携帯マル秘人妻サイト

４．

　木塚は杏子の申し出に喜び、杏子の淫壷から肉棒を抜いた。
「まぁ、わたしの為にこんなに我慢させちゃって・・・・」
　杏子は淫液でヌメヌメと光る肉棒を手にし、眺めていた。
（先の方が結構太いのね・・・・他のひとの為にも観察しとかないと・・・・）
　杏子は優しく指で木塚の肉棒を擦った。

（うっ・・・・あの艶っぽい口唇に咥えられるまで堪えないと・・・・）
　木塚は肉棒への杏子の指の愛撫に、堪えていた箍が外れそうだった。

　杏子の手による愛撫でさらに反り返った肉棒を、杏子は根元から舌で舐め上げ亀頭の周囲を舐め回した。

（うあっ！）
　腰が痺れるような肉棒からの快感を感じた。
　木塚は妖しげな瞳で長い舌を出し木塚の肉棒を舐める杏子を見た。
（本当に淫らで魅力的な表情をするひとだ・・・・）
　木塚は自分の肉棒を妖しく舐め回す杏子の表情に、さらに興奮した。

「ピクピク反応してるわ！もう出したいのかな・・・・？」
　杏子は木塚に聞くでもなく呟きながら、亀頭をスッポリと口に咥えた。

（うあっ・・・・奥さんのあの口の中に・・・・）
　木塚は自分の肉棒が杏子の艶っぽい口唇に挟まれた姿を見て、生温かな感触と舌の纏わりつく感じに肉棒を膨らませきった。

　ジュポジュポと音を立て、杏子の口唇は木塚の肉棒を扱き始めた。
「うぅぅぅ・・・・あっ・・・・いっ、お、奥さん！」
　杏子は木塚に目で了解の意思を伝え、射精を促した。

「うっ、あ、イクッ！」
　木塚はドクドクと堪えに堪えた粘液を杏子の口の中に放出した。

　少し落ち着いた木塚に、杏子は『携帯マル秘人妻サイト』の話しをした。
「へぇ～面白いですね・・・・」
「木塚さんのこと、そこで紹介してもいいかしら？」
「エッ！僕は・・・・僕は奥さんだけで充分ですよ」
「そう言ってくれるのは嬉しいけど、閉鎖的なサイトだから噂が広まる心配は無いし、既婚者にとっては安心して思い切り楽しめると思うけど・・・・」
「そうですね。普通の浮気より、さらに大胆に楽しめるかも」
「でしょう！じゃあ、写真を撮らせて」
　そう言うと、杏子は携帯で木塚の写真を撮り、簡単な身体のサイズと好みのセックスなども聞いた。
「奥さん、僕とはもうしたくないですか？」
「ううん！まさか～木塚さんとの相性は抜群だと思うわ。今度は思い切りわたしの中に出してもらいたいわ」
「奥さん・・・・」
　杏子は再び木塚に抱き寄せられた・・・・。

　高岡沙希は迷っていた。
（もう杏子さんは相手の男の人とエッチしたのかしら？確かに欲求不満だったけど、浮気を具体的に考えたことなんて・・・・）
　誰を相手にすれば問題なくセックスを楽しめるのか？
　いくら考えても沙希には適当な男が浮かんでこなかった。

　沙希は杏子とは対照的で清楚なイメージを感じさせる女性だった。
　身長は160cm、スリーサイズは上から82・57・81だったが、肩幅は狭くスリムな印象だった。
　顔は卵型で小さく目鼻のバランスは良く、知的な美人の感じがした。
（杏子さん以外の人たちは、わたしには淫欲など無いと思ってる・・・・生真面目な貞淑な人妻・・・・そう思っているのよね・・・・だから誘いを掛けてくる男性もいない・・・・）
　周囲のイメージもあり、杏子のようにオンナを表に出せない沙希は、夫にも性生活の不満を言うことも出来なかった。

　そんなある日、沙希はいつものように足を運ぶカフェに行った。
「あれ？奥さん、何か困っているのですか？」
　ブレンドを口に運ぶ沙希は、マネージャーの菊地から声を掛けられた。
「エッ！そんな顔をしてます？」
「えぇ、美人の奥さんには似合わない険しい顔を」
「フッ、マネージャーは相変わらずお口が上手ね。でも困っているっていうのは当たっているわ」
「じゃあ、僕で宜しければ相談に乗りますよ」
「あ、ありがとうございます。でも・・・・無理だと思うわ」
「そんなこと無いですよ！奥さんの頼みなら僕は喜んで」
　沙希は少し軽い感じのする菊地の対応を聞きながら、フッと思った。
（この人となら・・・・少し軽い感じだけど、好意的だし客商売だし・・・・）

　菊地は33歳、沙希の夫より3歳年上だった。
　長い間、客商売ををやっているからか、笑顔が好印象な男だった。
　独身だが、後々、問題が起こる可能性は薄い気がした。
「マネージャー、話しは変わるけど、わたしってオンナとしての魅力に欠けて見える？」
「エッ！そんなことは・・・・充分に素敵な女性だと思いますよ」
「そぉ？」
「えぇ、奥さんが人妻じゃなければ、僕は立候補してますよ」
　沙希は菊地が気を遣ってくれていると感じたが、柔和で優しい表情で言われ、急速に親近感を覚えた。

　翌日、沙希は昨夜考えた計画を実行に移した。
　この日、菊地が夕方５時に通用口から出てくるのを知っていた。
　年中無休の菊地は、週に３日ほど、遅く店に来たり早めに帰っていた。
　沙希の夫はいつものように出張中だった。
（今日なら全く問題ないわ！時間はあるし、安全だし・・・・）
　沙希は計画どおりに行動を開始した。
　先ずは身体を念入りに手入れし、お気に入りの下着を着け、淡い色のワンピースを着てカフェに向かった。
（落ち着いて・・・・あのマネージャーの性格ならきっとうまくいくわ）
　沙希はカフェの裏の通用口の近くで菊地が出てくるのを待った。

　通用口のドアが少し開き、菊地の声が聞こえた。
「じゃあ、お先に～」
　沙希は声に背を向け通りに蹲った・・・・。

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2008.8.30掲載

［5話］／［3話］

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『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
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『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
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『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
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『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
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