〜あらすじ〜
　資本金500万円の小さな会社のオーナー中村武(38歳・妻子有)は、人妻とおおせを楽しむ為に、ワンルームマンションを借りていた。口説いて自分の女にした人妻をこの部屋に連れ込むのだ。
　いつからか数えた初めてもう直ぐ100人になる。ごく普通の人妻が中村の性奴隷になる様を綴ります。

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【 人妻くずし１６．あずさ　〜農家の花嫁�B〜 】

　中村は、水割りにしようと思ったが、この二人の小娘を見てると、いや、相手してると、疲れる。早く酔いをまわしたかった。だから、ロックにした。最初の一杯は冷蔵庫の前で立ったまま、麦茶でも飲むように流し込んだ。２杯目を作ってから、ソファに座った。未来とあずさがベットに寝っころがってはしゃいでいたが、あずさの旦那が来るからには、中村はそれもできない…。

　４杯目のロックを半分程飲んだ頃、部屋のチャイムがなった。あずさの夫、岩井健治が来たのだ…。

　部屋に入ると岩井健治は中村に深々と頭を下げて礼を言った。

「このたびは、妻が大変お世話になりました。お手数かけまして、ほんとうにすみません。ありがとうございました」
『あっ、いいえ。どうせ、我々にとっては帰り道でしたし。道中、うちの社員の三橋の話相手にもなって頂きましたしたし。な、三橋』
「はじめまして。三橋未来と申します。先、ビールなんか飲んじゃっててすみません」

　中村が、挨拶を終えて健治の顔をそれとなく観察すると、兄達、輝夫、宏とは別血筋のような好男子であった…。あずさが、そのヘンの中村の観察事情を察して、健治に「話していい？」と目配せをした。

「社長。社長には負けますが、健治もイイ男でしょう！笑。輝夫や宏、それに義父の肇に似てない、と観察してたんじゃありません？」

　中村は、図星なだけに、聞きにくい事だけに返事のしようが無かった。
『…』

　あずさは続けた。健治が美男子であるこを誇りたく、言うのでなくて、輝夫や宏、それに義父との不仲の事情、それに、それがあずさにもたらしたレイプ事件や、結果的に中村達を引きづりまわした事情を聞いて欲しいというのだ。

「健治だけが…。健治は輝夫や宏、それに義父とも血の繋がりがないんです…」
『と、申しますと…』
「義父が腰の病気で長期入院していた時に、健治の母親が不倫してできた子です…」
『…』
「勿論、不倫というより恋愛みたいなもので、(お腹の中の)健治だけを連れて、義父と離婚して、その父親と再婚しようしたらしいんです。そしたら、義父は生んでもいいから、離婚は勘弁してくれ、となった訳です。健治のお母さんは綺麗な人で、相手の男(健治の父親)も美男子でしたから、健治みたいに、岩井家の男とは似ても似つかわない顔になったの」
『相手の、その健治さんの父親って、知ってるんですか？あずささんは？』
「家出先が、健治の家出先が、その父親の経営する工場の社員寮ですから…」
『はあ。よく、そこまでお話くださいました。じゃあ、あれですか、その、健治さんは将来は、その本当のお父さんの跡取りを…』

　健治が口を開いた。笑って話した。
「いや〜。残念ながらそうはいきません。父の姓は郷田っていうんですけどね。郷田家には、立派な跡取り息子が二人もいます。それに、私は、戸籍の上では肇の血繋がりの息子であり、輝夫や宏の血繋がり弟ですから。ただ、父の工場の小さな部署は任せてもらってますし、それで十分です」

　そうか。あずさをレイプした岩井の男達は、ただ性欲でそうしてるのでなくて、健治に対する、亡き母・肇を裏切った妻に対する復讐でもあったのだ…。気がついたら、健治は部屋備え付けのウイスキーをストレートで飲んでいた…。

　もう、これ以上長居は無用だ。こういう話は深入りして聞いてしまうとロクなことはない。
『健治さん、あずささん。我々が居ては逢瀬のお邪魔でしょうから、これにて退散します。おい、三橋、帰るぞ』

　健治が引きとめた…。
「ま、待って下さい。中村社長。都会の話やネットの話を教えてください。あずさも俺もそういう話に餓えてるんです。な、あずさ」
「は、はい。気が付きませんでした。ウイスキーロックお替り作ります」
　あずさが、中村の手からロックグラスを取り上げた。
「未来ちゃんも、ビールどうぞ！」

