだった。

「だったら、わたしがソファを使うわ！だって、仕事もここでしてたら時間が遅くなるし・・・・」
　愛はその方が都合がいいと言った。

「じゃぁ、蒲団を運んでベッドを作ってあげるから・・・・本当に愛ちゃんには迷惑を掛けるね」
　陽一は申し訳なさそうな顔で支度に掛かった。


　静かに時間が流れた・・・・。

「あ、愛ちゃん、仕事中だね。僕はお風呂に入って寝るから、裕里に何かあったら知らせて・・・・それにしても、今日の夕食は美味しかった。愛ちゃん料理が上手なんだネ！
　もうすぐでも結婚できるじゃないか。彼氏が羨ましいネ」
　陽一は着替えの下着を手に勝手に話し掛けていた。

「お姉さんならぐっすり眠って起きないと思うから・・・・彼氏？は、半年前に別れたから・・・・」
　愛はＰＣの画面を見ながら陽一に応えた。

「それは勿体無いな〜愛ちゃんほどの魅力的な女性は少ないのに・・・・」
　陽一は上下ともスポーツウェアに着替えて仕事をしている愛を見て、姉の裕里には無い健康的な身体の中味が気になった。

「明日の朝はパンとサラダとハムエッグでいいですか？お姉さんの代わりは今日は終了でいいですね？」
　愛はチラッと陽一の方に視線を向けた。

（パジャマのズボンの股間が妙に膨らんでる？）
　愛は少し気になったが、気づかないふりをした。

「明日は休み・・・・裕里が元気なら今晩は・・・・裕里の代わりと言っても愛ちゃんには無理な話し・・・・じゃ、お風呂に入るから」
　陽一は浴室に入っていった。

（今晩は・・・・？エッ！お姉さんとエッチを楽しむ日？義理とは言え兄と妹、義兄妹で・・・・お姉さんが病床で部屋に居て・・・・まさか・・・・？絶対に無いわ！）
　愛は陽一の言葉の奥を推察し首を横に振った。


　30分ほどして陽一が浴室から出てきた。

「愛ちゃん、今、どんな仕事をしてるの？」
　ボディソープの匂いのする陽一が愛の背後から画面を覗いた。

「化粧品の新商品のデザイン・・・・何かが違う気がするけど、何か煮詰まって・・・・」
　愛は椅子の背もたれに重心を掛けて大きく溜息をついた。

「気分転換しないと発想も固まってるかもネ！今日は一日裕里の代わりをして疲れさせちゃったから、悪いね！ほら、肩も凄く凝ってるよ。僕が解してあげるよ」
　陽一は愛の両肩を優しく擦り始めた。

「あ、お義兄さん、いいですよ！お義兄さんにそんなことをしてもらったら、お姉さんに叱られるわ」
　愛は陽一の手を抑えた。

「愛ちゃんが裕里の代わりをしてくれてるんだ。僕が愛ちゃんの彼氏の代わりをしても当然だよ」
　陽一は愛の肩から首を擦り始めた。

「首もコリコリになって・・・・悪いネ」
　陽一の優しいマッサージは愛には心地良かった。

「お義兄さん、マッサージ上手いわ・・・・少しだけ甘えちゃおうかな」
　愛は心身の力を抜いて陽一のマッサージを受けた。

　肩から首筋、腕を擦られ、愛はゆったりとした気分になった。

「愛ちゃん、チョッと立ってみて・・・・あぁ、背中から腰もかなり凝ってるじゃないか！お風呂に入ってから腰なんかもマッサージしてあげるよ。その方が効果があるし、そのまま眠ればいい」
　陽一の手が愛の背中から腰に動き、太腿まで擦るように動いた。

