| 70-1. 児島 敬一郎はアメリカで精神科医のドクターを取得し、カウンセラーとして有名になった。 38歳、独身、長身で顔立ちの良い児島のことは、日本でも大きなニュースとなった。 それからまもなく帰国した児島はマスコミを賑わせ、都心のペントハウスにカウンセリングルームを開設した。 「これからはマスコミに出ません。個々の悩める人たちのために時間をフルに使いたいので・・・・」 そうした児島のルームはすぐに予約で埋まった。 マスコミには顔を出さなくなったが、利用者の評判は高く、予約は女性だけで埋まっていた。 『悩んでいたのがウソみたいにスッキリして・・・・』 『重たかった心身が晴れて軽やかに過ごせるようになった』 顧客のことは医者の守秘義務でカウンセリングの詳細は不明だった。 ただ利用者の年齢層は10代から40代の女性が多かったようだ。 「毎日が苦痛の連続で・・・・」 そう言って児島のルームでカウンセリングを受けているのは、上原 久美子、28歳、大手ＩＴ企業の社長と結婚し２年が過ぎた。 オープンで明るい部屋にゆったりとしたソファに腰を下ろし、久美子は和やかな表情の児島に苦痛の日々を語っていた。 普通の家に生まれ普通に学生生活を送り、就職してからも飲んだり騒いだり奔放な生活を送っていたのだが、結婚してからは生活環境が大きく変わり、接する人たちも著名人が多く羽目を外すことなど皆無で、自分を抑えた日々に苦痛を感じていたのだ。 「そうですか、それは大変ですネ・・・・」 児島はほとんど喋らず聞き手になり、久美子の話しに頷くことが多かった。 「先生に自分の気持ちを素直に話せて少し軽くなりました」 周囲の誰にも話せなかった久美子は、児島が話しを全て吸収してくれるようで気持ちが軽くなった。 「楽しんでいた男友達とのことは結婚後どうですか？」 児島の問い掛けに久美子は再び暗くなった。 「それも・・・・少なくて・・・・」 久美子は性生活にも不満を抱えているようだった。 「気持ちをゆったりとして・・・・」 児島が久美子の傍に寄り話しかけると、久美子はソファに埋まるように全身の力が抜け目を閉じた。 （こんなに若くていいオンナに苦痛を感じさせては可哀想・・・・したいことは思い切りさせてあげるのが一番・・・・） 児島はソファにゆったりとして眠っているような久美子の衣服を脱がし、露わになった乳房や淫部を優しく愛撫し始めた。 （ふふっ、本当にいい身体だ！勿体無い・・・・抑圧されて・・・・） 久美子の裸体はキメ細かい白い肌で張りがあり、乳房は椀を伏せたようにクッキリとしバランス良く見えた。 ウエストは細く滑らかに括れ下腹部の恥丘には薄い恥毛、淫唇はピンク色を保ち経験の割りに荒れてはなかった。 太腿は長く均一な太さで弾力があり、お尻はアップして弛みはなく肉感的だった。 （この身体でよく我慢してるな！満たしてあげなきゃ心身ともに病気になるよ！） 児島は久美子の乳首や乳房を舐め、淫部が充分に潤うようにクリトリスを擦り舐め回し、淫壷も長い舌で舐め肉襞を圧し擦った。 「ハァアアッ！・・・・アッ、イイイ、イクッ！」 児島の愛撫で眠ったように意識の無かった久美子の口から淫声が上がり、身体が大きく波打って強張り絶頂を感じていた。 （凄い凄い！こんなに淫悦を感じるオンナが抑圧されては・・・・） 児島は身悶えてる久美子のお尻を抱え自分の肉棒を挿入していった。 「アァァアアアアアアアッ・・・・アッ、アッ、イッ・・・・あ、はぁ、はぁぁ、はぁぁ、ぁぁぁぁ・・・・」 児島の肉棒が久美子の淫壷を突くたびに、久美子の口からは淫らな悦びの声が発せられた。 繰り返し久美子を絶頂感を感じさせた児島は、肉棒にゴムを被せフィニッシュに入った。 ソファをキレイにし久美子の身体もキレイにして衣服を着け、何事も無かったように児島は久美子を現実に引き戻した。 「エッ！？・・・・わたし・・・・」 久美子は戸惑った表情をして児島を見た。 「いかがですか？少しはスッキリしましたか？」 児島はキチンとしたスーツ姿で久美子に優しく微笑んだ。 「え、えぇ・・・・少し眠ってました？何だか、支えていたものが無くなって・・・・えぇ、本当に気持ちが良くて・・・・」 久美子はハンサムな児島がさらに眩しい存在に思えた。 「先生って不思議・・・・お話して・・・・スッキリして・・・・また予約してもいいですか？」 久美子は意識が戻って時間が経つにつれ、身体の奥から充実したものが込み上げ全身が火照ってきた。 「１ヶ月単位で予約を受けてますので、約１ヵ月後になりますが・・・・奥さん、もう少し時間を取りますか？」 児島はタブレットＰＣで予約確認をしていた。 「あ、はい。出来るだけ長く・・・・ここに来た時と今とでは、わたし、別人みたいに全く違って・・・・」 久美子は何故だか児島が愛しく思えた。 （先生とは今日が初対面なのに・・・・先生と深く関係した気分・・・・） 久美子は自分の身体に変化が無いのに、充実した淫交を楽しんだ後のような充実感に満たされていた・・・・。 翌日の特別な患者は、麻生 由美、35歳、２度目だった。 由美は大手食品会社の会長の後妻になったのだが、昨年から会長の夫の肉棒が役に立たなくなり、淫欲を解消できず精神的にも妙な焦燥感を感じていたのだ。 