４．葵ー４

　祐輔は初めての女性自身を露わにしようと、葵の小さなパンティの両端に指を掛け、ゆっくりと引き下ろし両足から抜いていった。
　淡い恥毛が盛り上がった恥丘の上に薄く生え、その下には膨らんで閉じた女性自身が見えていた。
「わたし、毛が薄いから・・・」
「そうなんだ・・・」
　祐輔には比較する経験が無いので、ただ頷くだけだった。
「いいかい？覗いて見ても・・・」
「いいけど・・・その前に、わたしの身体を抱いて」
（そうだよな・・・ちゃんと抱いて愛撫しないと・・・）
　浅い耳知識の祐輔は、葵の裸体に半身を預けるようにし、左腕で葵の首を抱き、右手で葵の身体を引き寄せた。

「葵・・・柔らかくて、いい感触だよ」
「祐輔も逞しくて、いい感じよ」
「キス・・・してもいいか？」
「バカ！もぅ、聞かなくてもいいよ！こうしてるんだもん・・・祐輔の思うとおりにして」
（いくら経験があっても、葵だってオレとは初めて・・・あまり気を遣わせないで気持ち良くさせないと・・・）
　祐輔は少し開いた葵の口唇を自分の口唇で挟むようにし、舌を少し出して口唇を舐め、葵の舌に触れた。
　葵も祐輔に応え、口唇を少し圧し付け舌を絡ませた。
（柔らかくて、いい気持ちだ・・・ファーストキスか・・・）
　祐輔は葵に話し掛けたかったが、そのまま静かに口唇を放し、乳首を口に含んで舐め始め、両手で大きく膨らんだ乳房を持ち上げるように揉んだ。
　片手を葵の柔らかな肢体に這わせるようにし、乳房への愛撫を続けた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
　葵は次第に呼吸を荒げ、艶っぽい表情を見せていた。
（本当に色っぽいなぁ・・・元々、キレイな顔してたけど・・・うっ！また、奥から込み上げてきそうだ）
　祐輔は肉棒の奥から込み上げてくる射精感を堪え、次第に葵の下腹部に舌を移していった。

　右手はムッチリと肉感のある太股を擦っていた。
　祐輔は早まる気持ちを抑え、丁寧に葵への愛撫を続けた。
　身体を葵の両脚の間に移し、長い脚に舌を這わせ、優しく指先で愛撫した。
　ふと視線を葵の股間に向けると、閉じた女性自身から透明な液が滲み出ていた。
（感じてるんだ！アソコの中に入れるんだ・・・）
　祐輔は葵の淡い恥毛を撫で、そっとワレメをなぞった。
「あ、アッ！・・・」
　葵は思わず腰を浮かせて悶えた。
「葵・・・オレ、初めてで良く分からないから・・・愛撫の仕方が悪かったら、言ってくれ」
「はぁ、ふぅ・・・分かったわ・・・」
　祐輔はふっくらと膨らんだ葵の女性自身を優しく擦り、ワレメに滲んだ透明な液を舌で掬うようにして舐め始めた。
「あはぁ〜ぁぁ、ぁはぁ・・・ぃぃ・・・」
　祐輔の指は閉じた葵のワレメを左右に開いた。
（コレが・・・コレが女のオマ○コか・・・）
　葵の中は透明な液が溢れ、下の方に穴が見えた。
（アソコに入れればいいんだ！ふぅ、それでセックスが・・・）
　祐輔は１秒でも早く昂った肉棒を挿入したかった。
（我慢しないと・・・クリトリスは？）
　よく見ると、ワレメの上の方に小さく膨らんだ肉芽があった。
（コレがクリトリスかな・・・？ココを舐めれば・・・）
　祐輔は小さな肉芽の周囲を舌先でそっと舐め始めた。
「はぁあっ・・・ぁ、ぁ、そ、ソコ・・・はぁ、いぃ・・・」
　ピクッと葵の身体が震えた。
（よし！ここだ・・・）
　祐輔は葵の淫悦の声に気を良くした。

　丁寧に何度も舐め回し、口唇を押し当てて肉芽を口に含んだ。
　舌先で肉芽の先から根元まで舐め回すと、葵は次第に大きな声を上げて悶え始めた。
　祐輔は葵の肉芽への愛撫を続けながら、指で蜜の溢れた穴・・・淫らな壷を弄り出した。
「あぁ〜あぁ〜あはっ・・・い、いぃ〜っ・・・」
　葵は両脚を突っ張ったり曲げたりして悶えていた。
　祐輔は指をゆっくりと葵の淫壷に沈めていった。
（温かい・・・ヌルヌルとして・・・襞みたいなのもある・・・）
　祐輔は初めての淫壷の感触を、真剣に指で味わっていた。
（この中に入れて擦ればいいのか・・・そうすると・・・オチ×チ×が擦れて気持ち良くなって・・・それで、葵も気持ちが良くなるのか・・・？）
　祐輔は襞のような淫壷の内壁を指で擦り始めた。
「ああっ・・・祐輔・・・あ、いっ・・・はぁっ、イッ・・・くぅぅぅ・・・」
　葵は身体を硬直させ、昇りつめていった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・祐輔、もぅ・・・」
「ん？何？」
　祐輔は葵の股間から顔を上げて聞きなおした。
「もぅ、入れても、いぃょ・・・」
「わ、分かった」
　祐輔は身体を起こして挿入の準備をした。

「葵！まだ祐輔君と勉強してるの〜？」
　突然、葵の母親の声が響いた。
　葵は思わずベッドから跳ね起きた。
「う〜ん！もう終わるから〜」
　祐輔はどうにも出来ずに固まっていた。
「ゴメン！祐輔、お母さんが帰ってきた。続きは明日・・・ネッ！」
「あ、あぁ」
「早く服を着て！お母さんが来るとマズイわ！」
　祐輔はバタバタと衣服を着始めた。
　同時に葵も衣服を整えていた。
「これから、毎日、勉強とエッチしよ！？」
「う、うん！」
「どっちも真面目にやろうね！」
「あぁ、分かった」
　ふたりは鏡の前でチェックし、階下に降りていった。

・・・続く