人妻加奈子の奴隷生活.36

　口内でビクビクと痙攣する陰茎は先端からトロトロと滑りのある液体を分泌し、衰える事を知らなかった。
「さあ、奥さん…たっぷりと楽しみましょうね…本当は泊まって行きたいところですがそれは今度のお楽しみということで…」
　加奈子の口内は唾液と石田のカウパー液で射精された時のように滑っていた。手の甲でベトベトになった口の周りを拭い石田の顔色を伺う。
「横になって下さい…たっぷりと突いて差し上げますから…」
　ベッドに横になった加奈子の腰を持ち上げ、自分の膝の上に乗せる。腰を上に差し出すような体制の加奈子の膣穴にペニスを挿入していく。
「あ…う…うん…」
「ほうら…ゆっくりと入って行きますよ…ほれ…」
　ペニスを半分ぐらい挿入したところで抜き差しを開始する。ぬちゃぬちゃと音をたて出入りするペニスが白く濁った液体で色づく。
「奥さん…白い本気汁がちんちんにいっぱい着いてますよ…」
　腰を掴みまるで加奈子の肉体を道具のように動かしペニスを刺激する石田。
「あ…だめ…お…奥が…ああ…」
「奥が何ですか？それにしても奥さんのおま○こは良く締まりますね…それにこのざらざら…」
　加奈子の名器に石田はめくるめく快感に包まれていく。
「ああ…そんなに深くッ…したら…ああん…」
　興奮した石田は激しく加奈子を責めたてる。そこには妊婦である加奈子のお腹をいたわる様子も感じられなかった。
「いや…はあぁ…もう…いくぅ…あ…あ……」
　加奈子が絶頂を迎え強烈な締め付けが石田を襲う。
「うぐ…この締まり…たまらん…」
　石田も限界を迎え、ペニスを引き抜くと加奈子の口内へ押し込む。加奈子は薄れ行く意識の中で口内に石田の生臭い精液が大量に射精されるのを感じた。

　加奈子が目を覚ますと石田は服を着、ニヤニヤしながら加奈子を眺めていた。
　汗で頬に張り付いた髪が加奈子の妖艶さに更に磨きをかけていた。石田は目を覚ました加奈子に近寄り両手で顔を抑えると濃厚なキスをする。
「奥さん…これからも特別往診をしましょうね…それまではこれで奥さんを楽しませてもらいますよ…」
　石田はカバンに入ったビデオカメラをぽんぽんと叩くと玄関に向った。
　一人寝室に残された加奈子は扉の閉まる音を聞きながら途方に暮れていた。
　澤田、北村に続き石田にまで犯された。それもその様子をビデオカメラに収められてしまった。
　自分の不幸を嘆く反面、甘い疼きを感じる自分がいる。もう普通の生活には戻れない、と、加奈子は思った。

　数日が経ち、何度か診察を受け、淫らな行為を受ける加奈子だったが、石田の方から尋ねてくることは無かった。
　澤田は相変わらず忙しさに追われほとんど帰ってこない日々だ。自分の会社を持った澤田は今までのように時間を作り加奈子の肉体をじっくりと楽しむ余裕はなかった。それでも一週間に一度は一晩中加奈子を責めたりもした。その度に加奈子は夫ではない澤田の腕の中で女の喜びを迎えるのだった。

「では野々村さん、次は午後の診察にいらして下さい…そうですね、診察終了後がいいですね…その日は私の方からお電話差し上げますので当院へお越しください」
　石田は何を企んでいるのか、いやらしい笑みを見せながら加奈子に告げる。産婦人科を後にした加奈子は診察の短時間であったが、石田の愛撫を受け軽く火照っていた。
　マンションに帰り、一人リビングのソファに座ると肉体にくすぶっている炎が大きくなり子を孕んだ子宮に甘い疼きを感じるほどだった。
「あ…濡れている…」
　加奈子はマタニティドレスの中に手を入れ股間を確かめるとしっとりと濡れていた。妊婦用のショーツを脱ぐとクロッチ部には大きな染みが出来ている。
　加奈子は愛液で濡れる亀裂にそっと指を這わせ刺激する。甘くもくすぐったい快感が加奈子の腰から背中、全身へと広がっていき、呼吸も荒くなる。
「ああ…赤ちゃん…こんなママを許して…」
　夕闇に包まれようとしているリビングで一人、自分を慰める加奈子だった。