　それから一時間半ほど、付き合った。付き合って喋った。
　午後、６時前で何をするにしても中途半端な時間だ。そのうち、健治が中村に土下座して頼み込んだ…。

「じ、実はお願いがあります。社長と未来さんに…」
『…』

　借金の申し出なら、中村だけに頼むだろうし、そういう場合は、男のプライドとして未来には席を外して欲しい。二人への頼みごと、ってなんだろうか？…。しかも、土下座までして…。

「じ、実は、妻のあずさは、兄や義父にレイプされて、いや、レイプ自体は勿論嫌でしょうが、盗撮や覗き見されないと、燃えない性癖になったんです…。俺にも、時には青姦っていうんですか、屋外セックスを、それを求めて来るんですよ…。山とか畑とかで…」

　中村と未来が同時にあずさに視線をやった。
　あずさは、頬を赤らめて下を向いたままだ。

『では、健治さん。なんですか、あなた方お二人のセックスを我々に見ろ、と…』
「は、はい。恥かしいお願いですが、この通りです」

　健治はまた土下座した。

『いや。そういうのは、マズいでしょうし。我々にはそういう趣味ありません。帰ります』

　未来は当然、中村に同調するものと思ったが、なんと、
「わかりました。見せてください。滅多に見れるものではないですから！社長も付き合って下さいよ！不倫カップじゃなくて、ちゃんとした夫婦の営みです。見て、燃えてもらえるならいいじゃないですか！笑。私達が役に立てるんだからいいじゃないですか！笑」
『おまえ、未来…』
「あっ、社長、私一人を部屋に残すなんて考えないで下さいよ！そんなことしたら、あの件…」

　急に未来は、中村の耳元で小声で呟いた。
「叔母とのＤＶＤ。まだ、他の箇所のも、あったんです、結構ヤバイのが…笑」

　未来は元の位置に戻って、再度、中村に尋ねた。ウインクした。
「ね、社長。一時間ほど鑑賞させて頂いたら、かえりましよう」
『わ、分ったよ。こいうオチだったのか…(苦笑)』

　健治のほうを向いて話し掛けた。
『健治さん、聞いての通りです。人助けと思って、キッカリ一時間だけお付き合いします。さあ、始めてください』

　恥かしげもなく、中村と未来の前で、二人とも全裸になった。
　健治は工場労働者らしく、筋骨隆々としていた、身長は175くらいだろうか。あずさは、身長160くらい。ベットにあお向けになって、大の字になり、健治の股の間に正座して屈み込み健治のペニスを咥えた。ペニスはそうは大きくない、中村のほうが大きい。あずさは、唾液を溜め込んで、今日の朝方、中村にしたようなフェラチオを開始した。音をたてて、やらしく舐りまわした。

　あずさの乳房はＣカップくらいだろうか、だが、下を向いても垂れずに形は崩れていない。感度が高まると、健治はあずさのバストをワシ掴みにして揉んだ。

「あずさ、ちょっと、上手になったか？フェラチオ。気持ちいいよ…」

　未来が、しきりに、ソファの上で組んだ脚を左右組み変えている、感じているのだろう…。

「あずさ。ダメだ、溜まってるから、イク。一回目は口でイクからな！」
「く、苦しい…」

　健治が、あずさの頭を押さえ付けて、腰を突き上げて、あずさの喉の奥で射精した。
　当然、あずさは飲んだ。
　未来が、中村をみて、呟いた。

「感動的ですね、いい夫婦すね…」
『ああ…、はあ』

　中村は、朝方の件と、峠の小道での青姦のことを思い出していた。しかし、若いのに、なんという性癖のカップルだろう、それを見たいという未来も未来だ。

　中村は帰るきっかけが欲しかったが、今度は、あずさを寝かせて、股を開かせて、クンニリングスを開始した。健治が口でキスしたり、ペロペロとクリトリスを舐める一般的なクンニだ。その内、その技に加えて、右手の中指と薬指を膣に入れて出し入れした。それを鑑賞するうちに中村はある事に気が付いた。峠の小道での青姦は"中出し"なのだ…。あのあと、ずっと三人は一緒だったから、あずさはシャワーを浴びていない、膣内洗浄をしていない…。

