携帯マル秘人妻サイト

93.

　妙子は高梨の射精が近いのを淫壷で感じていた。
「あぁぁ、凄っ！イッ、イッちゃうぅぅぅ・・・・はぁ、あっ・・・・ダ、ダメ、中はダメ！今日は危ないの・・・・」
「エッ、それじゃあ・・・・」

　高梨は懸命に射精を堪え、淫壷から肉棒を抜き、小さく萎んだお尻の穴に亀頭をあてがい、そのまま挿入していった。

「うぅぅあああっ・・・・そ、そこは・・・・」
　妙子は突然のアナルセックスに驚いたが、不思議と痛みは感じなかった。
「ぅぅ、凄ぃ・・・・妙子さんのお尻、凄く、いいっ！」
「はぁぁ、いぃわ。イッて！・・・・ぁぁぁ、ぃぃ・・・・」
　妙子はアナルセックスの経験は無かったが、何とも言えない快感を感じていた・・・・。

　均整の取れた妙子の身体だからこそ、その滑らかなお尻を突き刺すように肉棒が挿入された妙子の姿態は、何とも言えない卑猥感に満ちていた。
「はっ、はっ、はっ、はぁぁぁ・・・・妙子さん、お尻、初めて？」
「エッ！えぇ、でも気にしないで、良かったゎ・・・・」
「久し振りだったのに加え、妙子さんの素晴らしい身体に興奮しちゃって、こんなに早く終わっちゃうとは情けない」
「わたしも久し振りで・・・・」
「エッ？」
「うぅん、何でもないです。もう作業は出来ませんね？」
「そうですね。それじゃ、事務所に戻りませんか？」
「えぇ」
　ふたりは快感の醒めない身体で片付けをし、事務所に向かった。

　事務所に着いた妙子は化粧室に入り、屋外で初めての淫猥な行為の後始末をした。

「あのぉ・・・・もし良ければ、お風呂に湯を入れたけど」
　妙子は壁に掛かっていた時計をチラリと見た。
（まだ夕方までには時間があるわ・・・・高梨さん、もう回復したのかしら？もう一度、したい・・・・）
　妙子は高梨の方を向いた。

「高梨さんも？」
「えぇ、僕も汗を・・・・」
「もう流さないんですか？」
「エッ！い、いえ・・・・妙子さんさえよろしければ、もう一度」
　高梨は妙子の衣服を優しく脱がし始めた・・・・。

　高梨は妙子の美麗な肢体と、感度のいい前後の淫穴に夢中になった。

　妙子もまた、高梨の激しくも繊細なセックスに燃え上がり、長く燻っていた淫らな欲が解放され、あらゆる淫交を満喫していった。

　屋内外でお互いの淫らな欲望を満たしあう日々が続いた。
「僕と一緒になりませんか？」
「エッ！・・・・ダメです。わたし、夫を愛しているんです」
「セックスレスなのに？」
「えぇ、確かに高梨さんとのセックスの相性は最高ですが・・・・夫婦はそれだけじゃないことは、高梨さんもご存知でしょ」
「そうですね・・・・」
「そうだわ！これ以上、お互いに埋没しないために・・・・・・」
　妙子は高梨に『携帯マル秘人妻サイト』の話しをした。

「聞いた時は縁が無いと思ってましたが、いかがですか？」
「縛りあわないで楽しみたい時だけ楽しむ・・・・いいですね！」
　ふたりは早速沙希に連絡を取り、サイト登録をした。

　沙希は妙子と高梨のサイト登録を受け付けながら、予感のようなものを感じていた。
（妙子さん、いつかはご主人と別れてしまいそう・・・・それも近い将来に・・・・）
　そうは感じながらも何も言わずに登録を処理し、新しい登録者へのアプローチを続けていた。

　時間というのものは意識の外で過ぎていく。
　人の心もまた同様で、いつの間にか変わっていくものかもしれない。
　そして、何が作用してしまうのかも思いの外である・・・・。

　美穂と洸一にも、そんな見えないものが作用したのかもしれない。
　結婚して３年、洸一30歳、美穂27歳、子供はまだいなかった。

　この日、洸一の仕事は休みで、ふたりでパチスロに興じていた。
「いくら使ってるの？」
「たいしたこと無いよ！美穂はそのままそこで遊んでいろよ」
「洸一はまだあの『赤どん』とかいう台？出てるの？」
「まだだけど、そのうち出るさ」

　美穂は『ジャグラー』という台でノンビリと遊んでいた。
（よく分かんないな・・・・何でこんなのが面白いのかな？）
　美穂は初めて遊ぶパチスロに飽き飽きしていた。
「あれぇ？何かランプが点いた」
　美穂は洸一のところに聞きにいったが、人が変わったようにむきになって台に向かう洸一に、声を掛けられずに戻ってきた。

　台に戻った美穂はBARと書いた黒っぽい固まりを狙って押していたが、「CHANCE」ランプは点いたままで何の変化も起こらなかった。
（分かんないなぁ～多分、何かが揃うと思うんだけど・・・・）

　首を傾げて困っていた美穂に２台間を置いて座っていた男が、美穂の様子を見かねて声を掛けてきた。
「それは『赤７』を狙わないと、いつまでも揃わないよ」
「エッ、そうなの？」
「ほら、そこのランプの色が赤く変わっている。それは赤７の告知。さっきの人、旦那さん？」
「えぇ」
「じゃあ、旦那さんに揃えてもらえばいいよ」
「ダメダメ、赤ドンだかに夢中になってるから」
「赤ドン、波が荒いから嵌んなければいいけど・・・・じゃあ、僕が揃えてあげるよ」
　男は簡単に赤７のBIGを揃え、消化手順を美穂に教えた・・・・。
　

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2009.7.29掲載

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秋水さんの他作品（2009.7/22現在）
『淫香』	『淫蜜』	『サブリミナル』
『サイコ・・・千年王国』	『ＳＥＸ仕置人　ミカ』	『劇団ＩＮ＝イン』
『青春放浪記』	『淫界大迷宮』	『雨宿り・・・』
『実践結婚相談所』	『プロフェッショナルのオンナたち』	『萠・・・その性』
『性春浪人』	『市役所の人妻たち』	『平成の団地模様part1』
『ベビーシッター亜季』	『主婦の中に潜むオンナ・・・』	『性少女・・・Ａ』
『引越しサービス』	『犯す！』	『平成の団地模様part2』
『恵子・・・不惑の時』	『撮られた女』	『哀しくも悦びの・・・性（さが）』
『強姦日記』	『続平成団地模様』	『異次元ＰＯＳＴ』
『妄想と現実の狭間で』	『遠い日の記憶』	『ＳＥＸ仕置き人チェリー』