〜あらすじ〜
　資本金500万円の小さな会社のオーナー中村武(38歳・妻子有)は、人妻とおおせを楽しむ為に、ワンルームマンションを借りていた。口説いて自分の女にした人妻をこの部屋に連れ込むのだ。
　いつからか数えた初めてもう直ぐ100人になる。ごく普通の人妻が中村の性奴隷になる様を綴ります。

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【 人妻くずし３７．小百合�@　〜 花嫁は５３歳・懐妊へ 〜 】


　会社の事務員・山県慶子の母親・小百合は５３歳である。

　但し、着衣状態だと７〜８才実年齢より若く見えるし、服を脱いでセックスをすれば10〜13才は若い肉体をしている。乳房だって張りがあるし、乳首は上を向いていて、出産だって子供は慶子だけで、しかも母乳は出にくい体質だったらしく乳首の色もピンク色をしている。世の自分の肉体に関心の無い３０歳半ば以上の女より数段男を喜ばせてくれる容姿・肉体である。

　加えて中村は半年以上前に（小百合の）娘である慶子を抱いた経緯の都合上、この母娘の身の上相談にのったりしているうちになんとなく小百合とも男女の関係を意識するようになり、その帰結として小百合の肉体を楽しむという幸運に恵まれた。しかも、肌細胞の表面的美しさだけでなく、なんと、小百合の膣は「ミミズ千匹」だったのである！


　娘の慶子(３１歳)は「数の子天井」で、その慶子を既に愛人にしている中村に、もう一つの贅沢珍味である「ミミズ千匹」が加わったのだ！こんな幸運な男は日本中捜しても滅多にいないであろう…。いや、昔の遊郭の経営者や高級ソープの採用担当者ならいるかもしれないが、それは所謂その場限りの"味見"であって、したい時に好きなだけ自分で楽しむという"所有 or 占有状態"ではない。となると現代の一般的な社会人には殆ど有り得無い幸運話なのだ。

　が、小百合は娘・慶子の手前、中村に深入りすることを自粛した。自分がのめり込むほど娘を不幸にするからである。中村だって二者択一を迫られれば（究極のニ択ではあるが）社員でもあり年齢も若いほうの慶子をとるであろう。性欲(本能)を理性が抑える形で中村も小百合もあえてお互いを意識しないようにつとめている、というの実態である。

　しかし、中村は本心では「もったいない話だ、チャンスさえあれば」とも考えていたし、小百合も「たまには中村さんに抱かれてみたい」と心をよぎる事もあった…。


　そんなある日。
　なんと５３歳の小百合に再婚の話がもちあがったのである。


「スナック小百合」の古い常連客で澤井幸太郎(６５歳)という男である。
　澤井自体はなんのトリエも魅力もない男なのだが、一年前に澤井の実父が他界し膨大な遺産を幸太郎一人で相続したのである。相続税を(物納で)払って多少こじんまりした住居に移っても、その家も庶民からすれば豪邸の部類でしかも現金や債権などの資産が３億円以上あるのである。
　65の澤井一人ではとてもじゃないが（死ぬまでに）使い切れない。当然、澤井目当てに多くの女が言い寄ってきたが、澤井はいままで小百合一途だったので、それらの財産目当ての女は寄せ付けていない。

　小百合自身もいつまでも夜の仕事などしたくはないだろうし、娘の慶子からしても母親が楽をさせてもらえるのならと、この縁談には乗り気であった。


　ただ、一つ。
　澤井には小百合に対しての注文(条件)があった…。

　小百合に生理がまだある事を本人に確認した上で、「俺の子供を宿して欲しい」という条件があったのだ！


　澤井は澤井で不幸な男で、死別した妻との間に２子をもうけたが、なんと、この二人の子供の父親は一年前に他界した澤井の実父の子だというのである。澤井の妻は実父とも愛の交歓をしていて、資産家の家なのだからやがてその分け前も自分にも分配されるのだからと、あえて義父の欲求を拒まなかったのである。その(澤井の)妻も５年前に病気で早死した。

　澤井いわく、とにかく自分の子種で女を妊娠した経験をしてみたい。という哀れな話なのである。但し、そうなると小百合だって「分りました」とは素直には受け入れるつもりはない。何故ならば自分を一つの物体、メスとしか見ていない証拠だし、それを承知すれば財産目当てになんでもする女なのだ、とも思われかねない…。妾としてでなく、あくまで妻としての対等な立場で澤井と結婚するのなら小百合も納得するつもりの縁談話なのである。

