２

「どうしたんだ？加奈子、こんなに濡らして・・・この姿を野々村が見たらどう思うかな・・・？愛する妻が他人の愛撫でこんなにまで気分を出しているとは・・・」
　澤田は勝手な事をいいながら後から抱えていた加奈子をソファに座らせると前に回った。加奈子の投げ出された美しい足の間に陣取ると、その足をさらに広げていく。そしてその足の付け根には澤田の愛撫による恥ずかしい染みをつけた股間が見えた。
「や・・・やめて・・ください・・」
　自分の股間に顔を近づける澤田に拒絶の言葉を投げかけるが今の澤田にとっては無意味な事だった。澤田がパンティの股間部をめくるとすっかりと濡れそぼった割れ目が晒された。
　夫の祐平との行為の時間でもこんなに明るい部屋で間近で見られた事はない。その行為が加奈子の羞恥心をさらに刺激した。しかし加奈子は手を縛られ、抵抗もままならない状態では泣くしかなかった。
「ほう・・・綺麗なオマ○コじゃないか・・・。こんなに濃い液で濡らしおって・・何か突っ込んで欲しいんだな？」
　加奈子のピンク色の美しい肉を覗かせている股間を見て澤田は持ってきたカバンの中から何かを取り出した。
「いや！」
　それを目にした加奈子は顔を背けた。澤田が手にしていたのは男の性器を型どったバイブレータだった。太さは並の男性のサイズより少し太めだった。そしてそれを片手に加奈子の割れ目をさらに広げると中から綺麗な透明の愛液が溢れ出た。そして愛液の溢れ出る割れ目に沿ってバイブの先端でなぞるとクチュクチュと卑猥な音が響いた。
「どうだ加奈子・・・。この音が聞こえるか・・・？」
「は・・・あ・・・あん・・・」
　澤田が音がするようにバイブを動かすと加奈子は腰をピクピクと痙攣させながら甘い声を挙げ始めた。彼女自身は声を抑えようとするのだが我慢することができない。
「じゃあ、入れるからな・・・・・」
「あ、いや、あッ・・ん・・・」
　既に愛液にまみれた加奈子の膣にバイブの先端が隠れた。澤田はすぐに奥まで挿入せずに入り口あたりでゆるゆるとバイブを動かした。
「どうだ？野々村のとどっちがデカイ？」
「あぁ・・はぁ、はぁ・・・あんッ・・・！」
　澤田は加奈子の膣に挿入したバイブを一気に奥まで押しこんだ。加奈子は大きく仰け反ると両足をブルブルと震わせて絶頂に達した。
「何だ？イッたのか？この淫乱女めッ！」
　兼ねてから自分が狙っていたが手に入れることが出来ず、他人と結婚した女が自分の手によって性的な絶頂を向えたのを見て、澤田はいやらしい笑顔を作るとバイブを操る手を止めると、そのままゆっくりとバイブを膣内から引き抜いていった。プチュッっと音を立て先端部分が引き抜かれるとズボンを下し既に大きくなった自慢のペニスを握った。
「加奈子・・・いよいよ俺の女になれるんだ・・・嬉しいか？」
　うわずった声で加奈子の股間に腰を寄せると彼女の膣の入り口にペニスを擦りつける。
「あ？いやあ、それだけは許して下さい！」
　絶頂の余韻に放心状態になっていた加奈子は澤田のペニスに気付くと腰を振って必死に挿入を拒んだ。
「こら！大人しくしろ！腰を振るのは俺が挿入ってからにしろ！」
　加奈子の暴れる腰を押さえると自分のペニスの先端を加奈子の膣口にめり込ませてきた。
（いや、何？）
　加奈子は自分の膣内にめり込んでくる澤田のペニスから受ける異様な圧迫感に抵抗を止めた。そして顔を上げて自分の股間部に目をやった。
「はははは・・・どうだ？俺のムスコは？デカイだろ？アメリカじゃ白人の女もヒィヒィ泣いて喜ぶんだぞ！」
　そう言うとさらに腰を進める澤田。加奈子の膣は澤田の巨根を受け入れるには、しばらくの時間を要した。
「だめ・・・あなたァ・・・」
　澤田が中々挿入できず、何回も亀頭部を膣の入り口に押しこんでは角度を変えて同じ事を繰り返す間、加奈子は遠い地にいる夫に必死に助けを求めた。
「ようし覚悟しろ！」
　澤田はそう呟くと一気に腰を前に押し出した。
　ジュプッっと加奈子の膣内に溜まっていた愛液を押し出しながら一気に彼女の膣内奥深く挿入された。
「あうッあぁ！」
　澤田に子宮を突き上げられ加奈子は再び絶頂を向えた。澤田のペニスは加奈子の子宮を押し上げるまで挿入っているにも拘わらず、その半分近くを露出していた。
「予想通りの名器だぞ？加奈子・・・」
　彼女の膣の具合の良さに射精しそうになるのを辛うじて堪え、その具合の良さを誉めた。
　しばらくその状態で子宮口をペニスの先端でグリグリ擦りつけるようにしていたが、ゆっくりと腰を使いはじめる。
「あ！いや！動かさないでッ・・・」
　加奈子は下半身の筋肉を緊張させながら必死の快感に耐えた。自分の肉体がこんなにも淫らだったとは思わなかった。
（だめ！感じては・・・・）
　だが加奈子のそんな抵抗も快感の波に押し流されるのは時間の問題だった。
　澤田のペニスが加奈子の膣の入り口近くまで引きぬかれる時、そのペニスで一気に子宮まで突き上げられる時、それぞれが凄まじい快感の波となって加奈子を襲う。
「どうだ？こんなモンじゃないぞ？俺のムスコは！」
　澤田は加奈子が極限まで来ているのを感じ下半身にさらに力を入れた。
「あぁ？何？あぁ・・・だめ・・・そんな・・・」
　澤田のペニスは加奈子の中でさらに大きさを増した。それに伴いペニスの形状が大きく沿った形となった。
「あぁ！だめぇ・・あなたァ！」
　加奈子は狂ったように頭を振ると今まで抑えてきた感情が一気に爆発した。加奈子の口から溢れる甘い喘ぎ声は彼女の意思とは関係なく発せられた。
　加奈子があのまま自分を抑えて澤田の陵辱に屈さないように耐えようとしても時間の問題だったが、澤田のペニスの形状の変化によりダイレクトに敏感なＧスポットを刺激されたのでは一溜りもない。
「あぁ！・・・だめ・・・もう・・・」
　そう言うと加奈子は全身を震わせながらエクスタシーを迎えた。そしてあまりもの快感に失神してしまった。
　澤田は加奈子の崩壊を見届けると子宮を突き上げるまで奥まで挿入し、大量の精液を加奈子の胎内へと射精するのだった。　澤田はそのままペニスを挿入したまま加奈子の上に覆い被さると彼女の口唇を吸った。
　加奈子との性交を始めた時、一番奥まで付き入れてもその半分近くを露出していた澤田の巨根はその姿の三分の二程をを加奈子の膣内へと隠していた。