「先生、この前のカウンセリングで精神的に落ち着いたのですが、１ヶ月も経ちますと、やはり何かこう不安定に・・・・」 由美はそれが淫欲が抑圧されていることが原因だと思いながらも、立場や世間的にも満たすための行動に出られず焦っていた。 「そうですか・・・・それでは今日は奥様が望む夢を見てみませんか？」 児島は端正な顔に優しい笑みを浮かべていた。 「そんなことができるのでしょうか？」 由美は一度目のカウンセリング結果で児島を信頼していたが、そんな夢が見れるわけないし満たされるわけがないと思った。 「半信半疑になっていては、いい結果は得られませんよ・・・・」 そう言って児島が近づくと、由美は意識を失った。 「ほら、由美さん、思い切り楽しみましょう！」 目は閉じたままなのだが、由美は見えてるようにソファから立ち上がった。 「あなたは？」 由美は閉じた目の前にいるオトコに向かって聞いた。 「僕は由美さんの理想のオトコ・・・・『貴方』でいいじゃないですか！さぁ、早く、僕のモノをしゃぶりたいのでしょ！」 児島は由美の身体を引き寄せ抱き締めた。 「あぁぁ、そう！貴方のオチ●チ●が欲しくて・・・・」 由美は抱き締められた児島の足元に屈み、欲しくて仕方が無いように児島の肉棒を取り出し舐め始めた。 「由美さんの舐め方、いやらしくて好きですよ！」 児島は由美が玉袋を擦りながら肉棒を舐め上げ、亀頭を舐め回すのを見ながら優しく言った。 「貴方の言い方、わたしも好きよ！もっといやらしくなって、わたしをメチャメチャに感じさせて！」 由美は自分で衣服を脱ぎ全裸になると、児島の衣服も脱がせて押し倒し股間を跨いで淫壷に肉棒を沈め、上下に激しく身体を動かし始めた。 「あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、イイわ！貴方、本当にイイッ！」 上下に動いていた由美の身体は動きを変えて前後に腰をスライドさせ、やがて込み上げてくる淫悦に身体を震わせ昇りつめていった。 （エッチしたかったんだよね・・・・これだけ淫らに自分から求めるなんて・・・・まぁ、この肉感じゃ、抑え切れない欲望があっても変じゃない） 由美の身体はオンナとして熟し始めていた。 Ｂ87Ｗ61Ｈ86の身体は少し贅肉も感じられたが、若い娘とは違う弾力や柔らかさ、脂の乗った肉は魅力があった。 大きく乳房を揺らして昇りつめた由美を抱きかかえ、児島は対面座位で下から激しく突いた。 「ぅわぁあああああっ、アッ、貴方、アッ、イクッ！・・・・」 由美の淫壷が収縮し昇りつめてるのが分かった。 児島はさらに由美を四つん這いにして背後から突き、身体を横にして松葉が交わるように深く交差して強く圧した。 「あぁぁあああああ〜〜〜〜アッ、凄っ！」 由美の肉感溢れる身体が悶えた。 「由美さん、ここはマンションの最上階、ガラスの外に向けて皆に見せ付けるように交わりましょう」 児島は由美の身体を大きな窓ガラスの前に立たせ、大きなお尻の柔肉を掴んで肉棒を再挿入し激しく突き続けた。 「あぁぁ、あぁぁ、あぁぁ、あぁぁ・・・・あぁ、見て！アッ、凄く感じちゃう！見られてるぅ〜〜〜はぁあっ、イイ〜ッ、あぁ、イク、イッくぅぅぅ〜〜〜〜〜〜」 由美の肉感的な肢体の全てに淫らな悦びが満たされていった。 淫悦に満たされた由美が正気を取り戻したのは、カウンセリングのソファの上だった。 「ハッ！・・・・」 由美は自分の身体を触り見渡したが、何も変化はなかった。 「どうかしましたか？僕が言ったように・・・・いい夢が見れましたか？」 児島は自分の肉棒をむしゃぶるように舐めていた由美の口を見ていた。 （本当にいやらしく魅力的な口唇をしてる・・・・） 由美は渇いた口唇を長い舌で素早く舐め大きく深呼吸をした。 「ふぅぅぅ・・・・先生って最高のカウンセラーですネ！えぇ、先生の仰った通り、イイ夢を見させてもらいました。現実では考えられない大胆な自分と素敵な人に出会って・・・・先生はカウンセラーと言うより、偉大な魔法使いかしら？」 由美は夢なのに実在感を感じ満たされてる自分の肉を感じていた。 「魔法使いですか！？僕は、奥様の気持ちを大切にしてるだけで・・・・お手伝いをさせていただいているようなものですよ」 不思議なことに、由美は夢の中の淫交の相手の顔が思い出せなかった。 「見てるはずなのに・・・・」 由美はどうしても思い出せないことを児島に言った。 「それは現実じゃないからですよ！顔に意味があれば分かりますが・・・・意味あります？」 児島は少しニヤッとした表情を見せた。 「そうですね・・・・先生のようなハンサムな顔にしておきますよ！また１ヵ月後にお願いするかもしれないので、予約しておきます」 由美は淫部に残る淫悦の塊のようなものを感じながら、児島に１ヵ月後の予約を入れ出て行った・・・・。 |
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| 2013.3.6掲載 |
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70話（2013．3/6時点）
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