人妻加奈子の奴隷生活.54

　祐平とまなみとの時間は瞬く間に過ぎ去りアメリカに帰る日が来た。この数日間、澤田は加奈子の肉体に触れこそしなかったが、毎日隙を見つけては加奈子に口で奉仕させ精を放ち、飲ませていた。
「あなた、ごめんなさいお見送りできなくて…」
「ここで十分だよ…それじゃ身体に気をつけてな…何かあったらいつでも電話してくるといい…」
「じゃあね、ママ」
　二人はタクシーに乗り行ってしまった。加奈子はタクシーが角を曲がり見えなくなるまで見送った。
「愛する奥様のことは私めにお任せください…」
　加奈子が声の方へ振り返ると澤田が立っていた。
「この数日、ち○ぽをぶち込んでもらえなかったんだろう？今日はたっぷりと可愛がってやるからな…」
　澤田は加奈子の手を引き、マンションに戻る。
「ん…んふ…んんむ…」
　部屋に戻るなり濃厚なキスが交わされる。ドロドロと流し込まれる生臭い唾液さえ無意識にこれから始まるであろう快楽の時間を期待する加奈子にとって甘美なものになっていた。
「加奈子…何が欲しい…？欲しいものを出してみろ…」
「………」
　加奈子はしばらくの間、無言で佇んでいたが、澤田の前に跪くとベルトを緩めズボンとパンツを脱がしていく。だらりと垂れ下がる赤黒い物体に白く美しい手が添えられる。
　加奈子は陰茎を掴むと亀頭をそっと口に含んだ。
　まだ柔らかいままのペニスを口に吸い込み舌で刺激する。口の中に見え隠れする度に柔らかいペニスは充血し、硬く反り返っていく。
　じゅる…じゅるる…ぐぷ…ぐちゅ…
　卑猥な音を立て加奈子は長大なペニスに仕込まれたディープスロートで奉仕する。
「ようし、裸になれ…」
　加奈子は頷くと立ち上がりマタニティウエアを脱いでいく。大きくなった腹部に白い肌に黒ずんだ乳首が目立つ。
「あ…ん…」
　澤田は加奈子の股間に手を伸ばし触れる。そこはすっかりと開花し、ぐじゅぐじゅに愛液を滲み出させていた。
「何だ、我慢できないのか…今日俺に抱かれることを思い濡らしていたのか？」
　加奈子は何も言わず目を臥せるだけだった。
「どうして欲しいのかはっきり言わないと何もしてやらないからな…」
「あッ…う…ん…はあ…」
「昨日教えてやっただろう…？」
　澤田は加奈子の大きく勃起したクリトリスを指で刺激しながら言う。
「あ…い…いい…言いますから…やめて…」
「何だ？」
「あ、…あの…澤田さんの…ち○ぽで…加奈子の淫乱なオマ○コを鎮めてください…」
「そうか？野々村に悪いな…でもこの何日か、放ったらかしにしていたアイツも悪いな…しょうがない…女房の相手を俺が代わりにしてやるか…」
　澤田はわざとらしく言うと加奈子をベッドに連れて行った。
「さて、久しぶりに加奈子のマ○コをたのしむとするか…」
「あ…う…」
　くちゅくちゅと膣穴に亀頭を擦りつける。ヒクヒクと蠢く膣肉。ぐっと腰を進めると亀頭が膣穴を広げて入っていく。ぐちゅ…と音をたてながら膣内に姿を消していった。
「あ…はぁぁ…スゴイ…」
　加奈子の股間から全身に染み渡るような快感が広がる。ゆっくりと埋め込まれるペニスの先端が子宮へ到達する。
「届いているのがわかるか？ん…？」
「あ…当たっています…」
「何がどこに当たっている？」
「…澤田さんの…おち○んぽが加奈子の子宮に当たって…います…」
　加奈子が言葉を搾り出すたびに膣肉が澤田のペニスを心地よく締め付けてくる。
「ひッ…い…いや…」
　不意にペニスを引き抜かれ悲鳴をあげる加奈子。抜ける寸前まで引き抜かれたペニスが一気に突き入れられる。
「あッ…いやッ…そんなにしたら…あッ…かちゃんがッ…」
　ズンズンと貫かれ快感の波に呑まれながらも腹の子供を気遣う加奈子。
「どうせ、野々村の子供じゃないんだ？産みたくないのだろう？」
　腰を振るのを止めずに言う。
「そッ…それはッ…あぁッ…」
　もはや加奈子個人にとってお腹の子供の父親が誰かというのは問題では無かった。誰であろうと自分は子供の母親には代わりは無いのだ。
「もう堕ろすことも出来ないんじゃ、野々村と別れるしかないな…」
「そんなッ…そんなこと…あぁッ…」
「そんなこと、何だ？…野々村が他人の、それも俺の子供を育てるほどお人好しとは思えんがな…くくく…」
「いや…言わないで…いや…ああッ…いッ…いい…あは…ん…」
　凶悪なペニスの出し入れに一気に絶頂へ向かい追い立てられていく加奈子。
「ほら、イケよ…イクんだ…」
「あっ…だめッ…イク…イクゥッ…あ…」
　加奈子は顔を真っ赤に染めながら絶頂に達っし、全身を激しく痙攣させる。澤田もそれに合わせて精液を放った。
　ペニスが膣肉から引き抜かれるとぽっかりと口を開けた膣から白い精液が溢れ出る。
「妊婦…それも人妻が他人の種を孕んだ結果だとすれば、マニアからすればたまらんだろうな…」
　澤田は加奈子の大きな腹を撫でながら言うが、当の本人が種付けした人妻を前に至福の思いだった。黒ずんだ陰唇をくつろげると精液が溢れ出る穴に指を挿入していく。
「あ…」
　加奈子は腰を震わせ小さく声をあげる。
「出てくる出てくる…」
　指で掻き出される精液の量は異常だった。澤田のペニスから一回の射精で射出される精液の量はサイズ同様、通常の男性の比ではなかった。
「俺のザーメンの量は半端じゃないからな…出しても出しても尽きそうに無いな…それだけお前が俺を興奮させてるってことだな…産まれついてから男を喜ばす女なんだお前は…」
　言いながら貪るように加奈子の口唇に吸い付き、二人の鼻息と口を吸いあう音が部屋に響く。

