８

　土曜日になり、澤田とプールに出かける日が来た。
「ママ早く〜おじさんも待ってるよ！」
　玄関先からまなみの元気な声が聞こえてきくる。身支度を済ませると、加奈子ははしゃぐまなみとは対照的な気分で玄関へと向った。
「奥さん、あそこ処理しといて良かったね」
　澤田は加奈子の陰毛を全部そり落とした事を言っていた。


　プールはオープン間もないことや、学校が休みなことも重なって大勢の人で賑わっていた。
　そんな中、澤田は加奈子が更衣室から出てくるのを待っていた。
「おじさんお待たせ！」
　声の方を向くと、水着に着替えたまなみとその後ろには水着の上から大き目のＴシャツを着た加奈子が立っていた。加奈子は澤田に渡された水着を身に付けたが、元もとのデザインとサイズが小さい事もあり、胸の部分は加奈子の乳首の周りを隠れる程度で彼女の豊満な乳房のほとんどを露出してるようなものだった。しかもその乳房を覆うカップの部分にはパッドは入っておらず、彼女の乳首がはっきりと浮かび上がっていた。また股間部は水着が食いこみ、激しい動きをすればサイドから彼女の陰唇がはみ出てしまうほど危うい状態だった。
「じゃ泳いでくるね！」
「ちょっと、走ると危ないわよ！」
　まなみがいなくなると澤田の加奈子の肉体を見る目つきが変わった。
「加奈子、何だ？このＴシャツは？」
「・・・こんな水着だけで人前に出られません・・・」
　澤田はもう一度加奈子の肉体を舐めまわすように眺めてから、彼女を人の目から隠れる所まで連れていくと、水着姿を覆い隠しているＴシャツを一気に引き裂いた。
「お前、まだわかってないようだな？何なら帰ってから娘の前で、お前を犯してもいいんだぞ？」
　加奈子は胸と股間を手で隠して立ち尽くすしかなかった。澤田は本当にやりかねないと思ったからだ。

