| 67-1. それは突然だった。 結婚して３年ほど経ったある日の夜、夫が部下を連れて帰宅し飲み会の続きをした後のことだった。 矢野 沙絵は29歳、子どもは居なかった。 夫の匡は商社勤務で35歳、営業課長をしていた。 「課長、もう飲み過ぎですよ」 自宅に部下の野中を連れて来たのは２度目だった。 だが、この夜は海外の大口契約がまとまり酒宴は延々と続いた。 午前２時頃、匡を部屋に運んで寝かせた沙絵は、酒宴の後片付けをし部下の野中の床も用意した。 （やっと終わったわ・・・・） 片づけを終えた沙絵はシャワーで身体を洗い流し、匡の寝ている部屋ではなくリビングで横になった。 （すぐに朝になるし、酔った夫の横じゃ眠れないわ！） 疲れた沙絵はすぐに寝入った。 （ぅぅぅぅ・・・・何！？匡さん、起きて来たの？） 真っ暗なリビングのソファで眠っていた沙絵の太腿に指が這い、舌が這う感触に、夫の匡が起きて来たと思ったが相手にしなかった。 （もぅ、酔った後は、エッチなの！勝手にすればイイわ！） 沙絵のパジャマが脱がされパンティも脱がされたが、沙絵は挿入れたければ勝手に挿入れて終わってくれればいいと思った。 沙絵の太腿からお尻に舌が這い、お尻の穴から淫部へと舌が巧妙に動き指が淫壷を弄り始めた。 （ん！？今日はいつもと違って丁寧なのネ・・・・） いつもは自分勝手に沙絵を弄り挿入し、沙絵が感じようが感じまいが無頓着に射精して終える匡だった。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・あなた・・・・」 沙絵は久し振りに愛撫されて快感を感じ喘いでいた。 クリトリスを舐められ淫壷を指で圧し擦られ、沙絵は久し振りに愛撫だけで絶頂に昇りつめていった。 「あぁぁぁ、イ、イッ、イッくぅぅぅ〜〜〜〜」 快感に身悶える沙絵の裸体を背後から包み乳房と乳首を擦り、肉棒が挿入された。 「はぁあっ・・・・アッ、イイッ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」 乳房を揉まれクリトリスを圧し擦られながら淫壷を突かれ、沙絵はすぐに昇りつめていった。 「あぁあああああっ、アッ、イイ〜〜ッ・・・・」 絶頂に身悶える沙絵はさらに激しく肉棒で突かれ、続けざまに昇りつめていった。 「あぁぁ、また、アッ、イクッ、アァアアアッ！」 沙絵は連続して絶頂に達し淫悦に震えたが、ふと思った。 （な、何かが、違う・・・・おかしいわ・・・・） 匡のセックスとは全く違っていたことに気づいた沙絵は、肉棒を挿入された感じも異質のモノだと思った。 「匡さん・・・・じゃない！誰！？」 部下の野中しか部屋には居なかった。 「奥さん、凄く素敵ですよ！」 野中は沙絵の身体を背後から包み乳房を掴み肉棒を挿入したままだった。 「あぁ、やっぱり・・・・どうして？わたし、匡さんとばかり思って・・・・」 沙絵は身動きできない状況で野中に訴えた。 「いつも課長の奥さんに憧れていたんです。僕が触ると、奥さん、課長と間違えて自由にさせてくれたから・・・・だけど、奥さん、凄く反応が良くて嬉しいです」 沙絵は結果として夫ではなく、部下の野中の愛撫と肉棒に夫との淫交以上に悦んだのだ。 野中はそのまま再び腰を動かし始めた。 「アッ、ぁ、ダメよ！」 沙絵は動き始めた野中を制した。 「奥さん、何を今さら、続けてイッて悦んで・・・・課長なら朝陽が昇っても目覚めませんよ！あの飲み方じゃ、奥さんだって分かるでしょ！もう、このまま続けたほうがお互いにイイに決まってる」 野中は沙絵の淫壷を再び突き始めた。 （確かに・・・・匡さんのあの酔い方じゃ朝になっても目覚めないわ！それなのに何故、わたし・・・・匡さんだと思ったの？野中さんだと知って、知らないふりをしてた・・・・？） 沙絵は考えても無駄だと思い野中の肉棒を受け入れた。 「あぁぁ、イィッ・・・・はぁ、はぁ、野中さんの凄いわ！」 沙絵は野中の愛撫しながらの肉棒の突きに悦び、体位を変えて正常位で受け入れ直した。 野中は沙絵の乳首を口に含んで舐めながら突き、さらにお尻を抱えてお尻の萎んだ蕾、アナルにも指を挿入し、肉棒の突きに合わせて指を動かした。 「ゥアアアアアッ・・・・アッ、イッ、あぁぁあああああっ・・・・」 沙絵は完全に野中との淫交に夢中になって淫らに悦んだ。 「奥さん、前後の穴が同時にキュキュッと収縮して悦んでますよ」 野中は沙絵の感じ方に悦び、沙絵の身体を起こして対面座位でも沙絵を悦ばせた。 ２時間ほど淫らに交わったふたりは、外が明るくなり始めて終えることにした。 「凄いオチ●チ●ね！最後はわたしにさせて・・・・」 沙絵は野中の肉棒を口に咥え肉茎を扱き玉袋を擦り、口唇と舌と上あごで野中の肉棒を悦ばせた。 「奥さんにフェラしてもらってイクのが夢でした・・・・」 そう言うと、野中の肉棒から勢い良く精液が放出された。 ふたりは浴室でシャワーを使って情事の痕跡を消し、それぞれ部屋に別れた。 ３時間ほどして野中は身支度を整えてリビングに顔を出した。 「あ、奥さん、課長は？」 沙絵も３時間前に淫交があったとは思えない顔で野中を迎えた。 「さっき声を掛けたけど、まだ後２〜３時間は眠るって。野中さんが起きたら朝ご飯を食べさせて帰せって・・・・うふっ」 最後に沙絵のオンナが顔を出した。 テーブルで簡単な朝食を摂りながら、野中は横に座ってる沙絵の淫部を弄り悦ばせていた。 「２時間あれば・・・・ネッ！」 沙絵も野中の肉棒を掴んで優しく扱いた。 「奥さん、これからも・・・・」 野中は沙絵との禁断の密会を約した。 「３時間前よりグッと逞しいわ！このまま帰したら勿体無いゎ・・・・」 沙絵はテーブルの下に身を屈め、野中の逞しい肉棒を舐め回し始めた。 「奥さん・・・・」 野中は課長である沙絵の夫が気になったが、沙絵のフェラに応えようと沙絵をテーブルの下から出し、ワンピースの裾を捲ってバックから肉棒を挿入し突き始めた。 「アッ、凄い！・・・・ぁぁぁ、イィッ、はぁぁ、あぁ、イィ・・・・」 沙絵は自分からお尻を振って快感を高め、３時間前より逞しく感じる肉棒の突きに昇りつめていった。 「はぁ、はぁ、わたし、こんなに感じるの、生まれて初めてよ」 沙絵はさらに野中に肉棒を突くようにお尻を突き出した。 「僕も、こんなに燃えるのは初めてです」 野中も全く射精する気はせず、何回でも沙絵を悦ばせると思った。 夫が近くの部屋で寝ているのに・・・・ 上司が目覚めて来るかもと思いながらも、その奥さんと淫交していた・・・・ そのふたりの想いが快感をアップさせ、沙絵は繰り返し絶頂感に震えた・・・・。 |
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| 2013.2.16掲載 |
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67話（2013．2/16時点）
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