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【鬼畜の棲む館】続編
【 鬼畜が集う館① 】
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～あらすじ～
２６歳で谷川家に嫁いだ恵は、海外長期出張をする夫・義明(28歳)の留守中に義父・慎一(58歳)と義兄・慎太郎(32歳)の強姦陵辱を受け、どちらの子かを宿してしまった。
一方、慎太郎は実母の死に際の告白で、慎太郎は慎一の実の子でないことが判明した。慎一の血を引き慎太郎よりも優秀な弟・義明にどうやら家業（谷川商事）を継がせたいとの父・慎一の思いも最近(慎太郎には)分った。慎太郎は、義明の妻・恵を性奴隷に仕立て上げて、谷川商事を乗っ取るの為の接待の「道具」として恵を酷使することを決意したのである。。。
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恵に会って、秋田から帰る車中、慎太郎は色々と考えた。
第一に計画の目的がイマイチおぼろげであることだ。
父の会社・谷川商事を乗っ取る為の"男を喜ばせる社交場"作りが最終目的なのか、憎っくき弟・義明の妻である恵の陵辱が最終目的なのか、が、はっきりしない事に気がついた。
"男を喜ばせる社交場"が目的なら、恵一人のカラダでは対応できない。もう一人、どうしても男を喜ばせる接待用の"道具"が必要となる。それに…、接待とはいえ中には、慎太郎自身が好感を持てない男も来場するであろう。その場合、その男の精液を飲み込んだ恵の生膣をあとから慎太郎が"使う"というのも抵抗を覚える。
秋田新幹線「こまち」が大宮を出て上野に着く少し前に、慎太郎は計画の手直しを考えて、東京駅に到着し次第、手直し分の計画実行に取り掛かった…。
「仕方ない。智恵子をもう一人の"道具"に仕立てるか…」
である…。
それから、３日後…、
１．【 もう一人の接待用"道具" 】
東京のあるラブホテルで二人の男女がいた。
男は、谷川慎太郎(32歳)
女は、桜井智恵子(29歳)
智恵子は、顔は並みの上、スタイルはウエストのクビレはイマイチながら、Ｄカップの巨乳で脚も長く、化粧を入念にすれば美人の部類に属する女である。
ベットで一回抱き合っ後で、鏡の前でメイクを直している途中で智恵子はいきなり"吐き気"を覚え左手で口を押さえて洗面台に向かった。洗面台で、強烈な嘔吐に見舞われ胃の内容物を吐き出して、うがいをして戻ってきた。そしてベットで横になる、慎太郎の横に潜りこんだ。
嘔吐が原因の智恵子の目は充血していて、その目で慎太郎を睨んだ。
「どうした、智恵子？」
「…」
「ひょっとして、ツワリか？」
「そ、そうみたい…」
「誰の子だ？」
「あなたの子よ、決まってるじゃん…」
「だって、旦那ともセックスはしてるんだろ？笑」
「だって、あなたの命令で、旦那の時はゴムしてるし、第一、月に一回か二回くらいしかしないもの、旦那とは…」
「知らんよ、俺は…笑」
「夫とのセックスにはゴム付けさせてきっちり避妊させておいて、あなたはただの一度も避妊してくれたこと無いじゃない！中に出さないで、っていくらお願いしても、お構いなしに中に出すし…。一体どういうつもり？人妻妊娠させるのが趣味なの？奥さんにバラすよ！…」
「まあ、智恵子そう怒るなよ(笑)。産むわけいかんのだから中絶費は出すよ。今回、中絶したら、次からはピルにするかリングを入れてくれ、子宮に」
「な、なんて男！最低ーっ！」
