携帯マル秘人妻サイト

35．

　夕方までの間には必ず来客の無い時間帯があった。
「ふぅ～やっとお客様が引いたわね」
「あぁ、今のうちに少し休憩したら？」
　カウンターの中でふたりは並んで立っていた。

　ガラス張りの店は外から中が良く見えた。
　それでも出入り口に近いカウンターの中と、奥にある小在庫のスペースだけは、お客の目が届かない死角になっていた。
（ここなら外から見えないわ・・・・）
　和は休憩を促す松永の股間をズボンの上から擦った。

「あ、あっ・・・・あふっ、和さん！」
　松永の肉棒は瞬く間に堅く昂った。
「ダメよ！そんなに取り乱しちゃ、昨日は素敵だったわよ！」
「和さんの方が遥かに素敵ですよ！もう夢中で・・・・」
「こうしている分には外からは見えないわ」
「そうですね」

　松永は和に負けじと和のソフトジーンズのボタンを外し、パンティの上から淫唇をなぞるように指で擦り始めた。
「昨日の余韻があって、今日も和さんが欲しくて・・・・」
　淫らな液が滲み出て、すぐにパンティを濡らした。
「はぁ、はぁ、わたしも店長のオチ×チ×が欲しいゎ」
「でも、いくらなんでも、このままじゃ・・・・」
「そうね。すぐに混み始めるし・・・・休憩室や倉庫に行くわけにはいかないから、うん！やっぱり、この奥の収納棚のスペースしか・・・・」
　ふたりは出入り口を気にしながらカウンター内を移動し、一番奥のお客から見えない場所に松永が入った。

　和は上半身だけを乗り出すようにして出入り口を見ていた。
「お客が来れば分かるわ！ああっ、あふっ・・・・て、店長」

　松永は時間を惜しみ、すぐに和のソフトジーンズを引き下ろし、魅力的なラインを描いているお尻をパンティの上から擦り始めた。

　松永は昨日遣り遺したことをすぐに実行した。
　和のパンティを下ろして魅惑のお尻を剥き出しにし、すぐに舌を這わせ始めた。

　松永が和のお尻の柔肉を揉み、擦り、舐め回すと、和は両脚ががくがくと震えた。

「て、店長、ダメよ。立っていられなくなるわ！早くしないとお客が来ちゃうわよ。我慢できるの？」
　和の心配を他所に、松永は和のお尻の感触を堪能し、さらにキツク萎んだアヌスを舐め回した。

「あふっ・・・・店長、そこは・・・・」
「イヤですか？」
「う、うぅん・・・・いぃ、はぁぁ、いぃけど・・・・」
　和はアヌスへの愛撫は昨日の松永が初めてで、何とも言えない心地良さを感じたが、今はそれより早く淫壷に肉棒を挿入して欲しかった。

　松永も時間を気にし素早く肉棒を取り出して和の淫壷に挿入し、腰を小刻みに前後させて挿入を繰り返した。

「あ、あ、あ、あぁぁ、あぁぁ、あぁ、いぃわ～いぃ～いぃ～あ、はぁあっ・・・・・・・・いぃ、イッ、イッ、くぅぅぅ～～～」
　松永が腰を繰り出し始めて１分としないうちに、和は両脚を踏ん張り、お尻を松永の股間に強く圧し付け昇りつめた。
　さらに続けられる松永の責めに、和は30秒もしないうちに再び昇りつめた。
　それと同時に和の淫壷は、松永の熱い精液を受け止めていた。

　翌日は他の従業員に店を任せ、休憩室で10分ほど淫交した。
「和さん、休憩を・・・・僕は今のうちに在庫確認を・・・・」
　そんなことを理由に、ふたりは毎日、淫交を重ねた。

　１週間が過ぎた時、再び店はふたりきりになった。
「今日は、この間みたいに奥で」
「それが・・・・今日はアレが来ちゃって、ダメなの」
「エッ！そうなんですか・・・・」
「フッ、大丈夫よ！わたしが刺激的にしてあげるから」
　そう言うと、和はカウンターの下に潜りこみ、松永のズボンから肉棒を取り出し、しゃぶりはじめた。
「うっ・・・・和さん、お客様が来たら・・・・」
「ふふっ、だから刺激的でしょ！」
　玉袋を片手で揉み肉茎を扱きながら、和は松永の亀頭を舐め回した。

「ううっ・・・・あ、和さん、いぃぃっ、イクッ！」
　松永は僅かな時間で射精感が込み上げ、和の口の中にドクドクと精液を放出した。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・和さん、すみません、僕ばかり・・・・」
「ゴクッ、はっ、ふぅ～～いいのよ・・・・うだ！店長、いい情報があるんだけど」
　和は松永の精液を呑み干し、ティッシュで口を拭いながら立ち上がった。

　和は松永に『携帯マル秘人妻サイト』の話しをした。
「そういうクローズのサイトがあるということで、誘われたの」
「へぇ～じゃぁ、和さんと僕のふたりが登録できるんだ？」
「そうなの。わたしはいろんな男性とするのは抵抗あるけど、店長は前にも人妻には興味があるって言っていたから・・・・」
「あ、えぇ・・・・でも和さんがイヤなら、僕は和さんだけで・・・・」
「ダメよ！わたしだけに囚われていては・・・・若く魅力ある独身の男性なんだから、もっと広く経験しなきゃ」
「でも、それじゃ」
「うん・・・・わたしも思い切ることで新しい自分に出会えるかも？それに予約カレンダーというのがあるらしいので、イヤなら空き日を作らなきゃいいみたい・・・・」
「じゃあ、僕も和さんに予約を入れます！」
「そう！じゃあ、他の人に負けないよう、早く入れてね！」
「僕・・・・和さんのお尻にも入れてみたいなぁ～」
「エッ！お尻に！？・・・・ダメ、わたし経験無いから勘弁して！そうそう、その女性に聞いたけど、お尻もＯＫという女性、結構、居るみたいよ！登録者の中には」
「へぇ～じゃあ、そっちはその女性たちにお願いして・・・・」

　和は松永の為にサイト登録するという形を取ることにした。

（良かったわ！自然な形で登録出来て・・・・さぁ、これからだわ！）
　和は当初の目的通り、サイト参加に成功したのだ・・・・。

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2008.12.27掲載

［36話］／［34話］

秋水さんの他作品（2008.8/20現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
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