人妻加奈子の奴隷生活.44

　祐樹がクローゼットで目を覚ました頃、澤田の姿はなく、ベッドには加奈子の姿しかなかった。
（あれ…俺こんなとこで…くそ…寝ちゃったのか…）
　股間には萎えたペニスと床には放った精液の痕がある。その様子を見て自分が情けなく思える。
（そ…そうだ…）
　扉の隙間から寝室の様子を伺う。ちょうどその頃加奈子も目を覚ましベッドの上で起き上がろうとしていたところだった。
（…おっさんはどこに行ったんだ…？トイレか？）
　澤田の行方を気にしながらも加奈子から目を離さないでいた。加奈子も澤田の姿が無い事に気付く。
　ぶ…ぶちゅ…ぶぅ…
「やだ…」
　起き上がった加奈子の尻の穴から澤田に何度となく注がれた精液が空気とともに溢れ出る。
「…こんなに…いっぱい…」
　加奈子はベッドの枕もとにあるボックスティッシュを何枚か取り、精液を拭っていく。
　精液はアナルだけでなく、膣穴からも流れ出ている。あれから休む間も与えられず澤田に責めれれていたのだ。
　祐樹は加奈子の卑猥な光景を見て股間を熱くした。
　加奈子がベッドを下り寝室を出て行く。
（くそ…あおのおっさんがどこにいるのかわからなかったら出られないじゃないか…トイレにも行きたいし…）
　祐樹は意を決してクローゼットをそっと抜け出した。廊下の様子を伺い、そっと寝室を出る。
　恐る恐る廊下を進むと浴室からはシャワーの音が聞こえる。
（ん？またおっさんと風呂に…？）
　脱衣所にそっと入ると浴室の中の様子を伺った。擦りガラスにはお腹の大きな加奈子のシルエットが映る。
　しばらくするとシャワーの音が止み、慌てて廊下へ飛び出す。浴槽からお湯が溢れる音がし、出てくる気配は無かった。
（加奈子さん一人か？それとも…くそ…）
　中に加奈子が一人なのか澤田と一緒なのかわからずイライラする。澤田がいるにしては中の様子が静かだった。
（か、加奈子さん一人…だな…？…ようし…）
　祐樹は浴室に近づくと扉を開けた。
「…ゆっ祐樹…くん！？」
　中には加奈子一人だけだった。加奈子は祐樹の姿を見て驚いた。
「ちょ…何してるの？…」
「いや、ずっと隠れてた…」
「か、隠れてたって…昨日からずっと？」
「逃げるタイミング逃しちゃってさ…」
　祐樹はしゃべりながら服を脱いでいく。
「ちょ…ちょっと…祐樹くん…何してるの…？」
　加奈子が慌てている内に全裸になり浴室に入ってくる。ゆったりと余裕のある浴槽に入り、近づく。
「いや…出てって…すぐ…すぐ上がるからぁ…」
　加奈子は片手で乳房を隠しながら恥ずかしがった。
「加奈子さん…何であんなやつの言いなりになるんだよ…それにお腹の子供…」
「全部聞いてたの……」
　加奈子は俯いてしまう。
「あの時、祐樹くんと初めて会った日…」
　ぽつりぽつりと温泉旅行の時のことを話す加奈子。
「何でだよ…あんな男の子供妊娠させられてまで…」
「わかってる…わかってるけど、私が悪いの…夫を信用できなかった私が…」
「どうするの？赤ちゃん…」
「どうするって…産むしかないわ…もう堕ろせないし…堕ろせたとしても出来ない…」
「でも旦那さんには何て言うの？」
「どうしたら…主人と娘と別れたくない…でも裏切るのも辛い…」
「もし、もしもだよ…旦那さんと別れたとして…やっぱりおっさんと一緒になるわけ？」
「そんなこと出来ない…主人と別れるくらいなら私はこの子と二人で生きていくわ…」
「そっか…加奈子さん、体洗ったげるよ…」
「え…？そんな…いい…自分でやるから…それより祐樹くん、外に出てて…」
　加奈子は祐樹と裸で二人きりでいる事を改めて認識し、恥ずかしさに顔を赤らめた。
「何でだよ？おっさんにいっぱい射精されたんだろ？キレイに洗わなきゃ…」
　祐樹に促され前かがみになり乳房を手で隠しながら湯船から立ち上がる。
「気をつけてね…滑ったら大変だから…」
「ゆ、祐樹くん…やだ…」
　一緒に立ち上がった祐樹のペニスは上を向いていた。加奈子はそれに気付き恥ずかしがった。
（あいつにはあんなに恥ずかしい格好見せておいて、何いってんだか…）
