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３．

　木塚は杏子が恥かしげにしているのを見て嬉しくなった。
（意外だなぁ・・・・こんな一面もあったんだ・・・・）
　木塚は優しい手つきで杏子のワンピースを脱がし、ブラジャーもパンティもドキドキしながら丁寧に脱がした。
「奥さん・・・・以前から奥さんのこと・・・・でも、想像以上のプロポーションですね」
「恥かしいわ。そんな風にジッと見つめられると」
「いえ、見させてくださいよ。それだけの価値がありますよ」
　木塚は杏子の裸体を舐め回すように見ていた。

　杏子は悪い気がしなかった。
　それどころか、木塚にジックリ見られることで、益々、興奮していた。
（見られるって、こんなに興奮するものだったの・・・・）
　杏子は呼吸を荒くし、木塚の淫らな視線を感じていた。

　木塚は日頃から夢想していた杏子の豊満な裸体を前に息を呑んだ。
（型崩れなんて何処にも無い・・・・子どもを産んでいないからかな？身体全体が大きく感じる。アソコも大きくて締りが悪いのかな？う～ん・・・・淫らな口だな・・・・半ば開いた感じがエロティックだ！このまま、あの口の中にコレを入れて舐めてもらえば・・・・）
　木塚は昂った肉棒を掴み、杏子の艶っぽい口唇を押し広げ、フェラチオをさせたい衝動に駆られた。
　少し大柄な身体の杏子の乳房やヒップの肉感には興奮したが、大柄なだけに淫壷も大味のような気がした。
（一度で終わらせたくはないから・・・・先ずは満足してもらわないと）
　そう思い直した木塚は、杏子の髪から足先まで優しく擦り始めた。
　指先で髪を掬い、頬から口唇、その口唇を何度も擦った。

「ぁっ・・・・」
　杏子は小さな淫声をあげ、口唇に感じる快感に身体中が震えていた。
（あっ、ああああ・・・・ダメッ！）
　杏子は淫唇から淫らな液が押し出されるように溢れるのを感じた。

　木塚は杏子の反応が嬉しく、益々、愛撫に気が入った。
　肉感的な身体のわりに首筋のスッキリしている杏子の耳から顎、さらにその顎の下の辺りに舌を這わせ、指で周囲を擦った。

「あふぅっ・・・・あっ、あ、ぁぁぁ・・・・」
　杏子は口唇の時と同様に自分でも驚くほどの快感を感じた。
（気づかなかったわ・・・・木塚さんて年齢は若いのにテクニックは老獪だわ。夫から愛撫されたことが無かったから分からなかったのね・・・・）
　杏子は身体の芯から疼くような淫欲を感じていた。
（早く、早く・・・・もぅ入れて欲しい・・・・）
　若い人妻の身体は、遠のいていたセックスの渇きに疼き、今までに経験のない貪欲な性欲を欲した。

　木塚もすぐに乳房から淫唇へと愛撫したかったが、あまりにも反応の激しい杏子に、丹念にならざるを得なかった。
　それでも首筋の次は、待ちに待った豊かな乳房を揉みしだき、乳首を口に含んで舌で転がすように舐め回し、同時に手を伸ばして恥毛を越え、熱く息吹くような淫唇をなぞった。

「あっあふっ・・・・あ、はぁぁ、はぁぁ、い、いぃぃっ・・・・」
　杏子は両脚を伸ばして突っ張り、木塚の身体に手を回して掴んだ。

（本当に反応がいい！もう堪んないな）
　木塚は乳房の張り、揉み心地に満足しながら、淫液の溢れる淫唇の反応の良さに淫壷への期待を膨らませていた。

　淫唇を開いた上部には、ヌメヌメとクリトリスが光り、木塚はその周囲から舐め始め、舌で優しくクリトリスを愛撫し、両手で杏子の腰や太股などを擦っていた。
「はっ、はっ、はあっ・・・・あうっ・・・・あいっ・・・・あぁぁぁ・・・・」
　木塚は杏子の艶っぽい口から淫らな喘ぎ声が途切れなく洩れるのを耳にし、クリトリスを舐めながら淫壷の浅い箇所を指で擦り始めた。
　指を少し奥に入れては入口まで引き戻し、淫壷の下部の奥、入口、上部の奥、中間、入口と、杏子の反応を確かめながら縦横に動かし続けた。

「あぁああっ、あふっ、あいっ、あぁああああっ・・・・ああっ！」
　杏子は両脚を閉じ、伸ばして突っ張り、木塚の頭を抑えて震えた。
「あぁあああああっ・・・・イッ・・・・イッ・・・・あっ、イイクっぅぅぅ・・・・」
　杏子の淫壷が小刻みに震え、杏子は久し振りに昇りつめていった。
　しばらくの間、そのまま時間が止まったように身動きしなかった。

（いい反応じゃないか！肉付きといい、感じ方といい、こりゃ、癖になりそうな身体だ・・・・）
　木塚は杏子の淫壷の中の指を少し動かしながら悦びに浸っていた。
　さらに木塚が再び淫壷の壁襞を圧すように擦ると、杏子はアッと言う間に２度目の絶頂を感じ淫悦に震えた。

　木塚は杏子の両脚を抱え、昂りきった肉棒の挿入を始めた。
　淫悦に敏感になっている杏子の淫壷は、壁襞を圧し擦りながら挿入される肉棒に、さらなる快感を感じ、木塚が素早く肉棒を淫壷の入口まで引き戻すと、杏子は大きな声をあげ肉棒を引き止めようと強く締め付けた。
（うっ・・・・いいオマ○コだ！本当にいい・・・・）
　木塚は予想を遥かに超える杏子のオマ○コ良さに、さらに頑張りを見せた。
　杏子の身体を抱き起こし、ソファの背を掴ませた。
（オッパイだけじゃない。このお尻も堪らないよ！）
　木塚は盛り上がって張った杏子のお尻を引き寄せ、バックから再び肉棒を挿入し、今度は激しく腰を繰り出した。

「あぁ～あぁ～あぁ～あああああっ・・・・あふぅ～あいぃ～い、い、いぃ～～っ！あ、もぅ、あぁ、凄っ、あぁ、イクぅぅぅ～～～～」
　杏子は身体を弓なりに反らし、顔をあげて淫らに吠えた。

　久し振りのセックスに杏子はグッタリとした。
（快感って、こんなに疲れを感じるものだったの・・・・）
　そんな心地良い疲れを感じていた杏子はハッとした。
（そうだわ、木塚さん！木塚さん、まだイッてないんだわ！どうしよう？今日は危険日だからスキンを着けてもらう？それとも・・・・やっぱりお返ししてあげたほうが・・・・）
　杏子はなおも自分を優しく愛撫している木塚を見遣った。
「木塚さん、ありがとう。もうイキたいでしょ？」
「エッ、えぇ、大丈夫なんですか？」
「それが・・・・今日はダメなの。ごめんなさい・・・・その代わり、わたしの上の口ではダメ？」
　杏子は艶っぽい口を指差して木塚に聞いた・・・・。

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2008.8.27掲載

［4話］／［2話］

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『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
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『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
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『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
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