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43．

　片岡は奈央子のお尻の引き締まった柔肉の感触を顔全体で味わい、唾液をタップリつけた舌で舐め回し、口唇を圧し当て、両手を両脚の付け根の前に回し、淫部に向けて擦り始めた。
「あ、あぁ・・・・ふぅぅぅ、あぃぃっ・・・・」
　奈央子の口から淫らな声が洩れると、片岡は気を良くしてか、長い舌を柔肉の谷間に這わせた。

　奈央子は夫にも見せたことの無いキツク萎んだアヌスを舐められた。
「うあっ、ああっ・・・・あぃ、ぁふぅぅっ・・・・」

　片岡は両手で奈央子の柔肉をさらに開き、アヌスからその下の淫液で濡れた淫壷の淵を舐め回した。

「あっ、あぁぁぁ・・・・・・・・」
　奈央子は腰から崩れそうになった。
　片岡に支えられ、辛うじて両手でキッチンのシンクの縁を掴んだ。
（あぁぁ、恥かしいゎ！・・・・だけど、ぃぃ、凄くいい！）

　さらに片岡は立ち上がり、チャイナドレスを奈央子の肩から抜き、腰の括れまで引き下ろした。

　ツンと上を向いて形良く膨らんだ乳房が揺れた。
　その乳房の先には小さな蕾のような乳首が硬くなっていた。
　片岡は奈央子の身体を反転させ、コリコリとしたような乳首を舐め上げた。

「あはぁ～っ・・・・」
　奈央子は思わず片岡の顔を自分の乳房に圧し付けた。
（はふっ・・・・ぁぁぁ・・・・）

　片岡は静かに顔を乳房から放し、乳房を揉み、乳首を擦り、全体を舐め回し、乳首を口に含んで舌を絡めるように舐め回した。
「あぁ、あぁ、あ、はぁぁ、ぃぃぃぃ・・・・」
　片岡は自分のズボンと下着を脱ぎ、肉棒を奈央子の下腹部に圧し付けた。

「アッ、ま、待って！」
「今更、もう中止するわけには・・・・」
「うぅん、ここで？」
「イヤですか？後で改めてベッドで・・・・、今はこうしてここで」
「ぇぇ」
　奈央子は立ったままで肉棒を挿入されるのは初めてだった。
（こんな形で入るのかしら？感じるの・・・・？）
　奈央子はあまり抵抗すると経験が浅いのを見透かされると思い、片岡の好きなようにさせようと決めた。

　片岡は奈央子の片脚を持ち上げ、下から肉棒をゆっくり挿入した。
「あっ、ああああっ、あふぅぅぅ・・・・」
　片岡は持ち上げた奈央子の片脚と共に、引き締まったお尻も持ち上げ、空いた手で乳房を揉みながら肉棒を突き上げるようにし、挿入を繰り返した。

「あぁ～あぁ～あっぁああああっ・・・・あいぃ～いぃ～あいっ・・・・あっ・・・・はぁぁ、はぁぁ、ぅあっ、イッ、イクゥ～～ッ！」
　奈央子は片岡の肉棒をキュキュッと小刻みに締め付け、昇りつめていった。
「は、はっ・・・・は、はぁっ、はぁぁ、はぁぁぁ・・・・」
「行橋さん、最高ですよ！」
「行橋さんはヤメテ・・・・奈央子って、あいっ・・・・あはぁ～～っ・・・・」
　大きな快感の波と小さな快感のうねりが交互に押し寄せた。

　片岡は奈央子の身体を反転させて、魅惑的なお尻を引き寄せ、もう一度、バックから肉棒を挿入し直した。
「うわぁあっ・・・・あっ、あっ、あぁぁ、あぁぁあああ～～～」
　片岡は奈央子に両手でシンクを掴ませ、強弱を付け腰を繰り出した。
「あぁ～あぁ～あぁ～あぁぁ・・・・」
　奈央子は頭を後ろに反らして左右に振り、淫らな声を上げ続けた。

　片岡はキレイに萎んだ奈央子のアヌスに、淫液で濡れた人差し指を入れた。
「うぅああっ！・・・・あっはぁぁ・・・・」
　間髪を入れずに、第一関節で浅いところの挿入を繰り返すと同時に、股間を奈央子のお尻の柔肉に圧し付け、腰を回転させた。

「あぁああああ～～～ああっ・・・・あっ、あっ、イッ、くぅぅぅ～～～」
　奈央子は前後の穴がピクピクと震えているのを感じた・・・・。

　奈央子にとって、それは驚異的な体験だった。
　と同時に前後の穴で感じたことで、自分の中の淫らな自分を認識せざるを得なかった。
（こうなると、わたしもただの淫らなオンナ・・・・そうなんだ・・・・）
　奈央子の中でも片岡同様、何かがプツっと切れた。

「行橋、あ、いや、奈央子さん、最高です」
　片岡は肉棒を挿入したままで、奈央子の両方の乳房を掴み上半身を引き起こした。

「あぁっ、ダメッ、はぁぁ、それ以上、動かないで・・・・」
「イヤなんですか？」
「う、うぅん、良すぎて・・・・」
「今の奈央子さんは、いつもとは別人のように魅力的で素敵だ！」
「じゃあ、今までは、お高くて、いけ好かないオンナ？」
「あ、いえ」
「ふふっ、いいの・・・・あぁ、いぃぃ・・・・」
　奈央子は片岡の肉棒の微妙な動きでも、痺れるような快感を感じていた。

　その後、ベッドに移動したふたりは、お互いの性器を舐めあい、貪るように淫らな悦びを求め与え合った。
「良かったわ・・・・」
「僕の方こそ、素晴らしいご馳走をいただいて」
「それじゃ」
「今度はいつ？」
「日中、片岡さんがお暇な時ならいつでも・・・・夜はダメだけど・・・・それと、約束、忘れないでね！」
「エッ！？」
「もぉ～何でもわたしの言うことを聞くって約束！」
「えぇ、勿論です！」
「うふっ、わたしも美味しかったわ！ご馳走さまでした」
　いつになくサッパリとした奈央子の素顔は、その流れるような肢体と共に、片岡を魅了し夢中にさせた・・・・。

　それから10日後、田沼から連絡が入った。
『次の水曜日、13時頃、こちらに来れますか？』
『えぇ、出来たんですか？』
『多分、今週中には・・・・テストもしたいので水曜日ということで。その日は、この部屋、完全にクローズして外とは遮断しますので、お姫様、下僕へのご褒美もお忘れなく！』
『分かったわ！それじゃ、楽しみにしてるわ。それと、覚悟しててね！わたしからの褒美はキツイわよ！』
『喜んで、お姫様の下知に従います。それでは』

　本気なのか冗談なのか分からない会話だったが、奈央子は翌週の水曜日、田沼と会うことにした・・・・。

あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。

2009.1.31掲載

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秋水さんの他作品（2009.2/2現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』