　澤田に対して従順だった加奈子が自分に対しては…と内心ムっとしたが、同時に男性に対して抵抗を見せる加奈子に安心した。
　加奈子を椅子に座らせるとスポンジを泡立てる。
「ほ、本当に自分で出来るから…」
　両腕で乳房を隠す加奈子にまずは背中を優しく洗い始めた。美しい背中をスポンジで擦るては震えていた。
　浴室に乱入した時から心臓は早鐘を打ち、今では口から飛び出すのではないかと思われるほど興奮していた。
「か、加奈子さんお腹の方…」
　祐樹は恐る恐る、腹部の方に手を回すとそっと洗い始めた。
「加奈子さん、て、手が邪魔だよ…」
　背中から手を回す祐樹の股間が腰の辺りをつんつんと突いてくる。
（…この子、興奮している…昨日の…全部見られていた…）
「おっさんには見せていたのに…」
　祐樹の声は苛立ちを表していた。加奈子は無意識に腕を下ろしてく。
　大きく張った乳房をスポンジが撫でていく。子供のように祐樹に体を洗われるがままになっている加奈子。
「あ、そこは私がやるから…」
　祐樹の手が腹部を通り越して股間に滑り込もうとしたとき加奈子が反応した。
「お腹が邪魔でちゃんと洗えないでしょ？」
「あ、だめ…よ…」
　強引に手を進めていく。
（あ…あそこだ…）
　股間に突っ込んでいった腕に加奈子の割れ目の感触を感じ、更に興奮する祐樹。
「か、加奈子さん、もっと足を開いて…」
　祐樹の手にはすでにスポンジは無く、素手で加奈子の股間を弄っていた。
　泡にまみれた手で感触を楽しむ祐樹。
「あ…そんなに乱暴にしないで…んっ…」
　敏感になったクリトリスを刺激され、肉体を震わせる加奈子。膣肉の熱い感触が手に伝わってくる。
「…加奈子さん…か、感じてるの？」
「い、や…祐樹くんが乱暴に…するから…ん…」
　加奈子は息を乱していた。
「あッ…」
　祐樹の指が膣内に侵入し、思わず声をあげる。
「ここ、しっかり洗っとかないと…赤ちゃんがかわいそうだから…」
　祐樹は上ずった声で言う。
「だ…だめ…よ…乱暴にしちゃ…」
「よくわからないから、そうだな…こ、ここに座って足を開いてよ。」
　祐樹は浴槽の蓋を閉め、加奈子をそこに座るように促す。
「わ、わかった…だから、あんまり乱暴にしないで…」
　乱暴な性交に不安を感じながらも、女の扱いに長けた澤田にどこか委ねられるところがあったが、経験の浅い祐樹が相手では不安は拭えなかった。
「あ…加奈子さん、毛が生えてるじゃん…前はツルツルだったのに…」
「あ、あんまり見ないで…恥ずかしいから…」
　加奈子の股間を痛いほど見つめる祐樹にその場から逃げ去りたくなった。
「だ、大丈夫だから…動かないで…」
　祐樹は加奈子の言葉に適当に答えながら震える指を膣穴に挿入していく。熱い膣肉が指を包み込みきゅっと締め付ける。
　加奈子は観念して祐樹のやりたいようにさせるしかなかった。
「あ…汚ねえ…おっさんの…」
　ぶちゅ…と音をたて膣内に溜まった精液が指を伝い溢れ出した。
「加奈子さん、いっぱい出てきたよ…ちょっと待ってね…」
　祐樹はお湯の出るシャワーのヘッドを外すと加奈子の股間に近づけた。
「あッ…ちょ…と待って…あぁ…」
　膣穴に入ったお湯が逆流するのにあわせて精液の塊が流れ出る。
「うわ…」
　澤田の精液を眉を顰めて見つめる祐樹。
「そ、そろそろいいかな？」
「…はぁ、はぁ…ゆ、祐樹くん…あんまりお湯で流しすぎる…と良くないのよ…」
　大量のお湯の感触をを膣奥に感じ、軽く息を乱す加奈子。
「そうなんだ…ごめん…そ、それよりさ…加奈子さん、昨日おっさんの…」
「え…？な、何？…」
「おしっこ…お風呂でかけられてたんでしょ？」
　加奈子は澤田の小便を浴びていたところまで知られていることに言葉を失う。
「そ、そんなことあるわけないじゃない…」
　否定する加奈子の声が震える。
「嘘だ…ちゃんと知ってるんだ…お、俺のも…」
「え…嘘…ちょっと…やめ…いや…やめて…」
　祐樹は勃起したペニスを掴むと放尿した。胸に、腹に飛び散る小便。
　加奈子はそれを浴びながら一つ知られていない事を安心した。自分が澤田の小便を浴びていただけでなく飲まされていたことを…。