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～あらすじ～
首都圏をエリアに探偵業を営む平尾孝治(42歳)は、自宅に近い横浜駅の近くに自分の興信所を構えていた。数年前、平尾の依頼者である由美子という人妻に頼まれて、由美子と由美子から夫と家庭を奪った、Ｋ子という女を報復レイプする仕事を受けてしまった。以来、探偵仲間の噂が噂を呼び、レイプを有償で請け負うことになってしまった・・・。
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第１１話【 ～ 閉店大仕事 ③～ 】
～クラブゆり～
□ママ：二条百合（店では五条百合と名乗る）
□ホステス：竹中真紀子、山田華絵、川藤久実、松屋麗子、松野くるみ、植野知恵
□サクラ兼用心棒：村中（中村のこと）、他に平尾の部下が毎日日替わりで最低一人詰めることになっている。
□店は５人掛けのテーブル席が３つと、ＶＩＰルームと呼ばれる６人席という間取りである。
ＶＩＰルームと開放室はドアで仕切りはあるが、透明ガラスを花柄のスリガラスの装飾がしてある為、ＶＩＰルームでの出来事は"見ようと思えば"透明な部分のガラスから除き見できる趣向である。
笹川一郎、君川敬一の"生殖能力の消滅"後、
１０日後に君川敬太郎(52歳)・君川建設会長と笹川純一郎(58歳)・県会議員が「クラブゆり」に来店した。実は、その前にもこの二名は別々の複数の人間を連れて来店していたが、笹川一郎と君川敬一の"成功例"をみて、二人だけで二人揃った時にオペをすることにしたのである…。
第一、ターゲットに関係の無い護衛のような男が４、５人もいると、揃って酔い潰すというのも設定に無理がある。それに、ターゲットに全く関係の無い、「フェラ抜き」の噂を聞いて、それを楽しみにコツコツ店に通う客も最近は増えてきた…。
とにかく、君川敬太郎と笹川純一郎は"飛んで火に入る夏の虫"のこどく、護衛も連れず二人でやって来た。恐らく、来春にある統一地方選挙の対策や談合などの話をする為に、配下の者に聞かれては都合が悪いことでもあるのだろう。
敬太郎と純一郎は午後９時頃入店した。竹中真紀子と山田華絵がオシボリを持っていきざまに二人の脇に座ろうとしたが、「一時間ほど話をするから、そのあと頼む」と真紀子と華絵も席を外した。今日も、いつものソファで村中がちびちびとブランデーをやっていた。指名が少ない松屋麗子を隣りに座らせていた。整形外科医・金城泰明はターゲット来店の報を受けて、午後１１時前には店の二階に到着してオペの準備をはじめた。
敬太郎と純一郎の"用件"は済んだらしく、午後１０時過ぎになって真紀子と華絵を隣りに呼び寄せた。
純一郎が最初に喋りはじめた。
「真紀ちゃん元気だったか？会いたかったよ！」
「あら、先生、いつもお上手ね…(うふっ)」
「ところで、この前、フェラチオありがとう…(笑)。あんな上手なの、ご主人にもしてあげてるのか？」
「え～、しませんよ～。先生は特別っ…♪（にこっ）」
敬太郎も喋りはじめた。
「ああ。華絵ちゃんも、この前、フェラチオありがとう…(笑)。ワシの精液を飲んでくれて嬉しかったよ。ところで、ヘネシーはあと何本入れたら…、可愛い華絵ちゃんのアソコに挿れさせてもらえるのだ…」
「えーっと、あと、２３本くらいかな…。会長に喜んでもらえるように、それまでにダイエットして、キレイなカラダにしとくね♪（うふっ）」
まだ若い敬太郎は別として、純一郎は既に５８歳の高齢である。