「エッ、お義兄さん、もう・・・・ありがとう。凄く良かったわ」
　愛は陽一の手にマッサージではなく淫猥さを感じた。

（変な気分になっちゃうわ！お姉さんに叱られる！）
　愛は仕事の片づけをしてお風呂に向かい、陽一はそれを見て自分の部屋に入った。

（愛ちゃん、いい身体をしてるよ！淫欲を抑えるのに苦労するほど股間が熱くなった・・・・）
　陽一は裕里の妹だということも忘れ、愛に淫欲を感じていた。


　しばらくして愛が浴室から出てきた。

　部屋の灯りを落とし足元の間接照明だけになった。
　愛は何も考えずにソファベッドの蒲団に身体を投げ出した。

（ふぅぅぅ、今日は疲れた・・・・お義兄さんのマッサージで心身とも安らいだけど・・・・）
　それ以上は自他共にマズイことだと思い目を閉じた。

　まもなく静かになったリビングに忍んで来たのは陽一だった。

「愛ちゃん、約束どおり腰のマッサージに来たよ・・・・もう眠ってる？」
　陽一は掛け布団を静かに剥いだ。

　そこには半ばうつ伏せになったパジャマ姿の愛の姿があった。
「そのままジッとしてて・・・・腰は大事にしないとネ・・・・」

　陽一は愛の腰からお尻を擦り始めた。

「ぁっ、パンティ穿いてないんだ・・・・ブラも？」
　陽一はパジャマの上から愛がパンティを穿いてないことを知り、そのまま愛の胸に手を伸ばした。

「アッ・・・・お義兄さん、ダメッ、わたし寝るときはいつも・・・・」
　愛はパジャマの上から乳房を掴まれ慌てて陽一の手を掴んだ。

「ゴメン・・・・パジャマの下が裸で驚いてしまって・・・・僕もパジャマだけど・・・・」
　陽一は掴まれた手を引きながら逆に愛の手を自分の股間に押し付けた。

「ぅわっ・・・・」
　愛はそれが何であるのかすぐに分かった。

（お義兄さんのオチ●チ●、凄く大きくなってる！そう言えば、さっきも股間が膨らんで・・・・お義兄さん、わたしに・・・・）
　愛はゴクッと生唾を飲み込んだ。

「裕里の代わりしてくれるって、愛ちゃん、言ったよネ？僕も愛ちゃんの彼氏の代わりをするって言ったけど・・・・」
　陽一は愛に自分の昂った肉棒を直接掴ませ、愛のパジャマのズボンをお尻の方からスルリと脱がせ、柔肉を擦り始めた。

「お、お義兄さん」
　愛は陽一の肉棒から手を放そうとするが、陽一の力強い手で抑えられ、どうにも出来なかった。

「大きな声を出すと裕里が起きて来て・・・・この状態を見て、どう思うかな？」
　陽一の言葉に愛は戸惑った。

（お義兄さんに襲われて逃げようとしてるようには見えない・・・・お姉さん、身体が弱いから・・・・お義兄さんを満足させてない・・・・）
　愛が戸惑って思いを巡らせてる間に、陽一の手は愛のお尻を弄り淫部に指を這わせていた。

「愛ちゃんは裕里と違って健康的で魅力に溢れてるね！お尻もオマ●コも反応がいいから・・・・ほら、もう濡れてる」
　陽一は愛の淫唇から淫らな液が滲み出てることを愛に示した。

「そ、そんな・・・・」
　愛は否定しようにも否定できない自分の淫部の状況を認識した。

「当然だよネ！オトコのモノを掴んでお尻やオマ●コを弄られて、相手が嫌いなオトコじゃなければ、当然の反応だよ。彼氏と別れて長いし仕事のストレスも溜まって・・・・僕じゃ彼氏の代わりは出来ないかな？僕は裕里の代わりじゃなく、愛ちゃんに魅力を感じて我慢できなくて」
　陽一の『裕里の代わりじゃなく・・・・』という言葉で、愛は陽一を受け入れたい気持ちになった。

　陽一が愛のクリトリスを圧し擦り淫壷の浅い肉襞を擦ると、愛の両脚の力が弛み掴まされていた陽一の肉棒をゆっくり扱き始めた。

「ぁ、愛ちゃん・・・・」
　陽一は愛の反応が嬉しく、愛の淫部に顔を埋めクリトリスを舐め淫壷の内壁を圧し擦り始めた。

「アッ、イイッ・・・・あ、はぁぁ、お義兄さん・・・・」
　いけないと思いながらも愛の身体は熱く火照り、淫部に込み上げてくる快感を感じ身悶えた。

　陽一は愛を悦ばせようと愛生の身体に沿って横になり、愛のお尻を抱えるようにして淫部を舐め回し、淫壷の内壁の反応の良い箇所を強めに圧し擦った。

「アアアッ・・・・アッ、アッ、ぁはぁぁぁっ・・・・アッ、イィィィ、アアッ、イッくぅぅぅぅ〜〜〜〜〜」
　奥の部屋で眠ってる裕里に気づかれないよう淫声を押し殺し、愛は絶頂感に震えた。