　しかし、冷静に考えれば、妊娠しても中絶した胎児のＤＮＡ鑑定などは人道的にはすべきでないから小百合が仮に妊娠できても澤井の子だと立証できないのだ。それでも澤井は小百合の人柄からみて婚約状態になれば自分以外とは性交しないとお気楽なことを考えている。


　この件に関して娘の慶子は母に聞いてみた。
「澤井さんの子、妊娠してもいいの？妊娠したいの？」

　小百合の返答は、薄情にも(笑)、
「嫌よ。嫌に決まってるじゃない！どうせ堕すにしても、私の卵(卵子)と合体する、って考えると引いちゃうわよ！笑」

　であった。そのくせ、澤井自身の人柄に関してはそれほど嫌悪感をいだいていないから、結婚して抱かれるくらいは良い、という。但し、その場合でも生理のある間はピルかリングをする、という。血の繋がりはあっても娘の立場からすれば随分と身勝手な話だ、と慶子は思った。
「だって、億のお金を自由にできるのよ！」と慶子は笑いながら「妊娠するくらい我慢しなきゃ！」と母を諭とうとした。だが、小百合は「嫌なものは嫌」の一点張りである。


　しかし、それでは"妊娠"はできないのだ。そして、慶子がもっと驚いたことに、中村の子供なら宿してもいい、と小百合が発言したことである…。


「お母さん、バカ言わないでよ！笑。死んだお父さんが怒るわよ！笑」
「別にいいじゃん！澤井は、自分の精液を分析センターに出して調べたの、わさわざ(笑)」

「で。結果は？」
「まだまだ立派な現役だってさ。トホホよ(笑)。65才の老人の子を宿したんじゃ、それこそお墓のお父さんが怒るわ！笑」

「ってか、年下の…、しかも娘の恋人の子供を宿すほうが、お父さん怒ると思うけど！」

　慶子はここだけは、笑わないで母の常軌を逸した考え方に釘を刺した。が、慶子自身を除けば自由に恋愛できる身には、小百合も中村も適合していないのだ。がしかし、小百合も自分なりの論理があった…。

「あなた、慶子。わたしも澤井と結婚したら、もう色恋は死ぬまでできないわ。女として、最後に素敵な男のエキスを子宮で受け止めたいの。分ってね。どうせ妊娠しなきゃいけないんだったら、中村さんに種付けして欲しい…」
「…。ところでお母さん。澤井さんはお母さんが"名器"だって知ってるの？」

「知るわけないじゃん。"シテ"もいないし、喋ってもいないんだから…」
「でも、子作りどうしてするのよ？結婚したら澤井さんはお母さんとやりたがるでしょ、妊娠させたいだから、当然ナマだろうし…。中村さんの子を妊娠できるって保証なんてないわよ！タイミングもあるんだから！」

「だから、慶子。そこを、あんたがなんとか考えてよ！笑」
「そうね…。澤井さんとナマでする前の排卵日(危険日)に中村さんにいっぱい出してもらうしかないわね(笑)。排卵日の３日か４日間ずっと中村さんに出してもらうしかないわ(笑)」

「それって、確実かな？笑」
「多分ね…。あっ、それより寺岡さんに頼んだら？笑」

「バカ言わないで！あの男とはもう何もないんだから！笑」
「分った。多分、中村さん、喜ぶわよ！うふっ。でも、その間、私抱いてもらえないじゃん！」


　慶子は安請け合いをしたが、実際どういうふうに具体的な話を中村にもっていくかを悩んだ。
　どこの世界に自分の恋人に、自分の実母を妊娠させてくれ、と頼む女がいるだろうか？もし、中村が了承したとしても、事が終われば、事の異常性に中村が気がついて慶子を見限るかも知れない…。

　それに…。
　逆に中村が嬉々としてそのミッション(小百合と散々ナマセックスを楽しむという事)を遂行したとしたら、今度は慶子が中村に対して嫉妬の挙句に中村を信じることができなくなり、別離の方向に自分からもっていくかも知れない、という両局面のジレンマが生じるかも知れない。



　慶子と小百合の不道徳な密談の翌日、慶子は中村のマンションで抱かれた。


　別にそういう話をする目的で中村に（自分を抱いて欲しいと）都合をつけてもらったわけではないが、小百合の話を自分の脳で消化しようとしているうちに袋小路に入ったのだ。要するに結論はでない。しかし、中村にどう話をするか？中村がどう答えるか？と考えているうちに、中村と母のセックスシーンだけが鮮明に思い浮かんで悶々としていたのだ。

