|
【 鬼畜が集う館⑪ 】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
～あらすじ～
２６歳で谷川家に嫁いだ恵は、海外長期出張をする夫・義明(28歳)の留守中に義父・慎一(58歳)と義兄・慎太郎(32歳)の強姦陵辱を受け、どちらの子かを宿してしまった。
一方、慎太郎は実母の死に際の告白で、慎太郎は慎一の実の子でないことが判明した。慎一の血を引き慎太郎よりも優秀な弟・義明にどうやら家業（谷川商事）を継がせたいとの父・慎一の思いも最近(慎太郎には)分った。慎太郎は、義明の妻・恵を性奴隷に仕立て上げて、谷川商事を乗っ取るの為の接待の「道具」として恵を酷使することを決意したのである。。。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
29．【 ＶＩＰ男達解放される… 】
援助交際の女達５人は引き上げる事にした。肛門姦はあとで智恵子がＤＶＤで鑑賞させてくれるという。この日の日当は、既に山下寛から一人１０万円づつ銀行からの送金を受けていた…。援交の女達５人がマンションから引き上げると、待っていたハゲタカのように"ケツ(穴)堀り部隊"の三人は昏睡中の男４人に群がり、尻をいじり始めたのだ。ＶＩＰの男達はクロロの襲撃を受ける直前まで下半身は裸であったから、尻の穴も萎えたペニスも、ケツ(穴)堀り部隊の三人の視姦にさらされた…。
そのうちの一人、外山勝昭は待ちきれなくなってズボンを脱ぎ既にギンギンに勃起したペニスが天井を睨んでた…。が、普通の健康な男とは外山は違うのだ。淋病がかなり進行していて、本来は透明無色な筈の我慢汁は膿(うみ)の色で濃黄に濁っていた。外山は宮崎に確認した。
「宮崎さん。本当にいいんだろうな…。今から掘った男には間違い無く淋病が移るぜ…へへへ…」
「どうぞ。ボスからはお好きなように、という指示が出ています」
宮崎はキッパリと答えたが、思い出した事が一つあった…。
「あ、しかし…」
「なんだ？」
「あなた方の精液を、こいつらの顔にかけるのだけは止めてあげて下さい…」
「なんでだ？」
「淋菌は眼に入ると一発で失明するそうです。失明などされてしまうとやっかいな事件になりますし、あなた方もタダでは済みまみまん」
淋病を患う外山も、もう一人の淋病患者である内山昭勝も性病科の医師からその事の注意は受けていた。
「わ、分ったよ…。宮崎さん…。ビョーキを移すのは肛門だけにしてやる…へへへ…」
外山は、昏睡する八木沼の尻を抱きかかえて、肛門部を広げてグリセリンをビデで抽入した…。
いくらグリセリンを直腸に抽入しようが、肛門姦の経験など無い男４人は激痛のあまり飛び起きた。そして、拉致部隊によって再びクロロを嗅がされて又昏睡し、また限界を超えて苦痛で目を覚ます。三人の性病もちは普段(肛門姦を)辛抱していただけに、思いのたけを４人の哀れな男の肛門にぶちまけた。三人それぞれが５度目射精を終えたのは午後１０時前であった。結局のところ、男達は女の膣内に射精させてもらったのはたったの一度だけであった。二度目膣内射精をすべくの交尾中に全員がクロロの襲撃を受けたのだ…。
ケツ(穴)堀り部隊は事を終えると宮崎達の支持に従って、掘られた男達の手錠を解放してバーベルに繋がった手錠ごとスーツケースにしまい込んだ。拉致部隊とケツ(穴)堀り部隊全員がマンションから撤退すると、中山寺が最初に目を覚ました。そして、他の三人も目を覚ました。
目を覚ますと同時に肛門と下腹部に激痛を覚え、さっき自分たちが受けた"拷問"を鮮明に思い出した。
慎太郎は激痛も受けていないし、それとは別に百合が盛った睡眠剤ですやすやと幸福そうな表情で睡眠を続けた。"拷問"を受けた４人は慎太郎の肛門を確認した…。綺麗なままである…。
拷問を受けた側の４人は家路を急いだ…。家族から何回も携帯に連絡があったからだ。本来ならば昼過ぎに始まった強姦ショーは、人妻のナマの蜜壷に精液を出しまくったとしても夕方前には終る筈であったのだ。４人は４人とも慎太郎のＶＩＰではあるが、各個人同士は顔を知っている程度の間柄であり、ライバル同士でもある。だが、すやすや眠る慎太郎は起こさずに、４人は事後処理というか慎太郎への復讐の為にお互いの携帯番号を教えあって解散したのである…。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
