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２．

　杏子はドアチャイムの音にビクンと身体が震えた。
（ふぅ～いよいよだわ！自分から誘うなんて・・・・）
　杏子は大きく深呼吸をし、ドアを開いた。
「すみません。ご迷惑をお掛けして」
「いえ、こちらこそ！急に連絡してすみません」
「じゃあ、早速・・・・」
　杏子は申し訳なさそうな顔でキッチンに向かう木塚の姿を追った。
「奥さんはそちらで休んでいてください。修理が終わり次第、言いますから」
　杏子は換気扇のスイッチを何度か入り切りし確認する木塚に声を掛けた。
「じゃあ、わたしはそこで・・・・」
　杏子はリビングのソファに座った。
（コンセントに気づかれたら、すぐに終わっちゃって困るわ・・・・多分、あぁいう人たちは、逆に気づかないと思うけど・・・・）
　杏子はチラチラ木塚を見遣りながら様子を窺っていた。

　生真面目に点検を続ける木塚を待っていた杏子は、いつの間にかウトウトし始めていた。
「奥さん、終わりました。すみません、コンセントが・・・・」
　修理報告をしながら杏子の方に歩いていた木塚は、杏子が待ちくたびれてソファで眠ってしまっているのに気づいた。
（悪いことをしたなぁ、すぐに気づけば良かった）
　木塚は杏子の肩を揺すって起こそうと近寄った。
（エッ！）
　肩越しに見えた杏子の乳房は薄いピンク色のブラジャーに包まれていたが、豊かな谷間は木塚の目を釘付けにした。
（本当にいいオッパイしてる・・・・それに肌も白くてキレイだ）
　木塚はゴクッと生唾を飲み込んだ。
　ワンピースの少し乱れた裾の方に目を遣ると、素肌のキレイな太股が上のほうまで見えていた。
（前からプロポーションのいい魅力的な奥さんだと思っていたけど、こんな形で・・・・ここには奥さんと自分だけか・・・・）
　木塚の頭の中では、様々なことが交錯していた。

　自分の置かれている立場と淫らな欲望の狭間で、木塚の気持ちが揺れに揺れているように杏子には見えた。
（迷っているわ！どうしよう？）
　杏子はさり気なく身体を動かし、太股の内側が見えるようにした。

（うわっ！）
　木塚は杏子が気づいたのかと思い一瞬身を引いたが、まだ眠っていると判断すると、杏子の足元に回ってみた。
　ムッチリとした太股と股間が見えた。
（ゴクッ・・・・ハッキリ見えないけど、アソコは・・・・）
　木塚は堅くなった肉棒をズボンの上から抑え、杏子の傍に座った。
（少しだけなら・・・・）
　木塚は零れそうに膨らんだ乳房に手を伸ばし、以前から触ってみたかった杏子の豊かな乳房にそっと触れた。

（アッ！ついに・・・・）
　杏子は思わず反応しそうになった衝動を抑え、気づかないフリをした。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
　荒い呼吸を極力抑え、木塚はピンクのブラジャーを少しずらした。
（す、凄っ！）
　乳首を隠していたブラジャーから豊かな乳房がプルルンと飛び出した。
　木塚は杏子の顔を見てホッとし、白く艶のある乳房を手のひらで覆った。
　恐る恐る指に少し力を入れ、杏子の張りのある乳房の感触を確かめた。
（あぁぁぁ、もっと強く揉んで、乳首を舐め回したい！）
　込み上げてくる強い淫欲を抑え、木塚は手をゆっくり乳房から離した。

　木塚は自分がしている行為が痴漢のような気がし、ドキドキする胸を抑えた。
（ふぅ～もうこの辺で止めないと・・・・）
　そう思いながら視線は自然と杏子の股間に向かっていた。
（あのムチッとした太股・・・・その奥にはパンティに隠されたオマ○コが・・・・）
　木塚の手は無意識のうちに杏子の素肌の太股の内側にあった。
　指でキメ細かく張った杏子の太股を味わいながら、少しずつ股間へと向かっていった。

（うぅっ、ヤバイわ！わたし、感じちゃって、アソコが・・・・）
　杏子はこの状況と木塚の指の感触に興奮し始め、パンティが濡れ始めているのじゃないかと心配していた。

　木塚の指は杏子の太股の内側を這い、薄いパンティに達していた。
（ここに奥さんのオマ○コが・・・・）
　木塚の理性はほとんど飛んでいた。
（あうっ・・・・はぁっ、そこは・・・・ああっ・・・・）
　木塚の指は杏子の薄いパンティの上から淫唇の溝をなぞり始めた。

（うぁっ、っ、っ、あっ、もぅ、ダメ・・・・）
　杏子は堪えていた淫らな欲を抑え切れなくなった。
　夢中になって自分の股間を弄っている木塚の股間に手を伸ばし、堅くズボンを持ち上げていた木塚の肉棒を、ズボンの上から覆うように掴んだ。

「うあっ！お、奥さん！」
　木塚は反射的に杏子の股間から指を離した。
「お、奥さん、すみません！修理は終わったのですが・・・・」
「わたしのアソコも修理しようとしたの？うふっ！」
　木塚は杏子の冗談ぽい言い方に少しホッとした。
「それじゃぁ、僕のも奥さんが修理してくれるんですか？」
「それは・・・・木塚さん次第かしら？」
　杏子の艶っぽい表情に、木塚は淫欲のおもむくままに行動した。
　木塚はすぐさま杏子をソファに押し倒した。
「ダメよ！そんなに乱暴にしないで・・・・ネッ！こうなったら、木塚さんに任せるわ。だから、優しく・・・・ネッ！」
　杏子の言葉に木塚は少し落ち着き、先ず自分が裸になった。

　ソファに寝て下から見上げる木塚の昂った肉棒は逞しく見えた。
（夫より逞しいみたい・・・・大きさや形も大事だけど、満足させてくれなきゃ意味無いし・・・・どうなのかしら？）
　杏子はあえて恥かしげに木塚から視線を反らしていた・・・・。

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2008.8.23掲載

［3話］／［1話］

秋水さんの他作品（2008.8/20現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
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『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
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