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「どうだった、若い男は…？」
　三人の筆おろしを終えた加奈子は澤田の問いに恥ずかしそうに少年たちの顔色を伺った。
「よ、よかったです…」
　澤田たちの巨大なペニスで犯される快感に比べると少年たちはペニスの大きさ、テクニックともに物足りなかったが自分が初めての相手を務めた少年たちを気遣う彼女の優しさだった。

　宴会場に用意された朝ご飯を終え、廊下を歩いていると前から高校生が歩いてきた。
　逃げた少年もいた。加奈子はすれ違う時に少年にニコリと微笑んだ。
「な？本当だろ？」
「すげ…俺、残っときゃよかったよ…」
　後ろから少年のはしゃぐ声が聞こえた。

　部屋に戻ると澤田たちは加奈子たちの肉体をむさぼり胎内に精を吐き出した。
　チェックアウトの時間が迫り帰り支度をしていると澤田から何かを渡された。
「そいつをはくんだんだ…」
　手にしたものを見るとそれはパンティに極太のバイブがついた貞操帯だった。
「仕込んだ種が溢れ出さないようにそいつで栓をするんだよ…」
　加奈子たちは素直に貞操帯を装着し、旅館を後にした。
　家から少し離れたところにある公園の横に着いたときには夜の八時を回っていた。
　午前に旅館を出たあと午後は帰りに寄ったラブホテルでたっぷりと責められ、加奈子と彩美はぐったりとしていた。
　車の中で貞操帯を外す。バイブが膣穴から抜けると大量の精液が溢れ出る。それをティッシュで拭うとパンティをはき、澤田と濃厚なキスを終えると車を降り、帰宅した。

　一泊の旅行を終え自宅の扉を開いた。部屋の中は暗く、娘のまなみは塾へいっている頃だ。リビングの明かりをつけるとテーブルの上にはまなみの置手紙があった。
『ママへ旅行楽しかった？塾へいってきます』
　たった一日家を空けただけなのに何日ぶりかに帰ってきた錯覚に陥る。何も変わらないはずの我が家。旅行前と違うことは愛する夫の姿が無い。加奈子たちがラブホテルで責められていた頃、祐平はアメリカに向かう飛行機の中にいた。
　加奈子はすぐにバスルームに入ると、汗でベットリした肉体を洗い流した。
（何度も、何度も膣内に射精された…澤田さんは私を妊娠させる気でいた…）
　湯船に浸かりながらふと旅行中の情事を思い出す。
　今までの情事の中で澤田は何度か加奈子の膣内に精液を放つことがあったが、幸い彼の子供を身篭ることは無かった。しかし今度は一晩中、胎内に精液を注がれ妊娠を避けるのはむずかしいだろう。
（もし澤田さんの子供を妊娠したら…）
　澤田と関係を持つようになってから何度となく自問してきたことだ。夫以外の子供を産む事は許されない…堕胎するしかなないのだ。

　数日後、平日の昼下がり、夫婦のベッドの上で男に抱かれる加奈子の姿があった。相手はもちろん澤田だ。バックで激しく責められる。違うのは澤田の太マラが突き刺さっているのは加奈子の排泄器官、アナルだった。
　激しいセックスを終え、加奈子の隣に倒れこむ澤田。ペニスが挿入っていた肛門はぱっくりと開き、精液があふれでていた。
「お前が妊娠したら当分マ○コでセックスできないからアナルの味をたっぷりと覚えさせないとな」
「妊娠なんて…」
　加奈子は心臓を掴まれたような感覚に陥った。澤田とのセックスを重ねてきて常に妊娠に対する不安があったが、旅行から帰ってきてからそのことが頭から離れずにいた。
　それを澤田に見透かされているような気がしたのだ。
「あれだけ仕込んだんだ妊娠しないはずがないだろ？」
　加奈子の下腹をさすりながらいやらしく笑った。
「お前、まさかピルを飲んでいるんじゃないだろうな…」
「飲んでません…」
「ははは…そうか、野々村のヤツも自分の愛妻が種付けされてるとは夢にも思わないだろうな…」
　加奈子の大きな瞳から涙が溢れる。妊娠の兆候はあらわれておらず加奈子自身、妊娠したかどうかわからない。

