23．真由ー４

　真由は肉棒をどう愛撫すればいいのか、本当に分からなかった。

　戸惑いながらも耳知識を思い出し、昂った肉棒を軽く握って上下に扱き始めた。
（ぅゎぁぁ・・・オチ×チ×て、こんなに太くて堅かったなんて・・・セックスて・・・これがアソコに入るんだよね・・・）
　少し怖いような、それでいて、どうなるのかという期待・・・。
　真由は不可思議な感覚の中で亀頭に口唇を寄せていった。
（舐めればいいのよね・・・ふぅ〜〜）
　口唇で濡れた亀頭の先を擦るように左右に動かしてみた。
「ぁっ・・・」
　祐輔の口から小さく淫らな声が洩れた。
　真由は思い切って濡れた亀頭を舌を出して舐めてみた。
「ぅぁっ・・・」
「変ですか？」
「イヤ、いい気持ちだよ！それでいいんだよ。そのまま舐めたり、口に咥えたり・・・」
　真由は肉棒を舐めることに抵抗を感じていたが、祐輔が悦ぶのであればと踏ん切りをつけた。
（初めての感触・・・舐めたり、口に咥えたり・・・？フェラチオって言葉は聞いていたけど・・・詳しくは・・・）
　真由はとにかく祐輔が気持ち良くなるだろうと思うことを、いろいろ試しながら頑張ってみようと思った。

　ソフトクリームを舐めるように下から舐め上げ、亀頭に口唇を押し当て、舌先で舐めた・・・。
　いざ舐めてみると、不思議なくらい抵抗感が薄れていった。
　亀頭を舐め回し、祐輔の言ったように口の中に咥え、口唇を押し当てて扱いてみたり、舌を絡ませたりした。
「ぅあっ・・・ぃぃ・・・ぁぁ・・・」
　真由は祐輔が示す反応で、次第に面白く感じられてきた。
（気持ち良さそうだわ・・・うふっ、嬉し〜い！もっといろいろやってみよう）
　いつの間にか夢中になり、祐輔の肉棒を舐めたり弄ったりしていた。
　玉袋の方まで舌を這わせ、舐めながら手で扱いたりもした。
　そのうちに真由は自分が興奮しているのを感じた。
（先輩が悦んでくれてるのが分かると、わたしも・・・一緒に感じたくなってるわ・・・あ、アソコが・・・）
　淫らな液が滴るのを感じた。
「先輩・・・わたし・・・」
「ん？どうしたんだい？そうか・・・真由ももっと感じたくなったんだね！？」
　真由は黙って頷いた。
（やっぱり先輩って・・・真由のこと分かってる）
　祐輔は真由の顎を指で持ち上げた。
「いいよ！真由・・・初めてなのに上手だったね！じゃあ、ご褒美は・・・もう一度、舐めてあげようか？それとも・・・これを、ソコに、入れてみる？」
「・・・・・・・・・」
　真由は俯いたままジッとしていた。
　自分でも、どうしていいのか分からなかった。
（エッ！入れちゃうの！・・・もっと舐めて欲しいけど・・・でも・・・入れると、どんな風に感じるのか？あぁぁ、どうしよう？気持ち良くなるんだったら・・・）

　祐輔は無言で広い作業テーブルの上に座布団を敷き詰めた。
　その様子を見ていた真由は、思い切るしかないと思った。
（あっ！・・・あの上で・・・ふぅ〜どうしよう・・・でも・・・もう、ここまできたら先輩に任せるしか・・・それに・・・このままじゃ、わたし自身我慢できないし・・・）
　真由は祐輔に任せようと思った。
　祐輔は真由の身体を優しく抱き、耳元に囁いた。
「さぁ、そのスカートも脱いで・・・そぅ・・・恥かしがらないで・・・気持ち良くなろうね」
　真由は一旦祐輔から離れ、祐輔の指示通りに全裸になった。
　鎖骨の下から膨らんだ白い乳房と、少し括れた腰から張った太股が長く伸び、その瑞々しさと透き通るような白い美しさに祐輔は見とれた。
（いつまでも見ていたいけど、そうもいかない・・・）
　祐輔は裸になった真由の身体を優しく包み、再び真由の耳に囁いた。
「もぅ真由のエッチなアソコも萎んだお尻の穴も、み〜んな見ちゃったし、舐めちゃったんだし・・・ほら、大胆に、この上で仰向けになって！」
　真由は恥かしさと嬉しさで身体が火照るのを感じていた。
（そう・・・先輩には、誰にも見せたことのない前も後ろも・・・全部を見せちゃったんだし・・・もっと割り切らないと・・・）

　矛盾しているように感じるかもしれないが、毎晩のように淫らに自慰に耽っていた真由にしても、やはり初めてのオトコとの経験に、かなり混乱していた。
　真由はその見事な肢体をテーブルの上に晒した。
　自分の意志で仰向けになった真由を見て、祐輔は早く真由を味わいたくなった。
（本当に白くてキレイな肌だ・・・それに、15歳とは思えないほどのプロポーション・・・キレイに象られた乳房・・・滑らかに流れるウエスト・・・無駄肉のない下腹部、そして上付きのオマ○コ・・・太股も締って脚は長い・・・きっと、お尻もアップしてる！）
　祐輔は大人の熟れた身体とは違った魅力を真由に感じ、こういうシチューエーションでのセックスに興奮していた。

　祐輔も下半身だけでなく、上半身も裸になった。
「先輩って、逞しいというか、凄い筋肉質なんですね・・・」
　真由が傍に立っていた祐輔を見遣って言った。
（この逞しい胸に抱きしめられたら・・・あっ！）
　淫液がドクッという感覚で溢れるのを感じた。
「筋肉質はキライ？」
　真由は祐輔の言葉に少し慌てながら答えた。
「いえいえ！やっぱり空手をやってるからですか？」
「そうだね・・・元々、そんな感じだったけど・・・」
「素敵です・・・」
「素敵なのは・・・筋骨だけ？コレは・・・？」
　祐輔が天井を向いてそそり立つ肉棒を指差すと、真由はポッと白い頬を染め、黙って頷いていた。
「真由も、プロポーションいいし、アソコも感じやすくて素敵だよ！」
「えっ、そぅなんですか・・・？」
「オトコの人とは、初めて？」
「えぇ・・・自分では・・・」
「今日は危ないのかな？」
「いえ！もうすぐ生理だから・・・」
「じゃあ、何も考えず、快感だけに集中できそうだね！？」
「エッ！は、はぃ、いぇ・・・」
　真由は、そう思いながらも、何とも言えない気分だった。
（早く入れて欲しい気もするけど・・・あんなに太くて大きいのが、本当に入るのかしら？）

　祐輔は真由をテーブルの端に寄せ、その傍らで、身体を少し重ねるようにしながら軽くキスをし、掌と指で、乳房と固くなった乳首を愛撫し始めた。
「本当にキレイな胸だね！これから、いいセックスを経験すれば、もっと素敵になるよ！」
「ホント？じゃぁ・・・先輩に・・・」
「ほら、任せて・・・集中してて」
　祐輔は再び真由の可愛い口唇を吸い、舌で優しく舐めた・・・。