幸夫　part16

　スパゲッティ用のミートソースができあがる頃、それまで黙っておとなしくテレビを見ていた幸夫がキッチンに来た。
「先生・・・おいしそうな匂いだね！」
　そう言いながら洋子の後ろに立って、ミートソースの鍋を覗き込んだ。
「そう？・・まあ、味は食べてのお楽しみよ。後はパスタを茹でるだけだから、もう少し待ってね・・」
　後ろを見やりながら洋子は答え、微笑んだ。
　すると教え子は、いきなり強い力で洋子の腰を抱き唇を奪った。
「んん・・・ぐ！・・ふぐぐぐ・・・」
　だめ！・・と叫んだ洋子の言葉は声にならない。
　既に興奮状態の教え子は、洋子のミニスカートを片手でたぐり上げ、悩ましい白い太腿の間に手を入れてくる。
　洋子は多少抗う素振りは見せたが、またどうせすぐに幸夫が果ててしまうだろうと考え、早まったその教え子の行為を許した。
　女教師が体の力を抜いたのをいいことに、幸夫は唇を外し耳たぶや首筋にその場所を移した。
「幸夫君・・・あ・・あああ・・だめよ、まだ・・・」
　甘い声でたしなめた女教師の言葉など、もちろん教え子は聞くはずもない。
　首筋にキスを繰り返しながら、立ったまま身を捩る洋子の胸を激しく揉んだ。
　尖り立った乳首がタンクトップの布地に浮き出ると、それをつまむように指で挟み、さらに絞り上げるように揉みしだく。
　替えたばかりの下着が早くも濡れ始めるのが、洋子には分かった。
「ああん・・・んん・・ね、ねえ・・・もう少し・・待てないの〜？」
「だ、だって・・・２日も待ったんだ！・・それにこんな色っぽい格好の先生を見てたら・・我慢なんかもう無理だよ！」
　息を喘がせながら幸夫は言った。
　腰に押しつけられた股間は、ぱんぱんに膨らんでいる。
　ズボンの中で窮屈に膨れ上がった長太槍の形が、はっきりと伝わってくる。
　幸夫は自分の膨らみをぐいぐい押しつけながら、太腿の間の手を這い上がらせてくる。
「あ・・ああん・・ん・・だめぇぇ！・・食べてからに・・しよ！・・ああ・・」
「いやだ！・・今すぐ先生が欲しい！」
　とうとう幸夫の手が、女教師の股の間に到達した。
　溢れ出した淫汁で割れ目に貼り付いた股布をぐいと押し込み、浮き出た溝を撫でさする。
「あんッ！・・はぁぁぁぁッ！・・んんッ！」
　洋子の声が高まった。
「ああ！・・先生だって・・濡れてるじゃないか！？」
「あん！・・あなたが・・ああ・・こんなこと・・するからよ〜ッ！」
　胸を揉んでいた手がタンクトップの裾に回り、大きく上に捲り上げられる。
　剥き出しになった胸・・こぼれ出るまろやかな双丘の膨らみ。
　その上を直に幸夫の手が這い回り、乳首を刺激する。
「乳首をこんなに硬くして・・先生、いやらしいなあ・・・」
「いやぁん！・・い、言わないでぇぇ〜！」
　その一方で股間を責めていた手が一度パンティを這い上がり、中に潜り込むと叢を下って一気に陰裂をとらえた。
　ぬちゃりという感触と共に、濡れそぼった割れ目に侵入する。
「あうッ！・・ぅぅん！」
「すごいよ・・先生！・・もうぐちょぐちょになってる！」
　また耳元で囁くように教え子が言った。
「やだ・・恥ずかしいッ！」
　幸夫の指先がその柔らかな沼地を動き回る。
「ぁぁッ・・んッ！」
　やがてクリトリスを探り当てた指先が、その尖りを擦り立てる。
「あああッ！・・そこ！・・そこが気持ちいいッ！！」
　洋子は身悶えた。
「先生！・・ここ、先生のクリトリスだよね？」
　幸夫はそう言って、ますますその肉芽を撫で擦る。
「そ、そうよッ！・・そこが・・ああッ！・・い・・いいのッ！」
　女教師の下半身がぶるぶる震え、次第に腰から力が抜けていく。
　そのうちシンクの縁に手をついて、体を前に屈めなければ体を支えられなくなり、女教師は教え子に、お尻を捧げ出す格好になってしまった。
　そこで幸夫は一度、愛撫をやめた。
　洋子が振り返る。
　幸夫は女教師のミニスカートを、一気に腰の上まで捲り上げた。
　まろやかな女らしい曲線に満ちた洋子の尻が、教え子の目の前に晒された。
「ああ・・幸夫君！・・先生、恥ずかしいわ・・・」
　そう言う側から幸夫は屈み込んで、太腿の付け根にぷっくりと膨らんだ陰阜の膨らみに顔を近づけた。
　そして手を伸ばしてパンティの縁をつかむと、一気にその薄布を足首まで剥き下ろした。
　自分の恥ずかしい割れ目が、外気に晒されるのが分かった。
　そしてその恥ずかしい部分が、今は教え子の目の前に捧げ出されてしまっている。
「い、いやぁぁん！・・見ないで、幸夫君！」
　見られる恥ずかしさから、洋子の割れ目はまた淫汁を溢れさせてしまった。
「先生！・・先生のおま○こからＨなお汁が出てきたよ！」
「ぁぁんッ！・・だめッ！・・見られると・・恥ずかしくて感じちゃうのよ！」
　幸夫の目を避けようと、もじもじ尻を振って洋子は言った。
「へぇ・・そうなのかぁ・・・」
　幸夫は感心したように言う。
「ね、ねぇ・・いつまでも・・見てないで！・・お願い・・・」
　洋子がそう懇願すると、幸夫は黙って立ち上がりズボンを下着ごと下ろした。
　ビヨンと弾んで若い長太槍が顔を出した。
「ぁぁぁ・・・おっきい！」
　思わずそんな言葉が出てしまう。
　洋子は迎え入れやすいように、片足をパンティから抜いて足を開いた。
「せ、先生・・いくよ！」
　幸夫はそう言って女教師の腰をつかむと、少し膝を曲げて高さを合わせ、一気に肉棒を突き入れてきた。