実際、男の性欲というものには限界が無いようだ。二名の配下の者達にもヘネシーを馳走しているから、ボトルキープのカウントダウンが速い。故に、二名の息子達より早く"フェラ抜き"の恩恵にありつけたわけである（笑）。しかし、純一郎や敬太郎くらいの社会的地位になれば、日頃の部下の労を労って、「"フェラ抜き"は、おまえがしてもらえ！」と権利を譲るようにも思われたが、やっぱり、心底、性に対して卑しいのである…。だからこそ、今回"ターゲット"になったのだ…。
真紀子と華絵が二名の男の隣りに座って、場が盛り上がり始めた時を見計らって、百合が華絵を呼んだ。
「会長。ちょっとごめんなさいね…。華絵ちゃんお借りします。あちらのお客様がヘネシー１０本なので…」
「華絵ちゃん。ＶＩＰルームに今、入ったお客様はね、沢藤市の中堅ゼネコンの次期社長さんの！うんとサービスして喜ばせてね♪」
「は～い♪じゃあ、ちょっと会長失礼します…」
通常の"フェラ抜き"サービスでは、こんなに(敬太郎にっとて)無礼になるような事はしない。
敬太郎が入れ込んでいる女に、別の男のフェラシーンを見せて、嫉妬させる為である。しかも、男の職業は君川建設の"ライバル"だと、敬太郎の耳に入るように聞かせた…。
華絵は、男が待つＶＩＰルームに消えた。百合は、敬一の耳元で呟いた。
「覗いちゃおか♪内緒で…、うふふふ…」
百合と真紀子、それに敬太郎、純一郎も透明なガラスの部分からＶＩＰルームの痴態を覗いた。
膝までパンツとズボンを下げた男に華絵が何やら笑顔で話し掛けている。直ぐに、ペニス本体は咥えないで玉袋舐めからはじめた。華絵は男の太股を擦りながら、今度の尻の穴まで舐め始めた。男は気持ちよさそな表情で、華絵の髪を撫でて、乳房にも手を伸ばして揉み始めた。
敬太郎が無意識に嫉妬の言葉を吐いた。「は、華絵のヤツ…。ワシにもせんかったサービスしやがって！クソめ…」
華絵はやっとペニス本体を咥えた。男の股間に華絵が頭を埋めて、激しく上下している。男の表情しか見えない。５分程経過したところで男は、華絵の頭を両手で押さえつけて、大きく一回突き上げて、頭を３回ほどグラインドさせた。華絵は頭を離そうとしたが、男は余韻を楽しむかのこどく、ゆっくり頭をグラインドさせてから華絵の頭を解放した。
敬太郎の嫉妬の表情を確認してから、百合が敬太郎と純一郎の間に座って二人に小声で話した。
「ねえ。今日、お店最後まで居てくださらない…(にこっ)。真紀ちゃんと華絵ちゃんが、二人に連れていって欲しいとこ、あるんだって…♪」
「どこだ？」
「山葉市のヨットハーバー近くに最近できたお洒落なお寿司屋さん…」
「なんだよ！(笑)。寿司をオゴレってだけの話じゃないか…(笑)」
「ううん。そうだけど、そのお寿司のあとは…、お二人の殿方の好きにして下さいな…、真紀ちゃんと華絵ちゃんを…(うふっ)」
百合は艶っぽく話をして、敬太郎、純一郎の太股をさすって、軽くつねった。
敬太郎が上半身乗り出して百合に確認した。
「い、いいのか？ママ…」
「だって、お二人は地元の実力者だし…、これからもご贔屓に！って意味ですぅ…(にこっ)」
「野暮はナシにしましょ！さあ、景気づけにヘネシー一本づつ開けて下さいな♪」
純一郎は時計を確認した。華絵にフェラ抜きさせた男も、村中ってヤツもあと１時間くらいで帰るだろ、よ。だが、村中も"男"も帰らなかった。男は平尾の配下の者なのだから…。２時間ほどたってから、純一郎がママにせっついた。「あの二人、帰せ！」と(笑)。ママは涼しげな顔で「ええ。もうすぐ、お帰りになりますよ…」というだけであった。二名とも若い女を久しぶりに抱けるのだ。そういうスケベな気持ちが酒量を増やした。
そして、睡眠剤が効き始めた…。純一郎が、「君川。待っとれん…。店終ったら起こしてくれと、けだるく呟いてソファで横になった」