「アアッ、あ、また・・・・」
　続けて押し寄せる快感の高波を感じた愛は、顔の近くに来ていた陽一の肉棒を口に咥え扱きながら昇りつめていった。

「あ、愛ちゃん・・・・愛ちゃんにフェラしてもらえるなんて嬉しいよ！」
　陽一は愛に口唇と舌で肉棒を扱かれ玉袋を擦られ悦びを口にし、さらに愛の淫部を舐め淫壷を弄った。


　しばらくシックスナインの体位でお互いの淫部を愛撫しあい、その流れでパジャマを脱ぎ全裸になって再び絡み合った。

「愛ちゃんのオッパイ、艶と張りがあって乳首も敏感で・・・・」
　陽一は愛の乳首を舐めながら淫部を弄っていた。

「はぁ、はぁ、お義兄さん、もぅ・・・・」
　愛は陽一の肉棒を探って掴み挿入を促した。

「あぁ、愛ちゃんの美味しいオマ●コ、早く僕のモノで悦ばせたいよ」
　待ってましたと言わんばかりに陽一は身体を起こし、愛の両脚を自分の肩に担ぐようにして肉棒を挿入し始めた。

「アッ・・・・・・・・ぅぁあああああっ・・・・」
　愛は陽一の肉棒が淫壷深く挿入されると、両手で陽一を引き寄せた。

「愛ちゃん、凄く締まって・・・・いいオマ●コしてる・・・・」
　陽一は愛の淫壷の肉壁を亀頭で圧し擦るように腰を動かし始めた。

（あぁぁぁ、こんなに感じるの初めて・・・・はぁぁ、イイッ・・・・お姉さん、ゴメン、だけど、お義兄さん、最高！）

　愛は陽一の腰の動きに併せて自分も腰を動かし、熱く大きく込み上げてくる快感に狂喜し何度も陽一を求めた・・・・。

　正常位から四つん這いになっての後背位、陽一の胡坐の上を跨いで正面座位、さらに騎乗位で激しくお尻を動かし、愛は夢中になって淫悦を求めた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
　何度となく感じる絶頂感に呼吸を荒くする愛に、陽一はフィニッシュに入った。

「愛ちゃん、僕も、イクよ！」
　陽一の肉棒の堅さと太さが一段と増した。

「アアッ！お義兄さん、す、凄い！」
　愛は陽一の背中に手を回して強く抱き寄せ、陽一の勢い良い精液を淫壷の奥に受け入れた。


　暫くの間、ふたりの身体は重なったまま動かなかった。
　
「愛ちゃん、凄く良かった・・・・ありがとう」
　陽一は愛の淫壷から肉棒を抜いて優しく囁き、愛の堅くなった乳首と乳房を手のひらで優しく擦った。

「ぁぁぁ・・・・お義兄さん・・・・」
　愛はそのまま陽一に抱かれて心地良く眠りに就いた。


　翌日の朝、愛は昨夜は何も無かったかのような顔で姉の部屋にいた。

「お姉さん、全部食べてネ・・・・」
　ベッドの上で裕里は愛の作った粥を食べていた。

「愛、悪いわね。だいぶ良くなったから、今日中には何とか起きて動けるようになると思うわ・・・・」
　熱は下がったが身体が重い裕里は、愛の作った粥を食べ薬を飲んで再びベッドに横になった。

「まだ休んでいていいわよ！わたしの仕事はここでも出来てるし・・・・」
　愛は裕里に気にしないように言った。

「だけど、陽一さんも明日は仕事だし・・・・」
　裕里は困った顔をした。

「大丈夫よ！今日はお休みでお義兄さんの食事は作らなければいけないけど、逆に明日は仕事で家には居ないから、お姉さんも休めるわ」
　愛は優しい笑みを浮かべて裕里の食器を片付け部屋を出て行った。


　キッチンに戻ると陽一がいた。

「お姉さん、かなり良くなったから安心して・・・・お義兄さんの支度もすぐにできるから・・・・」
　裕里の食事の後片付けをする愛の背後に回った陽一は、愛の身体を後ろから抱きすくめ乳房を揉み淫部を弄り始めた。