「俺はいつでも別れてやるよ。だけど、その前に借金を返してくれ。今日、ここへ来たのも、返済日超過のペナルティとして智恵子は俺に犯らせた。金銭の代償のセックスが原因で、おまえが妊娠しようがどうなろうが、俺の知ったことではないぞ、智恵子！」
「…」
～半年前～
都内の某パチンコ屋で二人は知り合った。
智恵子が持ち金をパチンコですっかりスッてしまって、気が付いたら、ガンガン玉を出す慎太郎の隣りの台の椅子に座っていた。智恵子はウインクして、玉を一箱貸して、というサインを出した。慎太郎も撃ち止め勢いと、それにも増してパチンコ屋には不似合いな美人に頼まれては鼻の下も伸びて気が大きくなって一箱貸してやった。そして、その日以降、お互いが"出てる日"は快く、玉の箱を融通しあった。
そうこうしているうちに、夕方にでもなれば居酒屋にでも行こうか、という話になる。
慎太郎にとっては、智恵子は美人の部類に入るタイプだし、少なくとも妻・靖子(28歳)よりかはイイ女なのである。
ただ、それは寝るには都合の良い、連れて歩くには恥をかかないという意味で、恋愛や結婚には絶対に発展しない、所謂カラダだけの付き合いである。
そのうち、一万、二万円単位で智恵子は慎太郎に金を借り始めた。パチンコですって、その日の食材や生活物資が買えなくなるからである。慎太郎は金を無心された段階から、借用書をちゃんと作って、利息は取らないまでも、返済期日をきっちり明記した借用書をその都度書かせた。返済に行き詰まった時に、智恵子の肉体を自由に貪る為である。
こういう話をすると、慎太郎はとんでもない悪党にも思えるが、そもそも、この手の借金をすること自体が智恵子の間違いなのである…。第一、家族の食材を買う予定の金までパチンコにつぎ込むようでは、慎太郎のような悪党に付け入られても文句は言えまい。
～そして、ホテルのベットに話は戻る～
「まあ、とにかく智恵子。金は返してもらう！ただ、俺に協力してくれれば、返済を待つだけじゃなくて、協力の度合いに応じて、お前の借金を減らしてやってもいいぞ…」
「ありがとう…、と言いたいところだけど、まさかカラダ売れってんじゃないでしょうね！」
「売春なんかさせたら、俺まで警察の厄介になる。いや、なに、俺と一緒にスワッピングパーティのようなものに出るだけだよ(笑)。俺以外の男とセックス楽しめて、借金も減っていく」
「ス、スワッピング！？旦那にバレたら大事(おおごと)じゃんかよ！ったく、なんて男なの！アンタ！…」
智恵子は怒ってベットから起き上がろうとした。
慎太郎は、あわてて、優しく両肩を押さえて、智恵子をもとの寝る姿勢に戻した。
そして、智恵子の乳房を軽く愛撫しながら、優しい声で説明をはじめた。
「まあ、智恵子。怒らないで聞いてくれ。そのスワッピングパーティは俺が主催する。俺が、親父の会社を乗っ取る為にはどうしても作らないといけない社交の場なんだ。無事、俺が会社の経営権を握ったら、残りの借金を棒引きにするだけじゃなくて、正式に智恵子を俺の愛人にして、"いい思い"させてやるからさ…。な、頼むよ、智恵子」
慎太郎は借金の棒引きくらいはするつもりだが、愛人なんかするつもりはないし、第一、スワッピングパーティなんてのは、今、智恵子を説得する詭弁であって、パーティがイメージさせる、男女ほぼ同数や女の人権尊重などは、慎太郎の企画する宴には何もない。智恵子と恵で、いや、場合によっては、どちらか一人で数人の男の性処理、それも複数回の相手をして、ナマで膣内射精を受けるのが原則の宴なのだ…。
「し、慎太郎さんは、一緒にいてくれるの？パーティには…」
「勿論さ…。いつも智恵子と一緒さ…」
「で、細かい話で悪いけど…。パーティ１回で私の借金はいくら減るの？」
「ああ。２万円だ。断わっておくが、セックス１回が２万円じゃないぞ！パーティ１回が２万円だぞ！」
