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33．

　部屋の中に松永の淫らな声だけが響いていた。
「ハッ、ハッ、ハッ・・・・・・・・」
　松永は目を閉じ自分の手で激しく肉棒を扱いていた。

「先から透明な液が・・・・」
　和は松永の肉棒の鈴口から溢れ出る潤滑の液を見入った。
（アッ！何か、段々、太く大きくなってきたみたいだわ！はぁ、はぁ、はぁ・・・・あぁ、欲しい・・・・欲しいわ！）
　自分でも意外なほど、強く淫らな欲望が込み上げてきた。

　荒い息遣いをする和の様子に松永は少し目を開き、ゆったりとしたトレーナーの胸元から零れる和の素肌の乳房を見た。
（おおっ！た、堪んないよ！）
　松永はブラジャーを着けていない和の豊かな乳房に射精感を募らせ、堪えきれなくなっていた。

　身長164cm、スリーサイズは91・60・90、和のプロポーションは、結婚してからの方が磨かれていた。
　別段、何か特別なことをしたわけではなかった。
（エッチ好きじゃないのに、身体だけは・・・・誰かに見せるわけでも、楽しんでもらうわけでもないのに・・・・）
　夫とのお義理セックスしかない和は、自分の裸体を見るたびに大きな溜息をついていた。

　眼前で激しく扱かれる肉棒に惹き寄せられるように、和は荒い呼吸を繰り返しながら、松永の両脚の間に入っていた。

「ダ、ダメッ！は、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「エッ！？」
　突然、和の口から『ダメ』という言葉が発せられ、松永は気を削がれた感じで肉棒を扱く手を止め和を見た。

　和は大きく肩で息を弾ませ、両手で松永の膝をしっかり掴み、肉棒一点だけを凝視していた。
「ダメよ・・・・そんなに激しくしたら、可哀想だわ・・・・」
「エッ、でも、こうしないと・・・・」
「いいわ！わたしが・・・・」
　和は充血し切ったように堅く膨らみを増した松永の肉棒を掴み、渇いた口唇を濡れた舌で舐め、亀頭に寄せていった。

「あ、和さん・・・・」
　松永は和の行動を興奮して見ていた。
（あの和さんが・・・・僕のを咥えようとしてる・・・・）
　松永の目には太く膨れた自分の亀頭を口の中に咥える和が映り、さらに艶かしい表情で舌を絡め舐め回す和を見た。
「うぅああっ・・・・あいぃっ・・・・」
　松永は和の口と舌のネットリとした感触に思わず仰け反った。

　和は松永の肉棒を舐め回し、無我夢中でむしゃぶっていた。
　頭の中は真っ白になり、ただ淫欲に憑かれたように夢中になっていた。

（凄いよ！こんな和さん、想像も出来なかった・・・・もう少し堪えて、もっと楽しみたい！）
　松永は射精感が込み上げるのを懸命に堪えた。
　自分の股間に顔を埋める和のトレーナーの裾を捲り、両手を和の上半身の前に回し、あの素肌の乳房を掴んだ。

「うっ・・・・」
　一瞬、和の口から淫らな声が洩れた。

　松永は和に咥えられている肉棒の快感を堪能しながら、両手で和の豊かな乳房を揉み始めた。
　指の間に固くなった乳首を挟み、ボリューム溢れる乳房を揉みしだいた。
（大きくてもピンと張って揉みごたえがある・・・・あぁ、これで挟んで擦られたらと思うと堪らない！）
　松永は和に咥えられしゃぶられている肉棒を、豊かな乳房に挟んで扱かれ射精したいと思った。
「あ、和さん」
「エッ！？」
　松永は肉棒を半ば咥えたまま顔を上げる和を見た。
　その妖しい艶っぽさは絶品だった。
「この素敵なオッパイで僕のを挟んでもらえませんか？」
　松永は申し訳なさそうに和に哀願した。
「はぁ、はぁ、いいけど・・・・わたし良く分からないわ」
　松永は和のトレーナーを脱がせ、上半身を裸にした。

　和は豊かな乳房で天井を刺すように昂った肉棒を挟み、松永の言う通りに両手で乳房を両側から圧すように上下させた。
「ハッ、ハッ、ハッ・・・・・・・・あ、いぃぃ、はぁぁ、もぅ・・・・あ、和さん！」
「あっ、イキたいのね？」
　和は乳房を持ち上げるようにし肉棒の先を再び口の中に咥えた。
「ぅうああっ、イ、イクッ！」
　松永の肉棒から勢い良く放出される精液を、和は口の中で全て受け入れた。
　そして一滴残らずゴクッと呑み込み、さらに亀頭を舐め回した。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・和さん、すみません」
「いいのよ！わたしがしてあげたかったんだから」
「まだ時間があるから、今度は僕が和さんを・・・・」
「エッ、わたしは・・・・」
「デザート食べさせてくれる約束ですよ、ネッ！」
　松永は上半身も裸になり、和をソファに仰向けにした。
「本当に素敵なオッパイですね！」
　松永は仰向けになっても大きく型崩れしない豊かな乳房を眺め、優しく和の素肌の上半身を両手で擦り始めた。

　和は生まれて初めて感じたセックスへの淫欲に浸り、携帯サイトの登録のことも忘れ、松永の愛撫に心身を埋没させていた。

　松永は憧れの和の乳房を全て味わい尽くすかのように時間を掛け、その肉感、張り、弾力を手と指と舌で味わいながら愛撫した。
　豊かな乳房とは対照的に浮き出た鎖骨や括れた腰も松永を虜にした。

　和は淫らな快感に酔いしれていた。
「あはぁぁん・・・・はぁぁ、ぃぃぃぃ・・・・」
　和はこれがセックスなんだ、愛撫なんだと心身を震わせていた。

　そんな和の反応に松永も一層和にのめりこみ、あの艶かしいラインを見せていたスパッツを脱がせた。
　スパッツの下は下着を着けてなかった。
　松永は突然目の前に現れた和の淫部と、肉感溢れる大腿に息を呑んだ。
「和さん・・・・」
　何故ノーパンなのかと思ったが、それはもうどうでも良かった。
　それよりも和の下半身に自分の萎えた肉棒がムクムクと反応し、挿入したい気持ちの方が強く沸きあがっていた・・・・。

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2008.12.22掲載

［34話］／［32話］

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『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
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