　ずぶずぶずぶ・・めりめり・・ぐさりッ！！

「ぁぁぁぁッッ！・・・い・・いいいいッ！！」
　全身を串刺しにされたようなその挿入感に、洋子は悲鳴を洩らした。
　その素晴らしい快感を待っていたのだ。
　幸夫はゆっくり腰を引いてバネを撓めると、また一気に突き刺した。

　ぐぐぐ・・・ぐさりッ！

「はぁッッ！！」
　根元まで突き込まれた瞬間、内奥にまで届いた先端部に子宮の入り口が圧迫される。
　突き入れの衝撃で下を向いた乳房が、ぶるっと揺れる。

　ぐぐぐ・・ぐさりッ！！

「ひッぃッッ！」
　喉から突き出るかと思うような、激しい突きだった。
　凄まじい快感が、膣壁から脳に駆け上がる。

　ぐぐぐ・・ぐさッ！！

「あうぅぅッ！！」
　これでもかと、また深く貫かれた。
　そして幸夫は、内奥まで埋め込んだ状態で腰をぐりぐり回転させた。
　一番奥にはまり込んだ亀頭が、ぐねぐねとそこで回転する。
「あ・・・ああああああッ！！・・・す、すごいぃッッ！！」
　それは内蔵をかき抉られるかのような、不思議な圧迫感だった。
　洋子は膣内に突き込まれたすりこぎ棒で、中を掻き混ぜられているような錯覚を覚えた。
「どう・・先生、こういうのは？」
「あッ！・・あああッ！・・い・・いいわッ！・・あ・・奥に当たってるぅ！」
「うう・・嬉しいな！・・ああ・・先生のおまんこも・・ううう・・ホントに柔らかくて・・でも締め付けられて・・・ああ・・気持ちいいよ！」
　それにしてもこの日の幸夫は、やけに余裕があった。
　今までなら、最初は挿入するかしないかのうちにすぐ射精してしまったのに・・・いったいこれはどうしたことだろう？
　そんなことを洋子が思ううち、幸夫は再びピストン運動に切り替えていた。
　自分の情熱をひたすらぶつけるような、性急なFuckではなかった。
　突き刺され、捲られ・・また貫かれ、抜かれる。
　蜜壺を目一杯広げて極太の肉筒が往復するごとに、膣壁全体からどんどん快感が深まっていく。
「あはぁぁぁんッ！・・んッ！・・あんッ！・・あぁぁぁッ！・・すごいッ！・・いぃッ！・・あうッ！・・あんッ！」
「あう・・うう・・先生のビロビロが・・ああ・・捲れたりめり込んだり・・軟体動物みたいに・・あううう・・僕のおちんちんに絡んでる！・・はあッ！」
　ただただ激しく抜き挿しして、あっという間に高まって果ててしまった教え子が、今日はそんなことまで観察する余裕があるなんて・・・
「やだぁッ！・・見ちゃ・・ダメ！・・あ・・んんッ！」
「ああ・・すごいッ！・・合わせ目に・・白いＨ汁がッ！・・いっぱいだよ・・先生〜〜ッ！」
