携帯マル秘人妻サイト

44．

　片岡と淫欲に耽った日から丁度1週間後、奈央子は再び片岡のマンションで数時間に渡って淫交した。
「よくお休みが取れたわね？」
「そりゃぁ、奈央子さんと過ごせるなら、頑張りますよ！それに今日は、上下のお口に出させてもらい、感激です」
「丁度、数日後にアレが来る予定だったから・・・・多分、平気よ。だから次に出きるのは２週間後ぐらいだと思うけど」
「えぇ、奈央子さんから声が掛かるのなら、どれだけでも待ちますよ」
「じゃあ、この次はもっと乱れあいましょうね」
「はい。奈央子さんが最高に淫らに輝くように考えておきますよ」
「うふっ、楽しみにしてるわ！」
　奈央子はサイトの登録期限に１人はＯＫだと確信し帰っていった。

　それから２週間ほど過ぎた日、田沼のオフィスに向かった。
（良かったわ！昨日、アレが終わったから、今日は安全日よ！）
　片岡でセックスの味を占めた奈央子は、今日の田沼との時間で、片岡同様、田沼を虜にしようと思っていた。
（ダメならダメでサイトの相手は片岡さんにして、他の男性登録者と次々と楽しめばいいし、もし田沼さんも虜になるようなら、どちらかを選択すればいいわ！）

　この日の朝、夫を送り出した奈央子は丹念に身体を洗い、出かけるための服装を選んだ。
（チャイナドレスは片岡さんの時には効果絶大だったけど・・・・噂の田沼さんが相手だから・・・・）
　奈央子は散々迷った末、清楚な感じのワンピースにした。
（面白みはないけど・・・・いいの！今日はわたしが刺激するから、ウフッ！）

　約束の時刻どおり、奈央子は田沼のオフィスを訪ねた。
『本日はＰＧテストの為、立入厳禁！電話連絡も18時迄禁止！』
　ドアに張り紙がしてあった。
（うふっ！本当にわたしの為に準備したのね・・・・）
　奈央子は沸々と淫らな欲が膨れ上がるのを感じた。

　コンコン！
「ようこそ、我がお姫様！」
　田沼は丁重に奈央子を室内に迎え入れ、ドアをロックした。
「無理を言って悪いわねぇ～」
「今日はまた一段とお美しく清楚な装いで」
「いつもダークスーツと言うわけじゃないのよ。今日は田沼さんの好みに合わせたつもりなんですが・・・・？」
「あっ、そう言われると、益々、お姫様には逆らえなくなりますね！ところでこの部屋は他の部屋と違って、防音、防湿、自動空調と、すべてコンピュータとＰＧ作成の為に完備されているんですよ」
「へぇ～素晴らしいわね！じゃあ、大きな声を出しても外には聞こえないってこと？おぉ～今日は充分に気をつけないと、危ないわね！」
「そうこられると、もう襲えなくなっちゃいますね～」
「うふっ、じゃあ、わたしが田沼さんを襲っちゃおうかしら？」
「はいはい、お姫様、いつでもこの忠実な下僕をお食べ下さい！」
「ウフフフッ、じゃぁ、その前に、ブログの説明を・・・・」
　田沼は得意そうに機能の説明を始めた。

　奈央子は田沼の作ったブログに充分に満足していたが、わざと不服そうな顔をした。

「確かによく出来てるわ！ふぅ～ん、でも・・・・」
「何かご不満でも？」
　田沼は少しムッとした顔で席を立った。

（これからが勝負よ！田沼さん！）
　奈央子は田沼に代わってＰＣの前に座り、操作を始めた。

（うっ！）
　田沼は奈央子の胸元にすぐ視線がいった。

　奈央子は田沼を意識し、わざと胸元が開いて乳房が見えるようにしたのだ。
「この辺りに隠しボタンを設定して・・・・ID/PWで入室を許可させ・・・・ねぇ、秘密の機能を追加して、裏ブログも併設したいわ！」
「エッ！？裏ブログですか？一体、何を・・・・？」
「うふっ、例えば、こんな写真を掲載して・・・・」
　奈央子は意味ありげな笑みを浮かべ、１枚の写真を伏せて置いた。

「見てもいいですか？」
「どうぞ！」
　田沼はゴクッと生唾を呑み込んで写真に手を伸ばした。

「エッ！」
「素敵でしょう？わたしのヌードよ」
「ふぅ～～お姫様、お戯れが・・・・これは赤ん坊じゃないですか！」
「でもウソは言っていないわ！正真正銘、わたしのヌード写真よ！あらぁ～田沼さん、本当に今のわたしのヌードを期待して？」
「エッ、えぇ、そりゃもぅ・・・・」
「ダメでしょ！わたしの忠実な下僕じゃなかったの？」
　奈央子はさり気なく田沼の股間に目を遣った。

　田沼の股間はズボンが張り裂けんばかりに膨らみ切っていた。
（うわっ！本当に大きそう・・・・自信ありげに言っていたけど・・・・）
　奈央子はここで攻勢に打って出ることにした。
「まぁ！下僕のくせにわたしに懸想して！・・・・こんなになって」
　奈央子は田沼の膨らんだ股間を手で優しく擦って言った。

「あうっ！行橋さん・・・・」
　田沼は慌てて股間を両手で覆った。

「行橋じゃない。今日は公私の私だから、奈央子よ！下僕がそんなに大きくしていいの！？ほら、見せてみなさい！この間も約束したでしょ！」
　奈央子はメガネをしていない美麗な顔を敢えてキツイ表情にし、田沼に肉棒を露出させることを強要した。

　田沼は奈央子の心底を図りかねていた。
　冗談なのか？
　本気なのか？
　からかっているのか？
　誘っているのか？
　田沼は判然としないまま、一か八か思い切って肉棒を露呈することにした・・・・。

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2009.2.2掲載

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秋水さんの他作品（2009.2/2現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』