敬太郎にも睡魔が来た。「ママ。ワシも待っとれん…。店終ったら起こしてくれ」こちらも横になった。
百合が両名に軽く往復ビンタした。ビクともしない。
早速、敬太郎と純一郎を二階へ、店内の人間総動員で担ぎあげた。
両名の息子二人にした同じオペの所要時間は二人で４０分。
金城は手馴れたものだ。
そして、敬太郎と純一郎の生殖能力も消滅した。息子達二人のオペから１０日後の出来事なのだから、１０日間で４人の男の生殖能力が消滅したのだ…。店をオープンしてまだ一ケ月も経っていない。作戦の半分は完了したことになる…。
一方、中村や百合達の「クラブゆり」との、"別動部隊"を、平尾は「クラブゆり」オープンと同時に稼動させていた。別働部隊の仕事とは、笹川、君川両家のターゲットとなるべく妻達と、君川の妾である富士子の排卵日を調査させている。排卵日とは、つまりその前後は危険日となる。男達のパイプカットのオペがいつしても良いのに比べて、女体構造の複雑さがここににある。それを調べる為に、別働隊は、笹川と君川両家と富士子の家の"家庭ゴミ"を調べた。ナプキンかタンポンが捨てられていないかである。生理周期を調べるのである。
両家の主治産婦人科の看護士にも調べさせてた。
危険日にいくら弾を撃ち込んでも全て空砲になる。特に今回のような作戦（ミッション）の場合は、拉致した日が危険日でなければならない。
ともあれ、敬太郎の妻・照絵(29歳)とその妾・富美子(31歳)と敬一の妻・聖子(25歳)の生理日周期は判明した。あとは、笹川一郎の妻・君子(27歳)の危険日を調べて、今日から２ケ月間女達の間に生理があったかどうかを待つ待機期間となる…。
敬太郎と純一郎はソファで午前７時前に、百合によって起こされた。
「先生、会長さん。起きて下さい…。もう朝です、私達の残業時間終了ですぅ～！(笑)」
敬太郎が口を開いた…。
「なによ！起こしてくれなかったのか！ああれ！？華絵ちゃんは、よ？」
「会長さん。華絵ちゃん、人妻ですぅ～。午前３時頃に旦那さんが迎えにきました…。会長さんとのデート楽しみにしてのに、もおぅ、いくら起こしても起きてくんないんだからぁ…、罪な人(男)」
敬太郎と百合のやり取りを聞いた上で、純一郎も口を開いた…。
「じゃ、真紀ちゃんも帰ったの？」
「いいえ。今、コンビニにお弁当買いに行ってもらってます」
「じゃあ。店に帰って来たら、二人で出掛けて、いいのだろ？ママ！」
「もおぅ！スケベなんだからぁ！笑。真紀ちゃん、これからお家帰って旦那さんと子供の朝ご飯作るのぉ。だから、真紀ちゃんとのお楽しみは又今度ね♪」
敬太郎と純一郎も、バツの悪そうな後ろ姿で店を後にした。
両名を乗せたタクシーのエンジンのダッシュ音のあとに店はいきなり静かになった…。
金城医師はオペ終了と同時に帰った。
残っているのは、百合と真紀子と村中である。
「ふぅ～」
三人とも溜め息をハモった。
中村が百合と真紀子の労を労った。
「百合さん、真紀ちゃん。長い間お疲れ様でした。二人のお陰で、ミッションの半分は完璧に終りました。彼女の立場である百合さんは別として、真紀ちゃんには平尾先輩からボーナスが出るでしょうよ…」（実際、平尾は"クラブゆり"閉店後に日当とは別に100万円のボーナスを真紀子に渡した）
「いいえ。わたし何も役に立ってませんよ！笑。それより、このぶんで行くと、あいつら４人と本番はしなくて済みそうですよね…笑」
「そんなに嫌だったのね…、真紀ちゃん。ゴメンね、怖い思いさせて…(にこっ)」
真紀は余計な返事を百合にした。
「ええ。おなじ抱かれるなら、わたし、中村に抱かれたい…（うふっ）」
「あんた、馬鹿なこと言わないで…」と百合が言う前に、中村が、今の真紀の言葉に即答していた…(笑)。
「そうでしょう！俺も真紀ちゃんのこと、気に入ってたの、よ！笑」
