人妻加奈子の奴隷生活.49

「いやいや、悪いね…夫婦水入らずなのにお邪魔して…」
　澤田は自分が加奈子に命じて食事に誘わせたくせに、わざとらしく申し訳なさそうに言った。
「いえ…澤田さんにはいつも加奈子がお世話になっていますので…」
　祐平も本音は澤田に邪魔されずに夫婦の時間を過ごしたかった。そもそも、結婚退職するまでの加奈子の澤田に対する評価が違いすぎるのが気になった。澤田自身が変わったと言われればそれまでだろうが…
とわざとらしさに苦笑いしながら言う。
「そうだ、そこの酒屋に行って買ってくるか…」
　そう言いながら澤田が立ち上がると、
「あ、いや僕が行きますよ…酒屋は近くにあるんですか？」
　祐平が慌てて制した。もちろん澤田の計算通りだ。
「え？いいのか？悪いね…えっと、マンションを出て…」
　澤田は簡単に酒屋の場所を説明する。
「私も一緒に行くわ…」
　加奈子は祐平の後を追った。
「いいよ一人で行くから…それにお客さんを放っておいて失礼だろ？」
「………」
　祐平の言うことはもっともだ。加奈子もそれくらいの常識は持ち合わせている。しかし今の加奈子が置かれている状況は『常識』で済むような状況ではないのだ。
「すぐ帰ってくるから」
　そう言うと祐平は出て行った。重い足取りでリビングに戻ると澤田が立っていた。
「ん…んむ…」
　澤田は戻ってきた加奈子の口唇に吸い付いた。唾液を吸う音が響く。しばらくすると強張っていた加奈子の体から力が抜ける。
「渡した薬を出せ…」
「………」
　加奈子は無言で顔を横に振る。澤田に薬を渡せば夫に使うことはわかっている。
「早くしろ…野々村の前で裸にひん剥いてもいいんだぞ？その上で俺たちがヤツが海外
で働いている間にどんなことをしていたのか見せてやってもいいんだぞ？」
　澤田は心にもないことをいい加奈子を理性を揺さぶる。
　加奈子は澤田がそこまでするかどうか半信半疑だった。澤田の要求を突っぱねて危険な賭けをする勇気はなかった。
　加奈子は観念したように薬を澤田に手渡した。
「まだ入ったままだろうな？」
「え…？…あッ…う…」
　澤田がバイブのスイッチをオンにすると膝を折って崩れ落ちる。
「おい、いまからそんなにふらついてどうする？ヤツが帰ってくるのを待つ間、しゃぶらせてやろう…」
　ソファにどっかりと腰をおろしベルトを緩める。
「そ、それは…すぐに帰ってきますから…」
　加奈子は澤田がペニスを露出するのを見ながら哀願する。
「大丈夫だ、この近所には酒屋なんてないってくらいお前も知ってるだろ？」
「で、でも…」
　加奈子は言いかけてあきらめたようにソファに座る澤田の足の間に上半身を寄せた。
「それでいい…」
　まだ柔らかいペニスに顔を近づける加奈子。澤田は彼女の吐息をペニスの先端に感じ、ペニスを痙攣させる。
　そっと手を添え、上目遣いに澤田を見ると、心の内とは裏腹に抑揚のない顔で見下ろしている。加奈子は瞳を閉じるとペニスの先端へ舌を這わせていく。
　次第に充血し、膨らむ亀頭。茎の部分もふとさと固さを増していく。
　じゅぽ…じゅるる…じゅる…
　加奈子が顔を上下させ見え隠れするペニスはグロテスクに勃起し、唾液でヌラヌラと光っていた。
「ち○ぽどうなってる…」
　ぐっと喉奥まで咥え込んだところで動きを止めるとゆっくりとペニスを吐き出していく加奈子。
「はぁ…はぁ…お、大きくなってます…」
「手でしごきながら答えろ…」
　澤田の言葉にペニスを掴む手を上下に動かす。時折ビクンと痙攣するペニスの先端からはカウパー氏線液が溢れ出していた。
