携帯マル秘人妻サイト

70.

　ひととおりの今後の段取りを確認した藁科は帰り支度を始めた。
「アッ、今、コーヒーを・・・・」
「いえ、お構いなく」
「そんなに急いで帰らなくても・・・・わたしのようなオバサンの相手はイヤですか？」
「いえいえ、そんなことは・・・・」
「じゃあ、ゆっくりしていってください。いろいろお話しも聞かせ下されば・・・・」
　紫は訳の分からない理屈を付けて藁科を引き留めた。

　引き留めて何をするという具体的なことは頭に無かった紫だが、コーヒーを淹れながらサイトのことを思い出した。
（藁科さんをサイトの相手に！？相手にするには申し分ないけど、これから先、どうすればいいのか・・・・？）

　紫は考えがまとまらないまま藁科にコーヒーを出した。
「いただきます」
「わたしも・・・・」
「はぁ？」
「いえ、わたしも藁科さんに教わることないかしら？」
「エッ！？」
　紫は意味不明で思いつくがままの言葉を口にした。
「藁科さんのように優秀で逞しい男性なら・・・・」
「エッ！奥さんのような女性に、僕なんかが何も・・・・」
「わたしのような艶っぽくないオンナじゃダメなのね？」
「エッ？」
　話しが噛み合わないことに藁科は戸惑っていたが、紫はそんなことには構わずに話しを続けた。
「わたしって藁科さんから見て、魅力無いですよね？」
「エッ？そんなことは・・・・大人の女性の魅力に溢れていると思います」
「ホント？わたし、もうオバサンだから」
「オバサンなんてとんでもない！若々しく知的で、美人、独身と言っても充分だと・・・・」
「まぁ～藁科さんて、お世辞も言うのね！ありがとう。じゃあ、健一の部屋を案内します」
　紫は藁科を連れ立って２階の健一の部屋を案内した。

　２階の健一の部屋のドアを開けると部屋中にいろんな物が散乱し、足の踏み場もない状態だった。
「すみません！昨日、言っておいたのに・・・・先ずは片づけから徹底させないとダメですね！・・・・今、片付けますから」
　紫は慌てて散らばった本やゲームを集め始めた。

「アッ、僕もお手伝いします」
　何も今片付けることもないのに・・・・と思った藁科だったが、目の前で片付け始めた紫を眺めているわけにもいかないと思った。
（だけど、こうして見ていると、本当に結構魅力的だな・・・・）
　ワンピース姿の紫が前かがみに片付けている姿を見て、藁科は先ほど何気なく言った自分の言葉を思い出していた。

　紫は何となく藁科の視線を感じた。
　振り向いて確認するわけにはいかなかったが、藁科が自分の肢体を興味を持って見ているような気がした。
（チャンスかも！）
　紫は藁科にワンピースの胸元から乳房が見えるように姿勢を変え、さらにワンピースの裾を藁科から見えないようにそっと引き上げ、太腿からヒップラインが見えるようにした。

「け、結構、散らかってますね！」
　藁科が覗きこむような格好をし、上ずった声で話しかけてきた。

（へぇ～効果があるんだ！わたしも結構、捨てたもんじゃないわね！）
　気持ちの持ち方で紫と言う平凡な人妻は、自らを艶のあるオンナに変えていったのだ。
「本当に困った子で・・・・これからご迷惑をお掛けすると思いますが、わたしにできることなら何でもいたしますから、よろしくお願いします」
「（何でも？）いえ、僕の方こそ！（ゴクッ！）」

　藁科は紫との距離を詰め、乳房の谷間が良く見えるようにした。
（へぇ～意外だな・・・・華奢に見えたけどトップとアンダーの差が結構あるんだな・・・・うおっ！乳首までハッキリ見えるよ！）
　藁科は股間を熱くさせ、生唾を飲み込みながら見入っていた。
「本当に結構ですので、後ろの方でお待ちください」
「エッ！？えぇ・・・・」
　藁科はドキッとして紫の後ろの方に下がった。

　その瞬間、藁科は思わず声を上げそうになった。
（ワッ！・・・・いいお尻してる！ゴクッ・・・・太腿も引き締まって・・・・奥さん、分かって無いんだろうな～片付けに夢中になってて。パンティだけじゃなく大事なところまで透けて見えそうだ・・・・）
　お尻を突き上げ片づけをしている紫のパンティが見え、藁科の肉棒はカチカチに堅く昂ぶっていた。

「す、すみません！このベッドの下の本、チョッと手伝ってもらえます？」
「エッ！えぇ」
　藁科はもっと眺めていたかったが、紫を手伝おうと紫の背中越しに手を伸ばした。
「ウワッ！」
　藁科の身体の重みに紫は思わずベッドに上半身をうつ伏せ、その紫の身体を覆うように、藁科は自身を重なねてしまっていた。

「ダ、ダメッ、ダメです！藁科さん・・・・」
　紫は藁科の手が自分の乳房の下になるように圧し付け、わざと大袈裟に声を上げた。

「い、いえ、僕は・・・・」
　藁科は手に紫の柔らかな乳房の感触を感じ、さらに興奮した。

「いえって、この手は！？それに、お尻に何か堅いものが・・・・」
「エッ！こ、これは・・・・いえ、あのぉ、そのぉ」
　紫は手を後ろに回し、藁科のズボンの上から昂ぶった肉棒を掴んだ。
「こ、こんなになって、どういうこと？」
「うっ！あ、それは・・・・」
「・・・・・・・・息子を教育する前に、コレでわたしに何を教えてくれるの？」
　紫は肉棒を掴んだ手の力を弛め、優しく擦るようにした・・・・。

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2009.4.11掲載

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秋水さんの他作品（2009.4/4現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』	『ＳＥＸ仕置き人チェリー』