百合が何かを忠告しようとする前に、中村はＶＩＰルームに真紀子を抱きかかえて解放室から連れて去った。
ＶＩＰルームで中村と真紀子は、自分の着衣の下半身だけ素早く脱いで、お互い前戯もせずに大きいテーブルの上で結合した。百合に、ワザと見えるように、結合部を見せる体位を取った。
最初はＭ字開脚、次は側位、次は騎乗後背位…。中村があお向けに寝て、百合が中村の上に乗って尻を向けて出し入れする体位である。
これだと、Ｍ字開脚よりもモロに結合部が見えるし、真紀子の快感に悶える表情まで観察できるのだ。百合は、最初"やれやれ"と中村と真紀子の暴挙を侮蔑しながら、透明なガラスの部分で観察していたが、騎乗後背位の真紀子の悶絶の表情を見て、無意識に、自分の指が股間をさすり始めた。
最初はパンストの上から"さすって"いたが、とうとう、ショーツの中に中指と薬指を入れて、さするのでなく擦った(こすった)。次いで、その指を自分の膣に挿入した。挿入して抽送した。
その時、店の合鍵を持っている、作戦総司令官の平尾が入店した。
百合から、４人のパイプカット無事完了の電話とメールを受けたからである。
百合はあわてて、ショーツから右手を抜いたが、平尾は百合のオナニーは全て見た。
「百合。なにをやっとるのだ…笑」
百合はバレた以上仕方無い…。
「だって…。だって、あれ…」
百合はガラスの透明部分を指差した。
平尾は覗いた。
あいかわず、騎乗後背位を二人は続けていた。数分見るだけで、平尾も勃起した。
「ったく…。馬鹿な後輩だなあ～！中村は！ハハハ…」
百合は、平尾のズボンのベルトを解放して、ズボンを引きずり降ろした。降ろして、いきなり咥えた。
「ゆ、百合…。気持ちいい。それに、一ケ月間有難う…、感謝してる」
そう言いながら、百合の着衣の下半身をムシリ取った。そして、ガラスの透明部分のライブが見れるように犬のような格好で覗き見している百合に後ろから貫いた。
「ふっ、む、うっ、あぁはぁ～ん！」（百合は無意識に悶えの声を発した）
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ＶＩＰルームでは…。
二人とも、絶頂を我慢しながら、しかも、快感を貪りつつ、平尾の登場と百合との結合を待っていた…。
「ま、真紀ちゃん…っ。平尾さんと百合ちゃん、ヤッてるよ！見なよ…」
「あっ、あっ、平尾さんは分った…。あっ、ぁ、で、でも、そんな(観察する)余裕なんて無いぃ～。早くイカせてぇ～ん！…」
「どの体位でイキたい…」
「こ、こ、このままで、で…。ジ、Ｇスポット、突きまくって、く、くだぁさい…」
「わ、わかった。あぁ～俺も限界だ、な、中に出したいけど、いいか？」
「だぁ、だ、大丈夫よ～、は、早く、ちょうだいぃ～！！」
中村も限界だった。一回だけ突き上げて、あとは真紀子の腰を掴まえて、亀頭の快感の余韻を楽しんで、膣壁を楽しむようにグラインドしてから、最後の一滴まで真紀子の膣に放出した…。
それから、素早くペニスを抜去して真紀子を横たわらせた。平尾と百合に真紀子お尻を見せる為である。閉じた太股の膣口から、大量の精液が逆流して、テーブルに垂れた。それをそのままにしておいて中村は精液と真紀子の愛液が付着するペニスを口元へ運んだ。
「真紀ちゃん、しゃぶって、綺麗にして」
真紀子は無言で従った。
～～～
"こんなもの"見せられては、流石の平尾も体位を換える余裕など無かった…。
何よりも、百合が早めの射精を望んでいる。挿入して５分ほどでバックスタイルのままで、百合の中で果てた。
つづく
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