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　どれくらいの時間が経っただろう…二人の美女の悲鳴は止むこともなく続いていた。
「ああ…も…もう…許して下さい…」
　口から涎をたらし舌足らずに答える加奈子に普段の清楚さは面影も無かった。代わりに汗で全身を濡らし輝き、妖艶さはいつにも増して加奈子を美しくさせた。
　ピアスをした後、目を覚ましてからは澤田の責めに何度となく絶頂を迎えようとしていたがもう一歩の所までくると澤田は責めを止めてしまう。
「どうして…？」
　何回この言葉を発したことだろう…加奈子の精神は絶頂を迎えられないことで壊れそうだった。隣では彩美が北村に責められ何度も絶頂を迎えていた。
「どうだ？これで何回目だ…あ？もうイクのか…ん？」
　ポタポタと汗を滴らせしきりに呟いていた。
「あ、あ、あ…また…またイク、イっちゃう…イク！」
　北村は彩美がイクのに合わせて腰を最奥まで突き上げ動きを止めた。

「おい見てみろよ、また膣内に射精されてるぞ？」
　加奈子の耳元に唇を寄せ澤田が囁く。澤田の言葉通り彩美は北村の精を何度も子宮で受け止めていた。彩美はその度に絶頂を迎えていた。
「ふう…」
　大きく息をついて奥まで突き入れられたペニスを引き抜いていく。ごぷっと音をたておびただしい量の精液が溢れ出る。
「俺もまだまだ出るな…こりゃ妊娠するかな？家のカミさんでは出る前に役にたたねえ」
　笑いながら精液がこぼれ出る膣穴に指を挿入してる。

　澤田も止めていた腰を動かし始めた。加奈子の股間は肛門までぐっしょりと濡れ、膣穴の周りは白く泡だった愛液が付着していた。
「どうだお前も思いっきりイキたいんだろ？」
「は、はい…い、いかせて下さ…い…ん…あ、あん…」
　加奈子はろれつの回らない口調で必死に訴えた。
「思いっきり膣内に射精してほしいか？」
「そ…それは…い…嫌です…あ、だめ…あ…やめないで…」
「お前は俺の女だろ…俺の子供を孕めよ」
　加奈子は女の本能か、自分を快感で支配する男の囁きに負けそうになっていた。自分の肉体が心とは裏腹に澤田の子供を孕みたがっている。
「だめ…それだけは…許して下さい…あ…もう…だめ…」
　加奈子がそこまで言ったところで澤田は腰の動きを止めた。もう少しで絶頂を迎えようというところで中断される。
「お願いです…いかせて…ッ」
　加奈子は自分の手で勃起したクリトリスを擦り乳房を掻き毟るように揉みしだいた。
「どうしたんだ？はしたないぞ…」
　澤田はわざとらしく言うと、側にあった浴衣の帯で加奈子の両手を縛ってしまった。
「はぁっ…はぁっ…」
　加奈子は全身を汗でぐっしょりと濡らし、疼く子宮をどうすることも出来ず腰を必死に動かし、膣肉は澤田のペニスを締め上げ、うにうにと動きつづけていた。
「そろそろ射精したくなってきたな…」
　ゆっくりと腰を使いながら澤田がつぶやいた。それでも浅く突くだけで加奈子の肉体は燃え上がるばかりで満足できない。
　しばらくすると徐々に腰の動きが速く激しくなってきた。
「あ、すご…気持ちいい！あぁ…あん…」
　澤田の腰の動きにゆさゆさと揺られる加奈子は涙さえ流していた。加奈子の声が一段と高くなり内股にこわばりを見せ、ペニスを締め上げてくる。
「あっ…あぁ…もう…もう！」
　加奈子は絶頂を迎えるため全神経を集中させていた。
「あぁっ！いやぁ…！どうして…どうしてぇっ…！」
　絶頂を迎えようとしていた加奈子から悲痛な叫びがあがった。澤田はまたしてもペニスを引き抜いてしまった。
「いや！もうおかしくなる…お願い…お願い」
　加奈子は涙を流しながら澤田に訴えた。しかし澤田はそんな加奈子に背を向けると北村の傍らでぐったりとしている彩美に近づいていった。
「あ…そんな…澤田さん！」
　加奈子は本来は憎むべき相手なのに自分以外の女性と繋がろうとしている澤田に恋人を寝取られるような嫉妬を覚えた。
「あ、いや…」
　やがて彩美の弱々しい声が聞こえ、男と女の肉が擦れ合う卑猥な音と共に艶かしい声が響く。
「澤田さん！」
　加奈子の悲痛な呼び声に澤田は見向きもせず腰を振りつづけている。
「き、北村さん、お願いです、私を…加奈子をイカせてください…辛いの…」
　もう自分を絶頂へと導いてくれるのなら誰でもよかった。しかし北村もニヤニヤとしているだけで加奈子に手を触れようともしなかった。