智恵子は軽い気持ちで決心した。
スワッピングパーティなら、昔に夫と二人でビデオで見たことがある…。
マンションかどこかで、夫婦で参加して、気が合えば他人の妻や夫とセックスする、という比較的ソフトな内容のものだ。男達はコンドームもしてたし、生で妻以外の女に入れた男も出す時はちゃんと外に出していた…。そういうソフトな内容のビデオをみて、智恵子はイメージしているのである。
今、慎太郎に借りている金は６０万円弱。
楽しみながら、３０回ほどパーティに参加すれば、借金はチャラになる計算である…。
「避妊はどうしてくれるの？まさか、ナマで受け入れろって？」
「ああ。いや。中にはそういう男もいるかも。でも、智恵子が中出しを受け入れてくれたら助かるな、主宰者としては…。男はそれが楽しみなんだ、分ってくれ…」
「だから、さっき、私にリングかピル使えって、言ったのね…。悪党め！…。でも、まあ、いい。承諾するわ。私がちゃんと避妊しておけば泣かなくて済むって話でしょ？それで、今私のお腹の中いる、アンタの子の中絶費用は出してくれるの？」
「ああ。ちゃんと出す。でも、もう少し待ってくれ。勿論、会員の男には智恵子が妊娠していることは伏せておく」
「わ、分った…。で、いつ？」
「その時が来たら電話する。ってか、いつもパチンコ屋で合うとるだろが！笑」
智恵子も力なく笑いに付き合った。
だが、ホンモノの宴ともなれば、愛想笑いもできなくなる…。
笑いどころか、涙も枯れ果てる凄惨な宴になるのだ。
慎太郎は色々考えると勃起していた。
有無を言わさず智恵子に挿入した。Ｍ字開脚にして自分勝手に腰を振って、亀頭を智恵子の膣壁の色々なところを付きまくって自分だけ楽しんでから、情けない声で吠えて果てた。
妊娠してるのが分った以上、これまで通り智恵子は中出しを甘んじて受けた。
たった、６０万円の金で、これから智恵子は恐ろしい、女として全人格を否定されて、身も心も完全に破壊されることになるのだ。たった６０万円で…。
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２．【 慎太郎の妻・靖子 】
産気付いて、産婦人科に入院してお産の準備をはじめた靖子であったが、ひとたび納まった。
数日以内に、産気付くのは間違いないから、実家へ帰すのもどうか、ということで靖子はそのまま出産をする予定の病院に入院したままである。
まさに、慎太郎が智恵子とホテルにいる同じ日の同じ時間帯である。
靖子は、体も重かったが、その１０倍以上も気が重くなる難題を抱えていた。
それは、これから、出産する子を懐妊したと思われる数日の内のひとコマが原因だった。
～～～今から１０ケ月ちょっと前…～～～
靖子の実の姉・貴子(32歳)の夫である田村利明(35歳)は、靖子の身の上相談を親身になってのっていた。靖子の相談とは夫・慎太郎がこのままでは谷川商事の跡取りになれないのではないか、という相談である。慎太郎との結婚当初こそ、靖子は谷川家の長男である夫・慎太郎が谷川商事の次期社長に思えたが、父・慎一の次男・義明への溺愛ぶりと義明の優秀な業務遂行能力を見ているうちに、無能でギャンプルと女狂いの慎太郎にはどうも次期社長の話は「お呼びでない」気がしてきた。
こういう話を、靖子の自宅でしたり、実姉・貴子の立会いのもと田村の家で利明に悩みを聞いてもらったり、或いは、昼の喫茶店や、そうしたことの延長として夜の店に二人で行くようなパターンに陥っていたのである。
ある日、偶然と偶然が重なった。
