| 50. それは予期せぬ過ちだった。 篠原 涼子は結婚して10年、平凡な日々を夫と子どもと共に過ごしてきた。 夫の実家や縁者とは無関係に過ごしていたので、面倒な付き合いや気遣いをすることもなかった。 それが夫の両親が亡くなり、否が応にも関係を持つしかなくなった。 葬儀は滞りなく終わり、初めて会う縁者たちと食事をしていた。 「妻の涼子です」 涼子の夫の篠原が妹夫婦に紹介した。 「わたしの夫の相川 翔です」 義妹の裕子が夫の相川を紹介した。 涼子はその時、夫には感じない何かを相川に感じた。 （義妹の裕子ちゃんには悪いけど・・・・旦那さんの翔さん、わたしにピッタリって気がするわ！） 涼子は36歳、最近は年齢から来る妙な焦りを感じ始めていた。 肢体のバランスを保つための努力はしていたが、肌の衰えを感じていた。 （もっとオンナとしての自分を充実させれば肌も輝きを・・・・） すっかりご無沙汰になった淫らな悦びによって自分の肌艶も戻ると思っていたが、夫は仕事ばかりで夜の営みは途絶えたままだった。 翔を紹介された時、涼子は翔の目を力強く見た。 義妹の夫に淫らな欲望を抱いていたわけではなかったが、自分でも説明のつかない気持ちが強く働いていた。 翔もまた涼子の視線に応えるかのように涼子を見つめ返していた。 「家族なのに全く会っていないなんて・・・・」 裕子は食後のお茶を飲みながら兄の篠原に言った。 「仕方がないさ。皆、それぞれの家族があり生活があるんだから・・・・」 篠原も疲れた様子で妹の裕子に応えた。 「昨日から忙しい時間を過ごしたのだから、今日はもう休みましょうよ。お酒も入ってるし・・・・」 再び裕子が兄に言った。 篠原は妹の言に同意するように休む部屋を確認した。 篠原と妹の裕子が部屋の確認をしている時だった。 （あふっ！エッ、何？） 涼子の喪服の裾が捲られ素肌の太腿に指が這った。 「シッ！」 翔が驚いた涼子に声を出さないように制した。 （な、何を・・・・まさか・・・・ダメよ！） 自分の夫と義妹も近くにいるのに、その義妹の夫の翔が淫らな行為に出てきたのだ。 コタツの上掛けの中で翔は涼子の太腿を擦った。 「義姉さんも僕と同じ気持ちを感じたはず・・・・」 小さな声で翔は自分の淫行は涼子の望みだと言ったのだ。 「まさか・・・・」 涼子は小声で否定したが翔の手から逃れようとはしなかった。 コタツは昔ながらの掘り炬燵だった。火は入ってなったが上掛けは掛かっていた。 涼子は篠原と裕子のいる方に目を遣ったが、ふたりは部屋の支度に行っているようだった。 （見つかったら大変よ！） 涼子は翔を諌めるような視線を送ったが、翔はニヤッと笑みを浮かべ、掘り炬燵の中に入っていった。 「アッ・・・・」 涼子は思わず声を洩らした。 翔がコタツの中で涼子の両脚を広げ自分の身体を入れ、涼子の太腿を両手で擦り始めたのだ。 「ダメょ・・・・」 涼子は上掛けを少し持ち上げ中の翔を制した。 「義姉さんになるのかな？涼子さん、僕ら一瞬で惹かれあったはず・・・・涼子さんのココが僕を求めてる」 翔は涼子のパンティの淫部を指で擦り始めた。 「あはっ・・・・」 涼子は両脚を反射的に閉じようとしたが途中で止め、そのまま翔の淫行を許した。 （こんな風にわたしのオンナを求められるなんて・・・・） 30歳半ばを過ぎ、妙な焦りを感じていた涼子には、この信じられない事態が嬉しくもあった。 見つかれば大変なことになる。 決して許されることでは無いことは百も承知なのだが、涼子のオンナがその禁断の淫行を受け入れていたのだ。 「もう兄妹とも戻ってくるゎ・・・・」 涼子は下半身を投げ出すような格好で翔に淫部を弄られていた。 「涼子さん、パンティが濡れ濡れだよ。このままで我慢が出来るの？この後、裕子の兄、篠原さんに満たしてもらうの？」 翔は涼子の淫部を弄りながら上掛けの隙間から涼子に聞いた。 「夫？・・・・それは、無いわ。疲れてるし・・・・だけど、会って二日で・・・・お互いに結婚してるのに・・・・それも相手は兄妹・・・・」 涼子は異常に淫部が快感を感じ言葉を詰まらせた。 「僕らは義理の姉弟？兄妹が戻ってくるまででも感じて・・・・」 翔は涼子のパンティを引き下ろし、淫らな液で熱く濡れた涼子の淫部を直接弄り始めた。 （あぁぁああああああ・・・・イィッ！こんなに感じたのは初めてかも・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・） 涼子は翔にクリトリスを弄られ昇りつめそうだった。 「涼子、僕らの部屋は廊下の突き当たりにした。疲れたから先に寝てるよ。明日も何かと忙しいから早く寝ろよ」 篠原が戻り涼子に声を掛けた。 「アッ、あ、はい。おやすみなさぃ・・・・」 篠原の方からは涼子がコタツに深く入っているようにしか見えなかった。 その間も翔は涼子の淫壷の内壁を圧し擦り、クリトリスに舌を絡め淫部全体を満遍なく舐め回していた。 「もぅ・・・・ぁっ、変に思われたら・・・・ど、どうするの・・・・」 涼子は押し殺した声で翔に言いながら身体中に広がる快感に浸った。 「アッ、お義姉さん、うちの旦那、見かけませんでした？」 涼子が淫悦で身悶えている時に、裕子が翔を探しに来た。 「エッ、見なかったけど・・・・夜風に吹かれてるんじゃ？