『ヤバイ…』。未来だけ、中村の呟きを聞きとった。「ヤバイって、普通でしょう、夫が妻のアソコを舐めるの…」『…』

「あっ、ぁっ、健治さん、気持ちいい、もっと舐めて、もっとクリちゃん吸って、あっ、あっ、いい〜」

　そのうち、健治が妻の膣内状況の異変に気がついた…。
　膣口から顔を離して、あずさに尋問した。

「んっ？ニオウぞっ、あずさ！また犯られたのか？中に出されたのか？」

　あずさは、返答しようがなく口を手で押さえた。

「誰だよ、輝夫か？」
　あずさは首を三回横に振った（ＮＯサインだ）。
「宏か？」
　また、あずさは首を三回横に振った。
「じゃあ、オヤジだな…畜生め、息子の嫁が妊娠でもしたら、どうする気だよ、ったく…」

　あずさは、首を振りとも頷きともしないで、視線を中村に送った。その視線を避けて見た先に、未来の視線が待っていた…。が、未来は中村の悪事追及の目線ではなく、二人の全裸セックスを見てウットリして中村を見つめた…。『いくらなんでも、未来には、そこまでは分るまいよ』
　中村は心で呟いて、二人の"絡み"に視線を戻した。健治がいきなり、中村に顔を向けた。

「社長さん。見ての通りです。あずさは、今朝方かいつか、オヤジにレイプされたんですよ！しかも、避妊しないで！非道な男、いや、男達です…あずさがエスケープした理由も分って頂けたでしょう、これで…」
　中村は、少しだけ、健治に悪いことをした、と思った。少しだけだが(笑)。
『そ、そうですね…』

　未来も口を開いた。
「えっ？いつも、岩井家の男達は、あずささんには避妊してくれないんですか…」

　あずさが答えた。
「え、いえ。今日はたまたま、拒否したけど…。義父は避妊してくれなくて…。健治さん、ゴメンなさい」
「もういいよ。岩井家には戻らんのだし。俺もあずさも。で、出されて大丈夫な日なのか、妊娠のほうは？」
「た、多分…」

　あずさが、又、視線を中村に送った。今度は、その(あずさの)視線の意味を未来が理解した、いや、見破った…。昨晩の夜一回、未来の部屋であずさはシャワーを浴びた。今朝もあずさは自分の部屋のシャワーから直行するような形で二人の前に現れた。と、すると…、あの峠の小道の40分程の間しか、物理的に性交の場はないのだ…。推理好きの、未来が導き出した答えだ…。
　未来は、今度こそ、犯人を見るような目付き、自分の顔の角度を色々変えて、中村の瞳の奥を舐めまわすように覗き込んだ。そして、中村の太ももを抓って、耳元で呟いた…。

「社長…。真犯人、知ってますよ」
『なんのだよ？』
「いいんですか…。避妊しないで、人妻の中に出しちゃって…、デキてたらどうするんです？」

　中村はトボケルしかなかった
『な、なんのことだよ？』
「まっ、いいわ。あの峠の小道、誘ったのはあずささんだし、社長は行くの嫌がってたもんね(笑)」
『勝手な想像するな、俺はいいとして、あずささんに失礼だろ、変な疑いをかけては！』
「笑！いいわ、って言ってるじゃないですか！笑。社長が熟女だけでなくって、あたしらギャルの年代とるヤルのが分っただけで、あたしは収穫だし(笑)」
　もう一度中村の太ももを抓った。

『静かにしとれ、三橋。鑑賞態度が悪い！(苦笑)』
　中村としては、そう言うのがせい一杯だ(笑)。

　健治は、父肇への怒りからか、乱暴に、あずさに挿入した。無論、生で。
　バックスタイルにして、ピストン攻撃で悶絶するあずさの顔をワザと中村と未来に向けるよう。
　健治は態勢を取った。

「あっ、あっ、健治さん、素敵ぃ〜、社長、未来ちゃん、見てえ〜、あずさがハメられてるとこ、見てぇ〜！あっ、ぁっ、イ、イクゥ〜、け、健治さんイってぇ〜、あずさと一緒にイってぇ〜」

　健治の鋭い突きで、あずさは一度果てた。

　中村は勃起していた。今の二人の痴態に対してでなくて、峠の小道でのあずさとのセックスに対してである。しかし…、何もかも、あずさが計画したことに利用されている事にだんだん腹が立って来た。中村の残留精液だって、健治が到着するまでに一時間はあったのだ。シャワーを浴びて洗い流すのが普通の感覚だし、夫に対するマナーではないか…。健治に義父に犯された、と演出として、その一方では、未来にまで発覚するような視線を送ってくるのだ。