もともと、この日は久しぶりに靖子の家で４人が集まって会食をする予定であったが、貴子の親友の父のお通夜で貴子が急に参加できなくなり、慎太郎も急な出張で外泊することになった。
料理やアルコールもしっかり豪勢に準備していた。
仕方なく、靖子と利明は(靖子の家で)二人で会食を始めることになった…。
「なんか、あらためて、自宅のテーブルで利明さんと向かいあって乾杯するってのも変なムードね…」
「ああ。まあ、仕方ないさ。しかし、靖子の夫・慎太郎君は本当に家族を返り見ないんだなぁ。靖子は、文句も言わずによくやってるよ！笑」
「いいえ。お義兄さん、いつも、私の愚痴は聞いてもらってるじゃないですか！笑」
「ああ。だけど、それは、靖子と夫との政治的な経済的な話だろ？将来の？…。俺が言ってるのは、女として妻としてよく耐えている、と誉めてるだけの話だよ！笑」
「あっ、そうね！妻というのは微妙だけど、"女"は完全に忘れてましたわよ！笑」
「へえー…。差し支えなければ、"どう忘れた"かを聞かせてよ…笑」
靖子もテーブルのワインで少し酔ったようだ。家で飲むアルコールは本人が思っている以上に、酒の回りが早いし深い。酔った自覚症状もないのに多弁になるのがその証拠である。靖子は、なんでもベラベラと利明に喋った。利明も付き合ってやった。日頃の性的うっぷんも話として発散したくなるのが人情である。
「あら、私ったら、余計なこと喋り過ぎたわ…。迷惑でしょう、お義兄さん？」
「いいや。迷惑なんてかけてないよ、靖子と話をしていると楽しいよ。で、"どう忘れた"かを聞かせてよ！笑」
「ああ、それね…、その話ね(笑)…。いいえ、簡単な話、"セックスレス"ってヤツ？それですよ、うちの場合…」
「どれくらい？」
「ど、どれくらい、って…。いきなり聞かれてもね！笑。思い出せないくらいかな…笑」
靖子は会話を中断して、開いた左手の指を思い出しながら一本々々折って行った…。
「あら、良かった…。左手だけで足りたわよ！笑。夫と"セックスしてない歴"５ケ月でしたぁ～！笑」
「ご、５ケ月はひどいなぁ～！笑。ひょっとして、"夫以外"とは定期的にして満たされてるとか？」
「ま、まさか…！笑。私は、夫には愛は無いけれど、かと言って、外で発散できるタイプじゃないんですよ！残念ながら…笑」
「それを聞いて、安心したよ、靖子…。さあ、ブランデーでも注いでもらおうかな、靖子もブランデーにしたら！今日は無礼講だぁ！ちょっと、椅子は疲れたんであっち(応接間の)ソファでくつろがせてもらうよ。靖子も一緒にブランデー飲も。たまには、発散しないと精神病になっちゃうよ！笑」
靖子は、ブランデーの仕度をして応接間のテーブルにセッティングした。勿論、自分のグラスも用意して…。
「じゃあ、あらためて、乾杯しよう！乾杯っ！」
「乾杯っ！」
薄い水割りを数杯お替りするうちに、靖子は自然と利明の肩にもたれた。深い意味はないのだろう、利明も返礼とばかりに空いている左手で靖子の肩を軽く抱いた。そのうち、靖子が呟いた…。
「利明さん…。なんか、私達、恋人同士みたいね…」
「ああ、靖子。俺も、そう思う…。お互い利害がないぶん、相手の長所だけを見れるのさ…」
「そうかもね…。慎太郎との結婚は、次期社長婦人という利益目的だものね…笑。じゃあ、姉とは？姉の貴子と利明さんとはどんな利害が？…」
「安定した家庭さ。子供も出来たし、貴子としては、もうそれでヨシとしてるらしい…」
「不満？姉に不満は？」
「そんなことないさ。貴子が望んだ通りの家庭さ。ただ、セックスは子供を作る為だけのものという思想なんでね、貴子は(笑)。恥かしながら、うちの夫婦も"セックスしてない歴４ケ月"ってところかな！笑」
「じゃあ、お義兄さんも外に女作って、発散してるの？」