　澤田の後ろをついて歩く加奈子の肉体にその場にいる者は男女関係なく視線をクギ付けにされた。
　男達は好奇の視線を、女達は軽蔑の視線を浴びせた。
「さ、澤田さん・・・恥ずかしいです・・・」
　前を歩く澤田はそんな周りの目も気にすることなくプールサイドを歩いていく。
　ロッカーでまなみにも大胆過ぎるといわれたが、加奈子には家庭を守るために従うしかなかった。
　加奈子はプールサイドにくると、すぐに水にに入った。水の中の方が周りの視線を遮ることができるからだ。
　プールに入った加奈子を逃がすまいと、澤田も後を追うように入った。その手には掌ほどのサイズの楕円形の物が握られていた。
　澤田に気付いた加奈子は出来るだけ遠ざかろうとした。
「あ・・・・」
　が、すぐに泳ぐのを止めた。加奈子が泳ごうとすると彼女の豊満な胸が水の抵抗を受け、その二つの乳房を支える筈の水着はその役割を果たさず、乳房がこぼれ出てしまうのだ。
　たたでさえ普通のプールとは違い流れのあるプールのため、ヘタに動くと、水着がはだけそうになった。
　泳ぐ事が出来ず、恥ずかしそうにこぼれ出た胸を直す加奈子の側に澤田が追いついて来た。
「なに俺から逃げようとしてるんだ？」
　澤田は露骨に加奈子の腰に手を回すと水着に手をかけ、グイグイと引っ張った。
「あぁ、やめて・・・」
　水着の股間部が容赦なく割れ目に食い込み、加奈子を刺激した。必死に爪先立ちで逃れようとするが、澤田は水着を引き上げる手を緩めようとしなかった。
「ここでお前をひん剥いてもいいんだぞ？」
　加奈子の耳元で囁き、水着から手を離すと同時に、今度は股間に手を滑りこませた。
「や・・・」
　澤田の指が水着が食いこんでいる無毛のスリットをなぞってきた。その部分はヌメリのある液体を分泌していた。澤田は数回割れ目に沿って指を動かすと水着の隙間から膣内へ指を挿入してきた。
「いや、やめて下さい・・・こんなところで・・・あぁ・・・」
「加奈子・・・お前もこんなに濡らしてまんざらでもないんだろ？俺が見こんだとおりお前はマゾの血が流れているんだ・・・」
　自分の指をクイクイと締めつけてくる膣の感触をしばらく楽しんだ後、ゆっくりと指を抜くと今度は手にしていた楕円形の物を加奈子の膣の入り口にあてがった。
「あ？いや、何を・・・」
　加奈子は自分の股間に挿入されようとしている物体が振動しているのに気付いた。それと同時にそれが何なのかもわかった。
「今日は一日中、これをお前のオマ○コの中に入れたままにするんだ」
　澤田がそう言いながらグイとバイブを押すと少しの抵抗を感じた後、ヌルッという感じで膣内へと消えてしまった。
　加奈子は自分の胎内のバイブの振動で立っていられなくなり、彼女を澤田が支えていないと水の中に沈みそうになった。
　プールの端にはくぼんだ場所が何箇所か設けられていて、流れるプールで泳ぎつかれたら休憩できるスペースがあった。澤田はその中で出来るだけ人目につきにくい場所をみつけると、自分が支える加奈子をそのスペースに連れていくと再び彼女の股間に手を伸ばしてきた。
「・・・もう・・・こんな所では許して下さい・・・」
　加奈子には無駄と解りつつ哀願せずにはいられない。もしこんな事をしているのを周りの人や、娘に気づかれでもしたら・・・。
　澤田が食い込んでいる水着をめくると、加奈子の膣内に埋めこまれたバイブが中から顔を覗かせていた。
「加奈子しっかりと咥えこんでいないと出てくるじゃないか？」
　抜け落ちそうになるバイブを指で押しこみ、その指を抜いてしばらくするとまたバイブが彼女の股間の割れ目からその姿を覗かせる。
「しょうがないな・・・ちゃんと栓をしてやらんとな・・・」
「そんな・・・ここではイヤです・・・」
　加奈子は、澤田の言葉に彼が何をしようとしてるのかを感じ取り狼狽した。
　そんな彼女をよそに澤田は自分の水着の中から既に大きくなったペニスを引き出すと、加奈子との結合にとりかかろうとしていた。
「下手に騒ぐとここにいるヤツらにわかっちまうぞ？いいのか！」
　澤田にとって周りの利用客に気付かれる事など小さな事だが、加奈子にとっては周りの者に気付かれ、騒がれでもしたらまなみにも自分と澤田との関係が露見してしまう・・・。加奈子は自分のくびれた腰を抱えるようにして挿入にかかろうとする澤田に逆らう事はできなかった。
「・・・・・」
　自分の膣の入り口を割って入ってくる野太いペニスの感触に、口唇を噛み締めて堪えた。こうしないと声が漏れるのを我慢できそうになかった。加奈子自身、軽度とはいえ、初めて体験する露出プレイに興奮しているようだった。
「・・んん・・・」
　いつもながら自分の膣を引き裂くような圧迫感に声をあげずにいられなかった。ゆっくりと腰を前後させ、ペニスを抜き差しを開始すると加奈子はプールサイドに肘をつくような形で両手を自分の口に当て、漏れるあえぎ声を必死に抑えた。それでも澤田がペニスを奥まで突き入れるたびに膣内に挿入されているバイブが彼女の子宮を刺激し、一際大きなあえぎ声が漏れた。
　幸い、周りの客の声に掻き消され響き渡る事はなかったが、近くにいる者には十分に聞こえるほどの声だった。
　澤田は待っていたようにからみついてくる肉の感触に耐えるので必死だった。ペニスが動くと強烈な締め付けを見せ、動かない時には逆にうねるように心地よい締め付けを見せた。
「見ろよ？あのガキ・・・さっきからウロウロしながらこっちを見てるぞ？」
　澤田の言葉に加奈子が目をやると、ガキといっても大学生くらいのさえない感じの青年が二人の方を見ていた。
「いや見られてるッ・・・抜いて下さい・・・あはッ・・・・あぁ・・・」
　加奈子の言葉とは逆に、他人に見られていることによって澤田のペニスをさらに締め付ける。
「くう・・・そんなに締め付けるな・・・よし、そろそろ射精すぞ・・・」
　加奈子の肉の感触に耐えきれなくなった澤田は先程の男が見ているのも構わず後ろから彼女の乳房を鷲掴みにし、腰を激しく振りはじめた。
「あぁッ・・中はだめですッ・・・」
　絶頂に上り詰めながらも加奈子は最後の抵抗をみせ、澤田の体を突き飛ばした。
　その拍子に加奈子の膣から澤田のペニスが抜け、その先端から白く濁った液体がプールの中に勢いよく射出された。
「この野郎・・・」
　澤田がプールの底に足をつき、加奈子の方を向いたときにはすでに絶頂の余韻の残る体をプールの流れに任せ遠ざかっていた。
つづく