　だから、その日は、事務所で理由もなく中村をボーッと見つめたり、虚脱感のある表情を無意識につくっていたから、逆に中村から慶子に対して性欲を覚えて、中村から誘ってきたのだ。
『今晩、マンションでお酒飲もか！』と。慶子は二つ返事で中村の誘いを受けた。こうなったら、ありのままを話すしかない。「母の無理な注文に対して、自分がどうして良いか分らない」
　と素直に聞くことにしたのだ。


　中村と慶子はウイスキーを軽く飲んで、軽い世間話をしてから直ぐにセックスに突入した。中村もそうだし慶子も、軽くドリンクを飲んだあとは無駄な会話を省いて今や純粋にセックスだけに没頭する傾向にある。中村は「数の子天井」にナマ射精をしたいし、慶子は長くて硬いペニスと性技、それにフィニッシュに膣奥と子宮に中村の精液をナマで受け止めたいというメス本来の本能を楽しみたいのである。そして、２回戦を終えて、中村の腕の中で慶子は切り出した。事の経緯をひと通り話したあとで、


「母の無理な注文に対して、自分がどうして良いか分らない、わたしに適切なアドバイスください」
　と、慶子が中村にすがった。中村と慶子は最低限の下着を身につけて、ウイスキーのあるテーブルの部屋に戻った。中村は、慶子に命令しないで、自からウイスキーのお替りを二つ作って一つを慶子に手渡した。

『困った質問だな…(笑)。俺の"返答の仕方次第"で慶子に嫌われる可能性が出てくる…(笑)』
「ゴメンね、いつも難題ばっかりで！笑」

『いや…。もし、その話をＯＫしたら、慶子はどう思うのさ、俺のことを嫌いにならないか？…』
「わかんないの、自分でも…。半々ってとこかな…」

『その澤井とかいう爺さんに対しては、俺は何の良心の呵責もないけど…。確実に小百合さんを妊娠させるとなると、小百合さんへの膣内射精は一度や二度では済まないでしょ…。いや、一発だけでも妊娠するかも知れないけど、駄目な時は駄目なもんだし…(笑)』
「そうよね…。一、二回なら私も我慢できるけど、妊娠目的に二日間ぶっとおしで中村さんが母を抱く姿は、正直見たくない…。わたし発狂するかも…(笑)」

『だったら、やめとこおうよ、慶子』
「ううん、それだとわたし困るの…。わたしさえ我慢するって約束したら、中村さんはＯＫですか？」

『いや、そこだよ。今度は逆に慶子に聞くけどさ。俺のそんな姿、というか、小百合さんの肉体を貪る姿を見て俺を幻滅しないか？別れたいと思わないか？』
「わかんない…」

『だったら、やっぱり、やめとくわ、慶子』
「ううん、それだとやっぱり、わたし困るの…。わたし我慢するって約束しますから、母を妊娠させてください。お願いです…」


　慶子としては、中村が、何度も二者択一なら『間違いなく慶子を取る』というスタンスであることが理解できたし、嬉しかった。何故ならば、中村は一応、依頼の件はＯＫだが『慶子が嫌がるならやめる』、『慶子に嫌われるならしない』と何度も慶子を立てる発言をしてくれたのだ。


　慶子としては、妙に中村のスタンスに安心した。中村としては高度な(男女間の)心理戦などしたつもりなどはなく、『小百合の肉体には強い興味を持っているが、慶子を失ってまでの興味は無い』という意味のことを正直な本音として打ち明けただけだった。

　もうこれは、こういう件に関しての考え方の根本にあるものは男と女の本質的な違いであろう…。
　慶子は、中村に『自分への心変わりが無いならば、母の要求を満たさせてあげたい』と思うようになった。男はリスクさえなければ数多くの美しいメスに種付けしたい。女も自分を棄てないという保証さえあれば、男の浮気を黙認するものなのかも知れない…。


　かくして、慶子のもってきた話（小百合を妊娠させる）の交渉は成立した。
　あとは、澤井幸太郎の（予想）種付け日から逆算して排卵日を想定して、その日に一泊二日４８時間、中村の体力・精力(いや、精子の在庫)の続く限り小百合に膣内射精をするだけである。
　あとは、そういうスケジュールを中村に調整してもらうだけ、ということで話はまとまった…。


　慶子は交渉成立で気が楽になったのか、なにを考えたのか、或いは『二者択一なら、間違いなく慶子を取る』という中村の本心に感謝したのか、気がついたらテーブル席のソファに座る中村の股間に自分から顔を埋めて、自分から頭を上下し始めた…。

『け、慶子…。氷を口に含んだまましゃぶられると、オチンチンが風邪ひくじゃないか…』と中村が嬉しい悲鳴をあげると、慶子の頭の上下スピードは一段と早くなった…。


つづく