「とも思ったけどね…。女作ると色々と面倒なんで、マスターベーションで発散してるよ…笑」
「あらっ！可哀想…うふふ。うちの慎太郎に、お義兄さんの爪の垢を煎じて飲ませたいわ！笑」
「俺の爪の垢は可哀想だよ、慎太郎君が…(笑)」
そして、どちらからともなく、無言になり、靖子から利明に唇を重ねた。
利明も応じた。応じて、お互いの舌を吸い合ううちに二人の激情に火が付いた…。
利明は、靖子の唇を吸ったまま、服の上から靖子の乳房をワシ掴みにして強く揉んだ。
利明が、靖子の唇を解放すると、靖子は甘い溜め息を漏らした…。
「あっ、あ～～、お、お義兄さん…、私、変になってる…。普段じゃないよ、私…」
「ああ、俺もだ。靖子が変な話するから…、"してない暦"の話をするから…」
利明は再びキスをした。股間をまさぐる為に抵抗の言葉を言わせない為である…。スカートの中に右手を入れて、ストッキングの上からワレメに沿って、上下しながら様々な刺激を加えた。靖子は最初は左手で利明の右腕を掴んで抵抗するそぶりを見せたが直ぐに止めた。
あとは、靖子の理性の問題である。しかし、右手で（ズボンの上から）利明のペニスを擦るに至っては、もう自ら理性を捨てた証拠に他ならない…。
利明は、靖子のスカートをまくりあげて、ストッキングとショーツを同時にムシリとって、いきなり靖子の膣口にしゃぶりついた。
「あっ、な、な、なにを！お義兄さん！そ、そこはダメッ！不倫になっちゃうぅ～！あっ、あっ」
「じゃあ、やめよか？笑。靖子のココ、もうグチョグチョだよ…。舐めて！って言ってるよ…」
利明は、クリトリスを舌で弄んだあと、中指と薬指を同時に入れてＧスポットへの高速指ピストンを加えた。加えながら、再び、キスをして靖子の感じ具合を確認した。キスをすると半分白目でしっかりと目を閉じれない。完全に感じてる証拠だ。指ピストンは継続しながら、利明は左手でズボンのジッパーを降ろし、ペニスを露出して靖子の唇に触れさせた。
靖子は、目を瞑ったまんま、唇でペニスの感触を確認すると無意識に口内に導いて、舌を絡めながらゆっくり口全体でピストンを始めた…。
「靖子。もう我慢できないっ！今日のことは、これっきりにして、二人だけの秘密にして、今だけ恋人同士になろう！！」
「あっ、ぁっ、恋人ね、利明さん、今だけの恋人ね…。あっ、あっ、絶対に二人だけの秘密よ…」
待ちきれない利明は、靖子の最後の言葉を聞くまでもなく、ソファに寝そべる靖子の股間に位置取って、ペニスを膣口に当てると一気に奥までインサートした。
「あっ、あっ、ああ～～～ん、い、いっ、いい～～、あん、あん、あぁあ～ん！気持ちいぃ～！」
「うっお、うあ～、靖子のマ○コ、最高のヌメリ具合だよ、うっ、あっ、暖かくて気持ちいい…」
暫く、入れたまま繋がっていたが、利明が動き始めた。と、言っても暫くぶりなので、Ｍ字正常位に開かせた膣に腰をグイグイとこすりつけるようなピストンである。靖子も贅沢は言えない。
本当は、高速の出し入れを望んでいたが、半年ぶりの膣にホンモノのペニスを挿入してもらえるだけで、悶えまくった。加えてペニスを入れられたたまんまグイグイと腰をこすりつけるピストンはクリトリスを重点的に刺激されて、これはこれで快感なのだ…。
「ぁっ、ぁっ、と、利明さん、き、気持ちいいです、もっと、チンコをマ○コ擦りつけてぇ～！」
「あっ、む。無理言うな、靖子！笑。お、俺は本当に久しぶりなんで、もう限界だっ！靖子を喜ばせるセックスは２回目に、す、するから…。あっ、うっ、で、出るぅ！イ、イク～ゾォ！…」
「あっ、だ、だめ、利明さん、外に出して、ダメよ。ダメ、ダメ、中には出さないでぇ～え！！」
「おっ、うぉーっ、や、靖子ぉ～お！…ぅぅぅ」
