龍 晃一 作
| 第７章 その後のゆかり 柏原和也は来年で６１歳になる。村川毅と３人で食事する時間を大切にしている。毅の妻を預かり、間もなく１年になる。ゆかりは、和也に会うと和也の妻になり切っている。時間の経過で数えることが出来ないくらい精液を膣に注がれ、口にも飲み干している。 ゆかりは、性格的に尽くすタイプなのだ。愛されていると感じるとゆかりは心を籠めて奉仕することが女の務めのように感じている。和也に会うと和也の妻に成りきっている。愛されることは、愛することの裏返しなのである。ゆかりの肛門を愛撫してくれると彼の肛門を舌で舐め廻して奉仕することに悦びを感じている。 和也に騎馬上位で交わることを求められると一時間以上も腰を振り続けたと聞いている。膣圧で精液を搾り取ると痙攣しながら失神したと聞いた。 次の役員改選で若いが村川毅を外部役員として推薦している。毅の病気が快復してもゆかりとの週一回の泊りは、継続して貰えると確信している。毅に貸したお金も株式に転換してくれて良いことを告げていた。 先祖からの遺産と社員としての退職金、役員としての退職金があったが役員としての退職金は、ゆかり夫婦に使った。そのことが若いゆかりと過ごせることになった。人生は、地位や名誉でもない。人生を如何に謳歌するか、出来るかが生甲斐なのだと思えた。 若くて美しいゆかりとのセックスは、何度しても飽きることがない。ゆかりの裸体の隅々まで愛撫できることを和也は楽しみにしている。ゆかりの愛液を啜ることは、生きる楽しみそのものであり、愛液を啜り、クリストスを愛撫し股間を愛撫することを生甲斐としている。30歳も若い女を妻として過ごせることに生甲斐と満足を得ていた。 更に、ゆかりのフェラは心まで幸せにしてくれる。ゆかりの口の中に精液を放出する満足感、その精液をミルクと言って飲み干してくれる。最後にペニスを膣に挿入してゆかりと一体化し、腰を振りながら口付けを続ける。この時ほどゆかりを愛しく可愛いと思えた。至福のひと時である。こんな日々を長く続けたいと願っていた。 ゆかりは、愛する夫が二人いると思えた。年寄りは嫌いと思っていたこともあったが精神誠意ゆかりを愛してくれる和也に好感を抱き、今や愛していることも事実である。肉体に満足と快感を何度も与えられることによってゆかりは、和也に惚れてしまった。毅も愛していることには変わりはなかった。２人の男を愛し、愛されている悦びと満足感に包まれていた。 村川毅のペニスが勃起しなかったことがゆかりの欲望不満になっていた。和也に満足させられたことで３０歳も年上の和也に惚れてしまった。毅の嫉妬する思いとゆかりが恋したのだという安堵感が快復を早めたのかも知れなかった。毅の悦びは、ゆかりが和也の屋敷に泊まりに行くときに一緒に行くことを楽しみにできるようになっていた。ゆかりが和也から裸エプロンのビデオを観たときからゆかりとセックスできるようになった。そのことに感謝している。 目の前で愛する妻が裸にエプロン姿で、口移しで食事をし、ビールを飲まされることに激しく嫉妬したがこのことが毅の勃起不全を直してくれた。 「目には目である」 毅も和也の目の前で、ゆかりに口移しで食べさせることにした。 お互いに愛するゆかりを接点に更なる信頼関係が生まれる結果となった。２人でゆかりのアヌスと膣を犯すか、口と膣を犯すことでゆかりを失神させ、悶絶することを知った。二人だけでゆかりを愛することを知った。２人でゆかりを愛することの歓喜を覚えたのもこの頃であった。 年が変わり、毅のペニスもすっかり元気になった。 ３１歳のゆかりと６１歳の男が織りなす奇妙な夫婦生活を行うようになった。和也は、一人でいるよりも妻と友人に囲まれることを望んでいた。二人の娘がいるので自宅ではできないことを和也の屋敷で行うことが出来た。毅も会社が順調に動き出していた。土曜日も日曜日もなかった。火曜日は、子供を送り出して二人で柏原の家に行き、ゆかりを挟んで愛の行為、３Ｐを行うことでゆかりを愛せると信じていた。ゆかりも毅、和也と分け隔てなく二人の男を愛することに悦びを覚えている。 こんな楽しい日々が続くことを願っていた。 和也とゆかりが銀座のデパートで買い物をしているときに、和也の友人と出会った。 「おお、柏原ではないか----若くて美しい奥さんを連れて-----」 「ああ---児玉先輩ではないか----今何している」 「俺か----役員を解任されて----しばらく、遊んでいた時に団鬼六師とであった。