「ママ？ママ？大丈夫？」
　加奈子は自分に呼びかける娘のまなみ声で意識を取り戻した。まなみはソファに横たわる母親を心配そうに覗きこんでいた。その横には自分を犯した澤田の顔があった。
　澤田の顔を見た加奈子はかれに対して怒りが込み上げてきたが、すぐに先ほどの澤田との交いを思いだし顔を赤らめた。
「このおじさんが玄関の前で倒れてたママを家まで運んでくれたのよ？」
　澤田は加奈子とのセックスを終えた後、まなみが帰ってくる前に加奈子の服装を整えると、帰ってきたまなみに自分が倒れていた母親を介抱したのだと嘘をついていた。
「それは・・・ありがとうございました・・・・」
　加奈子は澤田がついた嘘に合わせるため、自分を犯した憎い男に礼を言った。
「いえいえ、これからお向かい同士になるんだから構わないで下さい。」
　加奈子たちがすんでいる社宅はワンフロアに二軒の社宅が向かい合うような作りになっている。
「じゃあ、私はこれで・・・」
　最後に加奈子に向っていやらしい笑みを浮かべると帰っていった。
　立ちあがろうとする加奈子は自分の股間に違和感を感じた。まだ澤田のペニスがねじ込まれているような感覚が残っていた。
　加奈子は気だるい身体でトイレに入ってパンティを下すと違和感の原因がわかった。
「やだ・・・・」
　それは澤田が使っていたバイブが加奈子の股間深くに挿入されていたのだ。彼女が震える手でバイブを引きぬくと、バイブによって栓をされていた膣穴から澤田に注ぎ込まれた精液がドロリと溢れ出るのだった。

つづく