利明に、我慢する余裕は無かった…。靖子の膣内射精拒絶のフレーズが射精の激・快感とともに遠のいて聞こえなくなっていた。Ｍ字に開かせた靖子の股に、自分の腰を杭を打ち込むようにして停止したまま、上半身は靖子の肩をがっちり抱き込んで靖子にしがみついていた。
「も、もう…。利明さんったら…。中はダメって言ったのに…、無視して出しちゃうんだから…」
「ご、ごめん…靖子、ゴメンよ…。あんまり気持ち良かったんで…、本当にゴメン…」
利明は謝りながらも、ペニスを膣奥に打ち込んだままの体位で繋がったままだ。
「仕方ないわね…、出されたんじゃあ。利明さんなら、聞いてくれるかと思ったのに…」
「な、なにを？…」
「な、なにをって…。だって、ナマで挿れたんだから、普通はイク時は聞かない？相手の女に…？妊娠の可能性もあるんだから、中で出していい日か、って…」
「あっ、そ、そうだよね…。わ、悪かった…。靖子、出して良かったのか、今日は…？笑」
「バカ！すっとぼけてからに！笑。他の女とする時も今みたいに黙って中に出す人なの？利明さんは…」
「いや。だから…。本当に久しぶりだったのと、靖子のマ○コの具合が良かったんで…」
靖子の膣の性能は別として、利明としては久しぶりだったので、本当に我慢できなかったのだろう。加えて、(血縁がないとはいえ)近親姦をしてしまったというボーダーラインを越えると、中途半端な膣外射精など面倒になるものである。
靖子は、夫とは殆ど生でセックスをしてきた。
子作りが目的のセックスである。子供を作りたくない新婚の数年間はコンドームで避妊していたが、ここ数年、子作りを意識してセックスは全てナマで中出しさせていた。それでも妊娠しない。
慎太郎とのセックスが数年に渡って全て避妊しないでやっていたから、靖子の頭の中では、危険日でも"一度や二度のセックスでは妊娠しないもの"という間違った先入観ができてしまっていた…。
だから、この日も利明の"無警告中出し"を怒ることより、久しぶりに女の喜びを味わえたことと、自分を女として利明が扱ってくれたこと、そして、尊敬する利明が我慢できなくなって、自分の膣の性能で暴発させた、という誇りみたいなものが"無警告中出し"に対しての怒りを薄れさせていた。膣内射精された靖子はむしろ、ウキウキしていた…。
事実、この日の二度目のセックスは靖子も利明も冷静で、「外に出して」という靖子の頼みを聞いた利明は、暴発寸前のペニスをドロドロの膣から抜去して、靖子の口内にねじ込んで、靖子にたっぷり精液を飲ませて、膣内射精だけは避けた。
この日の二人のセックスはこれで終るが、翌日、出張から帰った、慎太郎が気まぐれなのか、久しぶりに靖子に挑んだ。
靖子は、一瞬、利明の膣内射精のことも脳裏に浮んだが、「そんな簡単には妊娠なんてしない」
という自分の間違った考え方と、久しぶりに挑んで来る夫を拒絶する理由はなかった…。
慎太郎は、出張から帰宅すると、何を思ったか気まぐれか、とにかく半年ぶり近くに靖子とセックスがしたくなった。たったそれだけの理由である。
夕飯の仕度をする靖子にキッチンで挑んだ。調理中の靖子に背後から抱きついて、服の上からオッパイを揉みまくった。同時に勃起したペニスを服の上から靖子の尻と尻のワレメに「早く入れさせろ！」とのこどくゴツゴツと押し当てた。
靖子も溜め息が漏れはじめていた。
だが、靖子の溜め息は、利明とのセックスを思い出してのことだ…。
酒臭い息で気まぐれで迫る慎太郎では靖子は"濡れ"ない。が、利明のペニスが靖子の膣奥で弾けて大量の精液を出して果てて、「靖子にしがみ付いてきた瞬間」を靖子は想い出して、熱く濡れていたのである…。