彼の趣味に私も傾注していった」 「緊縛師をしているのか」 「今、杉下紀久氏がカメラマンをして緊縛の本がよく売れている」 「お前らしい生き方をしている」 「お前の奥さん、白くて柔らかい餅肌をしている。こんな肌を縛ると縄が生き生きするのだ」 「おいおい-----」 「奥さん、手だけ握らせてくれない----」 「手だけならば-----」 ゆかりはさりげなく前に出した左手を握りしめた。そのまま腕を触って行った。 「奥さんの肌、気に入ったよ。頼むから縛らせてくれ----」 「返答は、待ってくれ------」 柏原と児玉は、携帯番号を教え合った。このことがゆかりを緊縛モデルにする起因になってしまった。 一度は、柏原は断った。断っても断っても児玉は、引き下がらなかった。 木曜日の泊りがけで行く日に毅もいつものように同行した。柏原の家で待っていたのが児玉と児玉の専属カメラマンである杉下であった。 毅は、柏原から経緯を聞いた。 「今日は、撮影はしないということで、折角なので緊縛だけして診せてください」 「そうですね。児玉にゆかりを縛らせてみることにしょう。いいね、ゆかり」 このときには、ゆかりが拒否することが出来なくなっていた。 いつものようにゆかりは、下着を付けていなかった。 「しまった」 と思った時は、ゆかりは児玉の手の中にいた。 「ゆかりさんの肌はスベスベしている。柔らかくて弾力がある。気に入った」 ワンピースを脱がせると乳房が現れた。 「今日縛られることを覚悟してきたのだなぁ----」 「----------------」 両手を後ろ手に縛り、乳房の上下に縄を巻きつけていく。肌に縄が埋没するが乳房が飛び出して見える。肩から廻された縄で乳房の間の縄を縛ると乳房が突出し、乳首も勃起してきた。 「ゆかりは、マゾ化がある」 「最高の掘り出し物である」 カメラマンの杉下が身を乗り出す。 ゆかりを立てらせた。ワンピースが床に落ち、くびれたウエストに陰毛が黒々と観える。しゃがもうとするが縄尻を掴まれていて、座ることが出来なくされた。 「ショーツを穿いていない。我々に診て貰いたいのだ」 準備されていた横棒に繋がれた。左の膝の上に縄が巻かれる。細いウェストにも縄が巻かれた。 左膝の縄を引き上げられ股間が少しであるが開脚された。 その股間の割れ目を左右に割られて立て縄が掛けられた。そして、後ろのウェストの縄に通して縄をさらに引き縛った。割れ目の縄は、割れ目に埋没して観えなくなった。 「苦しい-----お願い---解いてください」 左足は、床に降ろされたが股間を縛られたこともあり、床に付かなかった。 「さぁ、ビールでも飲みながらゆかりが快感で天国に行くのを見届けましょう」 と言って、勃起した乳首を舐めながら乳首を噛んでいた。 「あああああ---あああああ-----」 痛さが快感に変わっていく。股間の縛りもクリストスが縄に扱かれて痛さから疼きに変化していた。 その１０分後には、ゆかりは逝くときの顔になっていた。 「これは驚きだ----ゆかりは縛られて感じている」 「そうですよ。ゆかりは、もう少しして縛りに慣れてくると縛られただけで感じるようになる。」 そのまま１０分くらい放置された。最初は苦痛で顔が歪んで見えていた感もしていたが今では歓喜の顔に変化している。明らかに女の甘美な快感を楽しんでいるように観える。この緊縛股間縛りでゆかりのマゾ性が立証できたと児玉は喜んだ。 児玉の強い要望で、和也はゆかりを貸出しすることを拒否できなくされた。ゆかりを来週の金、土と二人に貸し出すことになった。日曜日には、柏原の屋敷でゆかりの緊縛美を披露することで話が纏まった。撮影も了承したが隠さずに診せることを約束した。本にするときは、毅の承諾を得るこことモデル料を支払うことで約束できた。 児玉のご満悦な笑いだけが響いていた。 |
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| 2012.11.24掲載 |
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7話（2012.11/24時点）
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