携帯マル秘人妻サイト

65.

　小一時間ほどの間、翔子は夢中になって松岡の肉棒を楽しんだ。
（こんな風に感じることも出来るんだわ・・・・）

　そんな翔子を相手に松岡は再び射精感が込み上げてきた。
　松岡は翔子のお尻を掴んで固定し、小刻みに腰を前後に動かし始めた。
「ああっ・・・・あっ、松岡さん、あ、いっ、いぃっ、あふぅっ・・・・」
　翔子は小一時間の間に何度か小さく昇りつめていた。
　それが松岡の腰の動きで、翔子は大きな淫悦に包まれていった。

　温泉場に着いたふたりはお互いのホテルの予約を取り消し、見知らぬ土地を巡り歩いて楽しんだ。
　無論、その場所場所で、周囲に気づかれないように淫行に耽ったことは言うまでも無かった。

　夕刻を前に、ふたりは新しく宿泊するホテルに入った。
　土地の食べ物を満喫したふたりは温泉に浸って疲れを癒し、部屋に戻って初めて全裸になって絡み合った。

　松岡は翔子の可愛く淫らな行為と肢体、そして具合のいいオマ●コに夢中になった。

「松岡さん、実はお願いが・・・・」
　温泉に浸り松岡の肉棒を弄りながら、翔子は『携帯マル秘人妻サイト』の相手を頼んだ。
「翔子ちゃん、ご主人と離婚したら僕と・・・・」
「それはそれ、わたしもっといろいろと知りたいの。女性としても勉強したいし、覚えることも沢山あるわ！セックスもやっと楽しめるようになったばかりだし・・・・」
　翔子は夫の相沢からの指摘も当然のことだと思っていた。
（松岡さんの奥さんになる前に沢山しなければならないことが・・・・セックスだけが良くても同じことの繰り返しになるし・・・・）
　結婚に夢を失くしたわけではなく、オンナとしても人妻としても成長したかった。

　松岡は翔子の気持ちを理解し、一緒にサイトを楽しむことにした。
　無論、近い将来に一緒になることを確認しあったことは、言うまでも無いことだった。
「ねぇ、この先の方だけで、そのぉ、お尻も・・・・」
「エッ、いいの？」
「うん、初めてだから、痛くしないで・・・・松岡さんに弄られて、凄く気持ちが良かったから・・・・」

　この日、翔子はアナルセックスにも目覚めることになった・・・・。

　杏子は翔子と松岡のサイト登録を受け付けた。
「今度ね、今の登録者はそのままで、別枠を設けようと思ってるの」
「エッ！別枠って？」
「実はもう準備は出来てるんだけど、後は登録者が集まるかどうか？」
「どういうこと？」
　杏子の話しに沙希は首を傾げて聞き返した。
「つまり、今の登録者は一定区域内でしょ！」
「まぁ、登録者が離れてると、いろいろと不便だから・・・・」
「そう！それで、別の地域に一定の区域を設けて」
「新しく別枠で運営するってこと？」
「そうなの！どぉ？」
「いいんじゃない！好評だし、他地域にも沢山居ると思うわ！セックスを楽しみたくても機会が無いという人妻は・・・・」
「でしょう！だから準備してるの。それで新しい地区の運営は沙希さんにやって欲しくて」
「エッ！でもプログラムは」
「あぁ、それはわたしが段取りするから、登録者の方を」
「えぇ、分かったわ！でも、その前に、わたし全員で楽しみたいわ」
「そうね・・・・場所があればね！20人もの男女が淫らになって激しく交われるところがね」
「たまには乱交も刺激があっていいんじゃないかしら？場所もわたし、見当つけてるの」
「そう、じゃあ、そっちも方もお願いするわ！」
　杏子と沙希は現登録者全員での乱交と、新地域の登録者集めを話し合った。

　沙希は杏子と決めた新しい地域の友人のひとりに声を掛けた。
　友人といっても、年齢は沙希より11歳年上の38歳の人妻だった。
　名前は藤原澪子、夫は憲孝と言い42歳で商社勤務、子供はひとり娘の高校一年真奈美との３人家族だった。

「へぇ～面白いことをやっているのね！」
　澪子は沙希から『携帯マル秘人妻サイト』の運営状況を聞き、大いに興味を示した。

「家庭不和を煽るのではなく、セックスを楽しむ機会を多くしたいので・・・・」
「じゃあ、登録者を集めないと開設出来ないわね！？」
「えぇ、それで、澪子さんにお願いしてみようと思いまして」
「フッ、それは正解だったかもね」
「エッ？」
「娘の真奈美も高校生になり、すっかりオンナっぽくなって・・・・もう子供のための人生は終わったって感じ・・・・それで丁度、自分を見つめなおした時、もう38歳だった。あと何年、オンナとして生きていけるのかって？そう思ったら、もう随分と夫とも・・・・」
「ご主人は？」
「一番仕事に打ち込んでいる時みたい・・・・先月からまた出張で、今度はかなり長くなりそうで・・・・」
「じゃあ、引き受けていただけます？」
「えぇ、でも相手を探さないと・・・・」
「それと・・・・澪子さんのお知り合いでサイトに登録出来そうな方も・・・・」
「そうね！それも心がけておくわ！それで、期限は３ヶ月後でいいかしら？」
「えぇ、わたしたちは１ヶ月でバタバタしたから・・・・」
　沙希は自分でも他の知人を当たろうと思ったが、とりあえず、一人目を確保できたことにホッとしていた。

　数日後、澪子は沙希の話しを思い出していた。
（若い時は付き合う男性に不自由したことなどなかったけど・・・・この年齢になると一歩踏み出すのも大変なことだわ。ましてや、家庭を壊すことなんか考えていないし、その上で夫以外の男性とセックスを楽しむなんて・・・・やっぱり無理かも・・・・かといって、このまま年老いるのも・・・・）
　澪子は沙希のサイト登録の話しを受けたものの、どうしていいのか皆目見当もつかなかった・・・・。

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2009.3.23掲載

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秋水さんの他作品（2009.2/2現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』