携帯マル秘人妻サイト

69.

　澪子と文也が淫交を重ねた夜、娘の真奈美が帰宅した。
「真奈美です。兄妹のように、お願いします」
「こちらこそ！ダメな受験生だけど、役に立てれば」
　文也は高校１年の若々しい真奈美の肢体を眺めていた。
（さすがに澪子さんの娘・・・・いい身体してる！）

　そんな文也に気づいてか、澪子はテーブルの下で手を伸ばし、文也の股間の肉棒をズボンの上から強めに掴んだ。

（うぅっ！・・・・わ、分かってます！何もしませんよ！）
　文也は目で澪子の行為に応えていた。

　翌日、ベッドや布団などが届くと、ふたりは部屋の片づけをした。
「うん、これで部屋らしくなったわ。しっかり勉強して合格してね！そうすれば、その後４年間も楽しい日々が送れるのよ」
　澪子はズボンの上から文也の肉棒を弄りながら言った。
「あ、はい！そのつもりです！じゃあ、一緒にお風呂で汗を流して・・・・」
「えぇ、いいわ！でも汗はもう一度掻いてもらうわよ！」
　ズボンの中で堅くなった肉棒を擦りながら、澪子は妖しく微笑んだ。

　浴室でお互いの身体を洗いあった後、澪子はむしゃぶるように文也の肉棒を舐め回した。

「ダ、ダメ・・・・もうそれ以上されると・・・・」
　文也はそのまま射精したい気分だったが堪え、肉棒で澪子を激しく責め、昨日以上の快感を澪子に与えた。

「ねぇ、文也君、わたしのお願い聞いてくれる？」
「えぇ、澪子さんの言うことなら何でも」
「うふっ、じゃあ、実はわたし誘われてるの・・・・・・・・」
　澪子は文也の肉棒を舐め扱きながら『携帯マル秘人妻サイト』の話しをした。
「へぇ～そんなサイトがあるんですか？」
「文也君はわたしの相手として登録するだけでいいのよ！予約カレンダーに空き日を作らなければ、他の人妻からは誘われないわ。文也君のコレは、わたしが面倒みてあげるから・・・・それとも、わたしだけじゃ、不満？」
「と、とんでもない！でも澪子さん、あまりサイトの男性たちに夢中にならないで」
「うふっ、可愛いこと言うわね！分かってるわ！サイト開設はまだ先よ。それまでは文也君に無理させるかも？夫と別れる気も無いし・・・・、わたしはわたしの人生を楽しみたいだけよ」
　その夜、澪子は文也を相手にサイトへの登録を済ませた・・・・。

　文也は予備校に通いながら澪子の家でも真面目に勉強し、気分転換に澪子とのセックスを楽しむ日々を満喫していた。

　澪子は浴室だけではなく、キッチンでも２階のベランダでも、さらには真奈美と一緒に過ごす居間でも文也を求めた。

　文也もそんな澪子に喜んで応えた。
　生きた勉強を肉棒でしっかり学んでいた。
　娘の真奈美が、その後、文也とどうなったかは、澪子も知らなかった・・・・。

　澪子は文也だけでなく、いろんなオトコを欲しいと思うようになっていた。
　文也との淫交には満足していたが、さらなる悦びが欲しくなったのだ。
「沙希さん、わたし、澪子。実は紹介したい女性が居るの！早くサイトを開設したいから紹介するわ！」
「そうですか！それは助かります。それでどんな・・・・・・・・」
　充実した日々を送っていた澪子だが、一日でも早くさらなる淫悦を求め、沙希に知り合いの人妻を紹介した。

　沙希は澪子に紹介された人妻に連絡を取り、サイトの説明のために会うことにした。
「・・・・・・・・と言うことで１ヵ月後に開設しようと思っています」
「安心して楽しみたい時だけ楽しむ・・・・いいわね！やめようと思えばいつでもやめていいんでしょ？」
「勿論です！」
「安心していろんな男性と・・・・でも問題は相手の男の人ね・・・・」
　沙希の勧誘に前向きな姿勢を示したのは、澪子から紹介された前原紫(ゆかり)35歳だった。

　紫の夫はネット会社に勤務するSEで、システム開発のリーダーをしていて、毎日忙しい日々を送っていた。
　結婚して11年、子供がすぐに生まれたこともあり、セックス生活は次第に遠のいていた。
　ひとり息子の健一は小学５年生になっていた。

『紫さん、あなたも年齢を重ねないうちに楽しまないと、すぐに誰も振り向かなくなっちゃうわよ！』
　澪子にそう言われ、サイト登録に興味を持ったのだ。

　艶っぽい澪子に比べ、紫は澪子とは対照的に理知的な顔をしていた。
（そうは言ってもねぇ・・・・どう見ても色っぽい顔じゃないし・・・・スタイルも抜群とまではいかないし・・・・ふぅ～～）
　紫は自宅の姿見の鏡の前で自分の顔や肢体を眺め、大きく溜息をついていた。

　身長160cm、サイズは83・59・85と年齢的には良く思えるが、抜群なプロポーションというわけではなかった。
　顔は小さな卵型で目鼻はハッキリしていて、口元は締まっていた。
　そのため知性的には見えても、艶っぽさは足りないように見えた。
（セックスは特別に好きと言うほどじゃないけど、最近は全くと言っていいほど無いし・・・・たまには思い切り淫らに乱れて快感に浸りたいわ！）

　そんなある日、小学校に通い始めた健一の家庭教師が挨拶に来た。
　中学受験を２年後に控え、家庭教師を頼んだのだ。
「藁科功です。Ｗ大２年の20歳です」
　紫は目の前に座って挨拶をした藁科に胸がドキッとした。
　最近の学生とは違い、素朴な感じがする藁科に、紫は何故か胸がときめいたのだ。

　地味だが顔立ちの整った藁科は、生真面目な学生だった。
「お子さんの健一君は？」
「エッ！あぁ、今日はチョッと・・・・」
「そうですか。出来れば事前に会っておきたかったんですが・・・・」
「藁科さんは、スポーツは？」
「はぁ？えぇ、高校の時は空手を・・・・」
「それでガッシリしてるんですね」
「え、えぇ・・・・」
　藁科は紫の意図が分からず、不可解な表情をしていた・・・・。

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2009.4.4掲載

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秋水さんの他作品（2009.4/4現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』	『ＳＥＸ仕置き人チェリー』