　たいしたタマ(女)だ…。自分も犠牲者なら健治も犠牲者だ。

　二人の痴態は続いた。今度は顔ではなく結合部の出し入れを二人に見せる態勢を健治とった。
　あずさの脚をＭ字に開かせて、健治も足を開いてピストンする、ちょっとあずさの尻を持ち上げてるから、あずさの膣に出入りする健治のベニスも睾丸も尻の穴もまる見えだ。中村の残留液とあずさの愛液が混ざった米の研ぎ汁のような薄い白濁液が、膣口のまわりにへばりついて、一部は、"あのホクロ"を伝って肛門に垂れて、その液も垂れて、ベットのシーツを濡らした。

「あっ、あっ、健治さん、素敵ぃ〜、社長さん、未来ちゃん、見てえ〜、あずさがハメられてるとこ、見てぇ〜！あっ、ぁっ、イ、イクゥ〜、どう？見てる？見てくれる？未来ちゃん！」
「おっ、おっ、気持ちいいよ、あずさ、イクぞ、中に出すゾぉ〜」
「うあ〜、き、気持ちイイィ〜。健治さん、あずさの中でイッて、いっぱい出してぇ〜」
「うっ、うっ、イク！」

　健治は三度深く突いて、杭を打ち込むようにして腰の動きを止めた…。
　普通、男は、膣内に暫くペニスを入れておきたいものだが、健治は腰を止めて１０秒程したら、またもや、中村と未来に見えるように、勃起したままペニスを抜いた。ペニスには精液が大量の精液がコビリ付いていて、あずさの膣口からも、健治のペニスを追うように大量の精液が逆流してきた…。

　未来は、喰い入るように結合部を見ていた。中村をとろりとした視線で見つめ話した。

「社長。私、感じちゃいました…」
『ああ…。帰って、彼に抱いてもらえ！笑』
「いえ、今、私、彼いません…」
『じゃあ、家に帰ってオナニーでもしろよ！』

　冷たく突き放す中村を無視して、未来は、ズボンの上から中村の勃起を不意に握った。

「社長は誰と？誰とするの？奥様、それとも、叔母の藤井…」
『三橋、殺すぞ、仕舞いには！』

　いきなり、あずさが会話に乱入した。

「未来ちゃん。フェラチオ、教えて。私に上手なフェラチオ教えて…。社長のしゃぶって、上手なフェラチオ教えて、見せて！」
『な、なにを言うんですか、いきなり、あずささん…』

　あずさは、逆流した精液を拭き取ったテッシュを中村に意味ありげに見せた。
「言うこと聞かないと、健治に、峠の小道の件、言うわよ」って感じだろうか(笑)。そして、未来にまた頼み込んだ。

「未来ちゃん。嫌でなければ、社長のしゃぶって。フェラチオでイカせて！教えて」
「は、はい…。でも、社長が嫌がってますから…」

　そう言いながら、未来は、中村の勃起をズボンの上から握ったままだ。それだけでなくて、ゆっくり、上下に擦っていた…。

「社長、いいですよね？若い、未熟な夫婦の性技教育だと思って、諦めて下さい」
『…』

　未来は、また、中村の耳元で呟いた。
「社長。ＤＶＤの件もあるし、お昼の峠の小道の件もありますし、観念してください…」
『…』

　未来は、中村のジッパーを降ろした。いきなり咥えないで、ペニスのニオイを確認した。
　顔をあげて、また、中村の耳元で呟いた。（やっぱり、犯ったんだ…、と確信して：笑）

「あずささんの、愛液のニオイ、かすかですが残ってます、よ(笑)」
　言い終えて、パックリと咥えた。
「あずささん、上手かどうか知らないけど、前の彼に教えられたの、やってみる、ね」

　あずさは、左手で中村のペニスの亀頭部を根元に絞り込むように握り、口を"○"の字にして、尿道から、ペニスの中程までを、ゆっくりと上下した。指は使わない。中程まで咥えたのを亀頭部まで戻す時に、圧力僅かにカリの部分だけ強めて、引っ掛けて、スポッと抜くように、亀頭部を舐めて、また、尿道口に戻る。これの繰り返しである。

　健治が話した。
「き、気持ち良さそう…。あずさ、あれ、未来ちゃんのあれ、真似してやってくれ！」
「健治さん。ちょっと待って。後でちゃんとしたげるから、社長がイクところまでが見たいの。未来ちゃんテクニックを、勉強したいの…」