　数日後、石田の呼び出しに加奈子は産婦人科へと向った。
「お待ちしていましたよ奥さん…旦那さんは大丈夫ですか？あ、確か出張中でしたね…」
　石田は入り口から入ってきた加奈子の腰に手を回すと診察室へと連れて行く。診察は終了し、患者はもちろん看護婦もいなかった。ここには石田と加奈子しかいない。
「今日は外に出てデートでもしましょうか…」
　加奈子は石田の言葉の意味がわからない。俯き加減になり暗い表情の加奈子に石田はある物を差し出した。
「せっかくのデートなのに色気のないマタニティドレスだとムードがないでしょ？」
　加奈子は石田から手渡された物を広げるとそれは白いワンピースだった。
「さ、着替えてください…」
　石田は椅子に座りながら加奈子が着替える様子を眺めている。マタニティドレスを脱いでいき、ブラと妊婦用のショーツは別段、色気もないのだが、人妻、それも加奈子のような美女が石田が婦人科の医師とはいえ、診察とは違う目的でその姿を晒す光景はこの上なく興奮させられる。加奈子を陵辱してきた男は皆この傾向があった。
「おっと、下着は全部脱いでください…」
　加奈子がワンピースを身に纏おうとするのを見て石田が付け加えた。
「え…でも…」
　純白のワンピース…それもサイズは小さめなので下着を身に付けずに着ると透けて見えてしまう。ましてや妊娠によって黒く色づいた乳首は目立つだろう。
　加奈子は戸惑いながらも石田の指示に従う。石田の方も命令する時に加奈子が強く拒否すればそれを強要するつもりは無かった。加奈子のマンションに押しかけ、加奈子を抱いたのも石田にとっては綱渡りのようなものだった。今回加奈子を呼び出したのもダメ元だった。
（なぜこの女は人妻でありながら俺の誘いにこうも簡単に乗ってくるのだろう？）
　もしかしたら加奈子の旦那とはそっちの世界の人間で加奈子は美人局のような事をしているのではないか？いずれ手痛い反撃を食らうのではないか？
　石田の中を色んな不安が駆け巡るがやめることができない。それ程加奈子は魅力的な女だった。
　気付くと目の前にワンピースを纏った加奈子が立っていた。思った通り小さめのワンピースは体にぴっちりとフィットし、妊婦の肉体を強調していた。スカートの丈は歩いたりかがんだりしようものならパンティが見えるほどのミニだ。それに加奈子は股間を覆うパンティの着用を許されていないのでダイレクトに股間の割れ目が見えてしまう。
　石田は無言で立ち上がると加奈子を抱き寄せ、濃厚なキスを交わす。手で大きく迫り出した腹を撫でたり大きな乳房を揉みこんだりした。黒い乳首が透ける部分に少し滲み出した母乳が染みを作る。
「さ、行きましょうか…」

　街行く男は皆、加奈子を振り返った。ただでさえ大きなお腹は目立つのに白いミニのワンピースを身に着け、妊婦のボディラインを強調した加奈子が男の目を引くのは当然だった。
（ああ…私はまた新しい男の人とこんな事になって夫を裏切っている…）
　澤田も知らない男と淫らなことをしている自分に焦りを感じる。
「奥さん…ここの公園に入りましょうか…」
　繁華街を少し離れたところにある大きな公園に入った。暗い公園のベンチには男女の姿が見える。
「疲れたでしょう…この辺で休みましょうか…」
　石田は近くにあったベンチに加奈子と座った。俯き加減の加奈子の肩を抱くと口唇を重ねていく。舌を絡め合いながら二人の口元は涎でベトベトになっていく。
　口唇を吸いながら手を股間に持っていくと淫裂からは愛液が溢れ、内腿はベットリと濡れていた。
「あ…いや…やめて…」
　淫裂を広げ、指を挿入すると加奈子は腰を振るわせる。
「こんなに濡らして…我慢できないようですね…」
　そう言うとズボンのチャックを下ろし、中からペニスを引っ張り出した。
「さあ…しゃぶってください…」
　加奈子は石田の股間に垂れ下がるペニスを見るが、動けなかった。周りには人の目がある。他のベンチにはカップルが加奈子たちと同じように濃厚なキスを交わす姿も見える。
「奥さん…しゃぶらないといつまでたっても帰れませんよ…何なら奥さんを裸にしてこの公園を引き回してもいいんですよ…」
　石田にとっても加奈子が素直に従うかどうかは賭けだった。もし拒否されれば澤田のように大胆に加奈子を追い詰める度胸はなかった。加奈子に焦りを悟られないように唾を呑む。
　一方の加奈子は石田の弱さを悟る事が出来ずに覚悟を決めるしかなかった。ゆっくりと股間に顔を近づける加奈子に石田の心は躍った。
　ペニスが加奈子の温かい口内に包まれると石田は深く目を閉じ、天を仰いだ。じゅるじゅるとしゃぶる音を聞きながら辺りを見回すと公園を行く通行人が好奇と軽蔑の眼差しで二人を見ていく。それがまた刺激になり石田の快感は今までに味わった事のないものとなった。
「奥さん…そろそろほしくなったでしょう…ここでは流石にマズイですからね…場所を移しましょう…」
　大きくなったペニスを何とかズボンに収めると加奈子を連れて公園を後にした。
　ホテル街へと向う途中、何度も立ち止まっては加奈子と濃厚なキスを交わしたり、物陰に入り加奈子にフェラをさせたりした。
「…ホテルまでまだ少しありますね…どこかでハメましょうか…」
　そうこうしている内に石田は我慢できなくなり近くの河を跨いでいる橋の下へと加奈子を連れ込んだ。暗がりの中で加奈子に橋脚に手をつかせると後ろから一気に貫いた。
「あっ…ああん…」
　快感に加奈子の足が折れその場にしゃがみこみそうになるのを石田は支えながらピストンを続ける。
「う…く…絡み付いてくる…」
　石田は加奈子の熱い膣肉の感触に舌を巻いた。激しくペニスが出入りする股間部からは愛液が溢れ太もも、石田の袋、地面と垂れ、染みを作っていく。
「あ…先生ぇ…だめ…いきます…ああ」
「うく…こっちも我慢できない…いけ！いきなさい…うお…お…ぉ」
「あッ…いくぅ…ぅ…んん…！」
　石田は後ろから豊満な乳房を絞り上げながら、加奈子は石田の精液を子宮に感じながら絶頂を迎えた。二人の影はしばらく重なったまま動かなかったが、ゆっくりと膝を折り、しゃがみこんでいった。