30．美里ー６

　祐輔と美里の関係は、毎日のように続いていた。

　この日も部員全員で編集会議をしていた。
　四角いテーブルの角を挟み壁を背にして、祐輔と美里は座っていた。
　テーブルの下は、丁度、皆から見えなかった。
　祐輔は美里のスカートに手を入れ、素肌の太股を擦り、股間の中心を指先で擦っていた。
（うぅっ・・・ダメよ、祐輔君・・・ああっ、か、感じちゃう・・・）
　美里は祐輔に視線を遣るが、祐輔は気づかないふりをしていた。
　まもなく祐輔は指先に湿り気を感じた。
（あぁ〜ぁ、すぐに濡れちゃうから・・・アハッ！）
　祐輔はこの状況が楽しくて仕方がなかった。
（下着が濡れ濡れ・・・じゃぁ〜）
　祐輔は指を下着の中に潜らせ、濡れた淫唇を弄った。
　クチュッ・・・
（だ、ダメぇ〜皆に気づかれちゃう！）
　美里は太股を擦り合わせるように動くが、皆の視線が気になって大きくは動かせなかった。
　美里には、祐輔の淫壷を弄る音が大きく聞こえる気がした。
　部員たちの顔を見ると、皆、何もないような顔だった。
（聞こえてない・・・あぁぁ、でも・・・これ以上は・・・）
　足の指先まで痺れるような快感が美里を襲った。
（ああああ・・・た、耐えられない・・・）

　美里は太股を併せて祐輔の手の自由を奪うと、今度は反撃に出た。
　祐輔のズボンのジッパーを下ろし、中に手を入れ肉棒を弄った。
　すでに昂っていた肉棒を握り、亀頭を掌で包むように擦った。
（うっ、ああ・・・先生・・・）
　肩を動かさないように手先だけで愛撫を続けると、美里の掌は祐輔の先走りの液でヌルヌルしてきていた。
（ふふふっ・・・さぁ〜どうするの？出せないわよ〜）
　美里は祐輔の顔を見てニヤリとした。
　肉棒の裏スジを指先で擦りあげると、祐輔は今にも暴発してしまいそうな快感が込み上げた。
（せ、先生・・・もう勘弁して・・・）
　そんな祐輔の雰囲気を感じてか、美里は挟んでいた祐輔の手を自由にし、肉棒を解放した。
（もぅ〜中途半端にして〜）
　まもなく会議を終えた美里は、欲求不満な淫欲を抑え職員室に戻っていった。

「先輩〜！」
　声を掛けてきたのは真由だった。
「これから・・・」
「アッ、ゴメン！今日はいろいろとすることがあって・・・」
　祐輔は甘えてきた真由の誘いを断った。
（今から先生と・・・）
「今度の土曜日に・・・ネッ！」
「ホント！？じゃあ、今日は我慢して帰りま〜す！」
　真由はさり気なく祐輔の股間を擦って帰った。
（本当に好きなんだなぁ・・・でも今は先生が・・・）
　祐輔は堅くなった肉棒をズボンの上から抑えた。
　真由の誘いをかわした祐輔は、部室の戸締りをし美里の待つ職員室に向かった。

　ドアを開けると、職員室の中は薄暗く美里ひとりだった。
「先生、何をしてるんですか？」
「もぉ〜！何って・・・分かってるくせに〜祐輔君のせいで下着が濡れちゃったから穿き替えてるのよ！」
「エッ！穿き替えなくても・・・」
「何を言ってるの？」
「だって、ほら・・・」
　祐輔は美里の背後に回り、タイトスカートを捲り上げ、剥き出しの美麗なお尻を擦った。
「あっ、はぁっ・・・ぁぁ、ダメよ・・・我慢が・・・」
「我慢なんて・・・もっとオープンに素直になるって・・・」
「あ、でも・・・」
「大丈夫ですよ！警備の見回りは、あと30分は来ませんし・・・それに、ほら、僕のも・・・」
　祐輔は美里の手をとって自分の昂った肉棒を握らせた。
「あぁぁぁ・・・欲しい、欲しいゎ・・・はぁ、ふぅぅ・・・」
（触られ・・・触って・・・こうなるともう我慢出来ないわ！）
　それでも祐輔は、すぐに挿入しようとはせず、美里の双丘の感触を味わうように撫で回していた。
「だ、だ、ダメッ・・・は、早く・・・」
　美里は握った肉棒を激しく扱きながら身悶えしていた。
（早く入れてくれないと・・・警備が来ちゃう！ねぇ、あぁぁ、早く・・・早くぅぅ・・・）
　祐輔は頃合を見はかり、美里の手から肉棒を放した。

「どっちがいいのかな？先生・・・前？後ろ？」
「あぁ〜ん、どっちでも、祐輔君の好きな方に・・・」
　美里は艶やかなお尻を突き出して振り、祐輔の肉棒を懇願した。
「どっちも好きだけど・・・今日は前を弄ったから・・・」
　祐輔は溢れる淫液で火照った淫壷に、膨れ上がった亀頭を、ゆっくりと挿入していった。
「あっ・・・あぁぁぁ〜〜あ、いぃっ・・・あはぁぁ、いぃぃ・・・」
　美里は挿入と同時に身体を反らし、快感に身震いした。
　片手を後ろに伸ばし、肉棒を深く挿入するよう促した。
（は、早くイレテ・・・奥まで、ズズゥ〜と擦って・・・）
　祐輔はゆっくりと肉棒を沈めていった。

　奥まで挿入した祐輔は、すぐに動かそうとはしなかった。
（この時の感触が・・・）
　肉棒に感じる美里の淫壷の感触を暫し味わっていた。
　美里はムズムズと堪えきれず、お尻を圧し付け動かし始めた。
（こんなにキレイなオンナでも・・・）
　祐輔は女性観が変わっていくような気がしていた。
「じゃぁ、一気に行きますよ〜！」
　祐輔は美里の美麗な双丘を掴み、激しく股間を打ち付けた・・・。