　中村は、"まな板の鯉"である。他人から見れば羨ましい"鯉"だが、フェラチオの相手が社員となると素直に喜んでる場合ではない。明日以降、何を未来に吹聴されたり、強請られたりするか不安だった。それに、この巧い、フェラテクは中村が、基子に教えたフェラテクそのものだ！

『こいつ。ＤＶＤの動画が見れませんでした、なんて言ってたけど、完全に近い形のを復元したのではあるまいか？基子への中出しも見ているから、あずさへの中出しも見抜いたのだろう…』頭の中でそう考えなが、未来の上手なフェラテクに耐えた。

　未来は、時々、咥えるのを止めて、ペニスの亀頭部裏側の部分を十分に濡らした唇で、左右に激しく擦った。これも、気持ちいいし、基子に教えたお通りだ…。唇で、左右に激しく擦って、又尿道から口を"○"の字にして、たっぷりの唾液でペニスの中程まで上下する。バリエーションはこれだけだが、後半に向けて、唇の圧力を強めて、上下のスピードを速くする。

　基子には、袋を舐めさせたり、肛門を舐めさせたり、肛門に指を入れさせたりしていない。実際、未来もそれはしないのだ。『畜生め、こいつ。やっぱり、ＤＶＤ完全版を見とるのだ…』
　頭で考えてたが射精感がやって来た。恥かしいし、悔しいが、出すしかないだろう…。ギリギリまで我慢したぶん、未来の口内への射精の勢いがスザマしかった。第一弾が、白魚の踊り食いのようにな勢いで未来の口内壁に当った。

『三橋っ、イクぞ、出すゾ』

　未来は、咥えたまま頷いた。

『おっ、イク！』

　出す瞬間、カリ部から、亀頭部全体を舌で高速で舐めまして、亀頭部を咥えた口元の"○"の字を徐々にすぼめていって、精液を一滴も残らず、口から漏らさず、亀頭から、顔を離した。中村の顔をニッコリ見あげるところまで、基子にさせているフェラと同じだ。

「未来ちゃん、上手！流石！未来ちゃんの前の彼って、若くはないでしょ？そんだけのテク教える男って…」

　未来は中村の精液を嚥下してから、あずさに返事した。

「ええ。中年のオッサンよ！笑」
『…』

『健治さん、あずささん。もういいかね？一時間過ぎたたけど』
「あっ。大変、無理お願いしてすみまませんでした」

　あずさも答えた。
「社長さん、未来ちゃん。色々、ご迷惑をおかけしました」
「岩井家から脱出できたのは、お二人のお陰です」

　中村は、複雑な心境だ…。
『あっ、いえ。又、仕事、ネットの仕事がありましたら、是非当社をご利用ください…』

　中村と未来は素早く部屋を後にした。
　あれ以上いたら、何を要求されるか分らない…。
　未来がバツが悪そうに中村の２メートルほど後ろを歩いた。
　後ろを歩いても、エレベーターでは一緒になるのに(笑)。中村が気遣いを見せた。
　なんとなく後味が悪い…。中村自身はすぐ気持ちの切り替えはできるだろうが、この二日間の展開は、性に関して百戦錬磨の中村でさえ理解不能なのだ。基子のＤＶＤのことも"どこまで"再現して見たのか、それに対して口止めやある意味の懐柔をしておく必要もある。それに、長旅の運転に加えて、射精も三回もした。腹が減っていたのだ。

『どうだ、三橋。ここの最上階のラウンジでメシでも食うか？』
「は、はい。ご馳走になります…」
『ああ。ちょうど、和牛ステーキフェアをやってるぞ、ラウンジで。牛肉でも食うか？』
「は、はい。お任せします…」

　二人は、ラウンジの二人席のテーブルについた。

『どれにする？俺は、テンダーロインの150グラムにするけど、三橋は？』
「あ、じゃあ、私はそれの200グラムをお願いします」
『ライスとパンとどっちにする？』
「あっ、じゃあ、私はパンで…」

　中村はフロアボーイを呼んで、テンダーロインの150グラムと200グラムのミニ・コースと、ボトルワインとウイスキーのロックを二つ頼んだ。未来を酔わせて、知ってることを喋らせようとする魂胆だ(笑)。
　未来は、料理の前に真っ先に運ばれて来た、ウイスキーのロックをあっという間に飲み干した。
　中村も飲み干して、さらにロックを二つ頼んだ。