慎太郎は自分の魅力で、靖子が"ＧＯサイン"を出したものと思って、キッチンで尻を向けて立ったままの靖子のニットのスラックスとショーツを膝まで一気にずらして、人差し指～薬指の三本まとめて、乱暴に靖子の膣に挿入した。利明との瞬間を想像していた靖子の"そこ"は嬉しそうに、慎太郎の指三本を抵抗もなく飲み込んだ…。
「や、靖子…。おまえ、"こんな"になってたのか…。悪かった、放ったらかしにしていて…。今すぐ俺のチンコぶちこんでやるからな…」
「…」
慎太郎もズボンとパンツを膝までずらして、靖子の右脚をキッチンの下から三段目の引き出しを引いてそこに置いて、片足を上げさせて挿入し易い背後の下から怒張したペニスを一気に挿入した。挿入して背後から靖子にしがみついてオッパイを激しく揉みながら腰を振りまくった。
「あっ、あっ、あん、あん、ああ～ん！」
「うっ、うっ、おお～、いいぞ！いい！あ～、靖子っ、イクぞっ！」
「あっ、あなた！今日はダメ。ダメ、ダメ、外に出して！危ない日なの…お願いぃ！中に出さないでえぇ～～～えっ！ダメ、ダメ、ダメェ～！」
「な、なに言ってんだ…。俺は、お前の夫だゾ！うっ、おっ、おお～イクッ！靖子ーっ！」
慎太郎は、靖子の骨盤を押さえ込んで、靖子の膣の一番深いところでヒクツイタ…。
「だ、ダメ～！中はダメ～、分んなくなっちゃうぅ～！…、中で出しちゃダメよぉ～！！」
「ぅっ、っっっ、あっ～あ、で、出てる…気持ちぃぃ、久しぶりの靖子のマ○コ、最高だ…」
下から三段目の引き出しに靖子の右脚をかけたまま、慎太郎はペニスを抜去した。
膣口からは、濃い塊のような精液が左脚の内股を経由せずに、いきなり床にボタッと落ちた。
次にやや濃い目の精液が糸を行くように繋がって垂れて、床にポトッ、ポトッと５滴垂れた。
床には慎太郎の精液が表面張力を作って小さい小さい水溜りのようなものを作っていた。
残りの精液は、靖子の愛液と混ざって薄いのが左脚の内股を這ってゆっくりと足首まで垂れた。
官能的場面を観察すると、慎太郎は靖子をそのまま放置して自分一人でテーブルについた。
靖子は…、靖子はいいのだ。想像の中では、今、抱かれたのは（慎太郎ではなく）"利明さん"なのだから…。
靖子も、テッシュで股間を自分で拭いて、床の"水溜まり"も拭いて、ショーツとスラックスを元通りに履いて、調理の残りを仕上てから、数皿の料理をキッチンのテーブル並べた。
暫くして、テーブルで食事をする靖子に慎太郎は、聞いてみた。
「靖子。何が"分んなくなっちゃうぅ～！"だよ？笑。それに…、なんで今日に限って、中出しはダメなんだ？…」
靖子は"ハッ"とした。そんなこと、言ったつもりはないが、叫んでしまったのだろう…。
言うまでもなく、今、中出しされたら"利明の子"か"慎太郎の子"かが"分んなくなっちゃうぅ～！"のだ！しかし、ここは、うまく切り抜けた…。
「あんまり久しぶりだったし、慎太郎さんに抱かれて、感じ過ぎて"分んなくなっちゃうぅ～！"って無意識に叫じゃったみたい…！うふふふ。私たったら、恥かしいわ…。それに、なんかの女性誌で見たの…。夫であっても時には膣内射精を拒絶するプレイをしたほうが、男が燃えるって…、どう？慎太郎さん、燃えた？中に出さないで～、て私が叫んだの…笑」
「な、なんだ、そういうことか！つまらん…」
～～～ そして出産を数日後に控えた靖子の今の心境に戻る ～～～
靖子の頭の中は色々なことが去来していた…。
産婦人科のベットで待機する、靖子の不安はズバリ、これから産まれてくる子の父親である。
危険日でも、一度や二度のセックスで妊娠しなかったのは、それは慎太郎の精液だからではないか…。現に（靖子の姉の）貴子はハネムーンベイビーが一人目の子だし、二人の子も一人目の子の子育てが楽になる三年目にきっちり妊娠している、夫・利明の精液で…。