見かけたら部屋に戻るように言っておくわね」 涼子の手にはその翔の昂った肉棒が握られていた。 「お願いします。お義姉さんはまだ眠らないの？」 裕子がコタツの傍まで近寄ってきた。 「えぇ、掘り炬燵って珍しいわよね。しばらく、雰囲気を味わいながらテレビを観てから・・・・」 涼子は翔の肉棒を掴んで扱きながら裕子に応えた。 「そうね。わたしたちには昔の思い出でしかないけど・・・・」 裕子は掘り炬燵のテーブルを指で擦って言った。 「こんな家もわたしには初めてで・・・・」 涼子は裕子にいつ気づかれるかビクビクしていた。 「じゃぁ、お願いします。また、後で」 裕子は涼子に頼んで部屋に向かった。 涼子は翔の肉棒を放して上掛けを持ち上げた。 「もう無理よ！」 涼子は翔にこれ以上は無理だと言った。 「じゃぁ、早くしましょう」 翔は涼子にコタツの中に足を着かせ、自分は上掛けから外に出ないようにしながら挿入し始めた。 「ェッ、チョ、チョッと・・・・アッ・・・・あふっ、ぁぁぁぁ・・・・」 落ち着かない涼子の淫壷に翔は肉棒を挿入していった。 「涼子さんのオマ●コ、僕のオチ●チ●とピッタリ・・・・」 翔は肉棒を深く挿入し、その感触の良さを涼子に伝え、そのまま腰を前後に動かし始めた。 「あぁ、あぁ、ぁぁぁぁ・・・・」 涼子は洩れそうになる淫悦の声を押し殺しながら、次第に昇りつめていった。 「涼子さん、素敵ですよ。すぐにイッてくれて、嬉しいです。僕も涼子さんの中に出してもいいですか？」 翔は涼子の淫壷の収縮が少し鎮まるのを待ち、ゆっくりと腰を回転させながら言った。 「エッ！？・・・・ダメッ、ゴメンなさい。少し危ない・・・・」 涼子は人妻ではなくオンナになっていた。 「そう・・・・じゃぁ、そこの勝手口から外に出て・・・・すぐ裏にある物置まで行きませんか？」 翔はどうしても射精までいきたかった。 「・・・・そうよね、わたしばかりイイ気持ちになったんじゃ・・・・でも、時間はあまり掛けられないわよ」 涼子は翔に応えて外に出る準備をした。 ふたりは音を立てないようにしながらも急いで勝手口から外に出た。 「ふぅぅ、第一関門突破です」 翔は涼子の手を引きながら物置まで急いだ。 物置の中は整然としていたが座る場所は無かった。 「翔さん、思い切ったことをするのね！でも、とても素敵なオチ●チ●、わたしも食べたかったわ」 涼子は物置の壁際で翔のズボンとトランクスを脱がし、まだ自分の淫らな液で濡れた肉棒を掴んで舐め回し始めた。 「うぅっ、涼子さん・・・・」 翔は涼子の濃厚なフェラを楽しみながら、喪服のファスナーを外しブラジャーのホックも外し裸にした。 「ふぅぅ、大きいわ・・・・まだ挿入れてくれるの？」 裸にされた涼子は、その裸体を翔に誇示するようにポーズを取り、肉感的なお尻を突き出した。 「涼子さんの身体、まだ独身のようにキレイですね！」 翔は涼子の豊かに膨らんだ乳房を擦りながら乳首を舐め回した。 「ホント？嬉しいわ！お世辞でも、そう言ってくれて・・・・」 涼子は身悶えながら心身ともに悦んでいた。 まもなく翔は涼子のお尻を掴んで引き寄せ、立ちバックの形で再び肉棒を挿入し始めた。 「うぅぁぁあああああっ・・・・あふっ、イイッ・・・・」 涼子は窮屈だったコタツでの淫交ではなくオープンに挿入され、その解放感と挿入の快感で翔の肉棒を強く締め付けた。 「涼子さん・・・・」 翔はもう一度、涼子に絶頂感を味あわせようと腰を繰り出し始めた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・あっ、あっ、あっ・・・・あ、はぁぁっ、アッ、イッ・・・・イイイッ、イクぅぅぅぅ〜〜〜〜」 乳房を掴まれた格好でバックから激しく突かれた涼子は、まだ衰えない肢体を弓なりにして昇りつめていった。 「あぁん、ああっ、また・・・・」 続けざまに涼子は大きな快感を感じた。 「涼子さん、もぅ・・・・」 涼子が３度昇りつめた後、翔は限界を告げた。 「いいわ！」 涼子は肉棒を抜いた翔の前に屈み込み、逞しく昂り自分を悦ばせてくれた翔の肉棒を口に咥え、舌と上あごと指を駆使して扱き始めた。 「アッ・・・・イイッ・・・・あぁぁぁ、アッ、イクッ・・・・」 翔の肉棒が膨張し勢い良く精液が涼子の口の中に放出された。 最後の一滴まで吸い尽くすように涼子は翔の肉棒を舐め、お掃除フェラまでして淫交を終えた。 「明日もまた、どこかで時間を作って・・・・」 翔は身支度を整える涼子に誘いを掛けた。 「えぇ、明日だけじゃなく、お互いに帰った後も連絡を取り合って、住んでる所は離れてるけど、調整して会いましょうよ」 涼子にはもう自分を制するものは何も無かった。 （翔さんとだけじゃなく、これからはもっと自分から・・・・） 涼子はさらなる禁断の淫交に気持ちを馳せていた・・・・。 |
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| 2012.10.30掲載 |
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50話（10/30時点）
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