32．沙希ー２

　祐輔は何の抵抗も無く沙希のスカートに手を入れ、下着の上から沙希の股間の中心に触れた。
（どうしてこんなことを・・・）
　祐輔は自分の無意識な行動を不思議に思ったが、そのまま指を沙希の下着の中心に圧し付けた。
（濡れてる！・・・やっぱり感じていたんだ・・・）
「あぁっ！ぅぅ・・・」
　沙希は身体をビクッと震わせ、小さな声を上げた。
「こうしていたのかい？」
　祐輔は沙希の股間の中心を、指で上下に擦った。
「あはぁ、はぁ・・・う、ぅん・・・」
「僕がしてあげるから・・・沙希ちゃんは向こうを見てればいいよ」
（僕は何を言ってるんだ・・・こんな幼い少女を相手に・・・）
　しかし、祐輔の淫戯は止まらなかった。

　濡れた下着を何度も擦っていると、沙希は身体を背後の祐輔に預け、両脚を投げ出していた。
　呼吸を荒げ目を閉じ、快感に集中しているように思えた。
（感じているんだ・・・）
　祐輔は下着の脇から指を忍ばせ、ワレメに直に触れた。
「ぅあっ、はぁっ、ぅふっ・・・」
　沙希は身体を捩って淫らな声を上げた。
（濡れて・・・熱い・・・）
　身長は標準より高いようだったが、まだ８歳の沙希のワレメは、熱い淫液を溢れさせていた。
　クチュクチュクチュ・・・
　祐輔が幼いワレメにそって指を動かすと、淫らな音がした。
（指を入れてもいいのか・・・？）
「いつも、この中に指を入れてるの？」
　祐輔は自分の胸にもたれている沙希の耳元で囁いた。
「ふぅ、はぁぁ・・・ぅ、ぅん・・・」
「入れて欲しい？」
「はぁ、ぁぁ・・・うぅぅ、ぅん・・・はぁ、はぁ、ふぅ・・・」
　沙希はすっかり夢中になっていた。
（このまま続けてもいいのか？）
　そう思った祐輔だったが、それも一瞬のことだった。

　沙希のワレメに指を入れると、中は今まで経験してきた女性たちと同様のような気がした。
（見えないから何とも言えないけど・・・きっとツルツルしてふっくらした淫唇が・・・）
　ヌルッとした幼い淫唇の中を、祐輔は弄るように指で擦り、小さな穴の入口を擦った。
「ふっ、ぁあああっ・・・あ、あぁぁ・・・ぃぃ・・・」
　沙希は腰を浮かせて悶えた。
（ここも弄っているんだ・・・）
　どうやってオナニーを覚えたのか不思議に思ったが、祐輔は小さな淫壷に、そっと指を入れてみた。
　第一関節を入れ、折り曲げるようにして上側を擦ってみた。
「うぅぅぅぅ・・・ぁ、あっ・・・」
　沙希は投げ出した両脚を突っ張り、何かを堪えるような表情をしていた。
「痛いの？」
　沙希はすぐに頭を左右に振った。
「気持ちがいいの？」
　眉を寄せ、口を少し開き、小さく頷いた。
　祐輔は不思議な感覚に包まれたまま、愛撫を続けた。
（このままじゃ・・・）
「沙希ちゃん、お兄さんの離れに来ないかい？誰も居ないし、誰も来ないから・・・」
　沙希は祐輔の顔を一瞬見て、すぐに頷いた。

　立ち上がった沙希は、やはり８歳の少女だった。
　目が大きく小さな口をしていた。
（可愛いなぁ・・・口は小さいけど口唇がポチャッとして・・・）
　何となく、沙希の口唇に色っぽさを感じた。
（こんなに幼くても・・・オンナなのか？）
　祐輔は美奈のことを思い出していた。
（美奈とは比較にならない・・・美奈は大人のような身体つきだったけど・・・沙希は・・・）
　祐輔は沙希の身体を上から下まで舐めるように見たが、どう見ても小学生の少女だった。
（こんな娘を・・・僕はどうしようと・・・）
　祐輔は自分が何をしようとしているのか・・・？
　溜まった淫欲のせいで、理性を失っているのか・・・？
　自分では制御できない何かに衝き動かされているようだった。

　部屋に入った沙希を座らせ、祐輔はジュースを持ってきた。
「さぁ、沙希ちゃん、これ飲んで」
「ありがとう」
　沙希は初めてニコッと微笑んで見せた。
（本当に可愛い！）
　とても淫欲の対象にはならないと感じた。
（こんな娘に、僕は・・・）
　自分の淫らな行為を後悔した祐輔だったが、それも、この時だけの理性的な判断だった。
「いつから？」
　祐輔はバカなことを聞いていると思った。
「・・・・・・幼稚園ぐらいから・・・」
（エッ！ウソだろ・・・？）
「どうして？」
「お母さんの知り合いのオジサンにしてもらって・・・」
（してもらって・・・って、悪戯されたんじゃないか！）
　祐輔は先ほどの自分の淫行を棚に挙げ、腹立たしく思った。
「お母さんは、知ってるの？」
「うぅん、知らない・・・だって、秘密にしないといけないって・・・」
「そうだね・・・そのオジサンは、どうしたの？」
「分かんない〜居なくなっちゃって・・・」
「そうなんだ・・・じゃあ、お兄さんにも、してもらいたい？」
「うん！気持ちいいから・・・沙希も、お兄さんにしてあげるから・・・誰にも内緒だよ！お兄さん、秘密にできる？」
「えっ、あぁ、大丈夫だよ・・・」
（こっちが頼むことだよ！こんなことが知れたら・・・本当に大丈夫なのか？）
　祐輔は妙にドキドキしていた・・・。