30．【 慎太郎、賠償請求をされる… 】
ケツをレイプされた４人は４人とも翌月曜日は何事もなかったように自分の会社に出社した。
ただし、全員とも肛門の激痛を堪える為に脂汗を流して真っ蒼な顔色をしていた。そして、肛門の激痛という誰にも言うことができない怒りの限界を超えた中山寺は慎太郎に電話をした。
「おいっ、谷川君っ！一体全体昨日の事はどうなってるんだ？こらっ！今直ぐ、俺の会社に来い！納得行く説明してもらおう！」
「は、はあ…。し、しかし、僕も何がなんだか…」
「おまえっ！谷川っ、フザケンじゃねえぞっ！」
「…」
「今から一時間以内に俺の会社に来い！さもないと貴様を拉致・暴行罪で告訴するっ！」
「は、はい…。申し訳ありません…、只今、直ちにそちらへ向かいます…」
だが、慎太郎は中山寺の会社には行かなかった。いや、行けなかったのだ。中山寺の電話の直後に他の三人からも同様の電話がかかってきたからである…。夕方前に八木沼が慎太郎の会社に現れた…。激怒の表情である。応接室でイライラして待つ八木沼のもとに慎太郎が現れた瞬間、八木沼は慎太郎の胸倉を掴んで殴りかかった。慎太郎としては抵抗できない。
慎太郎は鼻にパンチを受け両方の穴から鼻血が流れた。
八木沼は、慎太郎に怒りのままに暴行を加えたあと(自分の)カバンから契約書を取り出した。
一ヶ月前に八木沼の会社と谷川商事が取り交わした大きなプロジェクトの契約である。その翌日には他の三人も谷川商事に現れて、契約済か契約交渉中の商談を慎太郎の不実行為を理由に一方的に破棄宣告をして谷川商事から去った。
ただ、慎太郎からすれば、（４人ともの）一方的な契約破棄宣告という嵐が去った後は、少し冷静になり、「損害賠償」を求められないだけマシだと考えた。契約は０に戻っただけの話で損害賠償のようなマイナスが生じるワケではないのだ…。
４人の男達のほうでも、肛門の激痛が癒えはじめると、早急に慎太郎をどうこうしようとは思わなくなっていた。どの道、自分達だって乱交パーティに参加したのだ。自分が払っていないとはいえ裏で金が動いたことは明白である。売春防止法違反で逮捕されることだって有り得るのだ…。１週間後、４人が４人とも慎太郎征伐は後回しにして自分の目の前の仕事を優先することに気持ちを切り替えた。そして、さらに１週間が過ぎた。
４人ともペニスと直腸に異変を感じた。
無論、４人とも"その事に関して"連絡は取りあわなかったが、肛門部と直腸の化膿症が治らないのと尿道に痛みを覚えた。４人は別々の泌尿器科や肛門科で診てもらい、４人とも極初期の淋病と梅毒の両方に感染していることが分った！
しかも、その二週間の間に４人の夫達はそれぞれの妻と性交渉をしている…。加えて、妻が危険日だった滝沢肇と村山勉はコンドームをしてセックスしたが、他の二人（中山寺と八木沼）は妻が安全日だというのでナマ射精をしていたのだ。中山寺と八木沼は妻に性病を移した可能性が濃厚な事を悟り真っ蒼になった。万一妻から離婚を言い渡されたら、慰謝料などの面でも極めて不利な立場に追い込まれるのだ。その意味からも、全ての原因を作った慎太郎への憎しみは、中山寺と八木沼の二人に関して恨み骨髄であった…。
４人は恥を忍んで連絡を取り合って話し合った。慎太郎を呼びつけて性病検査を強制的に受けさせる為である。慎太郎が淋病か梅毒のどちらの感染も無いのなら、慎太郎が４人へ仕組んだ犯罪は明白となる。エイズでもない限り殺人致傷には問えないが、立派な傷害罪は立証されるのだ。慎太郎は、４人の要求に当然従った。結果はどの性病も患っていなかった…。
４人は再び会合して、慎太郎に対する報復措置を決めた。
性病を移した責任を取って、一人５００万円の慰謝料を支払うという内容の示談書を作成した。その示談書は翌週の月曜日に慎太郎がサインするという事まてが決まったのだ。つまり、総額２０００万円の支払い義務が慎太郎に生じるということである。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
31．【 ＤＶＤ買い取ってもらいます… 】
ところが、示談書を作成した翌朝に（山下寛扮する）暴力団風の久喜太郎という男が、中山寺の会社を訪問した。