　すぐにことが済むならと考え、このような屈辱的な態勢を受け入れた洋子だったが、シンクに手をついて立ったまま、スカートを思いきり捲り上げられて後ろから貫かれる図というのは、まさに犯されているといった感じだ。
　しかも結合部を、年下の少年にじっくり観察されながらなのだ。
　激しい羞恥心が、俄に女教師を苛んだ。
　そのことがまた一気に官能を押し上げる。

　ずんッ！・・ずずんッ！・・ずんッずんッ！・・ずずんッ！・・ずずんッ！

　幸夫の抜き挿しのリズムは変わらないのに、洋子の愉悦は頂点を目指して上昇する。
「あふぅッ！・・んッ！・・はぁぁ・・ッん！・・幸夫君ッ！！・・ね、ねぇッ！・・こんなッ！・・ダメよ！・・あッ！・・あああッ！」
「何がッ・・ダメなの？・・はッ・・はぁ！・・先生・・いきそうなのッ？」
「あ・・ああ・・そうよッ！・・んんッ！・・あうッ！」
　その言葉を聞いて、ぱんぱん・・と、音を立てて女教師の柔らかい尻に腰をぶつけながら、教え子は嬉しそうに叫ぶ。
「ほ、ホントかい！・・先生ッ！！」
「あぁぁッ！・・ほんとよ〜ッ！・・ああんッ！・・はうぅぅッ！」
「あ、はぁぁ！・・きょ、今日の僕・・合格？！・・ねぇッ！？」
「え・・ええッ！・・合格よぉぉッ！・・あ・・ああッ！・・いいッ！・・先生！・・負けちゃうぅぅッ！・・ああんッ！・・も、もう・・ダメぇぇッ！！」
　ひくひくと洋子の蜜壺が、教え子の長太槍を締め付ける。
「ううッ！・・先生ッ！・・締まるよッ！・・はぁぁッ！・・すごいッ！」
　洋子自身の意志とは関係なく、反射的に肉襞が反応する。
　その強烈な締め付けは、ここまで見事に持久力を発揮してきた教え子の性器には、残酷だった。
「ううッ！・・だめぇッ！・・でちゃうッ！・・でちゃうよぉぉッッ！！」
「ああッ・・わたしもいくッ！・・ああんッ！・・一緒にぃッ！・・来てぇッ！」

　ずんッずんッずんッずんッずんッずんッずんッずんッずんッ・・・・！！！

「ううううぅぅぅぅッッ！！・・あッ！・・あああぁぁぁぁッッッ！！」
　とうとう幸夫は樹液を噴き零してしまった。

　どぴゅぴゅぴゅッッ！・・どぴゅぴゅぴゅッ！・・どぴゅッ！
　・・どくどくッ！・・どくッ！・・どくッ！

　淫肉の狭間に夥しい精液を吐き出す幸夫・・・
　教え子の歓喜の迸りを蜜壺にどくどく注ぎ込まれて、若い女教師もアクメに達した。
「はッ・・ぁぁぁぁッ！！・・いくぅぅぅぅぅッッ！！」
　女教師の肉襞は、なおも脈打ち白濁を注ぎ続ける教え子の肉棒を、やはり脈打つように握り締めているのだった。

（つづく）