「野々村のヤツは牡として劣っているから女房を寝取られたりするんだな…はははは！」
　澤田は再び加奈子の股間に回ると回復したペニスを一気に挿入していった。
「あうッ…ん…あ…いや…もう少し…休ませてください…あ…」
　加奈子は無意識に腰を引こうとするが、澤田はそれを許さなかった。股間は一回目の精液が泡立ち白い粘液が溢れ出している。
「あッ…あんッ…あんッ…うん…あ…」
　加奈子の瞳は蕩けそうなほど潤み、一目で快感に溺れているのがわかるほどだった。
「ザーメンが掻き出されて真っ白になってるぞ…」
　腰の動きに合わせて揺れる袋から淫らな液体が飛び散る。
　じゅぶっ…じゅぶっ…ぐしゅっ…
　熟れた膣穴が極太のペニスを呑み込む様は圧巻だった。大きなお腹の向こうでは加奈子の乳房がゆさゆさと揺れる。
「あ…も…もうッ…あ…あ…く…うん…ッ…」
　加奈子の全身が強張り、絶頂から来る痙攣を起こす。
「中出しばっかりしててもおもしろみがないな…それに妊婦に中出しそても…いくぞッ
…うぐぉっ…」
　澤田は唸り声をあげながらペニスを引き抜くと加奈子の顔に向けて大量の精液を射出した。
　びゅっ…びゅうっ…びゅう…
　おびただしい量の精液が髪の毛、目…鼻の穴…と汚していく。
　その量も然る事ながら、精液を吐き出す時間も長かった。枯れるのではないかと思えるほどの精液が吐き出されていく。
　精液まみれで目を開けられない加奈子は口元にペニスが突きつけられるとぺろぺろと舐め、咥えこむと尿道に残った精液を吸い上げた。
　これが澤田に何とも言えない優越感と、快感をもたらすのだった。

「どうだ？野々村とヤってもストレスが溜まるだけだろう？」
　加奈子は答えなかったが、実際澤田とのセックスに馴染んでしまった肉体では祐平とのセックスでは終始焦らされているようなもので絶頂に達することが出来なかった。
　祐平が愛もないその辺の男ならまだしも、愛する夫とのセックスがそんな状態では加奈子にとって苦痛でしかなかった。夫は自分を愛してくれているのに自分はそれに応えられない…
　加奈子には常にそんな罪悪感が付きまとっていた。

　澤田は加奈子に腕枕をしながら空いた方の手で腹を撫でている。
（この腹の中に俺のガキが…）
　澤田はいつも加奈子の大きな腹を見る度に人妻を自分の物にした快感に浸っていた。
　何も知らない旦那に自分の子供を育てさせる…澤田は加奈子に関しては全てをぶちまけて、離婚させてでも自分の物にしたい気分だった。
　スヤスヤと寝息をたてる加奈子の美貌を眺めていると我慢できなくなり、そっと腕枕を外すと加奈子の股間に回る。そして両足を開いて行くと閉じ合わさっていた肉唇が花が開くように生々しくピンク色の肉を覗かせる。澤田はその陰唇をくつろげると舌を這わせていく。
　心地よい疲労の中、眠る加奈子は太ももをピクピクと痙攣させるものの澤田の舌が這い回るのにも気付かないでいた。クリトリスはすでに大きく勃起しており、包皮からその姿を覗かせている。澤田は体制を整えると大きく勃起したペニスをクリトリスから膣口にかけて擦りつける。ぬちゃぬちゃと音がし、ペニスが愛液にまみれ輝く。
　そしてペニスの角度を調整すると一気に貫いていく。
「うん…ふ…ん…」
　加奈子は無意識に鼻にかかった声をあげた。眠ったままの加奈子をずんずんと突き上げる澤田。加奈子が目を覚ますのは時間の問題だった。