受付嬢は「アポなしのご訪問はお取次ぎできません」と断わろうとしたが、受付嬢の説明途中に久喜太郎は涼しい顔をして勝手にエレベーターに乗り込んだ。そして、空いてそうな応接室を見つけて勝手に入り込み、応接室の内線電話から先ほどの受付嬢に電話を入れたのだ！笑。
「あっ。先ほどは失礼致しました。なにぶん急用でして、先ほどの非礼はご容赦下さい。わたくし、久喜企画の久喜太郎と申しますが、常務の中山寺静雄さんにお渡しせねばならぬモノがございます…」
受付嬢は中山寺に内線で連絡した。中山寺の返事は「そんな会社も男も知らん。どうせ、何かのセールスだ。帰らないと警察を呼ぶ、と言え！」であった。受付嬢は丁寧語と敬語に変換してからその旨を久喜に伝えたが、久喜は笑いながら答えた…。
「そうですか…。それは残念です。でも、わざわざ警察を呼んで頂かなくても、私のほうから警察に出向くとします。常務さんには、先々週日曜日の菊名のマンションの件とお伝え下さいな…。では、お邪魔致しました…」と久喜から内線電話を切った。
久喜の余りのふてぶてしい態度に受付嬢はある種の危機を察知して、再び常務室の中山寺に久喜の話を内線電話した…。"先々週日曜日"の件と聞いて中山寺は蒼醒めた…。「今すぐ行くから待たせておけっ！いや…、たった今帰社しましたと丁重に伝えて、緑茶を出しておいてくれ…」
中山寺は久喜の待つ応接室に駆けつけた。だが、入室する時は笑顔の涼しい顔で入った。
名刺交換後、中山寺が切り出した…。
「そ、それで…。久喜企画の社長さんが、私に一体なんのご用でしょう…」
久喜は、「ご覧頂きたいものがございます」と笑顔で告げると、アタッシュケースからノートＰＣを取り出し画面を中山寺に見えるように開いて、電源を入れた…。中山寺は訝しがったが、久喜は中山寺に構わず涼しそうな笑顔で説明を続けた…。
「ええっと…。失礼ですが…、あなた様はＰＡコーポレーション・常務取締役の中山寺静雄さんに間違いないですね？…」
中山寺は久喜の無礼な質問に"むっ"とした。
「わたしに用事があって来られたのに、わたしが本人かどうか分らんのですか？ハハハ…。こりゃあ、珍客だ！ハハハ…。なんでしたら、警察でもお呼びしましょうか？久喜さん…」
久喜も笑いに付き合った。
「いえ。警察へは自分の足で出向きます。それより…。常務さんに買い取って欲しいモノがあります…」
「な、なんだね！君は…」
久喜は尚も、中山寺に構わず涼しそうな笑顔で説明しながらＰＣのＤＶＤ再生ボタンをクリックした…。その動画は、どこかのマンションの一室で中山寺が嫌がる人妻に平手打ちをして、強引にペニスを挿入するところから始まって、強姦される人妻が「中にだけは出さないで…」と懇願をしているが、中山寺は無視して避妊しないで人妻の膣内に射精したところと、中山寺の精液が人妻の性器から逆流するところが克明なクリア画像で録画録音されていた…。
「な、なんだ！？これは…ハハハ…」
「見て、お分りになりませんか？…あなたが人妻を強姦した動かぬ証拠の動画じゃないですか…」
中山寺は一瞬パニックになったが、(マンションでの)その後の展開も思い出した。つまり、射精後は女達とはワキアイアイの雰囲気で、膣内射精も女達がピルを飲んでいて承諾済のプレイであったこと…、を。直ぐに気を取り戻すと同時に久喜を恐喝で訴えてやろうと思案した。
「久喜さん…。そのヒデオの先を見せて下さい。これは強姦なんてものでなくて、全員合意の上での和姦プレイだったんです…ハハハ…。いや、和姦シーンが無いとしたら、無理にあなたが編集した事になる…(笑)。つまり、あなたは私を恐喝に来たのだよ…。しかし、中々良くできた作品だ…。実は、後でこのパーティの主宰者にそのＤＶＤを売ってもらうつもりだったから手間が省けた…。幾らだね？２０万か？３０万か？」
久喜の笑顔の表情は変わらない…。
「恐喝なんかしてません…。人聞きの悪いことは言わんで下さい(笑)。買いたいとおっしゃるならお売りしますよ…。えっと、５００万円貰いましょうか…」
中山寺が素っ頓狂な声をあげた！
「ご、ごっ、５００万だと！…、ふざけるな、この野郎！今から警察呼ぶから待ってろ！」
「どうぞ、お好きなように」
中山寺は自分の携帯から１１０番通報した！
「私は横浜市西区○▽、ＰＡコーポレーション・常務取締役の中山寺静雄と申します。只今、わが社に暴力団風の男が舞い込んで私は恐喝されてます、至急パトカーを寄越して下さい…。は、はい、いえ、ですから私は男に脅迫されて…」