「す、すごく硬いです…それにヌルヌルに…うぐ…」
　加奈子が言い終わる前に澤田は頭を掴むと、ペニスを口内に挿入していった。出入りするペニスには白濁し、粘着質のある唾液が絡み、より一層卑猥な光景となった。
　プルルルル…プルルル…
　その時電話が鳴った。澤田は頭を押さえつけさらに置くまでペニスを突っ込む。涙を流しながら必死に耐える加奈子は言葉を発する事も出来ず、瞳で澤田に訴えかけた。
　澤田は抑えつける手に強弱を付け、フェラを続行させながらテーブルの上にある子機を手にした。
「もしもし…」
「…も、もしもし…」
「野々村か？今、加奈子くんはトイレに行ってるよ…」
「あ、澤田部長…」
「いや、すまんすまん…俺が言っていた酒屋ってのが潰れてたみたいでな…そうだな…駅前まで行けばあったはずだが、遠いからワインは諦めるよ…ご苦労だったね」
「い、いえ、駅前まで行ってきますよ…出来るだけ早く帰りますので、是非ワインをご馳走になりたいですね…」
「そうか？悪いね…じゃ楽しみに待たせてもらうか？」
　そう言うと電話を切った。
「野々村のヤツ、駅前まで行くとよ…女房が他人のち○ぽをしゃぶっているとも知らずに…」
　加奈子は上目遣いのまま首を横に振る。が、澤田は空いた片方の手も添えると加奈子の頭を激しく上下に動かした。
「…ぐ…うごッ…ぐふ…ぐむ…う…んッ…んん…」
　曇った加奈子の声と音を聞きながら澤田は恍惚としていた。
「ようし、そろそろ…」
　最後に股間に顔を引き寄せ、喉奥が締め付ける感触を楽しむとペニスを引き抜いていく。
　勢い欲跳ね上がったペニスは、ぺちん！と音をたて澤田のでっぷりと脂肪が付いた下っ腹にぶつかった。
　加奈子の顔は涙と鼻水と唾液で惨憺たるありさまだった。
「加奈子、立ってスカートをまくれ…」
　澤田の命令に加奈子は手の甲で口の周りを拭いながらゆっくりと立ち上がると、命令どおりスカートを捲り上げていく。
　徐々に白い太ももが露わになり、股間が露出していく。生えそろいかけた陰毛に飾られた股間からはコードが延びている。澤田はそれを摘むとゆっくりと引き下げていく。
「あ…いや…」
　膣奥に挿入された振動する球体が、産道を伝いゆっくりと降りてくるのを感じ、加奈子は足をがくがくと震わせる。
「野々村が帰ってくるまでに一発射精してやる…」
「あ…そんな…あッ…」
　ぬちゃ…とバイブが抜け落ちる。
「さっさと跨れ…」
　澤田は器用にペニスをぶんぶんと動かして見せた。加奈子の顔は紅潮し、潤んだ瞳でその様子を見つめている。そして大きなお腹を庇いつつゆっくりと跨っていった。
「早くしないと野々村が帰ってきちまうぞ…」
　加奈子は腰をおろすと後ろでにペニスを探り、手を添えた。そして先端を自らの膣口にあてがうと更に腰を下ろしていった。
「あ…いや…ん…」
　潤んだ膣肉を掻き分け、進入してくるペニスの感触に声を漏らす。澤田の極太のペニスが、膣穴をみっちりと塞ぎ、結合部からは白濁した愛液が滲み出ていた。
「腰を動かせ…射精すことができないじゃないか…野々村が帰ってきても俺は離さないからな…」
　もちろん澤田には自ら今の関係を壊すようなことをするつもりはなかったし、かといって加奈子を手放すつもりはなかった。
「ああ…はやく…はやく…だ…射精してください…あッ…うん…」
　澤田に仕込まれた腰使いでペニスを抜き差しする加奈子。澤田は快感を噛み締めながら、自分の目の前にいる女の大きくせり出た腹部を撫で回した。