　彩美が澤田と繋がってどれくらいの時間が経っただろう。目を閉じているが澤田と彩美の声はしっかりと耳に入ってくる。その間何回も彩美の絶頂の声を何回も聞いていた。
　時折、北村が彩美のアナルを犯し、二人がかりで彩美を責めたりしていた。一人取り残された加奈子は酷く惨めだった。
　三人が絡み合う声や音が幻のように思えてきた時、澤田が彩美から離れ、再び加奈子の側へ近づいてきた。加奈子は潤んだ大きな瞳で澤田を見つめ彼の意図を計ろうとしていた。
「加奈子、辛いだろう？」
「…つ…辛いです…」
「イキたいか？」
「お願いです…何でもしますから、私を…イカせて下さい…」
　加奈子は必死に澤田を自分の元へ引きとめようとしていた。
「何でもする…か。ようしいいだろう、ただし今夜は眠らせないからな…徹夜で子宮がタポタポになるまで射精しまくってやる…」
「え…？ちょっと待ってください、そんなこと…したら…」
「妊娠するかもな…でもな、今晩はどうしても膣にぶちまけたい気分でな…」
「そ…それなら、お…お尻で…お尻の方で…」
「いいぞ、尻の穴でねだるような淫乱になったか…だがな」
「あッう…うう…」
　極太の肉棒を突き立てられ仰け反る。加奈子の媚肉は貪欲に絡みついていった。
「こっちの穴がいいんだ…クク…どうしても妊娠が嫌ならやめてもいいぞ、ん？」
　ぬちゃ…とペニスが糸を引きながら抜かれる。
「あぁ…やめないで…」
「妊娠するのが嫌なんだろ？俺は無理強いはしたくないからな…」
　澤田は口ではそう言うが、無理やりにでも加奈子を妊娠させたかった。だが十年前に自分の誘いを頑なに拒みつづけた女をただ無理やりに孕ませるのはおもしろくない。
「お願いです…妊娠なんて…そんな…」
「じゃあ仕方ないな…おい北村さん、彩美さんの尻、借りるよ。俺もそろそろ思いっきり射精したいんでな…」
「いや！だめです、彩美さんとなんて…わ、私の…私と…」
　澤田を引き止めると言うことは夫を裏切り、他人の男の子供を孕むと言うことだ。だが加奈子にはどうすることもできなかった。
「妊娠するかもしれないぞ？それでもいいのか？」
　加奈子は無言でうなづく。澤田は加奈子の両手を縛っている帯を解き、自由にした。そして布団の上に寝転んだ。巨大なペニスが天を突いて立っていた。その先端からは透明の汁がトロトロと溢れ澤田の興奮を物語っていた。
「北村さん、いいぞ」
　北村はカバンからビデオカメラを取り出し、撮影をはじめた。
「ようし加奈子、妊娠しても構わないなら自分から繋がるんだ…」
「は、はい…」
　加奈子は気だるい体を起こし、澤田へと近づいていく。北村は澤田と段取りした通り、澤田のペニスにコンドームが着けられていないのを映像に収めた。
　加奈子は澤田にまたがるとその綺麗な指をペニスに添えると自らの胎内へと導いていく。
「はっ…あぁ…」
　ぐちゅ…とペニスが加奈子の膣内に姿を消していった。感触を確かめるようにゆっくりと腰を使う加奈子。
「加奈子…妊娠したらどうする気だ？」
「に…妊娠してもかまいません…あ…ああん…」
　膣内に大量に射精され続け妊娠することはわかっていたが、今の加奈子の理性は皆無に等しかった。
「何、強い男の子供を孕みたがるのは女の本能だ…ほらもっと腰を振れ！」
　澤田は自分にまたがり腰を振る人妻を見上げ、今にも果ててしまいそうだった。見上げる加奈子の美しい顔の前に豊乳が揺れ、その先端の乳首には自分の女である証のリングがついている。
　加奈子を引き寄せ、口を吸う。舌を絡め唾液を啜りながら澤田が腰を使い始めた。ぬちゃぬちゃと音を立て膣口を出入りするペニスはじらされたからなのか、いつにも増して溢れ出す愛液でべっとりと濡れ、妖しく光っている。
「あ、あ、気持ち…イイ…んあぁ…イイ！」
　澤田は体位を変え、加奈子を仰向けに寝かせると彼女の両脚を抱えペニスを挿入していく。
「加奈子今からお前の子宮に俺の種を仕込むからな、しっかりと孕めよ」
　上から突き降ろすように激しい腰使いで加奈子を絶頂へと追い込んでいく。
「あ…あッ…かはっ…だ…だめ、イクッ…イク、あぁ…」
　加奈子の全身を突っ張り声も出なくなった時、澤田のペニスから大量の精液が発射され、子宮を満たして行く。
「はぁ、はぁ、…あ、…あ」
　ずるん、ペニスが引き抜かれるとぽっかりと口を開けたままの膣穴から澤田のペニスが溢れ出す。
「お、出てきた出てきた、これは確実に孕んだな…」
　澤田は北村のカメラに向かって笑いながらしゃべっている。
「彩美お前も俺のガキを孕むか？」
　北村は興奮して大きくなったペニスを彩美にしゃぶらせながら撮影をしていた。彩美はペニスを咥えたまま上目遣いで首を横に振る。だが自分も加奈子のように限界までじらされ続ければわからない。
　澤田の方は射精した余韻を残しびくん、びくんと鼓動するペニスをまだ硬く勃起させたまま、再び加奈子に挿入しようとしているところだ。
「ふ、ん…うあ…あ」
　ペニスが挿入されると射精された精液が溢れ出る。夜はまだ始まったばかりだ。