「ァッ・・・・お義兄さん・・・・ダメよ、お姉さん、起きてるのよ」
　陽一の股間の膨らみをお尻に感じながら、愛は陽一に気持ちを抑えるように言った。

「裕里が治ったら、愛ちゃん帰るんだよね？」
　陽一は愛の言葉を無視するように愛の身体を弄り続けた。

「多分、明日には・・・・お義兄さん、昨日、わたしの中に出したから、ひょっとしたら、わたし、お義兄さんの子どもを身ごもるかも？」
　愛の身体を弄る陽一の手が止まった。

「・・・・ふぅぅ、そうなったら、覚悟を決めるさ！」
　陽一は愛の肩を抱いて首筋に舌を這わせ気持ちを伝えた。

「困ったお義兄さんネ・・・・朝食にわたしを食べたいの？子どもを何人も作りたいなら、食べてもいいわ！だけど、静かにしないと・・・・」
　陽一はスポーツウェアのズボンを下げて愛の下半身を露わにし、お尻の柔肉に舌を這わせ淫部を弄り始めた。

「ぁぁぁ、お義兄さん、イィゎ・・・・」
　愛は両脚を大きく開いてお尻を突き出し、両手でキッチンのシンクを掴んで突っ張った。

「愛ちゃんのお尻もオマ●コも美味しくて飽きないね！一日中でも毎日でも食べたいけど・・・・愛ちゃんは僕の欲しい？」
　陽一は愛の淫部を愛撫しながら肉棒を露出した。

「意地悪なこと言わないで・・・・昨日の夜のことを思い出せば分かるでしょ！」
　愛は陽一の肉棒を欲しがり挿入を求めた。

　陽一は小躍りするほど喜び愛のお尻を引き寄せ、バックから愛の淫壷に肉棒を挿入れ始めた。

「あぁぁぁぁ、イッ、イィ〜〜ッ・・・・」
　愛は口を手で塞いで陽一の肉棒の突きに応えお尻を振った。

「アッ、アッ、アッ、お義兄さん・・・・」
　まもなく愛はお尻を陽一の股間に強く圧し付け、陽一の肉棒を小刻みに締め付けた。

「愛ちゃん、最高にいいよ！」
　陽一は愛の淫壷が絶頂に震えるのを感じて悦び、愛の乳房を背後から掴んで揉みながら再び腰を繰り出した。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・アッ、お義兄さん、ダメッ・・・・アッ、イイッ・・・・はぁぁ、お義兄さんも、アッ、イッて！」
　愛は再び昇りつめ、陽一に射精を求めた。

「あぁ、イクよ！長くしてるとマズイから・・・・」
　陽一は裕里が気づくとマズイと思い、愛が昇りつめるのと同時に愛の淫壷に勢い良く射精した。


　愛は射精を終えた陽一の肉棒を優しく舐め始めた。

「お義兄さんのオチ●チ●、逞しいわ！明日はもう帰るから、後でまたしたい？」
　舌でキレイに肉棒を舐めながら陽一に視線を遣る愛に、陽一は26歳の独身女性とは思えない妖艶さを感じた。

「いつでもいいよ！愛ちゃんに舐められたら、もう復活しそうだし・・・・」
　陽一は愛のフェラに悦んだ。

　それでも裕里を気にしたふたりは離れ、陽一は愛の作った朝食を食べた。


　片付けや浴室を掃除しながら愛は情事の後を洗い流し、お昼前に姉の様子を見に行った。

「お姉さん、お昼は何がいい？」
　顔色の良くなった裕里はリビングに出て行った。

「あれ、陽一さんは？」
　部屋に居ない陽一を裕里が愛に聞いた。

「わたしが掃除してると邪魔になるからって出かけて行ったけど・・・・」
　愛は自然に振舞った。

「じゃぁ、パチンコでも行ったのね！それなら姉妹水入らずで何か出前でもとって食べようか？愛に何もかもさせちゃ可哀想だし」
　愛は裕里に申し訳ない気持ちになったが、今さらどうにもならないので、普通にしていた。