電話する中山寺の目の前に、久喜は一枚の紙をちらつかせた。中山寺が電話しながらその紙を速読して絶句した。("日本法令様式"指定の)その紙には…、
【私、水無瀬啓子は●月■日、横浜市港北区菊名赤松町○のマンション305号室に、騙されて呼び出された上、中山寺静雄という男に強姦されました。それだけではなく中山寺静雄の同僚に強姦現場をデジタルビデオカメラで撮影され、それをネタに警察には告訴しないようにと脅されています。現にそのＤＶＤを私に送りつけてきました。私は法的な見識に明るい久喜太朗氏を代理人として、このＤＶＤを証拠物件として警察に提出し、合わせて、私の膣内から採取された中山寺静雄の体液も産婦人科の診断書を添えて証拠物件として提出します】
と書いてあるのだ！！
中山寺は絶句して、警察との電話を切った。だが、(当然の事ながら)事件発生通報元として、発信元の中山寺の携帯に警察からコールの嵐が始まった。中山寺の狼狽ぶりをみて、（久喜こと）山下は笑いながら、中山寺の携帯を取りあげて通話ボタンを押した。
「はい…。所在地は間違いありません…。はい、はい…、確かに恐喝事件です…。中山寺静雄という人物が、水無瀬啓子という主婦を強姦して、私はその証拠物件を持って、今からそちらに提出しにお伺います…。はい、私は久喜太郎と申します…。えっ？…、強姦犯の中山寺静雄ですか？…。はあ、はい…。身長170くらいで50才くらいの中肉中背の上等のスーツを着た紳士風の男です…」
今度は中山寺が慌てて久喜から携帯を取りあげた。肩で息をしながら久喜を睨みつけた。
久喜は数倍鋭い眼光で中山寺を睨み返した上で、パソコンの電源を落として、そそくさと帰り仕度をはじめた。そして、
「話にもなりませんな！今から私は警察に出向きます…」
「い、いくらだ？そのＤＶＤは、５００万だったな…。は、払う…。いや、是非売って欲しい…。売って下さい…」
「断わります」
「な、なんだと！」
「人柄だけでなくて耳も悪いんですか？常務さん…。私は断わると言ったのです。このＤＶＤはコピーして警察用とは別にして、暴力団にでも売ります…。もっと高く買ってくれるでしょうし…」
中山寺は久喜の前に立ちふさがってから土下座した。
「あっ、しかし、私は用事を思い出しました。警察に行くのはその用事を済ませてからにします…。」
「な、なんの用事だ？」
「私の銀行口座に500万が入金されてるかどうかの確認ですよ…。あなたには関係ない話です」
「ま、まっ、待って下さい！久喜さん…。あなたの銀行口座には…、なに…、午後３時までには送金されてる筈です…」
中山寺は久喜の術中に嵌った。久喜は笑いながら、中山寺に返事した。
「なんで、あなたに私の口座への入金の有無が分るんですか…」
中山寺は久喜の質問には答えないで、大急ぎで財務部の部長に内線電話した…。
「あ、ああ。ワシだ。中山寺だ…。実は、たった今わたしが前から手掛けていたプロジェクトの契約が決まった！…。ああ、喜んでくれ…。それで先方さんは我社との契約成立後、大急ぎで外国に行かれる。ついては５００万円の契約金が今必要だ。詳細な事情はわたし自らが社長に報告し、その上で役員会議で正式な資料も提出する…。ああ、全責任はわたしが負う…。万一契約が破棄にでもなれば５００万円はわたし個人が弁済する。だから、至急５００万円の小切手を367号室の応接室に持ってきてくれ！…。ああ、大至急だ！」…。
中山寺としてはこうするより他に選択肢はなかった。小切手を常務権限で仮払扱いに振り出して、後で500万円は自分の金で精算(返済)すればよいのだ。久喜の目の前で金策という誠意を見せて久喜を納得させたのだ。
久喜は笑いながら、中山寺に嫌味を言った上でパソコンからＤＶＤを取り出してケースに納めた上で中山寺に手渡した…。
「常務さん。下手な細工しないで最初っから誠意を見せて下されば冷や汗をかかずに済んだんです…。それに、こういう精神的に悪いやり取りはあなたの痔に悪いですよ…(笑)」
「ま、待って下さい…。その、我々の肛門姦をしでかしたのはアンタか？それとも谷川か？…」
「常務さん。あなた自分の尻、鏡で見たことあります？(笑)。あなたの醜いケツを掘ったホモ男に直接会ってみたいもんですな…(笑)」
すがる中山寺を振り払って、久喜は応接室を後にした…。
つづく
|