　それから１月ほどが経ち、キッチンで夕食の支度をしていると電話がなった。
「はい野々村でございます」
「もしもし僕だよ…」
「あなた…どうしたの？そっちはまだ夜明け前じゃないの？」
「ああ、何か目が覚めてしまってな…加奈子、まなみを連れてこっちへこないか？」
「え？アメリカに？でもすぐにはいけないわ…学校にも休みもらわないと…」
「いや、こっちに引っ越すんだよ…今度こっちの支店長になることになったんだよ…だから…」
「そんな…急に言われても…」
「いきなり海外で暮らすって言っても抵抗あるだろうから無理にとは言わないよ…今まで通り、休暇がとれればそっちに帰れるんだから…ただまなみにも海外の事とか知るいい機会になるんじゃないかな？まなみとも相談してゆっくり考えるといい…」
　受話器を置いた加奈子の心は明らかに動揺していた。海外に移住すれば澤田との関係も終わる。それは加奈子にとって願っていたことだった。しかし、今の加奈子はいざ、澤田と別れなければならないとなると心が揺れていた。
　加奈子自身、自分の心の迷いに戸惑っていた。自分では澤田の魔の手から開放されたいと思っていたが突然澤田と離れなければならない情況に直面し、自分が澤田の虜になっていることに気付かされた。
（何てこと考えるの…私が愛しているのは祐平さんとまなみだけ…）
　思えば思うほどその誓いに偽りがあることに加奈子は気付かされた。

「まなみ…パパがね、今度会社のアメリカの支店長になることになたの…」
「へ〜！すごい！でもパパますます帰ってこれなくなっちゃうね…」
　まなみは喜びの表情をみせるがすぐにさびしそうな表情になる。
「うん…だからね、パパがママとまなみにアメリカに来ないかって…」
「え、アメリカ？アメリカに住むの？すご〜い！」
　まなみは海外に夢を膨らませているのか喜んでいる。
（良かった…これで澤田さんとの馬鹿げた関係も終わりに出来る…）
　まなみの反応を見て自分も夫の下へ向かう覚悟をする。しかし問題は残されていた。

「ん？アメリカ支店長？ああ、聞いている。そうなったら当分帰って来れないな…おかげで俺はお前の体をたっぷりと味わえるわけだ…」
　数日後、会社から帰ってきた澤田はまなみが塾でいないことをいい事に亭主気取りでネクタイを解きながら言う。加奈子の口唇を吸い、ブラウスの上から乳房を揉みしだく。
　ソファに押し倒し、スカートの中に手を入れるとパンティはすでに愛液で濡れていた。
「よしよし…俺のを咥えこみたくて涎を垂らしているぞ…だが当分はアナルだからな…」
　くちゅくちゅと音をたてると加奈子は恥ずかしそうに自分の肩に顔を埋めるような仕草をする。
　そんな加奈子の顔を跨ぐとチャックを下ろし中から自慢の巨根を引っ張り出し、彼女の口唇に突きつける。汗臭い匂いが鼻腔に広がるが、口を開くとペロペロと舌を這わせていった。
「この数ヶ月ですっかり俺の女になったな…フェラも初めは下手糞だったのに」
　頭を起こし亀頭を口に咥え、顔を前後に動かす加奈子を見下ろしながら感慨深げに言う。
「それが今ではこんなことも出来る…」
　加奈子の頭を掴むと腰を前後に振り、根元まで口内に突っ込み、引き抜くという動作を繰り返した。
　粘り気の強い唾液がペニスに絡み、テラテラと淫らな輝きを見せた。
「ようし、入れるぞ」
　パンティをずらすと肛門にペニスをあてがいゆっくりと亀頭が肛門に中にその姿を消していく。
「うあっ…うぐう…」
　亀頭が入ったのを確認すると澤田は一気に腰を前に押し出した。たまらず悲鳴をあげる加奈子。抜き差しするペニスはにちゃにちゃと音をたて、茶色く濁った腸液が絡む。
「今日は浣腸してないから汚れているな」
「いやぁ…恥ずかしい…言わないでください…あん…あ…」
　体位を変えながら激しく抱き合う二人。

　射精を終え、加奈子の肛門をティッシュで拭い加奈子に見せる。
「ほらなんだこの汚れ…」
「いや…そんな…」
　顔を背ける加奈子の顎を掴み口唇を重ね、激しいキスをする。
「今度会社を辞めることになった…」
「え？どうしてですか？」
　加奈子は不思議そうに澤田の顔を覗き込む。
「会社を立ち上げることになった…」
　加奈子の方もアメリカ行きの経緯を説明した。
「だから…澤田さん…こんな関係もう終わりにしないといけない…」
「加奈子…俺がそんなに簡単にあきらめると思うのか？」
　澤田は急に険しい表情になった。
「お前だって今更俺の体から離れられないだろ…？」
「………」
　澤田の言葉に加奈子の体が疼く。
「まあいい俺はお前を失うくらいなら何でもやるからな…」