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91.

　２時間ほどで全てを終えた妙子は、高梨に確認してもらう為に担当表や日程表をプリントアウトした。
（さぁて、見てもらわないと・・・・）
　妙子はプリントを手に高梨の休んでいる部屋のドアをノックした。

　コンコン！
（あれ？応答がないわ・・・・）
　コンコン！
　やはり高梨の応答は無かった。
（寝入っちゃってるのかしら？毎日、忙しいから無理ないわね・・・・）
　そう思いながら、妙子はドアを開いた。

　部屋の中はレースのカーテン越しの光りだけで薄暗かった。
（南向きじゃないから・・・・）
　殺風景な部屋を見渡すと、高梨がベッドの上で眠っていた。
（本当に寝不足だったんだわ。ノックにも気づかないなんて・・・・）
　妙子は高梨の傍まで歩み寄った。
「アッ！」
　妙子は仰向けで眠っていた高梨を見て、思わず驚きの声をあげた。
（ぼ、勃起してるゎ・・・・）

　高梨はジャージの柔らかな股間部分を大きく膨らませていた。
（こんな風にオトコの人のモノを見るのは初めてだわ！）
　妙子は尊敬する高梨を、今、ひとりのオトコとして意識した。
（ゴクッ！・・・・触りたい・・・・）
　妙子は眠っている高梨に気づかれないよう息を殺し、股間の膨らみをそっと包むように手のひらを被せた。
（堅い・・・・コレ、全部がオチ●チ●、ふぅぅぅ・・・・）
　妙子は軽く触れるだけのつもりが、いつの間にか高梨の勃起した肉棒全体を擦っていた。

「うぅぅぅ・・・・」
　高梨が眠りから覚めそうだった。

（ハッ！わ、わたしったら、何をしてるの!？）
　妙子は我に帰り、高梨の股間から手を離した。

　まもなく高梨が目を覚ました。
「ぅぅぅ・・・・ふぅあぁあ～～アッ！妙子さん、終わったんですか？」
　大欠伸した口を慌てて塞ぎ、高梨が妙子に聞いた。
「エッ、えぇ」
「アレ！妙子さん、熱でもあるんじゃないですか？」
「え、いぇ」

　妙子は自分の額や頬に手をあてた。
（イヤだわ、わたしったら、凄く上気してる・・・・ハッ！アソコも）
　妙子は身体が火照っているだけではなく、淫らな場所が潤んでいるのも感じた。
「大丈夫ですか？」
「えぇ」
「それならいいんですが・・・・じゃあ、確認しておきますので、ありがとうございました」
　妙子はまともに高梨の顔を見ることが出来ないまま、帰宅した。

　翌日は今は使われていない自然センターの整備に向かった。
「勿体ないわぁ～近くにこんなにいい施設があるのに」
　妙子は昨日のことは頭の中から消し去って高梨に言った。

「本当ですね。自然の緑に恵まれて・・・・ここを再活用出来るようにして、地域の母子たちに楽しんでもらいましょう」
　小さな森、丘陵の中には、樹木を活用したアスレチックや遊具があり、長い間、使われずに放置されていた。

「でも、ふたりだけでは何日掛かるか分かりませんね」
「今日は僕と妙子さんのふたりだけですが、明日は他の方にも」
「そうですか！それは良かったです」
　妙子は喜びながらフッと思った。
（今日は、高梨さんとふたりだけ。ここは屋外でも密室のような世界・・・・）
　妙子の脳裏に昨日の高梨の膨らんだ股間が蘇り、自然と視線が高梨の股間に向いていた。
（あぁ、バカバカ！まるで欲求不満で、盛りのついたメスみたいだわ）
　妙子は淫らな気持ちを振り払い、施設の整備に着手した。

　先ずは荒れ果てた駐車場のゴミや石ころなどを排除し、その後、遊具などの点検を行なった。
（業者の方にお願いしないとダメだわ・・・・後は、人海戦術ね）
　妙子はとりあえず、全ての点検と整備計画をまとめることにした。
　２時間ほど経過した頃、妙子はゴンドラ型のブランコをチェックしていた。

「ぅわっ！」
　上半身を屈め遊具の中を覗き込んでいた妙子は、ふいに誰かに背後から抱きつかれた。
「た、高梨さん！？」
「妙子さん、そのままジッとしててくれませんか？」
「エッ！？」

　高梨は妙子の突き出されたお尻を抱きかかえるようにして言った。
「昨日、僕のモノを触っていたじゃないですか。だから今日は黙って僕に触らせてください」
「そ、それは・・・・」

　妙子は昨日の自分の淫猥な行為を思い出し、恥ずかしさと興奮でカッと身体中が熱く火照った。

「妙子さんのような素敵な女性があんなことをするなんて・・・・僕が不自由してると思って、慰めてくれようとしたんですか？」
　高梨はスリムのデニムに包まれた妙子のお尻を擦りながら聞いた。

「ち、違うんです・・・・それ以上は聞かないで・・・・」
　妙子は高梨の問いに言葉で応えなかったが、抵抗もしなかった。

　高梨はデニム地に包まれ滑らかにアップしたお尻を擦りながら、もう一方の手で前屈みになった妙子の乳房を、ブラウスの上から掴むようにして揉みしだいていた。

（このまま、ここで？あぁ、こんな白昼の屋外で・・・・してみたい・・・・）
　妙子はゴンドラ型のブランコの手摺りを両手で掴み、高梨の為すがままに身を任せた。

　高梨も妙子の気持ちを察したかのように、妙子のデニムをゆっくりと脱がし始めた・・・・。
　

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2009.7.25掲載

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秋水さんの他作品（2009.7/22現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』	『ＳＥＸ仕置き人チェリー』