| 106. 夫以外のオトコとセックスをするなんて、今まで一度も考えたことは無かった。 （流れは、わたしに浮気を促しているみたい・・・・携帯サイトへの誘い、夫の出張、高垣さんからの誘い、自然の成り行きに任せるとしたら・・・・そうね、応えるしかないわ！） 治代は流れに任せてみようと決め、高垣に返信した。 『お誘い、ありがとうございます。立場上、人目に付く場所では会えませんので、できましたら、今度の土曜日の午後、わたしの家で・・・・』 即座に高垣からＯＫの返事が入り、治代は自宅のマンションを高垣に教えた。 そして土曜日が来た。 （あと何時間もしないうちに高垣さんが来る・・・・） いざとなると、妙に落ち着かない治代だった。 早めの昼食を摂り、シャワーで全身を洗い流した。。 （この年齢になって誘われるなんて思ってもみなかったわ。結婚した時に、もう無縁だと思っていたから・・・・） 治代は自分の裸体を改めて鏡に映して見た。 （最近、見てなかった・・・・やっぱり張りが無くなってる？） 乳房やお尻を鏡に映して見た治代は、少し気落ちした。 （ひょっとしたら世間話だけで終わるかもしれない・・・・） 治代は体形がハッキリしないワンピースを着ることにした。 身長162cm、３サイズは85・59・87の治代の肢体は、本人が嘆くほど悪いプロポーションではなかった。 ピンポ〜ン！ 高垣だった。 治代はすぐに高垣を招き入れ、周囲を確認してロックした。 「良かったんですか？自宅に伺って」 「えぇ、主人は来週まで出張してわたしだけなの。それにお互い、オープンには会えないでしょ？」 「そうですね」 治代はリビングのソファに高垣を座らせた。 「コレを」 高垣は買ってきたケーキを治代に手渡した。 「それじゃ、コーヒーでも」 ケーキを受け取った治代はキッチンに向かった。 「役所で見る川口さんも素敵ですが、今日はまた一段と魅力的ですね」 「高垣さん、今日は営業じゃないんですよ」 「いえ、本当にそう感じたんです」 「ありがとうございます。だけど、その川口さんと言うのはチョッと・・・・役所に居るみたいで」 「じゃぁ？」 「治代、そう呼んで下さい」 治代はケーキを皿に移し、コーヒーを淹れ始めた。 「治代さんは本当に20代のように若々しく素敵ですね」 「あら！去年もそんなことを言ってましたよね？役所指定の事務服姿のわたしを見て、そんな風に言うのは高垣さんだけですよ」 「そんなことはないですよ！皆さん、言えないだけで。でも、こうして見てると、後姿も素敵ですね」 「もぉ〜ウソばっかり！体形もハッキリしないワンピース姿なのに」 「ウソじゃないですよ！ちゃんと分かりますよ」 いつの間にか治代の背後に立っていた高垣が、治代の肩から背中を擦りながら言った。 「アッ！た、高垣さん」 「ジッとしててください。ほら、こんなに滑らかで」 背筋から腰、さらにアップしたお尻へと高垣の手が動いた。 「あぁん、ダメッ、コーヒーが淹れられないわ」 「いいですよ。コーヒーより治代さんの方が美味しそう」 ワンピースの上から治代のお尻を擦りながら、高垣は治代の背後に屈み膝をついた。 （ん！ワンピースの下はハダカ？） 擦っていた手にブラもパンティも感じなかった。 （準備万端、整ってるってことか・・・・） 高垣は治代の素肌の脚を足首から太腿まで擦り上げ、ワンピースの裾も同時に捲り上げた。 「ああっ、あふぅっ」 治代の身体が凍ったように堅くなった。 （こんなに早く、もう・・・・） 治代は展開の速さに戸惑いを感じたが、このまま流れに任せたほうが自然だと思った。 高垣は治代のワンピースの中に頭を突っ込んでいた。 （おぉっ、いいお尻してる） 目の前には治代の肉付きのいいお尻が滑らかにアップしていた。 「いぃ、本当に素敵なお尻だ」 「あぁん、ウソ、もう弛んでるでしょ？恥ずかしいわ！」 治代は急に恥ずかしくなり、キュッとふたつの柔肉を引き締めた。 「ウソなんか言いませんよ。ほら、力を抜いて」 高垣は堅く締まった治代のお尻を優しく擦り、太腿の裏側からお尻まで舌を這わせた。 「あぁ、あふっ、ぁぁ、あいぃ〜っ・・・・」 治代は淫らな声を洩らし、堅く締めていたお尻を弛ませた・・・・。 |
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| 2009.8.31掲載 |
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