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　北村は舌の根が痛くなるほどに加奈子に吸い付き、美しい人妻の甘い唾液を味わった。
「はぁっ…」
　加奈子は長時間のキスから開放され大きく呼吸するがまたすぐに口唇を塞がれる。そして服の上から強く乳房を握られくぐもった悲鳴をあげた。
「いや…乱暴にしないで下さい…」
　加奈子は澤田の時で抵抗するのは無駄だということがわかっているので素直に従う道を選んだ。それに澤田と違い、初対面なので北村という人間がどんな行動に出るか想像できないため恐怖感が大きかった。
「じゃあそこでスカートを捲くって中を見せるんだ…」
　北村は加奈子をベッドに突き倒してうわずった声で命令した。
　加奈子は目を閉じるとスカートをゆっくりと捲くっていく。火照ったスカートの中に外の冷たい空気が流れ込み、股間に北村の鋭い視線を感じた。
　膝を合わせてそこから下を八の字に開いた形で加奈子の白く美しい両脚が露わになる。
「そんな格好じゃ見えねえじゃねえか！」
　そういうと北村は強引に足を開かせた。澤田なら加奈子自身に足を開かせただろうが、初めて加奈子を目の前にした北村にはそんな余裕はなかった。
　澤田によって毛を剃られ、サーモンピンクの膣肉をパックリと開いた股間を見た北村の興奮は更にエスカレートし、まるで口唇にキスをするように加奈子の秘部にむしゃぶりついた。
「あ……う……んん……」
　北村の強引な愛撫に加奈子は甘い声を漏らし、彼女自身、燃え上がる肉体をどうすることもできなくなっていた。
　膣肉を指で広げ隅々まで舐めまわした後、改めて成熟した女性の少女のように無毛になった股間を見つめた。
「奥さん…大事な毛をツルツルにされて旦那にはどう言い訳するんだ？俺も人妻を調教してるけど、さすがにそこまではできないな…」
　北村は陰唇をつまんで引っ張ったりして楽しんでいたが、その中に膣口を見つけると太い人差し指の先端で入り口を探るとゆっくりと挿入していった。
「……は…うぅ……く…」
　指が挿入されたのと入れ替わりに白く濁った愛液が膣口から流れ出て、加奈子の尻を伝いシーツを濡らす。
「何だ？こんなにマン汁を流しやがって！自分ばかり楽しんでるんじゃないよ」
　北村は上ずった声で言うと、彼女の顔の前に醜く垂れ下った肉頚を持っていく。
　焦点の定まらない虚ろな目でしばらく見つめていたが、すぐにそれが何であるかわかると目をそらした。
　自分の目の前に突きつけられた北村のペニスは、澤田のそれと比べて大きく感じた。
「待てよ…奥さんに普通にしゃぶらせるってのも芸がないな……」
　そういうと北村はベッドの端の腰を掛けると加奈子をベッドから引きずり降ろし、頭を掴むと自分の股間へと近づけていった。
「ほら口を開いてしゃぶるんだ。澤田に仕込まれたんだろ？」
　観念した加奈子は、北村の膨らみ始めたペニスの先端口を舌でゆっくりと舐め始めた。　口で軽く含んだ状態で舌を動かしたりしてペニスに刺激を与えているとどんどん大きくなり、加奈子の口はすぐに限界まで広げられた。
　それにもかかわらず澤田に仕込まれた加奈子は、北村の巨根を難なくくわえ込んでいく。
　二人の間には会話はなく、ペニスが加奈子の口を出入りするクチュクチュという音と、二人の息遣いだけがあった。
「ようし、そろそろつながろうぜ奥さん……」
　無言で奉仕する加奈子を見て、加奈子の乱れた姿を見たくなった北村は結合にとりかかった。
　加奈子を立たせると彼女の腰を引き寄せ、自分の膝をまたがせると眼前に大きく映る乳房を根元から絞ると両方の乳首を交互に吸い上げた。
「…あ……ふ…ううん……」
「ほら奥さん、自分で嵌めるんだ」