『三橋。この二日間はお疲れ様！なんか、とんでもない事件に巻き込まれた、というか、変った夫婦だったなぁ。特にあの、あずさって人妻は…』
「笑！まあ、いいじゃないですか！社長も"いい思い"されたんたんだし…笑」

　中村は探りを入れた。
『いい思い、って？』
「したんでしょ？岩井あずさ、と(笑)。それに、私も社長の舐めて、ゴックンしてあげたし(笑)」
『…』

『…。ところで、三橋。藤井基子さんのＤＶＤって、どこまで見た？どこまで復元した？』
「だから…、最後の音声のとこだけ、って言ったじゃないですか？」
『じゃあ、聞くけど、今日の、さっきのフェラテクは誰に教えてもらった？』
「ＤＶＤで」
『ほら、みろ』
「違うんです。確かに、叔母のは最後の会話だけです。でも、私が復元して見たのは、これは、動画も音声も途中だけですが、クリアに再現できました…」
『はあ？なんのよ？』
「"マユ"さん、って人妻にフェラチオさせ精液飲ませて、生で膣内射精を一回したところ、の。中に出さないで、ってマユさんが頼んでるのに、社長は、無視して出したでしょう、中に…」

　中村は天を仰いだ。２杯目のロックを一気飲みして、未来に話しはじめた…。
『三橋。黙っててくれよ、頼む…』
「あんな素敵な奥様がいて、それに、マユさんでしょう？で、叔母でしょう…。黙っててくれ、たってねえ(笑)…」
『そこをなんとか、頼むっ！』

　中村はテーブルの上で深々と頭を下げた。未来は、母親のような、なだめる態度と口調で返答した。笑いなが喋った。
「社長。頭あげて、下さい。奥様にはバラばらしません。ただ、せめて、叔母(藤井基子)だけは大切にしてあげて下さい。叔母は本当に社長に惚れてますよ。セックスは当然としても、その、ＤＶＤに出てきたマユさんのような扱いは、しないで欲しいんです…。それに、私も社長のアレ、しゃぶって飲んじゃいましたし！笑。自分意志で！。奥様にも、叔母にも大きな顔はできません(笑)」
『ああ、助かった。三橋有難う。どうだ、ロックもう一杯？』
「ええ。私、ワインもらいます、お料理ももう運ばれてきそうだし…。なんでしたら、そんなに私を信用できないんでしたら、私の口封じに、私とセックスでもしますか？笑」

　中村は３杯目のロック一口飲んで噴出した。
『怖いこと言うな！笑。お前と"した"ら、後が生きた心地になれんよ！笑』
「笑！…。社長、叔母のカラダってどうですか？魅力的ですか？それと、私のフェラチオどうでした？気持ち良かった？笑」
『ああ。基子さんはカラダも素敵だし、彼女自身の人柄も素敵だよ…』
「…。で、私のテクは？笑。叔母とどっちが巧い？」

『三橋。ステーキが運ばれてきた。もう、その話は止めにしよう。ゆっくり料理を食おう。物足りなかったら、ここ出てから生の魚の旨いとことか、旨いラーメン屋だってあるゾ！』
「ありがとうございます(笑)。そんなに、私に気を遣わなくても、約束します、二日間のことも、叔母のことも、ＤＶＤのことも誰にも話しません！ワインで誓いの乾杯をしましょう！笑」

　中村は安心した。今後、余程のことがない限り未来は他言しないだろう…。そのうちに、未来自身にもっと幸福事、関心事がやってきて、本気で忘れるだろうし…。
『三橋。この二日間は大変だったな。だから、明日休みでいいよ、出勤扱いにしてあげるから、それから、二日分の出張手当も付けておくから…』

　未来から見れば可愛いオヤジに見えた。他言しないと言えば未来は他言しないのだ。それでも、中村というオヤジは、怯えて、ステーキだけでなく、魚の刺身や地酒、臨時休暇、出張手当までついてきた。
　愉快になって、食事がどんどん進んだ。ボトルワインもお替りした。魚の旨い店も連れていってもらった。満腹に近かったから、高級魚の部類に入る"青アワビ"のキモと刺身を、地酒で平らげた。中村は珍しく、タクシー代まで渡して未来を帰宅させた…。

人妻くずし〜農家の花嫁〜　【 完 】