携帯マル秘人妻サイト

20．

　双子の瞬と翔との予約に当たったのは夏生だった。
　そして外国人のウィリアムと淫交予約できたのは香だった。
　真由美は木塚と淫交することになり、皆、それぞれ期待感を膨らませた。

　ウィリアムとの淫交で吹っ切れた夏生は、瞬と翔を相手に思い切り淫らに乱れ、前後の淫穴でふたりを受け入れた。

　小柄な香はウィリアムの大きな肉棒に仰天したが、見た目とは正反対に豊富な淫欲を素直に表に出し、ウィリアムの精液を上の口と淫らな２つの口、計３箇所で受け入れた。

　真由美は木塚の痴漢的な責めに興奮して乱れ、場所を変えて公共の場で、人目を気にしながら淫らに交わり狂喜した。

　沙希は校医をリードして立場を変え、自分が校医を診察する立場となって校医を悦ばせ、それで一層興奮した校医の多様な責めに、淫らな欲望を満足させた。

　杏子はエネルギッシュな淫欲を、菊地のタフな肉棒で満たしていた。

「１回目の感想を聞くと、皆、日常とは違う大胆な行為に耽ったみたい」
「そりゃそうよ！日頃と同じだったら意味無いわよ」
「そうね。秘密な関係だから、皆、思い切り淫らになれるのよね・・・・」
「早くふたりの高校生から愛撫されたいわ！」
「うん、２：１は興味あるわよね！しかも双子なんだし」
「それに・・・・外国人のアレも気になるわ」
「白人は大きいって言うけど、黒人のも興味があるわ」
「そうね、黒人て、大きくて堅いっていうけど・・・・誰かいないかしら？」
「５人じゃ物足りない？じゃあ、新規登録者をあたってみるわ」
　沙希と杏子は楽しみながらも、次々と新しい男も求めていた。

　杏子は元バスガイドの佐伯美佳にあたることにした。
「へぇ～面白いわね！それで利用状況はどうなんですか？」
　杏子から『携帯マル秘人妻サイト』の説明を受けた美佳は、かなり興味を示して利用状況を聞いた。
「各男性・女性の向こう１ヶ月の予約カレンダーを準備してて、登録者の都合の悪い日、既に予約済みの日が一目で分かるの！同じ相手に予約する人もいれば、変える人もいて、大盛況よ」
「そうでしょうね・・・・わたしも参加させてもらおうかしら」
「ホント！じゃあ、誰か相手を見つけて登録してくださいね」
　杏子は次の登録者の人妻を探すために美佳の元を後にした。

　美佳は現在26歳、結婚して３年目となる。
　夫は観光バスの運転手で、美佳がバスガイドの時に仕事先で関係し、強引とも思えるプロポーズを受けて結婚した。
（これだけ熱心だったら、幸せになれるかも・・・・？）
　そう考えて５歳年上の夫と一緒になった。
　だが夫は当然のことながら観光バスの運転で留守が多く、毎日でもセックスしたい美佳は満たされない日々が続き、欲求不満が募るばかりだった。
（自分がこんなにセックス好きだったのが計算外だったわ。家を空ける日が多いのは分かっていたけど・・・・）

　身長は162cm、スリーサイズは85・59・87でバランス良く、顔は個性的な愛らしさと艶っぽさを感じさせた。
　高校を卒業してバス会社に入り、すぐにガイドとなった。
　高校１年の夏にクラブの合宿で先輩と初体験し、その後、高校３年間で５人の男と経験した。
　大きな快感を感じることは無かったが、誘われるがままに関係していた。

　バス会社に就職して結婚するまでの５年間では、夫と同じ運転手２人、旅行会社の営業マン２人、ツアー客５人、計９人の男たちと関係を持った。
　旅行会社の営業マンと関係した時に最初のオルガを経験し、それからは快感に夢中になってセックスをしていた。

　結婚したのは年齢もあったし、落ち着きたかったのも事実だった。
（もう満足できると思ったのに・・・・）
　美佳は自分の異常な淫欲に呆れていた。
　杏子からの誘いに絶好の機会を得たと思い、飛び上がって喜んだ。

　美佳が淫交の相手に選んだのは、漢方薬局を営む中原省吾だった。
　省吾は32歳で独身、美佳が体調維持の相談に行った時が初対面だった。
　１ヶ月に１度、漢方薬を処方してもらっていた。
（省吾さんなら面白いセックスが出来るかも・・・・登録者を教えてもらったけど、興味深い人が多くて楽しみ。だからわたしも皆に楽しんでもらえる人を選んだけど、相手をしてもらえるかどうか・・・・）

　美佳は処方される予定日では無かったが、省吾を訪ねた。
「やぁ、いらっしゃい！あれ？まだ・・・・」
「えぇ、今日はお薬で来たわけじゃないの」
「エッ！じゃ、僕に何か？」
「そう、省吾さんだから頼めると思って・・・・」
「何かなぁ～？魅力的な奥さんの頼みじゃ、断れないだろうな」
「えぇ、断らないで、お願い！」
　美佳は両手を顔の前で併せ、拝むようにして片目を閉じた。
「怖いなぁ～あまり困らせないで下さいね」
「う～ん、どうかなぁ～？それは省吾さん次第かも・・・・実はね・・・・わたしの知り合いの奥さんが・・・・・・・・・・・・」
　美佳は『携帯マル秘人妻サイト』の話しをした。
「エッ！ホントの話しなの？へぇ～メンバーだけでって言うのがいいですね！でも・・・・それが奥さん、僕とどういう関係が・・・・？」
「うふっ！それはね・・・・ネッ！お願い！？」
　美佳は再び両手を併せて省吾を誘った。

「それは・・・・」
　省吾にとっては願ってもない美佳の申し出だったが、美佳にリードされるのがイヤで、わざと渋ってみせた。
「ダメェ～？」
「そんなに求められたら、承知せざるを得ないでしょう」
「わぁ～良かった！じゃあ、わたしのマンションで」
　ふたりは淫交する日時の調整をして別れた。

　美佳は安全日であると共に、夫が観光バスの運転で不在の日を選んだ。
　そして当日・・・・美佳は淫らな欲望を膨らませていた・・・・。

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2008.11.5掲載

［21話］／［19話］

秋水さんの他作品（2008.8/20現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』