携帯マル秘人妻サイト

34．

　松永はすぐに淫部に手を伸ばさず、締ったウエストや肉感溢れる長い太腿に指を這わせ、舌を不規則に動かし舐め回した。

「はぁぁ～っ・・・・はぁ、はぁ、ぃぃ、ぃぃ・・・・」
　自分が夫以外の男性に全裸姿を晒していることなど頭に無く、長い間、内奥深く眠っていた淫らな欲望に衝き動かされていた。

　淡く少な目の恥毛を擦られ、淫らな液の溢れる淫唇を舐められ、さらに松永に指で淫壷の浅い所からアヌスまでを擦られた和は、悲鳴のような淫らな声を上げ、大きく身体を捩り悶えた。

（凄く敏感なんだな・・・・この先が楽しみだ！）
　時刻は３時を回り、あと１時間半ほどしか淫交の時間は無かった。
（あと１時間半か！もっと時間が欲しいなぁ・・・・）
　あまり時間を掛けられないと思った松永は、和の反応を楽しむのを諦めることにした。
　ひたすら和を絶頂に導くことを考え、クリトリスを弄り、舐め回し、淫壷の中を擦り続けた。

「あぁ～あぁ～あぁあああああっ・・・・あ、ふぅっ、ああっ、あいっ、あぁぁぁ、いっ、いっ、イッくぅぅぅ～～～～」
　思ったより早く和は昇りつめていった。

（ふぅ～早いなぁ・・・・よし！じゃあ、続けて）
　松永は間髪入れずに和への愛撫を続け、連続して和を絶頂に導いた。

「和さん、いいですか？」
「エッ、えぇ・・・・」
　和は何のことだか分からず反射的に頷いていた。

　松永は和の両脚を抱えて既に昂りを取り戻していた肉棒を、和の快感に震える淫壷にゆっくりと挿入し始めた。

「ぅぅあああっ・・・・は、はぁ～っ」
　まさか挿入されるとは思ってなかった和は驚き、大きく両目を見開いた。
「て、店長・・・・それって？」
「エッ、入れちゃマズかったんですか？」
「もう、大きくなってたの？」
「あ、はい。もう先が入って・・・・」
「そう、うん」
　和はそのまま挙げた頭をソファに戻し、静かに目を閉じた。

（そうか！和さん、ここまでは・・・・悪かったかな・・・・でも、もう引けない！こうなったら、目一杯感じてもらうしかない）
　和の淫壷深く肉棒を挿入し、前屈みになって腰を繰り出した。
（おおっ！す、凄い・・・・あぁぁ、凄く締まる・・・・）
　松永は角度や早さを変えながら肉棒の根元を圧し付けるようにし、和の淫部全体を擦るようにして挿入を繰り返した。

「はぁ、はぁ、あぁああああ～～～～い、いぃ～～っ！あ、はぁぁ、いぃ～あ、いぃ～～あぁ、ィィィイク、イッちゃうぅぅ～～～～」
　和は前屈みになっている松永の身体を引き寄せて抱き締め、松永の腰に長い脚を絡めて圧迫感を強めた。
（あの太い根元がアソコを擦って・・・・あぁぁ、凄くいぃ～～太い先っぽも中をアチコチ擦って、あぁぁ、もぅ、ずぅっとイッてるみたい・・・・）
　和は続け様に腰を繰り出す松永の挿入に、無我夢中になって繰り返す快感を感じていた。

　４時を過ぎた。
「和さん、もう時間が無いので最後です。そのまま四つん這いになって、その素敵なお尻を突き出してください」
　和は松永に言われるがままにソファの上で四つん這いになり、上半身を伏せてお尻を高く突き出した。
「ほ、本当に素敵なお尻とウエストが・・・・」
　松永は思わず見とれてしまった。
　丸みを帯びて美しいラインを描くお尻と対照的に、滑らかに括れたウエストラインは美麗と言う他無かった。
（見とれている場合じゃないんだ！）
　松永は和のお尻を舐め回したい気持ちを堪え、両手で柔肉を擦りながらキツク締ったアヌスだけを舐めた。

「あはぁぁ・・・・ぅぅ、あふぁっ、あ、いぃぃ・・・・はぁぁ、はぁ・・・・ぃ、ぃぃぃぃ」
　和はどこで快感を感じているのかも定かではなかった。

　松永は一気にバックから肉棒を挿入し、柔肉を掴んで引き寄せ、激しく腰を繰り出し始めた。

「ぅあぁ～あぁ～あぁ～あぁ～」
　和は伏せた顔を挙げて淫らな声を発し続けた。
「和さん、もう・・・・」
「あぁ、いぃゎ・・・・て、店長、あはぁぁ、イッて、出して！あぁぁ、いぃぃぃ・・・・はぁ、いぃ～っ、ぅああっ・・・・イクッ！イッくぅぅぅ～～～～～」
「僕も、あうっ・・・・」
　２人は同時に果て、そのままソファで重なっていた。

　暫くして松永は、和の背面に身体を重ねたまま和の乳房を掴み、優しく揉みながら項や首筋に舌を這わせた。
「今、何時？」
「もう４時半になります」
「じゃあ、行かないと・・・・」
「えぇ、時間って、あるようでないんですね」
「そうね・・・・シャワーを」
「和さん、僕・・・・今日はありがとうございます」
「ほら、早くしないと」
　ふたりは快感で気だるい身体を起こしてシャワーを使い、松永は慌てて衣服を身に着け、お店に向かった。

　初めて自分の中の淫欲を満たした和は、ひとり残った部屋の中で深く心地良い快感の余韻に浸っていた。
（こんなこと、初めて・・・・これがセックスよね・・・・）
　快感を知らなかったわけではないが、自ら求めて楽しむことを覚えた和は、携帯サイトへの登録を決意した。

　翌日、お店に出勤した和は松永の顔を見るのに躊躇いを覚えた。
（何を恥かしがってるの！サイトに参加するのを決めたというのに！）
　そう思い直し、カウンターの中に居た松永に挨拶をした。

「おはようございます！」
「おはよう・・・・」
　松永の方が昨日のことで何とも言えない表情をしていた。
「今日は・・・・」
「夕方までふたりだけだから休憩もひとりずつで、チョッと大変かもしれませんが、頑張ってください」
　ふたりは感情を抑え、事務的な会話を交わしていた・・・・。

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2008.12.24掲載

［35話］／［33話］

秋水さんの他作品（2008.8/20現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』