その後、貴子の話ではセックスする時は必ず利明にコンドームを装着させているという。
三人目の子を作るかどうか、夫婦で思案中らしいし、それの決着が付けば、子作りに励むか、三人目を諦める場合は、利明がパイプカットする話になっているという。いずれにしても、貴子は子作り以外の目的では利明に生での中出しをさせたことがないのだ。
靖子の妊娠がはっきりしてからも、お腹が大きくなるまでの間、利明は月に３度ほど靖子を求めた。無論、靖子は利明が好きだから、その要求に応じたし、自分の性欲も発散できた。
しかし、考えてみると、利明にとっては、靖子は態のいい精液便所のようなものである。最初のセックスから一度も避妊したことはないのだから…。
「ま、いいか。血が繋がったお姉ちゃんの旦那さんだわ。私のカラダで気持ち良くなってくれたんだから…。それに、私も、ちゃんと"感じた"し。利明さんと慎太郎は血液型も同じだし、黙ってたらバレっこないわよ…」
こうして、靖子は最後になって陣痛を覚悟した…。
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３．【 主役登場 】
恵は、義兄・慎太郎の脅しに屈して、とうとう約束通り金曜日の夕方に谷川邸に帰ってきた。
義父・慎一は、会社社長連グループの海外視察で欧州に行って暫く帰って来ない。
慎太郎は、今か今かとイライラしながら待っていた。
「恵。お帰り！よく帰ってきたな！」
『は、はい。秋田の実家にいたままというのも不自然ですし…』
「じゃあ、義明の件は聞いたか？」
『ええ、はい。プラントの爆発事故で怪我をしたと…。でも、本人から昨日電話もらって、命に別状は無いそうです…。プラントの修理に時間が少しかかる、って…』
「ああ、まあ。怪我が大したことなくって良かった。それに、帰国が数ヶ月延期っても嬉しいね…、俺としては…」
『…』
慎太郎は、またもや薄ら笑いを浮かべた…。
恵に、風呂に入るように促した。
『えっ？お風呂ですか…』
「心配するな、今日は恵には指一本触れないよ、俺も色々あってね、性の発散は昼にしてきた。それよりも、恵に見せたいものがある。さあ、安心してお風呂入って、疲れを取りなさい…」
『は、はい。分りました。そうします』
いずれにせよ、恵にとっては不気味な男である。ひとときの優しさの奥に潜む悪魔は今まで十二分に体験した…。しかし、かといって慎太郎に逆らって、慎太郎の顔を見て口論するよりかは「お風呂」のほうがなんぼかましだ…。
全裸になって、お風呂に入って、カラダを洗って湯船につかったが、慎太郎は襲ってこなかった。そして、バスタオルでカラダを拭いて、脱いだ時の洋服を着たが慎太郎に動きはなかった…。
応接間から、恵を呼ぶ慎太郎の声がした。
「お風呂どうだった？…」
『え、ええ。お先にありがとうございます、気持ちよかったです…』
「そうか…。それは、良かった…。恵に見せておくものがある…、ちょっと待っててくれ！」
『…』
慎太郎は二階の自室にダッシュで駆け上って、駆け下りてきた。
大きな紙製の衣装箱である…。
「俺の可愛い恵よ。これを、見よ。恵のコスチューム(衣装)だよ…。恵がいない間に随分と苦労して集めたんだ…、なんたって、性奴隷だからな…。私服じゃあ困るし…ハハハ…」
衣装箱は３つあった。
一つ目の箱を慎太郎が嬉しそうに開けた。恵は絶句した…。
恵が目にしたものは…。
つづく
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