17．由美子−３

　千鶴のフェラほど巧妙では無かったが、由美子の口技も祐輔には充分過ぎるものだった。
　由美子の口唇と舌が、その動きを早めると、祐輔は込み上げてくる快感を堪えきれず、勢いよく淫らな粘液を由美子の口中に放出した。
「うあっ！・・・で、出るっ・・・」
　由美子は肉棒を深く咥え込み、最後の一滴まで搾り出すように口唇と舌で扱いた。
「あっ・・・いいっ・・・ぅあっ、ぁぁ・・・」
　祐輔は出切った肉棒を舌先で舐め回され、全身に快感が走る思いをしていた。
「どう？これで眠れる？」
「え、えぇ、充分に・・・」
　由美子は可愛く微笑んで、タオルでキレイに拭いた。

　翌日、午前中に先生の診察があった。
　手術の痕を確認して、由美子に指示をした。
「それじゃ、痕の処理を頼むよ」
　そう言うと、先生は診察室に降りていった。
　由美子は丁寧に消毒をし、処理を済ませた。
「はい、いいですよ！うふっ・・・」
「エッ？」
　由美子は手術痕のすぐ傍にある肉棒を指で擦った。
「夕べ、ちゃんと出したのに、元気なのね〜」
「そりゃ、若いから・・・それに・・・由美子さんに触られたら・・・」
「うふっ、そぅなの？じゃぁね！」
　由美子は祐輔の寝巻きを直し、降りていった。
（今晩も・・・続けては無理かな？もし、出来るのなら、由美子さんの身体・・・）
　祐輔は自分が術後だということを忘れているようだった。
　祐輔にとって、夜までの時間が長った。

　４日目の夜が来た。
　祐輔の病室だけ、小さな灯りが点いていた。
　病院はすっかり静寂に包まれ、人の気配は無くなった。
「もぅ寝てますか？」
　小さな声で由美子が病室に入って来た。
「由美子さんが来ないのに、眠れる訳がないでしょ」
「あら、それって・・・何かを期待してるのかな〜？」
　由美子は可愛い顔でベッドの祐輔を覗きこんだ。
「あうっ！」
　祐輔が近づいていた由美子の顔を引き寄せ、その小さな口唇にキスをした。
「ん、もぉ〜ダメでしょ！こんな悪戯は、傷口に悪いじゃない」
　そうは言いながら、由美子は悪い気がしなかった。
　由美子は祐輔の口から口唇を放したが、祐輔は白衣の上から由美子の豊満な乳房を掴んでいた。
「ぁ、ふぅぅ・・・」
（ダメよ・・・刺激しないで・・・）
　由美子は抑えた淫らな気持ちが崩れそうだった。
「だ、ダメでしょ・・・また大きくなってるの？」
　由美子はそっと祐輔の股間に手を伸ばした。
　聞くまでも無く、祐輔の股間は大きく膨らんでいた。
「いつ由美子さんが来てくれるか？って思ってるだけで・・・」
「まぁ〜」
　由美子は祐輔の寝巻きの裾を広げた。

　淫らに昂った祐輔の肉棒が、勢いよく飛び出してきた。
（うわっ・・・）
　ベッドの脇から手を伸ばし、由美子はそっと肉棒を擦った。
「うあぁぁ・・・」
　思わず、祐輔が声を洩らす。
（可愛いわ！祐輔君て・・・可愛くて逞しくてカッコよくて・・・）
　根元から擦り上げるように優しく扱かれ、祐輔はすぐにでも射精したい気分になった。
（今日は・・・どうしても由美子さんの素肌に・・・いや、出来れば、アソコを・・・）
　祐輔は千鶴とのシックスナインを思い出した。
（そうだ！由美子さんに、ベッドに上がってもらえば・・・）
「由美子さん、お願いが・・・」
「エッ、なぁに？」
　由美子は肉棒を握ったまま、祐輔の方を見た。
「ベッドの上に上がって咥えて欲しいんだけど・・・」
「どうして？このままでも充分にしてあげられるのに・・・」
「・・・・・・僕ばかりしてもらうのは・・・お腹に力を入れられないけど・・・触るぐらいは・・・」
「うふっ・・・そうか、触りたいのね？いいわ！でも、あまり動いちゃダメよ〜」
　由美子は白衣のまま、ベッドの上で祐輔の身体を跨いだ。

　白い脚が祐輔の身体を跨ぎ、目の前には白衣に包まれた由美子のお尻があった。
　由美子は上半身を祐輔の股間に埋めるようにし、両手で肉棒を擦り、亀頭を舐め始めた。
「うぅ、ぁぁぁ・・・」
　しばらくの間、祐輔は由美子のフェラを味わっていた。
（このまま出したいけど・・・）
　目の前の白衣の裾から手を入れ、祐輔は由美子の白い脚を擦り上げるようにした。
「あぁっ！」
　思わず肉棒から口を放し、仰け反るように反応した。
「ダメだよ〜ちゃんと舐めててくれなきゃ」
「うぅ、だって・・・」
（起き上がると、お腹に力が入るから・・・手だけで・・・）
　由美子の白衣を捲り上げると、白い小さな布が薄桃色の双丘を隠していた。
（太股もお尻も引き締まって、いい身体が想像できる・・・）
　祐輔はフェラされてる感覚より、目の前の由美子の薄桃色の肌を、どう愛撫しようか、そのことに気持ちが集中していた。

　太股の内側を指が這うように往復し、付け根近くまで行っては膝まで戻るので、由美子はもどかしさに全身がウズウズするような感じだった。
（祐輔君・・・馴れてる？焦らし方が・・・）
　祐輔の指が由美子の下着の濡れた中心部に達した。
「あああっ！」
「由美子さん、凄く濡れてるよ」
　由美子は閉じようにも閉じられない太股を震わせていた。