　それでも昼食後は薬を飲んで裕里は部屋で休んだ。

　愛は昨夜の淫交の疲れがドッと溢れてきて、ダイニングの椅子に腰掛けテーブルにうつ伏せた格好で眠っていた。

（裕里は・・・・よく眠ってる・・・・まだ完全回復じゃないようだ。愛ちゃんは？・・・・ん！さすがに昨日の疲れか・・・・）

　陽一は部屋に戻って裕里の状況を確認し、リビングで仕事をしてるだろうと思った愛の寝姿を見つけた。

（裕里の妹とは思えないよ！全くタイプが違うし身体も肉感的でエッチ好き・・・・何と言ってもオマ●コがいい！・・・・あぁ、思い出したらしたくなった！）

　陽一は裕里が部屋から出てもすぐに気づかれないよう、ダイニングテーブルの下に入り愛の脚に寄って行った。

（よく眠ってる！眠ったまま犯しちゃおうか！）
　陽一は愛の両脚を開きウェアの上から淫部を擦り始めた。

「ぅぅぅ・・・・」
　愛は眠ったままだったが次第に淫声を洩らし始めた。

　陽一は裕里が目覚めることや愛が眠ったままであることの状況を楽しむように息を殺して愛のウェアのズボンを引き下ろし始めた。

（おっ！パンティを穿いてないよ！そうか、浴室で洗い流して・・・・そのままウェアを着たんだ・・・・）
　目の前に淫らに濡れた愛の淫部があった。

（こんなにいいオマ●コを空き家にしておくなんて勿体無いよ！）
　陽一は昨夜の愛の乱れ方を思い出しながら、淫唇を舐めクリトリスを弄り始めた。

「ぅぅぅぅ・・・・ん、何！？」　
　愛が目覚めた。

「シッ！愛ちゃん、騒いじゃだめだよ・・・・」
　陽一が愛の淫部から顔をあげて愛の顔を見遣った。

「お、お義兄さん、ぁぁぁ・・・・」
　愛は驚いたが淫部に感じる快感に身悶えていた。

　愛は下半身を椅子からずらし陽一が愛撫しやすいようにし、陽一はそれに応えてクリトリスを舐め淫壷を指で弄った。

「あぁぁぁ、イッ、イッ、あはぁっ・・・・お義兄さん、アッ、イクッ！」
　愛は死角にはなっていたが裕里の動向を気にしながら、陽一の愛撫で昇りつめていった。

「愛ちゃん、早く挿入れないと裕里が来るかも・・・・」
　愛は椅子から降りて後ろを向き、椅子を掴んで四つん這いになり陽一の肉棒を迎え入れた。

「あぁ、愛ちゃんのオマ●コ、何度しても最高だ！」
　陽一は愛の淫壷に挿入した肉棒を縦横に動かした。

「お義兄さんのオチ●チ●だって、最高よ！」
　愛は小刻みに淫壷を収縮させ、短い時間で何度も昇りつめた。


「愛〜いるの？」
　陽一が愛の淫壷の中に三度射精した時だった。
　愛を呼ぶ裕里の声が聞こえた。

「ぁ、ハ〜イ、チョッと待って！」
　愛は慌てて乱れを直し裕里の部屋に向かった。

「あ、愛、ゴメンね！やっぱり陽一さんの夕食、作ってくれる？まだ身体が重くて動けそうにないの・・・・」
　裕里はベッドに寝たまま愛に申し訳ない顔をしていた。

（わたしの方が申し訳ないのに・・・・）
　愛は実の姉を裏切っていることで大きな罪の意識を感じていたが、相性抜群の陽一との淫交は止められないとも思った。

　
　リビングに戻ると陽一が苦渋な表情をしていた。

「お義兄さん、昨日から３回も出して、そんなに子どもが欲しいの？」
　愛はわざとふざけるような口調で陽一に近づいた。

「今晩は泊まっていくんだよね？それなら、後３回は愛ちゃんの中に出したいな」
　陽一は愛の身体を背後から抱き寄せ乳房を優しく揉みながら言った。

「お義兄さん、本当に好きネ！」
　愛は身悶えながら身体を陽一に預けていた。

「愛ちゃんとの相性が良すぎるからだよ」
　陽一は愛の耳を舐めながら囁いていた。


　この先、どうなるのか？
　出口の見えない禁断な関係は始まったばかりだった・・・・。
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2013.1.30掲載
63話（2013．1/30時点）
　【61】　　【62】　　【63】
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