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10．

　瞬と翔は180cm近い体躯がスラリとし、筋肉の逞しさは無かったが、股間の肉棒は既に天井を指していた。

「わぁ～元気なのね！」
　真由美はあえて大袈裟に悦びを示した。
（高校生ってこんな感じだったかな・・・・？アレは反り上がって長いって感じかな？比較対象が無いから、どう表現すればいいのか分からないけど・・・・逞しいと言うより、元気一杯って感じかしら？）
　真由美はふたりの肉棒を素早く見比べたが形状も大きさも変わらず、双子というのはここも同じなのかと驚いた。

　驚きが大きかったのは瞬と翔の方だった。
「凄い・・・・」
「あ、あぁ、ホント・・・・」
　ふたりは暫くの間、真由美の裸体に視線が釘付けになったまま、一言を発しただけで固まっていた。
「何、どうしたの？ふたりとも」
「エッ、いえ、真由美さんの裸、想像を遥かに超えてて・・・・」
　ふたりは真由美を中心に周囲をゆっくりと廻り、真由美の裸の身体を目で舐めるように観察した。
「もぉ～何か、恥かしいわ！」
「ダメですよ！隠しちゃ」
　ふたりは両手で乳房と股間を隠す真由美を制し観察していた。
「こんなのを見せられたら、もう高校生なんか相手に出来ないよ！」
　ふたりは本当に興奮していた。
　セックス経験の豊富なジャニーズ系高校生でも、大人の魅惑に溢れた真由美の裸体を前にして、圧倒されていた。

　セミロングの細く柔らかな黒髪の先は細い鎖骨に妖しく掛かり、美人にありがちな暗さを感じさせる真由美の表情にも、艶やかで淫らな美しさが漂っていた。
　細い鎖骨の下には滑らかな半球状に乳房が膨らみ、細い二の腕との対比で乳房の美しい肉感が強調されているようだった。
　スッキリした腹部は滑らかで柔らかさを感じさせながらも細く括れ、長く伸びた太股や曲線美に象られたお尻をさらに魅力的に見せていた。
　恥毛はキレイに整えられ、すでに淫らな光りを放っていた。

　瞬と翔は肉棒をピクピクと震わせながらも理性を保っていたが、本音を言えば、すぐにでも飛び掛りたい気分だった。

「もういいでしょ？」
　真由美はこんな風に観察されたことは初めてで、見られていることに妙な興奮を覚え、太腿の内側に淫液を滴らせていた。
「どうすれば・・・・」
「じゃあ、ふたりでわたしを悦ばせて」

　ベッドの上に仰向けになった真由美を前に、ふたりは交互に分担を変えようと決めた。

　瞬は真由美の上半身を、翔は下半身から愛撫を始めた。
　いつもと違い、丁寧な愛撫が悦ばれることはふたりとも承知していた。
　瞬は真由美のキレイな首筋に舌を這わせながら、指で上半身を擦るように愛撫し始めた。

　翔は両手で真由美のしなやかな両脚を擦り、先ずは淫部から一番離れた足の指から舐め始めた。

（うわっ！あっ、あっ、あふぅぅぅ・・・・凄いゎ、手馴れてる！大人のオトコと遜色がないわ！高校生でも数をこなしているだけのことはあるわ・・・・）
　真由美は首と足の両方で一度に快感を感じたことは無かった。
（ふたりで上下を同時に愛撫されると、身体中を全て愛撫されてるみたい・・・・）

　瞬と翔は憧れの真由美の裸体を味わうのに懸命だった。
　自分も楽しみながら真由美にも快感を与える・・・・それだけを心がけながら、ふたりは次第に核心に近づいていった。
「あぁ～あぁ～あぁ～」
　徐々に喘ぎ声を大きくする真由美の反応に気を良くし、瞬は乳首と乳房を舐め回し始め、翔は淫唇の周囲を擦り出した。
「あふっ、ああっ、あいっ、あ、あぁぁぁ・・・・」
　瞬は乳房を揉みながら乳首を舐め回し、その感触の良さに満足していた。

　翔は既に淫らに濡れている淫唇を指で弄り、クリトリスを指で挟んで先端を擦るようにした。
「ああっ、いぃ～～っ・・・・あふぅ、あふぅ、あぁ、いぃぃ・・・・」
　淫らな悦びの声をあげながら悶える真由美を見ながら、ふたりはその妖艶な肢体の動きと魅力に益々昂っていった。

　翔が真由美のクリトリスを舐めながら指で淫壷を弄り始めると、瞬も真由美の上半身を満遍なく擦りながら乳房と乳首を舐め続けた。

「あぁああああ～～～～いっ、いぃ～～っ、ああっ、イッくぅぅぅ～～～」
　１年以上感じていなかった絶頂感に達し、真由美は全身を硬直させ、玉のような汗を噴出し、淫壷を収縮させた。

（よし！交替だ！）
　真由美が昇りつめたのを確認したふたりは、愛撫する位置を入れ替えた。
　ふたりにとっては真由美の新鮮な箇所を愛撫することになり、先ほどの真由美への愛撫開始と同じように、それぞれ愛撫を始めた。

　違っていたのは真由美の感じ方だった。
　一度昇りつめた真由美の身体は驚くほど敏感になっていた。
　どこを擦られても、どこを舐められても、比較にならないほど感じた。
（た、堪らないわ！身体中を快感が走り回っているみたい・・・・）
　今までにない経験に真由美はその快感に浸りきっていた。

　瞬が真由美のクリトリスと淫壷を愛撫すると、真由美は２度目の大きな快感の波に呑まれ、昇りつめていった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・ねぇ、どちらかひとり後ろから入れて・・・・はぁっ、もうひとりはわたしの顔の前に来て」
　しばらく動けなかった真由美だったが、やっと次の淫行に移った。
　真由美はベッドの上で四つん這いになり、その見事な肢体をしなやかに反らせてお尻を突き出した。

「凄く色っぽくて、僕堪えられるかな？」
「どっちが先にしても同じこと・・・・頑張るしかないよ！」
　そう言うと、先ずは瞬が真由美の背後に回り、滑らかにアップしキレイに肉付いた双つの柔肉を掴み引き寄せた。

　翔は真由美に言われた通りに、真由美の顔の前に移動した。

「うっ、あ、あっ！・・・・・・・・あぁいぃぃぃ・・・・」
　瞬が真由美の淫壷に昂りきった肉棒をゆっくりと挿入し始めた・・・・。

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2008.9.20掲載

［11話］／［9話］

秋水さんの他作品（2008.8/20現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
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『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
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