３．葵ー３

　腕を伸ばした先からＴシャツがスポッと抜けた。
　その瞬間、祐輔の目の前で葵の豊かに膨らんだ乳房が弾んだ。
「ウワッ！」
　祐輔は咄嗟に身を引いた。
「何よ！それ〜わたしの胸に何か不満でもあるの〜？」
　葵はプクッと頬を膨らませ祐輔を睨みつけた。
「い、イヤ、そういうことじゃなくて・・・」
「じゃぁ、どういうこと？」
　祐輔は少し照れながら口を開いた。
「キレイだ・・・それに、こんなに大きいなんて・・・」
「なぁ〜んだ、祐輔、女の子の胸見るの初めてなんだ？」
「当たり前だろ！葵、腕の肌と違って、白くて透き通ってるみたいだ」
「ウフッ、触りたい？」
「あぁ」
　葵は祐輔の反応に気を良くしていた。
　年上になったような気持ちだった。
「あっ、ダメよ！もっと優しく揉まないと・・・」
「ご、ゴメン！・・・こうかな？」
　祐輔は葵のお椀を伏せたように膨らんだ乳房を、下から掬うようにして揉み始めた。
「あふぅ・・・はぁ、いぃょ・・・そぅ、その調子・・・ぁはぁ・・・」
（女の子の肌って、男とは全く質が違う・・・何て言えばいいのか・・・揉んでる自分の手が気持ちいいよ）
　祐輔は初めて味わう女の乳房に感動していた。

「祐輔・・・乳首も舐めて・・・舌で転がすように・・・」
「うん？わ、分かった」
　祐輔は葵の言うとおりに乳首を口に含み、舌で舐め回すようにした。
「あ、あぁぁ・・・ふぅ、ふぅ、いぃ・・・」
（乳首が大きくなってきた！気持ち良くなると、大きくなってくるんだ・・・）
　葵は大きな目を閉じ、口を僅かに開いて快感に集中していていた。
（すげぇ〜葵のこんな顔・・・初めてだ。こんなに色っぽい表情をするんだ・・・あぁぁ、また・・・）
　祐輔は少し前に射精したにもかかわらず、むずむずと我慢が出来なくなってきていた。
「あ、アッ！葵・・・」
　祐輔の気持ちを察してか、葵は腕を伸ばして祐輔の昂った肉棒を握り扱き始めていた。
「だ、ダメだよ！また・・・また出したくなる」
「はぁ、ふぅ・・・いいわよ！出したくなったら言って、また飲んであげる」
（そうだった・・・さっき、葵はオレの精液を飲み込んだんだ）
　思い出して感激した瞬間、肉棒の奥から込み上げてくる射精感を感じた。
「あ、あおい・・・ゴメン、もぅ・・・」
「ウフッ、いいわ！チョッと待って・・・」
　そう言うと葵は祐輔を立たせ、目の前で暴発寸前になっている祐輔の肉棒を咥えた。

「すごぉ〜ぃ、またいっぱい出たわ〜」
　葵は祐輔の２回目の粘液を飲み込んだ。
「ゴメン・・・」
「いいのよ。だんだん我慢できるようになるわ」
「葵・・・僕も葵のアソコ・・・舐めてみたい・・・」
　葵は少し微笑んでベッドの上に仰向けになった。
「ふぅ〜」
　祐輔は大きく息を吐きゴクッと生唾を飲み込んだ。
（こうして見ると、結構、脚が長いんだんなぁ・・・そして、あの下に・・・あるんだ。初めて見るアソコが・・・）
　祐輔は少し震えながら葵のショートパンツに手をかけた。
（脱がせるなんて初めてだし・・・）
　ぎこちない手つきでフックを外し、ジッパーをゆっくりと下ろした。
　小さく窪んだヘソの下には、白い小さな布が見えた。
（はぁ、はぁ、はぁ・・・）
　祐輔は呼吸を荒くし、何も考えられない気分だった。
　葵のショートパンツを下げようと身体を跨いだ。
「大丈夫？息が荒いよ〜」
「だ、大丈夫さ！それより、少しお尻を浮かせてくれる？」
「ウフッ！」
「な、何だよ〜何が可笑しいんだよ？」
「だって・・・祐輔って、本当にエッチねぇ〜２回も続けて出したばかりなのに、もぅ、ほら・・・」
　葵の指は祐輔の股間を指していた。
「アッ！」
　すっかり復活して堅く昂った肉棒が、反り返っていた。
「若いんだ、当たり前だろ！」
　祐輔は少し恥かしそうに言い放った。
「そうね！逞しくて素敵だと思うよ。今度は長く持ちそうだわ」
「・・・・・・・・・」
（そんなに早く出してちゃ・・・セックス出来ないよ！）
「さぁ、浮かせて」
　祐輔はショートパンツを足首まで引き下ろし、丁寧に葵の脚から脱がせた。

　少し肉付いた下腹部を白い小さなパンティが覆っていた。
　祐輔は上から見下ろす形で葵の全身を眺めていた。
「女と男って、全然、肉付きが違うんだな・・・」
「何？うふっ、当たり前でしょ！祐輔って思ったより筋肉質だし、カッコイイわよ」
「ば、馬鹿！・・・」
　少し照れながら、祐輔は葵の柔らかな曲線に見入っていた。
　まだ絞りきれていない少女の身体だったが、葵の身体は充分に男を魅了するものだった。
（あの下に・・・）
　葵の白い股間は、ふっくらと盛り上がっていた。
　理論的には女性の身体の構造は知っていたが、初めて目にしようとしている女性自身に、祐輔は益々興奮するばかりだった。