　加奈子は悲しげに両目を閉じ、心の中で夫に詫びた。しかし股間にそそり立つ北村のペニスを目にすると、これから飲み込まれる快感への期待感に肉体が再び熱くなっていった。そして股間に手をのばすと、熱くなったペニスにその美しい手を添え、膣口に導いた。
　先端が膣口に触れると加奈子はピクンと下半身を痙攣させるが、再び入り口に宛がうと体重をかけて結合を開始した。
　入り口で抵抗を感じながらも膣肉を掻き分けて進入してくるペニスの圧迫感に加奈子は口唇を噛み締め、顔を悩ましげに歪ませた。
「お、奥さん…予想以上の名器だな……澤田のヤツこんないい肉体を好きにしてやがったのか……」
「あぁっ…スゴイ……」
　加奈子の方も北村のペニスに戦慄を感じた。二人とも動かずにしばらくの間、お互いの感触を楽しんでいるようだった。
　やがて北村が加奈子の腰のくびれを掴むとゆっくりと抜き差しを開始した。
「ひ…ん…動かさないで下さい……」
　自分の胎内で動くごつごつとした肉棒は加奈子の膣内をぴっちりと埋め尽くしていたが、加奈子の膣はキツクなく心地よく北村を包み込んだ。この感触は北村、澤田のような巨根でなくても味わうことが出来た。澤田の巨根に馴染んではいたがガバガバになったわけではないのだ。
　やがてピストン運動は激しいものになり、重量感のある乳房が北村の目の前で揺れる。
「どうだ？旦那じゃもう満足できねえか？」
　澤田同様、自分のペニスに自信を持っている北村は加奈子が夫とケタ違いの巨根の虜になるのはわかりきっていた。それどころか夫に同情すら覚えた。
　並みの女なら巨根だと痛がる者が多いが、加奈子は見事に馴染んでいた。
　自分の嫁にさえ倦厭され、風俗嬢にもいい顔がされなかった北村は澤田と知り合い女を調教する楽しみを覚えた。
「ああ！…もう、イキたくない……私おかしくなる……」
　泣き声に近い声を挙げ、全身を震わせた。結合を開始して一時間ばかりが経とうとした時、何度も絶頂に達した加奈子は止めど無く押し寄せる快感の波にどうにかなりそうだった。様々な体位で責められ、加奈子の口からは喘ぎ声が絶えることがなかった。
　うつ伏せになった状態で尻だけを高く突き出した状態で後ろから激しく突きながらも強弱をつけ、快感の度合いを予測できない加奈子の肉体はまともに波にのまれた。抜き差しをする度に結合部から二人の体液が飛び散りシーツに大きな染みが出来ていた。
「奥さん！もうイキそうだ！ピルは飲んでるのか？」
　北村もさすがに限界だった。彼の声は加奈子には届いていなかった。
「くうっ……」
　このまま加奈子の膣内に射精したかったが彼女を妊娠させるわけにはいかず、小さく唸ると膣から引き抜き、膣口から肛門にかけて大量の精液を発射した。
　そしてぐったりとしている加奈子に自分の精液と彼女の愛液が絡みついたペニスをきれいに処理させた。
　口を開き、まだ時折ぴくぴくと痙攣するペニスを咥えるときれいに舐めとっていった。それは絶頂の余韻に浸り、恍惚とした表情の彼女だけに自分を満足させてくれたモノを慈しんでいるようにも見えた。

「奥さん…旦那は出張中なんだろ？帰ってくるころには女房は自分では満足させられなくなってんだからな……」
　ベッドに寝転びながら隣の加奈子の肉体を弄びながら北村が言う。
　その一言、一言が加奈子に重くのしかかった。さっきも北村とのセックスであんなに燃えてしまった……。
「それにしてもここを旦那が見たらどう思うんだろうな……」
　北村は加奈子の陰毛が剃り落とされた股間が気に入ったようで、陰毛が茂っていた辺りを何度も撫で回していた。
　加奈子は恥ずかしそうに太ももを擦り合わせるように北村の手から逃れようとした。
　そんな加奈子を見て興奮した北村は再び大きくなった肉棒をつかみ、彼女の股間にまわった。そして北村が加奈子に覆い被さると同時に彼女の美しい声が部屋の中に響いた。